トップ :: A 生活必需品 :: A63 スポ−ツ;ゲ−ム;娯楽




【発明の名称】 バッティングセンターの装飾装置部制御方法、およびそれを使用したバッティングセンター用装飾装置
【発明者】 【氏名】高橋 誠

【要約】 【課題】バッティングセンターに関わるものであって、斬新な雰囲気と新たなサービスの提供を可能にする新規なバッティングセンターの装飾装置部制御方法、およびそれを使用した新規な構造からなるバッティングセンター用装飾装置を提供する。

【解決手段】装飾装置部2の複数の装飾表示板22,28,28の中の特定のもの、および懸賞表示板26,27には、予め圧力スイッチ、および電光表示部24,24を設け、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板22,28,28に飛球が当ったときに、圧力スイッチに連動して特定の電光表示部24,24を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板26,27に飛球が当ったときだけ、花火型電光表示部25が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御したバッティングセンターの装飾装置部制御方法である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも複数のバッターボックスとそれに対応する投球装置都とを設置してなる打撃室を備えたバッティングセンター施設にあって、装飾装置部の複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、それ以外の適所に配置された電光表示部を設け、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すように制御してなるものとしたことを特徴とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法。
【請求項2】 打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列し、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を立設すると共に、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置には、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードその他野球場空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板が適宜配置に組み合わされてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、それ以外の適所に配置された電光表示部を設け、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すように制御してなるものとしたことを特徴とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法。
【請求項3】 飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状となるようにして打撃室を形成した上、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を配した上、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、個々の投球装置は、互いに所定時間差をもって投球作動し得るものとして複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう制御する一方、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、それ以外の適所に配置された電光表示部を設け、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すように制御してなるものとしたことを特徴とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法。
【請求項4】 飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状となるようにして打撃室を形成した上、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を配した上、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、個々の投球装置は、互いに所定時間差をもって投球作動し得るものとして複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう制御する一方、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、それ以外の適所に配置された電光表示部を設け、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、スピーカーからはバッターボックスに向け、少なくとも花火の効果音を所定時間に渡って自動的に放送するよう制御してなるものとしたことを特徴とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法。
【請求項5】 飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状となるようにして打撃室を形成した上、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を配した上、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、個々の投球装置は、互いに所定時間差をもって投球作動し得るものとして複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう制御する一方、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、それ以外の適所に配置された電光表示部を設け、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、該圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出して同所に配されているスピーカーから、少なくとも花火の効果音を所定時間に渡って自動的に放送するよう制御してなるものとしたことを特徴とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法。
【請求項6】 飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状となるようにして打撃室を形成した上、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を配した上、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、個々の投球装置は、互いに所定時間差をもって投球作動し得るものとして複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう制御する一方、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、それ以外の適所に配置された電光表示部を設け、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、該圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出、記憶し、当該打席用投球装置の全投球の終了に連動して出力装置を作動させ、賛美の言葉や賞品の受け渡し等の情報を音声および/または電光表示等によって自動的に通知するよう制御してなるものとしたことを特徴とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法。
【請求項7】 飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状としてなる打撃室を形成し、該打撃室の適所にはスピーカーを適宜設置すると共に、一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列し、バッターボックスとこれに対峙する他方の側壁との間の各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置し、バッターボックスを区画、配列させた側壁に対峙する他方の側壁内側であって少なくともバッターボックスの利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類、看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなる装飾装置部を設け、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、装飾表示板の適所に配置された電光表示部を設けた上、複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう互いに所定時間差をもって投球作動するよう個々の投球装置を制御し、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるよう制御する一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇し、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、スピーカーからはバッターボックスに向け、少なくとも花火の効果音を所定時間に渡って自動的に放送するよう、投球装置ならびに装飾装置部の各部を適宜制御可能な制御装置を設置してなる構成としたことを特徴とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法を使用したバッティングセンター用装飾装置。
【請求項8】 飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状としてなる打撃室を形成し、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に、少なくとも各バッターボックス毎にスピーカーを夫々設置し、バッターボックスとこれに対峙する他方の側壁との間の各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置し、バッターボックスを区画、配列させた側壁に対峙する他方の側壁内側であって、少なくともバッターボックスの利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなる装飾装置部を設け、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、装飾表示板の適所に配置された電光表示部を設けた上、複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう互いに所定時間差をもって投球作動するよう個々の投球装置を制御し、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるよう制御する一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇し、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、該圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出して同所に配されているスピーカーから、少なくとも花火の効果音を所定時間に渡って自動的に放送するよう制御するよう、投球装置ならびに装飾装置部の各部を適宜制御可能な制御装置を設置してなる構成としたことを特徴とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法を使用したバッティングセンター用装飾装置。
【請求項9】 飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状としてなる打撃室を形成し、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共にその適所にはスピーカーおよび必要に応じて電光表示板等の出力装置を適宜設置し、バッターボックスとこれに対峙する側壁との間の各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置し、バッターボックスを区画、配列させた側壁に対峙する他方の側壁内側であって少なくともバッターボックスの利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなる装飾装置部を設け、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチおよび必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、装飾表示板の適所に配置された電光表示部を設けた上、複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう互いに所定時間差をもって投球作動するよう個々の投球装置を制御し、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるよう制御する一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇し、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、該圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出、記憶し、当該打席用投球装置の全投球の終了に連動して前記出力装置を作動させ、賛美の言葉や賞品の受け渡し等の情報を音声および/または電光表示等によって自動的に通知するよう制御するよう、投球装置、装飾装置部ならびに各種出力装置を適宜制御可能な制御装置を設置してなる構成としたことを特徴とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法を使用したバッティングセンター用装飾装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の目的】この発明は、ボールを使用したスポーツを疑似的に体験して楽しむことができるゲーム装置に関するものであって、特に、野球のバッティングを行い、飛球の到達位置に応じて懸賞品を授与することを実現可能とする新規なバッティングセンターの装飾装置部制御方法、およびそれを使用した新規な構造からなるバッティングセンター用装飾装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】我が国にとって野球は、国技の相撲に匹敵する程に深く浸透しており、殆どの男性が、一度はグラウンドや空地で草野球を楽しんだ経験をもっているといっても何等過言ではないといえるが、ゲームをするには1チーム9人を要することとなってメンバーを揃える苦労があったり、プレーするためのグラウンドを見つけ出してはメンバーの都合に合わせて予約をする必要がある等、一通りのゲームを楽しむためには、それなりの手間と時間とが掛ってしまうことから、野球選手が一人で実践的な練習に取り組みたいときや一般個人がゲーム感覚で気軽に楽しみたいとき等の要望に応えるための施設として、以前からバッティングセンターが広く普及してきている。
【0003】人々に広く親しまれているこのバッティングセンターは、打撃室内の一方の側壁内側に区画、配列された複数のバッターボックスを備え、これらバッターボックス毎に投球装置を一基ずつ割り当てて対峙させ、バッターボックスに入った利用者は、対峙する投球装置から連続的且つ間欠的に投球されてくる球をバッターボックスとは反対側に位置する他方の側壁側へ向けて打ち返すようにした施設、設備を兼ね備えていて、利用者にとってある程度の達成感が得られるように、他方の(即ち、利用者がバッターボックスで相対することとなる)側壁内側であって、ホームランの打球軌道に相当すると思われる辺りの高さ位置に幾つかの的を設置し、これらの的に打球が当たったときには、それに相応しい賞品を提供するようにした工夫等が取り入れられてきたが、これらの的に当たったか当たらないかの判定が難しい場合が少なくない上に、常に飛球の行方を監視する係員を置かなければならず、余計な人件費が掛かってしまう等といった不都合があるため、的にセンサーを組み込んで飛球が当たると、これに連動してサイレンがなったり、電光表示する等の表示がなされるようにしたもの等も暫時利用されるようになってきているが、殆ど同時に打たれた複数の飛球では、それらが交錯してしまう現象も頻発し、何の打席からの打球が的に当たったのか判らなくなる事態が生じてしまうこともある等、未だ技術的な課題を残したままになっているだけではなく、こうした類いの的を設置するという工夫だけでは変化に乏しく、興味も薄れていって利用者からも次第に飽きられてしまうこととなって、場合によっては集客力にも影響を及ぼし、施設、設備に投じた資金の回収効率を悪化させる要因の一つになってしまう慮もあった。
【0004】以上のように、従前までのバッティングセンターの施設では、投球装置からの投球を打ち返すことだけに主眼が置かれ、変化に貧しく単調なゲーム内容に終始せざるを得ず、始めの中は熱中できていた利用者からも次第に飽きられてしまって、安定した経営に支障を来してしまい、最悪な場合には施設閉鎖の憂き目に合ってしまうことにもなり兼ねないという実情があることにも鑑み、この発明は、そうした危険性もなく、しかも昨今のテレビゲーム主体の流れに抗して健康的なゲームを楽しめるバッティングセンターの実現化ができないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規なバッティングセンターの装飾装置部制御方法、およびそれに使用する新規な構造のバッティングセンター用装飾装置構造を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
【0005】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明のバッティングセンターの装飾装置部制御方法は、基本的に次のような構成から成り立っている。即ち、少なくとも複数のバッターボックスとそれに対応する投球装置都とを設置してなる打撃室を備えたバッティングセンター施設にあって、装飾装置部の複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、それ以外の適所に配置された電光表示部を設け、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すように制御するようにした構成を要旨とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法である。
【0006】この基本的な構成からなるバッティングセンターの装飾装置部制御方法を、より具体的な構成で示すと、打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列し、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を立設すると共に、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置には、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードその他野球場空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板が適宜配置に組み合わされてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチを組み込むと共に、それ自体に組み込まれるか、それ以外の箇所に離して連動するようにした電光表示部を必要に応じて設けたものとし、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如くした点灯、消灯を順次自動的に繰り返すよう制御してなるものとしたバッティングセンターの装飾装置部制御方法ということができる。
【0007】そして、さらに具体的には、飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状となるようにして打撃室を形成した上、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を配した上、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、個々の投球装置は、互いに所定時間差をもって投球作動し得るものとして複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう制御する一方、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチを組み込むと共に、それ自体に組み込まれるか、それ以外の箇所に離して連動するようにした電光表示部を必要に応じて設けたものとし、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すように制御してなるものとしたバッティングセンターの装飾装置部制御方法となる。
【0008】上記のとおりの構成を基本とするこの発明には、飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状となるようにして打撃室を形成した上、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を配した上、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、個々の投球装置は、互いに所定時間差をもって投球作動し得るものとして複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう制御する一方、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチを組み込むと共に、それ自体に組み込まれるか、それ以外の箇所に離して連動するようにした電光表示部を必要に応じて設けたものとし、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、スピーカーからはバッターボックスに向け、少なくとも花火の効果音を所定時間に渡って自動的に放送するよう制御してなるものとした構成を要旨とするバッティングセンターの装飾装置部制御方法が包含されている。
【0009】同様に、飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状となるようにして打撃室を形成した上、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を配した上、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、個々の投球装置は、互いに所定時間差をもって投球作動し得るものとして複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう制御する一方、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチを組み込むと共に、それ自体に組み込まれるか、それ以外の箇所に離して連動するようにした電光表示部を必要に応じて設けたものとし、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、該圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出して同所に配されているスピーカーから、少なくとも花火の効果音を所定時間に渡って自動的に放送するよう制御してなる構成のバッティングセンターの装飾装置部制御方法も包含する。
【0010】さらには、飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状となるようにして打撃室を形成した上、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に、当該側壁に対峙する他方の側壁内側に装飾装置部を配した上、該装飾装置部と前記バッターボックスとの間であって、各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置してなるバッティングセンター施設にあって、個々の投球装置は、互いに所定時間差をもって投球作動し得るものとして複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう制御する一方、装飾装置部は、少なくとも利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなるものに形成され、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチ、および必要に応じてそれ自体に組み込まれるか、それ以外の適所に配置された電光表示部を設け、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるようにする一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇した上、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、該圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出、記憶し、当該打席用投球装置の全投球の終了に連動して出力装置を作動させ、賛美の言葉や賞品の受け渡し等の情報を音声および/または電光表示等によって自動的に通知するよう制御してなるものとした構成からなるバッティングセンターの装飾装置部制御方法も包含される。
【0011】バッティングセンター施設は、飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等、例えばボールを通過させることのない網目とした網状体等によって所望する面積が囲われてなる打撃室を少なくとも有するものに形成されていれば、新設のもの、既存のものの等の別を問わず、また、投球装置から自動的且つ間欠的に投球されるボールを打ち返したときの打球の飛距離がある程度確保されるものであれば特にその規模に制限はないが、打撃室の一方の側壁内側に区画、配列された複数のバッターボックスに対峙する他方の側壁内側であって、少なくとも打球の届く範囲で、利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を適宜組み合わせた配置で林立させてなる装飾装置部を配してなるものに形成されていなければならない。
【0012】この装飾装置部は、飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにするための側壁であって、バッターボックスに対峙する他方の側壁の一部に組み込まれるようにした構造のものの外、当該側壁よりもバッターボックス寄りとなる内側にそれ用に独立して立設、形成するようにした構造のものであっても差し支えはなく、後述実施例に取り上げてあるように、できるだけ利用者の視界から外れた下方部分に各部用の制御装置その他装置部分が収められ、飛球や風雨等といった外的要素からそれら装置部分が保護されるよう外筐体で覆われてなるものとし、その上方に適宜組み合わせで林立状に配する複数の装飾表示板、懸賞表示板および花火型電光表示板、あるいはスピーカー、照明等からの配線や操作盤等の設置や普段の維持、管理をし易くするよう配慮したものにすると共に、当該外筐体が、その上方に適宜組み合わせで林立状に配することとなる複数の装飾表示板、懸賞表示板および花火型電光表示板を直接的または間接的に支持する基礎構造部分となるようにしたものとするのが望ましい。
【0013】そして、装飾装置部における複数の装飾表示板の中の特定のものや、懸賞表示板および花火型電光表示板には、その適所、即ち飛球による衝撃を最も受け易い箇所に予め圧力スイッチを組み込んでなるものに形成してなければならず、しかも、それらには、飛球の衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動するようにした電光表示部が、それ自体に組み込まれてなるものとするか、それ以外の箇所に離して連動するようにするかしたものとし、圧力スイッチを有する特定の装飾表示板は、それに配してある圧力スイッチが飛球の衝撃を受けて作動し、それに配線してある制御装置を起動させて特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるよう制御されてなるものにする一方、懸賞表示板だけは、飛球の衝撃で圧力スイッチが作動したとき、打ち上げ花火型としてある電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇し、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く点灯、消灯を順次自動的に繰り返すように制御してなるものに形成されていなければならず、望ましくは、花火型電光表示部の点滅、発光に合わせてスピーカーからはバッターボックスに向け、花火の効果音や賛美の言葉や賞品の受け渡し等の各種音声情報を所定時間に渡って自動的に放送するよう制御したものとすべきである。
【0014】各投球装置から各バッターボックスへ向けての投球は、互いに所定時間差をもって投球作動し得るようにして複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう制御し、どの投球装置からの投球による打球で然るべき圧力スイッチに衝撃が加わったかをできるだけ正確に判別し易くなるようにし、仮令、飛球が交錯したとしてもその時間差によって反応した圧力スイッチを割り出し易くすべきであるが、この方式による場合、打席数が多いと各打席毎の次球までの待ち時間を長くしてしまう慮があるため、施設内の打席数が多い場合は、隣接するバッターボックスの適数毎をグループ化してネットやシート等で仕切り、打撃室を幾つかに分割するようにして上記した判別に支障がないようにするか、あるいは、仕切り等を設けず、打席から装飾装置部までの飛球を撮影および一時的に録画可能な撮影装置と、撮影された飛球の弾道を画像処理し、装飾表示板の中の特定のものあるいは懸賞表示板に打球が当たったときに、直前の録画画像に基づき何の打席から放たれた飛球によるものかを画像処理装置の認識、解析によって識別処理するようにするかしたものとすることができる。
【0015】
【関連する発明】上記したバッティングセンターの装飾装置部制御方法に関連して、この発明には、それを使用したバッティングセンター用装飾装置も包含されており、その構成は、基本的に次のとおりのものである。即ち、飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状としてなる打撃室を形成し、該打撃室の適所にはスピーカーを適宜設置すると共に、一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列し、バッターボックスとこれに対峙する側壁との間の各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置し、バッターボックスを区画、配列させた側壁に対峙する他方の側壁内側であって、少なくともバッターボックスの利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類、看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなる装飾装置部を設け、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチを組み込むと共に、それ自体に組み込まれるか、それ以外の箇所に離して連動するようにした電光表示部を必要に応じて設けたものとし、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるよう制御する一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇し、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、スピーカーからはバッターボックスに向け、少なくとも花火の効果音を所定時間に渡って自動的に放送するよう制御してなるものとした構成を要旨とするバッティングセンター用装飾装置である。
【0016】この基本的な構成からなるバッティングセンター用装飾装置を、より望ましい構成のものとして示せば、飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状としてなる打撃室を形成し、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共に少なくとも各バッターボックス毎にスピーカーを夫々設置し、バッターボックスとこれに対峙する側壁との間の各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置し、バッターボックスを区画、配列させた側壁に対峙する他方の側壁内側であって少なくともバッターボックスの利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなる装飾装置部を設け、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチを組み込むと共に、それ自体に組み込まれるか、それ以外の箇所に離して連動するようにした電光表示部を必要に応じて設けたものとし、複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう互いに所定時間差をもって投球作動するよう個々の投球装置を制御し、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるよう制御する一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇し、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、該圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出して同所に配されているスピーカーから、少なくとも花火の効果音を所定時間に渡って自動的に放送するよう制御するよう、投球装置ならびに装飾装置部の各部を適宜制御可能な制御装置を設置してなる構成としたバッティングセンター用装飾装置であるということができる。
【0017】この発明に包含されるバッティングセンター用装飾装置を、更に具体的に示すならば、飛球の反発を減衰させ、同外部への飛び出し等を阻止し得るようにした側壁および天井壁等によって所望する面積を囲い状としてなる打撃室を形成し、該打撃室の一方の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列すると共にその適所にはスピーカーおよび必要に応じて電光表示板等の出力装置を適宜設置し、バッターボックスとこれに対峙する側壁との間の各バッターボックス夫々に所定距離を隔てて対峙した位置に、自動的且つ間欠的に投球し得る所定台数の投球装置を設置し、バッターボックスを区画、配列させた側壁に対峙する他方の側壁内側であって少なくともバッターボックスの利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に、スコアボードや球場周辺の建物類や看板、ネオンサイン等の都市空間を模した複数の装飾表示板と共に、懸賞表示板および花火型電光表示板を組み合わせた適宜配置で林立させてなる装飾装置部を設け、それら複数の装飾表示板の中の特定のもの、および懸賞表示板には、予め圧力スイッチを組み込むと共に、それ自体に組み込まれるか、それ以外の箇所に離して連動するようにした電光表示部を必要に応じて設けたものとし、複数の打席の利用者が異なる時間毎に打撃するよう互いに所定時間差をもって投球作動するよう個々の投球装置を制御し、当該圧力スイッチを有する特定の装飾表示板に飛球が当ったときに、その衝撃で作動するようにした圧力スイッチに連動して特定の電光表示部を自動的に点滅、発光させるよう制御する一方、懸賞表示板に飛球が当ったときだけ、当該圧力スイッチが作動し、これに打ち上げ花火型電光表示部が連動し、地上から打ち上げられて上昇し、中心から放射状に広がるように変化する状態を再現する如く制御した点灯、消灯を順次自動的に繰り返すようにすると共に、該圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出、記憶し、当該打席用投球装置の全投球の終了に連動して前記出力装置を作動させ、賛美の言葉や賞品の受け渡し等の情報を音声および/または電光表示等によって自動的に通知するよう制御するよう、投球装置、装飾装置部ならびに各種出力装置を適宜制御可能な制御装置を設置してなる構成としたバッティングセンターの装飾装置部制御方法を使用したバッティングセンター用装飾装置ということができるものである。
【0018】打撃室は、バッティングによる打球が室外へ飛び出したりすることのないよう飛球との関係で外部から区画され、飛球による影響を打撃室外に及ぼすことなく安全にバッティングを楽しむことができるようにする空間を確保する機能を果たすものであって、天井を含む内側壁面に打球が勢いよく衝突した際にその打球の衝撃力を瞬時に吸収し、不用意な跳ね返りによる飛球の発生を阻止する機能を兼ね備えたものとすべきであり、壁面の内側に面する部分に柔軟に変形可能な合成樹脂製ネットやシート、あるいは発泡ウレタンやゴム板等からなる衝撃吸収素材を配したものとし、同室内の側壁内側に複数のバッターボックスを区画、配列して各バッターボックスの内壁もまた、同様に比較的軟質な素材からなるものとすべきであり、バッターボックスに対峙する側壁内側には装飾表示板を配置し、バッターボックスと装飾表示板との間には、各バッターボックスに設定されたストライクゾーンを目がけて投球する投球装置を設置したものとしなければならず、それら各部の基本的構成は、従前からの既存のバッティングセンターの施設に準ずるものとすれば足りるものである。
【0019】バッターボックスは、打撃室内に複数人の打者が入り、各人が安全に打撃を行うことができるようになる所定広さを有し、実際の野球におけるバッターボックスに相当する雰囲気を作り出す機能を果たすものであり、各区画毎のストライクゾーンから充分に離れた背面側の打撃室壁面に設けられた開閉扉から自由に出入り可能な構造とし、バッターからの飛球が直接あるいはバウンドする等して隣接するバッターボックスに飛び込まないよう構成し、さらに自打球がバッターボックス内壁に跳ね返ることのない構造とすべきであって、打撃室の内壁を形成する合成樹脂製ネットやシート、あるいは発泡ウレタンやゴム板等からなる衝撃吸収素材によって前方以外の周壁および天井を覆い、床面に適宜ホームベースおよびその左右何れか一方もしくは双方にバッターボックスを白線表示すると共に、各バッターボックスの適所にはコインあるいはプリペードカード等を受け付ける領収処理装置や、球種および急速等を選択あるいは調節可能とする調節パネル、ならびに必要に応じてスピーカーや電光表示パネル等を設置することが可能である。
【0020】投球装置は、各バッターボックスの設定された適所に向けて投球する機能を果たすものであり、振りおろし型あるいは対峙するローラーの回転によって送り出し状に投球可能なもの等、従前から公知のものや今後開発されるかもしれない新規なもの等、特にその構造、機構等を問うものではなく、制御装置によって投球時期を適宜制御可能な構造のものとするのが望ましく、できれば制御装置からの信号を受けて複数台設置された投球装置の夫々が起動し、同じ投球間隔で間欠的に投球を繰り返すよう構成され、制御装置からの信号を順次遅らせて送信することにより、設置された全ての投球装置が、時間を異にする投球を行うことができるようにしたものとするのが望ましく、その他、一投毎に制御装置からの信号を受けて作動するよう構成し、制御装置が一台の投球装置毎に投球の信号を送信し、これを順次繰り返し行い、その結果として各バッターボックス毎に時間を異にする投球がなされるよう構成したものとすること等も可能であり、さらに、投球装置のバッターボックスに対峙する壁面にスクリーンを設け、当該スクリーンに適宜映像を映写して打者や観客を楽しませるものとしたり、あるいは対峙する位置からの投球ではなく、バッターボックスの傍らからボールを打ち易い高さに緩やかにトスし、トスバッティングの要領で打撃できるトスマシーンを用いたもの等とすることも可能である。
【0021】出力装置は、制御装置からの制御信号を受けて適宜音声を発生、あるいは文字や画像等を表示可能とする機能を果たすものであり、スピーカーと音声再生装置とを組み合わせたものや、LEDによる表示パネルやブラウン管、液晶画面と画像再生装置等と組み合わせたものを用いることが可能であり、何れも打撃室内の適所に、出力の大きなスピーカーや大画面のものを、全てのバッターボックスから支障なく見聞きできる位置に設置するようにしたり、比較的小型のものを、各バッターボックス毎に個別に設けてなるものとすることが可能であり、制御装置によって全て同一の制御を受ける構造とすることができる外、各バッターボックス毎に個別の制御を受けることができるように構成したものとすることも可能である。
【0022】装飾装置部は、上記した投球装置からのボールを打ち返すゲームを繰り返す利用者が、当該投球装置に相対してゲームを進行させる際に、できるだけ臨場感に溢れ、楽しんでゲームを続けることができるような雰囲気作りと共に、ゲームの進行状況やテレビ映像、各種広告等といった様々な情報を伝達する表示板としての機能を果たすものであり、打撃室においてバッターボックスを区画、配列させた側壁に対峙する他方の側壁内側であって、少なくともバッターボックスの利用者の視界上で投球装置に邪魔されないようにした上方側の適宜位置に配されるようにするものであり、複数の装飾表示板(スクリーン等も包含される。)の外、少なくとも懸賞表示板および花火型電光表示板を適宜配置で林立状に組み合わせてなるものとしなければならない。
【0023】装飾表示板は、投球装置に相対してプレーする利用者の飛球方向前方を装飾して懸賞表示板および花火型電光表示板その他の表示部と相俟って打撃室全体の雰囲気作りに寄与するようにすると共に、広告宣伝等各種情報を提供するための表示部として機能すると共に、距離を伸ばした打球のの到達程度や方向等を知らせ、利用者に練習の成果が伝わって意欲を掻き立てる機能を果たすものであり、球場のバックスクリーンや場外に林立する建築物や看板、ネオンサイン、アドバルーン等といった都市空間を象ったものとした上、更に空や雲、山等の遠景を加えたものとすることができ、少なくともそれらの中の特定のもの、例えば飛距離と方向とを知る上で役立つ所に位置するものや、通常では狙い撃ちするのが難しかったり、逆に狙い撃ちがし易く、景品等を取り易くして興味をそそることができるようにした位置等、様々な目的を課したもの等には、打球の衝突を検知する圧力スイッチを組み込んだものとし、圧力スイッチの作動によって制御装置が起動して当該装飾表示板に変化を生じさせる、例えば、常時は発光あるいは点滅する等した一定の表示になっているものが、圧力スイッチからの信号を受けると、その発光、点滅パターンを自動的に変えて打球の到達程度を利用者が認識できるようにしたもの等とすることができる。
【0024】懸賞表示板は、装飾装置部の一つとして、上記装飾表示板と同様の機能を分担すると共に、距離を伸ばすに相応しい上昇角度で所定の位置に到達した打球に限って、その成果を利用者に知らされるようにする機能を果たすものであり、板面に圧力が加わったのを検知する圧電素子や、板面の変形を検知する歪み検知素子等を用いたり、飛球の衝突による振動を検知する感震機構、あるいは板面の後退によって通電または通電を切断する等して打球の衝突を検知する構造等を適宜応用してなる圧力スイッチを組み込んでなるものとしなければならず、それら圧力スイッチによって飛球の到達を検知した事実は、制御装置を起動させることとなって、懸賞表示板そのものに電気的および/または音声的な変化や機械的な変化が生じ、利用者は勿論のこと、周囲の人々に対しても、プレーの成果が知らされると共に、それに相応しい懸賞の内容や賞賛の言葉や音楽、映像等が提供されるようにしたものとしなければならず、そのデザインについては特に限定されるものではなく、単純な円形、楕円形、多角形等としてその中にホームラン賞、場外ホームラン賞、三塁打賞、二塁打賞、タイムリーヒット賞等、賞の目的に適った文字表示をしてなるものとしたり、あるいは球場のバックスクリーンや場外に林立する建築物を象ったもの、またはその一部をそれに充当したものとすることができ、それ自体が外観上に変化を来すと共に、圧力スイッチからの信号を受けて制御装置が起動してその他の部分にも変化を生じさせるようにしたり、ホームラン賞や場外ホームラン賞に限っては、次に説示する花火型電光表示板が連動して発光、点滅パターンを自動的に変えてしまうようにしたものとすることができる。
【0025】花火型電光表示板は、同じく装飾装置部の一つとして、上記装飾表示板や懸賞表示板と同様の機能を分担すると共に、特別な位置に到達した打球に限ってその成果が利用者等に知らされ、施設所有者は勿論のこと、周辺の人々からも賞賛が得られるようにする上で相応しくなるよう、特定の制御装置からの信号を受けたときに限って打ち上げ花火が打ち上げられた様子を再現するよう順次点灯と消灯とプログラムどおりに繰り返すようにする機能を果たすものであり、地上から上空へ順次点灯した後に、所定高さに達した上空の一点から放射状となるよう広がり、順次点灯と消灯とを行い必要に応じてこの動作を複数回に渡り繰り返す構造とすることが可能であり、複数色の電球またはLED等が発光するものとし、飛球の衝突にも耐え得るよう、透明で硬質または軟質なカバーその他防護壁によって保護されたものとすべきである。
【0026】制御装置は、特定の装飾表示板および懸賞表示板、あるいは何れか一方の圧力スイッチの入力を受けると、花火型電光表示板を発光させると共に、スピーカーを通じて花火の効果音を所定時間に渡って自動的に放送する機能を果たすものであり、同時に観客の歓声や場内アナウンス等の音声を放送する制御を行うことが可能な外、前記表示板の圧力スイッチの入力を受けた後に花火型電光表示板を発光させ、さらに圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出して、同所に配置されたスピーカーを通じて花火の効果音を自動的に放送するものとしたり、また圧力スイッチから入力があった後に花火型電光表示板を発光させ、圧力スイッチが作動する直前に投球が行われた打席を検出、記憶して当該打席用投球装置の全投球の終了に連動し、同所に配置されたスピーカーを通じて花火の効果音を自動的に放送するものとしたり、あるいは打席付近に設けられた電光表示部に賛美の言葉や賞品の受け渡しに関する情報を通知するよう制御する構造とすることができ、投球装置や料金領収装置の管理等も含めて統括的に制御するよう構成することもできるものであって、リレー回路を適宜組み合わせたものとすることができる外、所要の制御系を記憶させたマイクロコンピュータやパーソナルコンピュータに、必要があればルーターその他の適宜ハードウェアを接続する等して最適な制御をすることができるようにしたものとする。以下、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
【0027】
【実施例】図1の装飾装置部の正面図、図2の装飾装置部の平面図、図3の装飾装置部の側面図、図4の打撃室の平面図、図5の制御回路の概念図および図6の花火型電光表示板の発光順序の正面図に示される事例は、バッターボックス11,11,……とは反対側となる打撃室1側壁内側であって、投球装置14,14,……の後方となる位置に装飾装置部2を設置した、この発明の基本的な構成を兼ね備えたバッティングセンターの装飾装置部制御方法を使用したバッティングセンター用装飾装置の代表的な一実施例を示すものである。
【0028】打撃室1は、図4に示すように、幅、奥行き共に25m前後のものとし、一方の側壁内側にネットの仕切りによって仕切られた7個の打席11,11,……を区画、配列し、これらのバッターボックス11,11,……に対峙する打撃室1他方の側壁内側には、その略全幅に渡り、後述する構造とした装飾装置部2を配置し、バッターボックス11,11,……と装飾装置部2との間には、各バッターボックス11,11,……毎に、所定距離離れた位置に対峙する7台の投球装置14,14,……を設置したものとしており、その天井部が水平状あるいはバッターボックス11側から装飾装置部2側に向けて次第に高くなるよう傾斜状に設定され、何れの場合も装飾装置部2付近で少なくとも10m前後を確保するよう構成したものとし、側壁内側および天井下側に飛球を柔軟に受け止める合成樹脂製のネットを緩やかな状態に張り付けたものとしており、各バッターボックス11,11,……の適所には、夫々利用者がプリペードカードを処理する領収装置12ならびに出力装置としてのスピーカー13を設置し、また、各投球装置14,14,……を互いに時間を異にして投球するよう、これら各種装置を、後述する制御装置である制御板3が統括的に制御する構造としている。
【0029】装飾装置部2は、図1〜図3に示すように、投球装置14,14,……に相当する程度の高さに設定された設置用ベース21を有し、その上部前方に球場内のスコアボードを表示する装飾表示板22を配置すると共に、上部後方には天井付近の高さに設定され、飛行船や飛行機等を表示した背景板23を立設し、幅方向中央の最高位置付近にホームラン賞およびスポンサー賞と表示された電光表示部24,24を設け、さらにそれに隣接する付近には花火型電光表示板25を設置したものとなっており、該スコアボード22と背景板23との間には、該スコアボード22より高く、背景板23よりも低くして各表示部24,24や花火型電光表示板25を避けた配置とされ、球場に隣接するビルの看板を想定した形状であり、賞品を提供するスポンサーAを表示する懸賞表示板26や、バックスクリーンを模した形状であってそのスクリーン部分に賞品を提供するスポンサーBを電光表示する懸賞表示板27、および球場に隣接するCD、VIDEO店やカラオケ店のネオンサインを模した特定の装飾表示板28,28等が各種、適宜位置に林立するよう設置されたものとしてある。
【0030】これら各懸賞表示板26,27,28,28は、何れもその板面部分背部と支持構造部分との間に、図示しないセンサー板からなる圧力スイッチを設けると共に、個々の圧力スイッチが作動すると、圧力スイッチが作動した懸賞表示板26(,27)または特定の装飾表示板28(,28)の板面部分表面側の略全面部に設置された電光表示部に、図5中に示す電源4からの電流を供給して自動的に点滅、発光させるリレー回路を組み込んだものとした上、各圧力スイッチであるセンサー板を制御装置の働きをする制御板3に接続し、懸賞表示板(スポンサーA)26、懸賞表示板(スポンサーB)27の圧力スイッチが作動した場合には、スポンサー賞と表示された電光表示部24に所定時間に渡って電流を供給して点滅、発光させ、また特定の装飾表示板(CD、VIDEO店やカラオケ店のネオンサイン)28(,28)の圧力スイッチであるセンサー板が作動したときには、これに連動してホームラン賞と表示された電光表示部24を所定時間に渡って点滅、発光させるよう自動制御するものとなっている。
【0031】さらに、当該制御板3は、懸賞表示板(スポンサーA)26、懸賞表示板(スポンサーB)27および特定の装飾表示板(CD、VIDEO店やカラオケ店のネオンサイン)28(,28)の中の何れかの圧力スイッチが作動した際に、花火型電光表示板25が、図6の矢印で示すように、順次発光、消灯を行い、これを所定時間複数回に渡り繰り返すように制御すると共に、全打席11,11,……のスピーカー13,13,……を通じて花火の効果音を放送した上、当該圧力スイッチが作動する直前に投球を行った打席11および懸賞の種類を記憶し、当該打席11の全投球を終えた時に、該当する打席11のスピーカー13だけを通じて称賛を意味する楽曲と言葉とを放送した後、懸賞表示板(スポンサーA)26、懸賞表示板(スポンサーB)27、特定の装飾表示板(CD、VIDEO店やカラオケ店のネオンサイン)28(,28)の中、何れか該当する懸賞品や受け取り手続き等の賞品の受け渡し情報を放送するよう制御する構造となっている。
【0032】
【作用】以上のとおりの構成からなるこの発明のバッティングセンターの装飾装置部制御方法を使用したバッティングセンター用装飾装置は、利用者が打撃室1の外で予めプリペードカードを購入し、自由に選んだ図4のバッターボックス11に入り、当該バッターボックス11に設置された領収装置12にプリペードカードを介して1プレー分あるいは複数回プレー分の支払いを行うと、領収装置12を通じて入金の確認を行った制御板3が、該当するバッターボックス11に対峙する投球装置14に、他の投球装置14,14,……とは時間を異にして投球するよう制御を行い、これを受けた当該投球装置14は、1プレー分あるいは複数回プレー分の支払いに応じた回数分の投球を一定時間に渡って開始することとなり、投球間隔を同一に設定された上、投球の開始時間を区別されたことにより、複数台の投球装置14,14,14,……は、互いの投球時間の全てが不一致となるように制御されることとなる。
【0033】利用者がバッティングを行う中に、何打目かの飛球が、図4中の投球装置14,14,……を越えて装飾装置部2に達し、図1の懸賞表示板(スポンサーA)26に衝突すると、当該懸賞表示板(スポンサーA)26の圧力スイッチが作動し、これに連動して懸賞表示板(スポンサーA)26自体の発光表示部を点滅、発光させ、さらに、図5に示すように、圧力スイッチであるセンサー板の信号を受けた制御板3が電光表示部(スポンサー賞)24を点滅、発光させると共に、花火型電光表示板25を図6の矢印の順に点灯と消灯とを所定時間に渡り繰り返し、全打席11,11,……に設置されているスピーカー13を通じて花火の効果音を花火型電光表示板25の点滅時間と略同じ所定時間に渡って放送するよう制御した上、当該制御板3は、圧力スイッチが作動した直前に投球を行った投球装置14に対峙する打席11、ならびにこの打席11の利用者が懸賞表示板(スポンサーA)26のスポンサーA賞を獲得したことを一時的に記憶し、該当する打席11に対する全投球を終了した後に、当該打席11に設置されているスピーカー13のみから、称賛を意味する楽曲や言葉、およびスポンサーA賞の受け渡しに関する情報等を放送するよう制御することとなる。
【0034】また、懸賞表示板(スポンサーB)27に飛球が当たった場合のスポンサーB賞に関しても、同様の手順に従って自動的に制御されるものであり、また、飛球が特定の装飾表示板(CD、VIDEO店やカラオケ店のネオンサイン)28(,28)に当たったときには、それら何れかの圧力スイッチの信号を受けた制御板3が電光表示部(ホームラン賞)24を点滅、発光させると共に、花火型電光表示板25を図6に示す順序で発光と消灯とを所定時間に渡り繰り返し、全打席11,11,……のスピーカー13,13,……から花火の効果音を放送すると同時に、何れの打席11がホームラン賞を獲得したかを記憶し、該当する打席11の全投球が終了した後に、当該打席11に設置されたスピーカー13のみを通じ、称賛を意味する楽曲や言葉、およびホームラン賞の受け渡しに関する情報等を放送するよう制御するものとなる。
【0035】
【効果】以上のとおり、この発明のバッティングセンターの装飾装置部制御方法によれば、飛球が装飾装置部を構成する特定の装飾表示板や懸賞表示板に当たったときに、当った表示板自体や、それに対応する電光表示部等が自動点滅し、これに連動して花火型電光表示板が自動的に点灯、消灯を繰り返すと共に、花火の効果音も放送されるようにすることができてその場の雰囲気を大いに盛り上げるという演出効果が得られることになるため、利用者には勿論のこと、周囲の人々に対しても飛球が特定の装飾表示板や懸賞表示板に当ったことを明確に知ることができ、利用者は、自らが行った打撃の成果によって強い達成感を味わうことができると共に、周囲の人々にとっては賞賛と共に自らの励みとなって競争心を掻き立てられ、プレーに一層熱中する気を起こす切っ掛け作りになることから、従前までのこの種施設では味わうことができなかった興味が湧き、バッティングプレーを楽しむ人々に好評を得て施設が大いに賑わい、経営を安定させるという秀れた効果が発揮されるものとなる。
【0036】また、全ての投球装置からの投球を互いに所定時間差をもって投球作動するように制御するようにしたものによれば、施設が賑わって同時に二人以上の利用者がプレーをして、それらの複数の利用者によって放たれた複数の打球が交錯したとしても、各利用者の打撃の瞬間がずれる結果、装飾装置部に達する程の勢いのある飛球の飛び方の順序が逆転してしまう可能性は殆ど皆無と考えて差支えないことから、一球毎の飛球が何の打席から放たれたものかを正確に識別することができることとなって、飛球の交錯といったトラブルが無く、懸賞品の受け渡しも円滑に行なわれ、ゲームに対する信用を失うことがなく、バッティングセンターとしての評価が上がって集客効果を高め、継続的な利用者の確保に大いに威力を発揮するものになる。
【0037】一方、この発明のバッティングセンター用装飾装置によれば、バッターボックスに立った利用者の視野の前方となる打撃室側壁の内側に、球場バックスクリーン側と場外に林立する建築物等都市空間その他とをイメージした装飾装置部を設置したものとなり、利用者は、打撃技術の上達に伴い、スコアボードを越えた打球が場外ホームランになる醍醐味を味わうことができる上、飛球が特定の装飾表示板や懸賞表示板に当たったときには、花火型電光表示板が打ち上げ花火が打ち上げられる様子を再現すると共に、花火の効果音が放送されることから、プロ野球の選手にしか体験できないような演出でスタジアムの華やかさと臨場感とを楽しむことができるバッティングセンターを実現できるという秀れた特徴が得られ、しかも、飛球が特定の装飾表示板や懸賞表示板に当たった直前に投球が行われたバッターボックスを自動的に認識し、その打席に設置された出力装置を通じて賛美の言葉や懸賞品の受け渡しに関する情報を伝えるように構成したものとすることもでき、別の利用者に誤って賞品を受け渡してしまうようなトラブルを確実に回避して利用者からの信頼を勝ち得、施設経営の安定化に大いに貢献することになるという利点も得られることになる。
【0038】特に、実施例に説明したバッティングセンター用装飾装置は、上記した特徴に加え、装飾装置部2が、スコアボードを表示する装飾表示板22を手前側に配置し、所定寸法を置いた後側にホームラン賞およびスポンサー賞の電光表示部24,24や、花火型電光表示板25を有する背景板23を立設し、その前後間に懸賞表示板26,27や特定の装飾表示28,28を適宜林立するよう配置し、奥行きの有る構造としたことにより、飛球の行方を追う楽しみが増すと共に、利用者が欲しい懸賞品の懸賞表示板26(27,28)、あるいは特定の装飾表示板(CD、VIDEO店やカラオケ店のネオンサイン)28(,28)を狙って打撃を行い、うまく目的の標的に当てることができれば、さらに強い達成感を味わうことができる上、希望する賞品を獲得することができるという複合的な楽しみ方ができるものとなる。
【0039】加えて、各懸賞表示板26(27,28)や特定の装飾表示板(CD、VIDEO店やカラオケ店のネオンサイン)28(,28)に、各種飲料や食品その他のメーカーやCD、VIDEO店、カラオケ店等の提供を受けて実際の広告塔となし、それらスポンサーからの懸賞品の提供も受けることができるようにしてあることから、各スポンサーは、バッティングセンターに訪れた人々に効果的な宣伝を行うことができるという効果が得られことになり、しかも各スポンサーが次々と表示板の入れ替えや懸賞品を新製品に変えてその都度効果的な宣伝をすることが可能になる上、装飾装置部2が継続的に一新されることとなり、利用者を飽きさせず常に新鮮な印象をもった利用をすることができ、バッティングセンターの経営者にとっては、設備投資や懸賞品の負担を大幅に軽減して経済的な経営をすることができることとなって、利用者に掛かる負担を極力軽減化することも可能になり、永続的に顧客のニーズに応えることのできる秀れたバッティングセンターの運営を実現可能にするという実利的な効果が得られるものとなる。
【0040】叙述の如く、この発明のバッティングセンターの装飾装置部制御方法、およびそれを使用したバッティングセンター用装飾装置は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも装飾装置の構造も比較的簡単で経済的なものとすることができる上、飛球の行方を確認するための監視員の導入が不要となり、管理作業の効率自体も大幅に高めることができることとなって、経費の削減を確実に達成可能にすることから、施設利用料を押さえた永年に渡る利用を可能にすると共に、バッティングセンターの安定した経営を実現可能とすることができ、したがって、この種施設の維持、管理に苦労するゲーム業界においては特に高い評価がなされることになると共に、利用者からも好評を得て広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
【出願人】 【識別番号】501019686
【氏名又は名称】アムゼ株式会社
【出願日】 平成13年5月31日(2001.5.31)
【代理人】 【識別番号】100083437
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 實
【公開番号】 特開2002−355350(P2002−355350A)
【公開日】 平成14年12月10日(2002.12.10)
【出願番号】 特願2001−165534(P2001−165534)