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【発明の名称】 パチンコ遊技機
【発明者】 【氏名】杉島 紀志男

【氏名】森 圭史

【要約】 【課題】遊技球を貯留する球タンクから球払出装置へ遊技球を誘導する球誘導樋(タンクレール)における塵埃を効率的に排除することができるパチンコ遊技機を提供すること。

【解決手段】パチンコ遊技機10に設けられるタンクレール200内部に第一乃至第三球誘導経路230、240、250を区画形成して設け、その底部には該誘導経路230、240、250内のゴミを流下させるゴミ流下溝271を各々設けると共に、該誘導経路230、240、250を補強するための補強板280を複数備える。前記補強板280の上部には前記タンクレール200の少なくとも下流方向に向かって下降傾斜する傾斜面280a、280bを設け、該補強板280上におけるゴミや埃の堆積を防止する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技球タンクに貯留されている遊技球を遊技球払出装置に誘導する球誘導樋を備えたパチンコ遊技機において、前記球誘導樋には遊技球を遊技球払出装置まで導く球誘導経路が区画形成されて設けられると共に、該球誘導経路の底部には該球誘導経路内のゴミを流下させるためのゴミ流下溝と該球誘導経路を補強する補強板が設けられ、この補強板には前記球誘導経路の少なくとも下流に向けて下降傾斜する傾斜面が設けられることを特徴とするパチンコ遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、更に詳しくは、遊技球を球タンクから遊技球払出装置へと導く球誘導樋を備えたパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりパチンコ遊技機から払い出される遊技球は、該遊技機裏面に設けられる球タンクに貯留される。この球タンクには球誘導樋や屈曲樋、次いで球払出装置等が連接される。そして、前記球払出装置から賞品球や貸し球と称して前記遊技球が払い出されると、前記球誘導樋や屈曲樋にある遊技球は払い出された分だけ流下し、これに伴って球タンクに貯留された遊技球が球誘導樋へと順次導出されていくことになる。
【0003】ここで用いられる前記球誘導樋の構造を図示して説明する。図10は、従来用いられる球誘導樋(以下「タンクレール」という)300の外観斜視図を示し、図11はその上面図を示している。タンクレール300は、三方に立設される壁面(後面壁301、左側壁302、前面壁303及び膨出部303a)によって周囲が形成される。尚、このタンクレール300の内部は全体として下流方向(図10及び図11においては下方向)に向かって下がる傾斜面を構成している。
【0004】前記タンクレール300の内部には第一仕切壁321(上部仕切壁321a、下部仕切壁321b)及び第二仕切壁322が立設され、これによって球誘導経路(第一球誘導経路320、第二球誘導経路330、第三球誘導経路340)が三区画設けられる。つまり、前記第一球誘導経路320は第一仕切壁321と後面壁301から、第二球誘導経路330は第一及び第二仕切壁321、322から、そして第三球誘導経路340は前面壁303及び第二仕切壁322から各々構成される。
【0005】また、前記第一球誘導経路320及び第二球誘導経路330の上流部には第一球検知板350が、そして第三球誘導経路340の上流部には第二球検知板360が各々設けられ、これらは所定の角度範囲で揺動自在に構成される。尚、前記第一及び第二球検知板350、360が設けられる以外の部位においては、タンクレール300の流下端まで球誘導レール370(第一球誘導レール370a、第二球誘導レール370b、第三球誘導レール370c)が各々設けられる。
【0006】前記球誘導レール370は、図12(A−A断面図)に図示するように遊技球の大きさよりも多少大きな幅をもって設けられ、その中央には該球誘導レール370の全長にわたってゴミ流下溝375が備えられる。前記ゴミ流下溝375は遊技球下端部の二点と接触する幅を有すると共に、その底部は空洞形状であり、該球誘導レール370上のゴミや埃は、ここから落下する。更に前記球誘導レール370における下面側からは、前記第一、第二、第三球誘導レール370a、370b、370cを補強する補強板380が備えられる。前記補強板380は等間隔に複数本が備えられ、空洞形状のゴミ流下溝375からは、その上面部分が露出することになる。
【0007】そして前記タンクレール300に遊技球が導出されると、該遊技球は膨出部303aの内側(導出部誘導経路303b)や第一及び第二球検知板350、360上へと落下し、該検知板350、360の傾斜に沿って球誘導レール370へと誘導される。前記球誘導レール370では、遊技球はゴミ流下溝375上を流下し、前記タンクレール300に連接される図示しない屈曲樋へと導出されていくことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパチンコ遊技機においては、球誘導レールの中央に空洞形状のゴミ流下溝が設けられることから、遊技球が流下する部位にはゴミや埃が溜まらないものの、該ゴミ流下溝の下部に備えられる補強板上にはゴミや埃が溜まってしまうことになる。つまり、ゴミ流下溝が空洞形状であることから補強板が露出し、この露出部分にはゴミや埃が堆積しやすくなる。そして、ここで堆積したゴミや埃が遊技球に接触したり、球誘導レールや他装置等に侵入すれば、遊技球の流下が阻害されたり、その他の異常を発生させる要因となる。
【0009】そこで本発明が解決しようとする課題は、球誘導レールのみならず補強板上においてもゴミや埃が堆積しにくく、これによって安定した流下状態が得られるパチンコ遊技機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のパチンコ遊技機は、遊技球タンクに貯留されている遊技球を遊技球払出装置に誘導する球誘導樋を備えたパチンコ遊技機において、前記球誘導樋には遊技球を遊技球払出装置まで導く球誘導経路が区画形成されて設けられると共に、該球誘導経路の底部には該球誘導経路内のゴミを流下させるためのゴミ流下溝と該球誘導経路を補強する補強板が設けられ、この補強板には前記球誘導経路の少なくとも下流に向けて下降傾斜する傾斜面が設けられることを要旨とするものである。
【0011】上記構成を有するパチンコ遊技機によれば、遊技球タンクに貯留されている遊技球を遊技球払出装置に誘導する球誘導樋を備えたパチンコ遊技機において、前記球誘導樋には遊技球を遊技球払出装置まで導く球誘導経路を区画形成して設けると共に、該球誘導経路の底部には該球誘導経路内のゴミを流下させるためのゴミ流下溝と該球誘導経路を補強する補強板を設ける。そして、前記補強板には前記球誘導経路の少なくとも下流に向けて下降傾斜する傾斜面を設けるようにすれば、補強板上にゴミや埃が溜まりにくくなる。仮に溜まったとしても、その表面が傾斜していることから遊技球の流下を妨げる程堆積する前に自重で落下することになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。図1は、本発明の実施形態の一例であるパチンコ遊技機正面図を示したものである。パチンコ遊技機10は、遊技機本体側部を構成する外枠11と前面部のベースとなる内枠12とを備える。そして、前記内枠12の開口部周縁には額縁状の金枠13が嵌められ、その内側には遊技盤14の前面を覆うガラス扉15が設けられる。
【0013】前記ガラス扉15の下方位置には、遊技球を貯留するための上受け皿16と該上受け皿16から溢れた遊技球を貯留するための下受け皿17が縦列して設けられる。この上受け皿16には球抜きボタン18が設けられ、これを操作すると該上受け皿16内の遊技球が下受け皿17に向けて抜き落とされる。又、前記下受け皿17の図中右側位置には、遊技球を発射するための発射レバー20が設けられ、その回動操作量に応じて打球の強さが調整されると共に発射モータの電源が投入される。更に前記発射レバー20には遊技球を単発するための単発スイッチ21が備えられ、遊技状況に応じて使い分けることが可能に構成される。
【0014】このパチンコ遊技機10の一側にはプリペイドカードによる球の貸し出しを行うプリペイドカードユニット30が設置され、その操作は、前記上受け皿16の前面に設けられる球貸し操作部31によって行われる。球貸し操作部31には、プリペイドカードによる球の貸出しを操作する球貸しボタン32、その可否状態を示す球貸しランプ33、カード挿入口からプリペイドカードを排出させるカード返却ボタン34、プリペイドカードの残高表示及びエラー表示を行う度数表示部35等が備えられる。
【0015】そして、前記遊技盤14面のほぼ中央には特別図柄表示装置50が設けられ、その画面には数字やキャラクタ等の図柄が動画表示されると共に、所定の遊技状況の発生に基づいて変動を開始する判定用図柄51(左図柄51a、中図柄51b、右図柄51c)が表示される。この特別図柄表示装置50の真下位置には常時入賞可能な第一始動入賞口52aと、可変翼が開放された時にのみ入賞可能となる第二始動入賞口52bを備える始動入賞口52が設けられ、該始動入賞口52に遊技球が入賞すると前記判定用図柄51が変動を開始する。
【0016】前記始動入賞口52の真下位置には通常は閉鎖されている大入賞口53が設けられ、その内部には該大入賞口53が開放された時にのみ入賞可能となる特定入賞口54が設けられる。又、前記大入賞口53の左右位置には普通入賞口である左落し入賞口60、右落し入賞口61が、その上方位置には左袖入賞口62、右袖入賞口63が各々設けられ、これらの入賞口へ遊技球が入賞すると所定個数の賞品球が払出される。
【0017】また、前記特別図柄表示装置50の周囲には装飾枠体64が設けられる。この装飾枠体64の上部に形成された半円弧形状の装飾枠部には、普通図柄表示装置65が設けられ、「0」から「9」までの数字が7セグメントでもってデジタル表示される。更に、本遊技盤14面には遊技球の落下方向を無作為に変更させたり、その流下速度を変化させる風車やランプ風車、左ゲート66、右ゲート67が設けられ、該ゲート66、67を遊技球が通過すると前記普通図柄表示装置65が変動を開始し、所定図柄が表示確定されると前記始動入賞口52の第二始動入賞口52bが一定時間開放される。
【0018】更に前記始動入賞口52に遊技球が入賞すると、前記特別図柄表示装置50の判定用図柄51が変動を開始し、所定時間(例えば5秒間)が経過すると停止して図柄が表示確定される。ここで確定された図柄の組み合わせが予め設定される所定の組み合わせと一致すると、それまで閉鎖されていた前記大入賞口53が開放され、いわゆる「大当たり」と称される特別な遊技状況が開始されることになる。
【0019】このように、遊技盤14面に設けられる各装置に遊技球が入賞(又は通過)すると諸処の遊技状況が発生する契機となると共に、所定個数の賞品球が前記上受け皿16の左側上部に設けられる球出口70から払い出される。但し、何れにも入賞しなかった遊技球は、遊技盤14面の最下部に設けられる排出口68から遊技盤14の裏面へと排出されることになる。
【0020】図2は、前記パチンコ遊技機10の裏面図である。パチンコ遊技機10の裏面には、各種装置等を取り付けるための裏セット板150が設けられ、該裏セット板150の上方には、図示しない遊技場の島から供給される遊技球を一時貯留する球タンク100が設けられる。前記球タンク100にはタンクレール200が連接して設けられ、該タンクレール200には該レール200上における遊技球の貯留状態を検知する補給スイッチ104(第一スイッチ104a、第二スイッチ104b)が設けられる。前記スイッチ104は、該レール200上に球切れ状態が発生した時に作動し、図示しない遊技場の島から球タンク100に遊技球を供給する。尚、このタンクレール200の詳細については後述する。
【0021】そして前記タンクレール200には、図3に図示するように屈曲樋106が連接され、更に該屈曲樋106はその下流域でもって複数に分かれて各々賞球払出装置108と球貸払出装置110に連接される。前記屈曲樋106には、該屈曲樋106中における遊技球の流下状態を検知して賞球払出装置108及び球貸払出装置110の空動作を未然に防止する空切り防止スイッチ112(第一スイッチ112a、第二スイッチ112b、第三スイッチ112c)が設けられる。
【0022】本パチンコ遊技機10には多様な制御基板が設けられ、これにより遊技盤14面に設けられる各装置等の動作が設定制御される。例えば、遊技機10と外部の各種装置とを接続する外部出力端子114aを含む外部出力端子基板114、前記空切り防止スイッチ112の作動を設定制御する空切り防止スイッチ基板116、更に、前記賞球払出及び貸球払出装置108、110の作動を設定制御するCR賞球払出制御基板118、これらの制御基板の作動を設定制御する主制御基板120等が設けられる。尚、本遊技機10には前記以外にも多数の装置や制御基板等が設けられるが、その図示及び説明については割愛する。
【0023】次に、前記タンクレール200の構造について説明する。図4は球タンク100とタンクレール200が連接され、裏セット板150に取り付けられた状態を示す斜視図であり、図5はその球タンク100とタンクレール200を遊技機裏面側から見た正面図である。
【0024】球タンク100は上部が開口する箱形状を有し、その内部における底面100aは一端方向(図4及び図5中左側方向)に向かって緩やかな傾斜が設けられると共に、該傾斜の終端部には遊技球をタンクレール200へ導出する導出口100bが開口される。この球タンク100に図示しない遊技場の島から遊技球が供給されると、該遊技球は先ず底面100a上に落下して一旦球速が低下し、次いで図6(B−B断面図)に図示するように、該底面100aの傾斜に誘導されて導出口100bからタンクレール200へと導出される。
【0025】一方、前記タンクレール200は、図7(斜視図)及び図8(上面図)に図示するように、前記裏セット板150への取り付け面である後面壁201、遊技機裏面方向から見て左方に位置する左側壁202、そして該後面壁201に平行な前面壁203、及び前方へ向かって膨出した膨出部204によってその周囲が構成される。このタンクレール200の内部底面は、全体として下流方向(図7においては図中手前側方向、図8においては図中下方向)に向かって傾斜を有している。
【0026】前記タンクレール200の内部には、第一仕切壁210(上部仕切壁210a、下部仕切壁210b)と該第一仕切壁210よりも高さを有する第二仕切壁220が設けられ、各々前記左側壁202からタンクレール200の下流終端まで立設される。この第一及び第二仕切壁210、220によってタンクレール200内部は三等分され、遊技球の経路となる第一球誘導経路230、第二球誘導経路240、第三球誘導経路250が区画形成される。
【0027】つまり、前記第一球誘導経路230は後面壁201と第一仕切壁210とでもって構成される。そして、第二球誘導経路240は第一仕切壁210と第二仕切壁220、第三球誘導経路250は第二仕切壁220と前面壁203とでもって構成され、これらの誘導経路は遊技球の大きさよりも僅かに大きい幅を有する。
【0028】前記第一球誘導経路230及び第二球誘導経路240の上流部には、遊技球の重さを検知する第一球検知板211が揺動自在に設けられる。この第一球検知板211は遊技球が載っていないときは上昇した位置にあり、遊技球が載る量に比例して徐々に押し下げられる。そして第一球検知板211が上昇した位置にあるときには、該検知板211上に遊技球が載っていない、つまり、遊技球の供給量が足りないことになり該検知板211の下部に設けられる図示しないスイッチが作動して、遊技場の島から前記球タンク100に遊技球が供給される。
【0029】また、前記第三球誘導経路250の上流部には、遊技球の重さを検知する第二球検知板221が揺動自在に設けられる。そして前記第一球検知板211と同様に、第二球検知板221が上昇した位置にあるときには該検知板221の下部に設けられる図示しないスイッチが作動し、遊技場の島から前記球タンク100に遊技球が供給されることになる。
【0030】そして、前記第一及び第二球誘導経路230、240における第一球検知板211が設けられる以外の部位、更に前記第三球誘導経路250における第二球検知板221が設けられる以外の部位においては、何れも前記タンクレール200の下流終端まで球誘導レール260(第一球誘導レール260a、第二球誘導レール260b、第三球誘導レール260c)が各々設けられる。
【0031】尚、前記球誘導レールは何れの構造も同様であることから、第一球誘導経路230における第一球誘導レール260aを例に説明する。第一球誘導レール260aは、既述したように遊技球の大きさよりも僅かに大きく構成され、その底面は該誘導レール260a内のゴミや埃を流下させる空洞形状のゴミ流下溝271が設けられる。そして、前記球誘導レール260aの中央には一対の球誘導板270が立設されて該誘導レール260aの下流終端位置まで設けられる。
【0032】前記球誘導板270は、図9(a)C−C断面図に図示するように遊技球下端部の二点と接触し且つ該遊技球の最下部がどこにも接面しない高さを有する。そして又、前記第一球誘導レール260aの下面側からは、該誘導レール260a及び球誘導板270を補強するための補強板280が設けられる。この補強板280は、図9(b)側面図に図示するように山型形状を有し、補強板280の中央を頂点として前方向(下流方向)に向かって下降する傾斜面280aと、後方向(上流方向)に向かって下降する傾斜面280bが設けられる。
【0033】尚、前記補強板の傾斜面の形状は平面に限らず、曲面としてもよい。又、傾斜面を複数設けずに、一傾斜面としてもよい。
【0034】また前記補強板280は、一つの補強板280でもって前記第一球誘導レール260aのみならず、第二、第三球誘導レール260b、260cをも同時に補強する。つまり、一つの補強板が各球誘導レールと下面側から直角に交差する位置に備えられ、これをもって各球誘導レールと該各球誘導レールに設けられる球誘導板とを同時に補強することになる。この補強板は前記球誘導レールを補強すべく等間隔に且つ複数本備えられ、そして既述したように、前記第一球誘導レール260aは空洞形状のゴミ流下溝271を有することから、前記補強板280の傾斜面280a、280bは該ゴミ流下溝271から露出することになる。
【0035】このようなタンクレール200に遊技球が導出されると、該遊技球は先ず膨出部204内部や第一、第二球検知板211、221上に落下し、次いで該検知板211、221の傾斜に沿って球誘導レール260(第一、第二、第三球誘導レール260a、260b、260c)へと誘導される。そして、前記球誘導レール260に導出された遊技球は球誘導板270上を流下し、前記タンクレール200に連接される図示しない屈曲樋へと導出されていくことになる。
【0036】つまり、前記タンクレールに導出された遊技球は、その内部底面の傾斜に沿って球検知板、次いで球誘導レールを流下していくことになる。このとき前記球誘導レールにおいては、その底面には空洞形状のゴミ流下溝271が設けられることから、遊技球に付着したゴミや球誘導レール上のゴミや埃が堆積することはなく、これらによって遊技球の流下が阻害されることがない。
【0037】そして又、前記補強板においてもその上部は上流及び下流方向に向かって傾斜する傾斜面を有することから、前記球誘導レールから落下してきたゴミや埃が堆積しにくい。もし仮にゴミや埃が溜まっても、その傾斜面と遊技球が前記タンクレールを流下する際の振動により、自然と落下していくことになる。
【0038】本発明は、上記した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。例えば、球誘導レール及び該レールに設けられるゴミ流下溝及び球誘導板、更に補強板の形状や、その設置場所及び数量等においては適時変更可能である。これによって更に効率的且つ高い効果を得られる遊技機を提供できる。
【0039】
【発明の効果】本発明のパチンコ遊技機によれば、遊技球を誘導する球誘導レールには空洞形状のゴミ流下溝が設けられることから、該球誘導レール内にゴミや埃が堆積されることがない。よって、前記ゴミや埃によって遊技球の流下が阻害されることがなく、該阻害に起因する異常を防止できる。そして補強板においても、その上部には傾斜面が設けられていることから、該補強板の傾斜面にゴミや埃は堆積しにくく、もし仮にゴミや埃が溜まったとしても、その傾斜と遊技球が流下してくる際の振動とによって落下する。そのため、遊技球の流下を阻害する程に堆積する前には流下することになり、安定した遊技球の流下が実施され、遊技球の流下異常や該異常に関連して発生する装置類の故障等を低減させることができる。
【出願人】 【識別番号】599104196
【氏名又は名称】株式会社サンセイアールアンドディ
【出願日】 平成12年6月27日(2000.6.27)
【代理人】 【識別番号】100095669
【弁理士】
【氏名又は名称】上野 登
【公開番号】 特開2002−11191(P2002−11191A)
【公開日】 平成14年1月15日(2002.1.15)
【出願番号】 特願2000−192144(P2000−192144)