| 【発明の名称】 |
遊技装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】菅田 晋也
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| 【要約】 |
【課題】楽しみや興味のバリエーションを増やすことができ、これにより娯楽性の大幅な向上が図れる遊技装置を提供する。
【解決手段】ゲート21に入る玉の数をカウントし、そのカウント値Tが設定値Tsに達したとき、始動用入賞口4を開放する。そして、開放した始動用入賞口4に玉が入ったとき、カラー液晶表示部3で図柄変動の表示を開始するとともに、当たりおよび外れのいずれかを決定する。当たり決定時は、大当たり図柄をカラー液晶表示部3で表示するとともに、大当たり入賞口5を開放する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 玉が打ち込まれる盤面と、この盤面に設けられたゲートと、前記盤面に設けられた第1および第2入賞口と、画像表示部と、前記ゲートに入る玉の数をカウントするカウント手段と、このカウント手段のカウント値が設定値に達した後に前記第1入賞口に玉が入ったとき、前記画像表示部で変動画像の表示を開始するとともに、当たりおよび外れのいずれかを決定する制御手段と、前記当たりが決定されたとき、当たりの旨を表わす画像を前記画像表示部で表示するとともに、前記第2入賞口を開放する制御手段と、を具備したことを特徴とする遊技装置。 【請求項2】 玉が打ち込まれる盤面と、この盤面に設けられたゲートと、前記盤面に設けられた始動用入賞口および大当たり入賞口と、画像表示部と、前記ゲートに入る玉の数をカウントするカウント手段と、このカウント手段のカウント値が設定値に達したとき、前記始動用入賞口を開放する制御手段と、開放した前記始動用入賞口に玉が入ったとき、前記画像表示部で変動画像の表示を開始するとともに、当たりおよび外れのいずれかを決定する制御手段と、前記当たりが決定されたとき、当たりの旨を表わす画像を前記画像表示部で表示するとともに、前記大当たり入賞口を開放する制御手段と、を具備したことを特徴とする遊技装置。 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の遊技装置において、前記カウント手段のカウント値およびそのカウント値と設定値との関係を前記画像表示部での画像表示により報知する制御手段、をさらに具備したことを特徴とする遊技装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、玉を盤面に打ち込んで入賞口に入れる遊技装置に関する。 【0002】 【従来の技術】玉を盤面に打ち込んで入賞口に入れる遊技装置たとえばパチンコ台がある。盤面には複数の入賞口、多数本の釘、多数個のランプ、画像表示部などが設けられており、始動用入賞口に玉が入ると画像表示部で変動画像表示いわゆる図柄変動の画像表示が開始されるとともに、当たりおよび外れのいずれかが決定される。 【0003】当たりが決定された場合には、当たりの旨を表わす大当たり図柄の画像が画像表示部で表示され、続いて盤面上の大当たり入賞口が開放してそこに多数の玉が入賞する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】遊技者の楽しみや興味は、先ずは始動用入賞口に玉を入れることである。始動用入賞口に玉が入って初めて図柄変動の表示が開始され、大当たり入賞口の開放の可能性が生じることになる。 【0005】遊技者にとっては、楽しみや興味の対象がなるべく増えることが望ましい。楽しみや興味の対象が増えれば、遊技者の数が多くなり、遊技装置を設置している店舗にとって売上増が期待できる。 【0006】この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的とするところは、楽しみや興味のバリエーションを増やすことができ、これにより娯楽性の大幅な向上が図れる遊技装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の遊技装置は、玉が打ち込まれる盤面と、この盤面に設けられたゲートと、上記盤面に設けられた第1および第2入賞口と、画像表示部と、上記ゲートに入る玉の数をカウントするカウント手段と、このカウント手段のカウント値が設定値に達した後に上記第1入賞口に玉が入ったとき、上記画像表示部で変動画像の表示を開始するとともに、当たりおよび外れのいずれかを決定する制御手段と、上記当たりが決定されたとき、当たりの旨を表わす画像を上記画像表示部で表示するとともに、上記第2入賞口を開放する制御手段と、を備えている。 【0008】請求項2に係る発明の遊技装置は、玉が打ち込まれる盤面と、この盤面に設けられたゲートと、上記盤面に設けられた始動用入賞口および大当たり入賞口と、画像表示部と、上記ゲートに入る玉の数をカウントするカウント手段と、このカウント手段のカウント値が設定値に達したとき、上記始動用入賞口を開放する制御手段と、開放した前記始動用入賞口に玉が入ったとき、上記画像表示部で変動画像の表示を開始するとともに、当たりおよび外れのいずれかを決定する制御手段と、上記当たりが決定されたとき、当たりの旨を表わす画像を上記画像表示部で表示するとともに、上記大当たり入賞口を開放する制御手段と、を備えている。 【0009】請求項3に係る発明の遊技装置は、請求項1または請求項2に係る発明において、さらに、カウント手段のカウント値およびそのカウント値と設定値との関係を画像表示部での画像表示により報知する制御手段、を備えている。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。 【0011】図1において、1は遊技装置いわゆるパチンコ台の本体で、前面に透明ガラスを備え、その透明ガラスの内側に盤面2を有している。盤面2には、画像表示部たとえばカラー液晶表示部3、特定の条件の下で開放する始動用入賞口(第1入賞口)4、当たり時のみ開放する大当たり入賞口(第2入賞口)5、および常時開放の複数の通常入賞口6などが多数本の釘および多数個のランプと共に設けられている。 【0012】大当たり入賞口5は、開放時、受け皿のように突出して上方から落下してくる玉を効率良く受け入れる機能を有している。 【0013】入賞口4,5,6には、玉Aが入ったことを検知するためのスイッチがそれぞれ設けられている。 【0014】本体1の前面には、上記透明ガラスの下方に、操作ハンドル7、玉受けトレー8、玉収容皿9が設けられている。操作ハンドル7を回動操作すると、玉受けトレー8に収容されている玉Aが1個ずつ、図1に破線で示すように順次に盤面2に打ち込まれる。打ち込まれた玉Aが始動用入賞口4または通常入賞口6に入賞すると、所定数の玉Aが玉受けトレー8に放出される。玉受けトレー8が玉Aで満杯になると、それ以降の入賞に基づいて放出される玉Aは玉収容皿9の方に流れる。玉受けトレー8の玉Aをレバー操作によって玉収容皿9に落とすことも可能である。 【0015】そして、盤面2の所定個所に、玉Aが通過し得るゲート21が設けられている。このゲート21には、玉Aの通過を検知するためのゲートスイッチが設けられている。 【0016】カラー液晶表示部3には、ゲート21における玉Aの通過数(後述のカウント値T)およびその通過数と設定値との関係を複数の球形パターンの選択的な発光によってアナログ表示するための通過数表示パターン22が常時表示されている。 【0017】制御回路の要部を図2に示す。 【0018】制御部11に、ROM12、RAM13、カラー液晶表示部3、各種スイッチ群14、および駆動ユニット15が接続されている。ROM12は、制御用のプログラムおよび各種データを記憶している。RAM13は、データの一時記憶用として機能する。各種スイッチ群14は、入賞口4,5,6への玉Aの入賞をそれぞれ検知するためのスイッチおよび上記ゲートスイッチの集合体である。駆動ユニット15は、本体1の各部を駆動する。 【0019】制御部11は、主要な機能として次の[1]〜[5]の手段を備える。 [1]ゲート21に入る玉の数をカウントするカウント手段。 【0020】[2]上記カウント手段のカウント値Tが設定値Tsに達したとき、始動用入賞口4を開放する制御手段。 【0021】[3]上記カウント手段のカウント値Tおよびそのカウント値Tと設定値Tsとの関係をカラー液晶表示部3における通過数表示パターン22のアナログ画像表示により報知する制御手段。 【0022】[4]開放した始動用入賞口4に玉が入ったとき、カラー液晶表示部3で変動画像(以下、図柄変動と称する)の表示を開始するとともに、当たりおよび外れのいずれかを決定する制御手段。 【0023】[5]当たりが決定されたとき、当たりの旨を表わす画像(以下、大当たり図柄と称する)をカラー液晶表示部3で表示するとともに、大当たり入賞口5を開放する制御手段。 【0024】つぎに、上記の構成の作用を図3のフローチャートを参照しながら説明する。 【0025】盤面2に打ち込まれた玉Aがゲート21を通過すると、ゲート21内のゲートスイッチがオンし(ステップ101のYES)、カウント値Tが1アップされる(ステップ102)。 【0026】カウント値Tの1アップごとに、カラー液晶表示部3における通過数表示パターン22の球形パターンが1つずつ順次に発光する。これにより、現時点までのゲート通過数が何個で、あと何個通過すれば図柄変動表示が開始されるかを、遊技者が一目で的確に認識することができる。 【0027】カウント値Tが設定値Tsたとえば“5”に達すると(ステップ103のYES)、つまりゲート21を5個の玉Aが通過したとき、始動用入賞口4が開放される(始動許容:ステップ104)。同時に、カウント値Tが零にクリアされる(ステップ105)。このクリアにより、次回の始動が準備される。 【0028】開放した始動用入賞口4に玉Aに入ると(始動:ステップ106のYES)、当たりおよび外れのいずれかが決定されるとともに(ステップ107)、カラー液晶表示部3で図柄変動の表示が開始される(ステップ108)。図柄変動表示は、例えば3本の文字列画像が個々に回転して動く表示である。 【0029】外れが決定された場合(ステップ109のNO)、カラー液晶表示部3において選択的にリーチ図柄が表示される(ステップ110)。リーチ図柄の表示は、3本の文字列画像のうち2本の文字列画像が互いに一致する状態に止まり、残り1本の文字列画像は回転を続ける表示である。この表示を見た遊技者は、実際は外れが決定されていることを知らないまま、『当たりますように…』という期待感を抱くことになる。 【0030】なお、図柄変動の表示が開始されると、大当たり入賞口5の連続開放回数いわゆるラウンド数がランダムに選定され、その選定ラウンド数がリーチ図柄の表示に際し、同じ画面上に表示される。例えば、リーチ図柄として、各ラウンド数に応じて異なる複数種の画像パターンが用意されており、これら画像パターンのいずれが表示されたかによって遊技者は選定ラウンド数を認識することができる。 【0031】そして、リーチ図柄の表示後、あるいはリーチ図柄の表示が無いまま、外れの旨を表わす外れ図柄がカラー液晶表示部3で表示される(ステップ111)。遊技者は、この表示を見て、外れであることを認識する。この場合、大当たり入賞口5の開放が禁止される。 【0032】当たりが決定された場合には(ステップ109のYES)、カラー液晶表示部3においてリーチ図柄が表示され(ステップ112)、次に、当たりの旨を表わす大当たり図柄がカラー液晶表示部3で表示される(ステップ113)。この表示を見た遊技者は、当たりであることを認識して大喜びする。続いて、大当たり入賞口5が選定ラウンド数だけ連続して開放される(当たり処理:ステップ114)。 【0033】大当たり入賞口5の1回分の開放は、一定時間が経過したとき、あるいは当該大当たり入賞口5への入賞玉数が一定数に達したとき、終了する。 【0034】以上のように、5個の玉Aがゲート21を通過しなければ、始動用入賞口4を開放(始動許容)しないという条件を加味したことにより、遊技者の楽しみや興味は、先ずはゲート21に5個の玉Aを入れることに注がれる。その次に、始動用入賞口4に玉を入れる楽しみや興味が生じ、その始動用入賞口4に玉Aが入って初めて図柄変動の表示が開始され、大当たり入賞口5の開放の可能性が生じることになる。 【0035】遊技者にとっては、楽しみや興味のバリエーションが大幅に増えることになり、娯楽性の大幅な向上が図れる。店舗にとっては、遊技者の数が多くなり、売上増が期待できる。 【0036】1回分の図柄変動の開始条件について考慮すると、従来は1個の玉Aが始動用入賞口4に入るだけだったものが、本実施形態では5個の玉Aがゲート21に入り、その上で1個の玉Aが始動用入賞口4に入る必要がある。つまり、1回分の図柄変動を開始するのに必要な玉数は6個となり、玉Aの使用量が従来に比べて格段に多くなる。 【0037】当たりが出る確立について考慮すると、玉1個についての当たり確立が従来は例えば1/360であったとすると、本実施形態における玉1個についての当たり確立は1/60に増大する。この当たり確立の増大は、店舗にとっては従来と変わらぬサービスを提供しながら、一方で、遊技者の期待感を高めることになる。 【0038】なお、上記実施形態では、ゲート21における玉Aの通過数をカラー液晶表示部3での画像表示によって報知したが、報知の場所および方法についてとくに限定はなく、遊技者が認識し易い場所および方法であればよい。たとえば、音声での報知も考えられる。ゲートスイッチ21を設ける位置については、盤面2において適宜に選定可能である。ゲートスイッチ21を盤面2のどこに設けるかにより、また複数のゲートスイッチ21を設けることによっても、楽しみや興味のバリエーションを多様に変化させることができる。 【0039】その他、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。 【0040】 【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、楽しみや興味のバリエーションを増やすことができ、これにより娯楽性の大幅な向上が図れる遊技装置を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】396021472 【氏名又は名称】オウミ技研株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年6月29日(2000.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−11186(P2002−11186A) |
| 【公開日】 |
平成14年1月15日(2002.1.15) |
| 【出願番号】 |
特願2000−195965(P2000−195965) |
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