| 【発明の名称】 |
ゴルフバッグ |
| 【発明者】 |
【氏名】ゲイリー イー ケラー
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| 【要約】 |
【課題】ゴルフバッグにおいて管状の本体の形状を保持するステーを容易に設置しまた取り外し可能とする。
【解決手段】ゴルフバッグ(10)は管状の本体(14)を有し、その開口上端内に配置されるスロート構造(18)の開口部(26)は、開口部分(40)と上端が閉じたオフセット部分(42)とに分割されている。ステイ(50)は開口部分(40)に挿入される。ステイ(50)の上端はリテイナクリップ(60)をスロート構造(18)を開口部分(40)に取り付けることでオフセット部分(42)内に保持され、リテイナクリップ(60)を開口部分(40)から取り外すと取り外すことができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 開口した上端と閉じた下端とを有するほぼ管状の本体、前記本体の開口した上端の中に配置されたスロート構造、該スロート構造はその中を貫くように長手方向に形成された開口部を有し、該開口部は開口部分とオフセット部分とに分割されており、前記オフセット部分がその上端において閉じられていて開口部分の側方に配置されている;前記スロート構造の開口部の中へ延びていて前記管状の本体の内部に長手方向に配置された細長いステイ、該ステイの上端は前記スロート構造の前記開口部の中で前記開口部分と前記オフセット部分の間で可動である;及び前記スロート構造の前記開口部に取り外し可能に取り付けられるリテイナクリップ、該リテイナクリップは、前記ステイの上端を前記オフセット部分に保持するが、前記スロート構造の前記開口部から取り外すと前記ステイの上端が前記開口部分と前記オフセット部分の間で可動になる、を有するゴルフバッグ。 【請求項2】 前記管状の本体の内部にスリーブを有し、該スリーブの中を前記ステイが通っている請求項1記載のゴルフバッグ。 【請求項3】 前記本体の閉じた下端の近傍にポケットが形成されており、前記ステイの下端が前記ポケットの中に受容される請求項1記載のゴルフバッグ。 【請求項4】 前記管状の本体がその開口した上端と閉じた下端との間を延びるスパインを有し、前記ステイがこのスパインとほぼ平行に配置されている請求項1記載のゴルフバッグ。 【請求項5】 前記管状の本体が、前記開口した上端と閉じた下端との間を延びるスパインをその一方の側に有し、さらに前記管状の本体の内部に設けられたスリーブと、前記本体の閉じた下端に近接して配置されたポケットを有し、前記スリーブと、前記ポケットと、前記スロート構造の開口部の位置が揃えられていて、前記ステイが前記スリーブと前記ポケットと前記スロート構造の開口部の中に位置していて前記スパインとほぼ平行に配置されている請求項1のゴルフバッグ。 【請求項6】 前記スロート構造が、いっしょになって前記スロート構造の開口部を形成する外壁と内壁と一対の側壁とを有する請求項1記載のゴルフバッグ。 【請求項7】 前記スロート構造が突部を有し、この突部が前記外壁から前記スロート構造の前記開口部の中へ延びていて該開口部をその前記開口部分と前記オフセット部分とに分割するとともに前記オフセット部分の上端を閉じている請求項6記載のゴルフバッグ。 【請求項8】 前記突部が前記スロート構造の上面より下方に配置されていて、前記スロート構造の開口部の上端に凹状座部を提供している請求項7記載のゴルフバッグ。 【請求項9】 前記リテイナクリップが、前記スロート構造の前記開口部の上端における前記凹状座部に嵌合するような形状を有する台座と、前記台座から下方へ延びて前記ステイの上端を前記スロート構造の前記開口部のオフセット部分の中に保持する固定レッグと、この固定レッグと離間して前記台座から下方へ延びるスプリングレッグと、を有し、該スプリングレッグが、前記スロート構造の開口部を部分的に形成する内壁によって前記固定レッグの方へ偏向されている請求項8記載のゴルフバッグ。 【請求項10】 前記スロート構造が突部を有し、該突部がその外壁から前記スロート構造の前記開口部の中へ延びていて該開口部をその前記開口部分と前記オフセット部分とに分割するとともに前記オフセット部分の上端を閉じており、前記突部が前記スロート構造の上面より下方に配置されていて、前記スロート構造の前記開口部の上端に凹状座部を提供しており、前記スロート構造の開口部を部分的に形成する離間した前記側壁の各々に溝が形成されていて、前記開口部の中の方へ内側を向いていて前記凹状座部から前記開口部の中を下方へ延びる一対の溝を提供しており、前記内壁が前記スロート構造の前記開口部を部分的に形成していて、その下端に形成されたノッチを有している請求項6記載のゴルフバッグ。 【請求項11】 前記リテイナクリップが、前記スロート構造の前記開口部の上端における前記凹状座部に嵌合するような形状を有する台座を有し、前記台座から下方へ延びる固定レッグを有し、該固定レッグは対向するサイドエッジを有していて、これらのサイドエッジの各々が前記側壁に設けられた前記一対の溝の違った方の内部に摺動可能に配置されており、前記固定レッグと離間して前記台座から下方へ延びるスプリングレッグを有し、該スプリングレッグが、前記スロート構造の開口部を部分的に形成する前記内壁によって前記固定レッグの方へ偏向されている請求項10記載のゴルフバッグ。 【請求項12】 前記リテイナクリップのスプリングレッグがその下端にカム部材を有し、該カム部材が前記内壁の下端に設けられたノッチに係合することによって前記リテイナクリップを前記スロート構造の開口部の中のラッチ位置にラッチする請求項11記載のゴルフバッグ。 【請求項13】 前記リテイナクリップが前記ラッチ位置にあるときに前記カム部材が前記内壁の下端に設けられた前記ノッチから突き出していて、前記カム部材が押し出されて前記ノッチとの係合から外れることができ、前記リテイナクリップのラッチを外して前記スロート構造の前記開口部から取り外せるようになる請求項12記載のゴルフバッグ。 【請求項14】 前記リテイナクリップが、前記ステイの上端を前記スロート構造の前記開口部の前記オフセット部分の中に保持するための固定レッグを有し、前記リテイナクリップがさらに、前記リテイナクリップが前記スロート構造の開口部の中に挿入されたときに前記固定レッグの方へ偏向されるスプリングレッグを有している請求項1記載のゴルフバッグ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はゴルフバッグに関し、さらに詳しくは、長手方向のステイとそのためのリテイナクリップとを有するゴルフバッグに関する。 【0002】 【従来の技術】多くのゴルフバッグは、ファブリック製外壁の内側に閉じ込められた適当なプラスチックから形成されたライナによって所望の形状に維持されている管状の本体を有している。”キャリーバッグ”と呼ばれる他のゴルフバッグは、その軽量化のために、ファブリック製の管状本体で形成されており、この本体は、その開口した上端から閉じた下端まで長手方向に延びる少なくとも一つのステイあるいはストラットによって所望の形状に維持されている。あるキャリーバッグにおいては、管状本体のまわりの周辺上に離間されたいくつかのステイが設けられており、ステイの両端は本体の開口した上端と閉じた下端へ取り付けられている。これら従来タイプのゴルフバッグはともに、すなわちプラスチックのライナを有するゴルフバッグも、ステイを有するゴルフバッグも、製造施設から小売り店へゴルフバッグを輸送するときや、損傷したゴルフバッグを修理するときに欠点がある。プラスチックライナもステイもともに、ゴルフバッグを製造するときに所定の位置へ固定されている。従って、輸送するためにゴルフバッグを折り畳んだり、寸法を小さくしたりすることができない。ゴルフバッグのステイを曲げてしまったり折ってしまったりすれば、修理は困難であり、必要な修理を実施するためにゴルフバッグを分解しなければならないことがしばしばある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来タイプのゴルフバッグの欠点は、取り外し可能なステイを有するゴルフバッグによって解決される。こうしたゴルフバッグは、折り畳んだ状態で輸送して、ゴルフバッグが目的地へ到着したあとで、取り外し可能なステイを挿入すればよい。また、曲がったり折れたりしたステイを、ゴルフバッグを分解せずに取り外すことができるから、曲がったり折れたりしたステイの修理も容易である。しかし、取り外し可能なステイは、それら、あるいはゴルフバッグを傷つけずに設置したり取り外したりすることが困難である。 【0004】取り外し可能なステイを設置したり取り外したりする困難さは、それらをゴルフバッグの内側の所定の位置に保持したりその中へ設置したりする方法からくる。ゴルフバッグ本体の閉じた下端に隣接した箇所には適当なポケットが形成されている。ステイの下端はこのポケットの内側に設置され、ステイの上端はゴルフバッグ本体の開口した上端に形成されためくらソケットの中に保持される。また、取り外し可能なステイは、通常、ゴルフバッグ本体の内側のファブリックスリーブの中を通っている。ポケットとめくらソケットとの間の距離はステイの長さに等しいから、設置や取り外しのためにはステイを曲げなければならない。しかし、ステイはスリーブの中を通っているためにステイをそのように曲げることは困難である。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のゴルフバッグは開口した上端と閉じた下端とを有するほぼ管状の本体を有する。本体の開口した上端にはスロート構造が設けられている。このスロート構造はその中に長手方向に形成された開口部を有している。この開口部は、開口部分と、この開口部分に対して横方向にずれて配置されていてその上端が閉じられているオフセット部分とに分割されている。細長いステイがこのスロート構造の中へ延びており、管状本体の内側で長手方向に配置されている。ステイの上端は、スロート構造の開口部の中で、その開口部分とオフセット部分との間で可動である。ステイの上端をオフセット部分の中に保持するために、スロート構造の開口部の中にリテイナクリップが取り外し可能な形で取り付けられる。リテイナクリップをスロート構造の開口部から取り外すと、ステイの上端は、その開口部分とオフセット部分との間で可動になる。 【0006】好ましい実施形態のゴルフバッグにおいては、スロート構造は、いっしょになってスロート構造の開口部を形成する外壁と内壁と一対の側壁を有している。このスロート構造はまた突部を有しており、この突部は、外壁からスロート構造の開口部の中へ延びていて開口部を開口部分とオフセット部分とに分割するとともにオフセット部分の上端を閉じている。この突部はスロート構造の上面より下方に配置されており、スロート構造の開口部の上端において凹状の座部を提供している。リテイナクリップは、スロート構造の開口部の上端に設けられた凹状座部へ嵌合するような形状を有する台座と、ステイの上端を、スロート構造の開口部のオフセット部分の中に保持するために台座から下方へ延びる固定レッグと、この固定レッグから離間されて台座から下方へ延びるスプリングレッグとを有している。このスプリングレッグは、スロート構造の開口部を部分的に形成する内壁によって固定レッグの方へ偏向している。 【0007】 【発明の実施の形態】ここで図面を参照すると、図1は、全体を参照番号10で示した本発明によるゴルフバッグを示している。ゴルフバッグ10は、エル・ジェー・ブライアント他(L.J.Bryant et al)に付与された米国特許第D372,362号に記載されているような底部アセンブリ12と、適当なファブリックから形成されていることが好ましいほぼ管状の本体14を有している。底部アセンブリ12は一般に適当な合成樹脂から形成されたカップ形状の構造を有している。底部アセンブリ12は管状本体14に、閉じた下端を提供している。管状本体14はその一方の側で長手方向に延びるスパイン(spine)16と、開口した上端とを有している。この上端の中には、ジェー・エー・ソルハイム(J.A.Solheim)に付与された米国特許第4,596,328号に開示されたようなスロート構造18が配置されている。スパイン16は、本体14の開口した上端と、閉じた下端との間を延びている。また、ゴルフバッグ10はショルダーストラップ20と、ハンドル21と、保管用のポケット22、24も有している。 【0008】図3及び図4から最もよくわかるように、スロート構造18は外壁28と、内壁30と、離間した一対の側壁32、34とによって形成された開口部26を有している。開口部26はスロート構造18の中を長手方向に延びていて、上方へはその上面36を貫いて、また下方へは管状本体14の中へ延びている。突部38が外壁28から開口部26の中へ延びていて、開口部26を、開口部分40と、横方向へずれて配置されたオフセット部分42とに分割している。オフセット部分42は突部38の下方に位置している。突部38は開口部26のオフセット部分42の上端を閉じており、スロート構造18の上面36から下方の短い距離に配置されていて、開口部26の上端において凹状座部44を形成している。図4において最もよくわかるように、スロート構造18にも一対の溝46、48が設けられている。これらの溝の各々は対向する一対の側壁32、34の違った方に形成されていて、これらの溝46、48は開口部26の中の方へ内側を向くように配置されている。溝46、48は凹状座部44から開口部26の下端まで下方へ延びている。 【0009】図2からわかるように、本体14の内側には細長いストラットあるいはステイ50が長手方向にスパイン16とほぼ平行に配置されている。ステイ50の下端52は、底部アセンブリ12と管状本体14との間に形成されたポケット54の中に受容されている。ステイ50の上端58はスロート構造18の開口部26の中へ延びている。これとは違って、ポケット54は底部アセンブリ12の中に成形されたソケット(図示されていない)のような他の任意の構造にすることができる。ジェー・エー・ソルハイム等(J.A. Solheim et al)に付与された米国特許第4,834,235号には、ステイ50と類似した、堅固さを与えるためのストラットを備えたゴルフバッグが開示されている。ステイ50はほぼ矩形の断面を有していることが好ましく、グラスファイバから形成されていることが好ましい。選択した材料が比較的フレキシブルであり、ゴルフバッグが受ける通常の摩耗や引き裂きに耐えるだけの十分な強度を有している限り、グラファイトなどの他の材料を使用してステイ50を形成してもよい。 【0010】ステイ50はポケット54から上方へ延びていて、管状本体14の内側に縫いつけられたファブリック製スリーブ56の中を通っている。ステイ50の上端58は開口部26の横方向へずれたオフセット部分42の内側に配置されていて、突部38と当接し、突部38はステイ50の長手方向の動きを防止している。リテイナクリップ60が取り外し可能な形で開口部26の中へ取り付けられると、開口部26のオフセット部分42から開口部分40へのステイ上端58の横方向の動きが防止される。 【0011】図3及び図5から最もよくわかるように、リテイナクリップ60はほぼ矩形形状の上部台座62を有している。台座62は凹状の座部44に嵌合するような形状を有しており、リテイナクリップ60が開口部26の中に設置されると、台座62は突部38と係合して着座する。固定レッグ64とスプリングレッグ66が離間した状態で台座62から下方へ延びている。固定レッグ64は、スロート構造18の中に形成された溝46、48の中に摺動可能に配置されるサイドエッジ68、70を両側に有している。リテイナクリップ60のスプリングレッグ66は固定レッグ64よりも狭い幅寸法を有しており、溝46、48が形成されている側壁32、34の間のスペースの中に配置されて、そのスペース内で自在に移動するようになっている。図3に示されているようにリテイナクリップ60が開口部26から取り外されているときは、リテイナクリップ60のスプリングレッグ66は緩んだ状態にあり、従って、このスプリングレッグは固定レッグ64に対して角度が広がるように台座62から下方へ延びている。リテイナクリップ60が開口部26の中へ下方に押し込まれたときには、スプリングレッグ66は、スロート構造18の内壁30へ当接するスプリングレッグ66の下端に形成されたカム部材72によって、内側へ偏向した位置へ移動する。リテイナクリップ60が図2に示されている完全に挿入された位置に達すると、レッグ66のばね作用の結果、カム部材72は内壁30の下端に形成されたノッチあるいはスロット74に係合する。カム部材72がスロット74の中へ移動すると、カム部材はスロート構造18の開口部26の内側のラッチ位置にリテイナクリップ60をラッチする。 【0012】スロート構造18の開口部26と、スリーブ56と、ポケット54とは互いに長手方向に位置が揃えられていて、本体14のスパイン16に近接して配置されていることが好ましい。従って、リテイナクリップ60を開口部26から取り外すと、ステイ50を開口部26の開口部分40やスリーブ56の中を通して下方へ摺動させてステイ50の下端52をポケット54の中へ入れることによってステイ50を挿入することができる。リテイナクリップ60を挿入するまえに、ステイ50の上端58を開口部26の開口部分40からオフセット部分42の中へ手動で動かす。上述したようにそのあとリテイナクリップ60を開口部26の中へ挿入することによって、固定レッグ64はステイ50の上端58と係合し、ステイ50の上端58が開口部26のオフセット部分42の中に保持される。 【0013】ステイ50を取り外す必要があるとき、あるいは取り外したいときは、リテイナクリップ60がラッチ位置にあるときにはスロット74の中へ突き出しているカム部材72を、手で、あるいはゴルフティーなどの適当なツール(図示されていない)を使用して、開口部26の外壁28の方へ押す。これによってリテイナクリップ60のラッチが外れ、開口部26から取り外される。このため、ステイ50の上端58をオフセット部分42から開口部26の開口部分40の中へ手動で動かして解放し、上方へ動かしてそれを取り外すことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591086452 【氏名又は名称】カーステン・マニュファクチュアリング・コーポレーション 【氏名又は名称原語表記】KARSTEN MANUFACTURING CORPORATION
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| 【出願日】 |
平成14年4月16日(2002.4.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064344 【弁理士】 【氏名又は名称】岡田 英彦 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−320694(P2002−320694A) |
| 【公開日】 |
平成14年11月5日(2002.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2002−113650(P2002−113650) |
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