| 【発明の名称】 |
マンホール内作業用安全器具安全器具収納箱 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉澤 憲之
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| 【要約】 |
【課題】マンホール内の作業等の酸素欠乏の危険があるような作業を行う場合に必要な機器の携行を忘れたり、搬送中に破損を生じたりすることを防止し、作業現場では必要な機器が散乱することを防止して整理された状態で使用することを目的とする。
【解決手段】底面に複数の車輪を有する収納箱からなるマンホール内作業用安全器具収納箱であり、該収納箱の内部に蛇腹状の送風管3を有する換気装置2を収納する換気装置収納部21と、発電機5を収納する発電機収納部51と、有毒ガスを検知するガス検知器6を収納するガス検知器収納部61と、命綱等の作業用品7を収納する作業用品収納部71を上面を開口した隔室として形成し、前記収納箱の一側面に外部から吸気するための吸気孔を設け、前記収納箱の他側面に前記送風管を連通して挿通可能な挿通孔を構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】底面に複数の車輪を有する収納箱からなるマンホール内作業用安全器具収納箱であり、該収納箱の内部に蛇腹状の送風管を有する換気装置を収納する換気装置収納部と、発電機を収納する発電機収納部と、有毒ガスを検知するガス検知器を収納するガス検知器収納部と、命綱等の作業用品を収納する作業用品収納部を上面を開口した隔室として形成し、前記収納箱の一側面に外部から吸気するための吸気孔を設け、前記収納箱の他側面に前記送風管を連通して挿通可能な挿通孔を設けた構造を有することを特徴とするマンホール内作業用安全器具安全器具収納箱。 【請求項2】前記収納箱の内部を各収納部に分割する隔壁の上端を前記収納箱の上端より低部に形成し、前記収納箱の上部にマンホール囲障用屏風を収納する屏風収納部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のマンホール内作業用安全器具安全器具。 【請求項3】前記挿通孔の下端に前記送風管に形成した凹部を係止するストッパを設け、前記送風管の先端部の直径が前記送風管の胴部に形成した凸部の直径より大きく形成され、該先端部を前記換気装置収納部の外部に露出させて収納可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマンホール内作業用安全器具安全器具収納箱。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術】本発明は、マンホール内の作業等、酸素欠乏の危険がある作業に必要であるマンホール内作業用安全器具の収納箱に関するものである。 【0002】 【従来の技術】通信ケーブルの敷設、保守等のためにマンホールに入孔する際は、換気、有毒ガスの検知を実施すると伴に、空気呼吸器等の酸素欠乏症にかかることを防止する器具を配備しなければならず、換気装置、ガス検知器、空気呼吸器、命綱が必要である。また、換気装置の電源としての発電機、マンホール囲障用の屏風を携行することが必要である。 【0003】通常は、マンホール内で作業する場合には前記したような各種多数の機械器具を作業現場に各種の機械別に搬送して、それらが揃っていることを確認の上で作業を行っていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のように多数ある各種の機械器具を作業現場に各種の機械を個別に車両に積み込んで搬送して作業を行う場合、必要な機器の携行を忘れたり、機器の搬送中に破損を生じたりして、現場到着後になって予定の作業が行えないことがあった。また、作業現場では前記の必要な機器はそれぞれ個々に配置されるため、作業に際して機器の取り扱い上の誤りを起こしやすく、安全確保に問題を有する。 【0005】前出の問題点の解決をするために、収納箱に換気装置や電源装置やガス検知器等を一括して収納したものが考え出されている。これは収納箱の上部にガス検知器と通気マスクとマンホール安全帯を収納し、中段付近に電源装置を収納し、下部に送風管と換気装置を収納し、底部にロック機能付きの車輪を配置したものである。 【0006】このような収納箱に必要な器具を一括して収納することによって、上記の必要な機器の携行を忘れたり、機器の搬送中に破損を生じたりして、現場到着後になって予定の作業が行えないという問題や、作業現場で必要な機器がそれぞれ個々に配置されるために生じた、取り扱い上の誤りを起こすという問題を解決することが可能である。 【0007】従来の収納箱は換気装置収納部を下部に形成して換気装置を収納しているが、該換気装置収納部に固定されているのは換気装置の駆動部分のみであり、換気装置に具有されている蛇腹状の送風管は、収納箱の内部に圧縮した状態で送風管の全部分が収納され、収納箱の送風管の先端に突出防止のために設けられた可動式のストッパによって圧縮状態を保持して収納される。 【0008】しかし、従来の収納箱のように、蛇腹状の送風管の先端を含む全部分を収納箱の内部に収納した場合には、マンホール内の作業において前記の送風管を収納箱から取出するために、まず前記の可動式のストッパのロック機能を解除することが必要である。この可動式のストッパのロック機能解除は準備作業においては面倒である。さらにマンホール内の作業が終了した際には使用した器具を収納箱に収納するが、この場合にも送風管をマンホールから抜出し、該送風管の蛇腹状の部分を圧縮して収納箱の内部に収納した後に、前記の可動式のストッパのロック機能によって圧縮状態を保持して収納する作業が必要であり、送風管の取出作業と同じく収納作業にも面倒な手間を必要とする。 【0009】本発明は従来のマンホール内の作業において生じた前記の問題点に鑑み、マンホール内の作業等の酸素欠乏の危険があるような作業を行う場合に必要な機器の携行を忘れたり、搬送中に破損を生じたりすることを防止し、作業現場では必要な機器が散乱することを防止して整理された状態で使用することを目的とする。また、準備作業や収納作業においても面倒な手間を必要とせずに効率良く作業を行うことを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明のマンホール内作業用安全器具安全器具収納箱は、底面に複数の車輪を有する収納箱からなるマンホール内作業用安全器具収納箱であり、該収納箱の内部に蛇腹状の送風管を有する換気装置を収納する換気装置収納部と、発電機を収納する発電機収納部と、有毒ガスを検知するガス検知器を収納するガス検知器収納部と、命綱等の作業用品を収納する作業用品収納部を上面を開口した隔室として形成し、前記収納箱の一側面に外部から吸気するための吸気孔を設け、前記収納箱の他側面に前記送風管を外部に連通して挿通可能な挿通孔を設けて構成した。 【0011】また、前記収納箱の内部に各器具ごとに収納するように各収納部を形成するための隔壁の上端を前記収納箱の上端より低部に形成して、前記収納箱の上部にマンホール囲障用屏風を収納する屏風収納部を設ける構成とした。本発明で使用するようなマンホール囲障用の屏風は、方形状の折り畳み可能なフレームの少なくとも側面にビニール等を有するものである。このような屏風は平板状に折り畳みを可能として、小型化を目的として形成されたものであるが、従来の収納箱にはビニール等を付してフレームを平板状に折り畳んだ状態で収納することができずに、ビニール等を付した屏風を別途運搬する等、平板状に折り畳むという機能の本来の目的が達成されていないことが多いという問題があった。 【0012】さらに、前記挿通孔の下端に前記送風管に形成した凹部を係止するストッパを設け、前記送風管の先端部の直径が前記送風管の胴部に形成された凸部の直径より大きく形成され、該先端部を前記収納部の外部に露出した状態で収納する構成とした。 【0013】 【作用】本発明のマンホール内作業用安全器具安全器具収納箱は、底面に複数の車輪を有する収納箱からなるマンホール内作業用安全器具収納箱であり、該収納箱の内部に蛇腹状の送風管を有する換気装置を収納する換気装置収納部と、発電機を収納する発電機収納部と、有毒ガスを検知するガス検知器を収納するガス検知器収納部と、命綱等の作業用品を収納する作業用品収納部を上面を開口した隔室として形成し、前記収納箱の一側面に外部から吸気するための吸気孔を設け、前記収納箱の他側面に前記送風管を外部に連通して挿通可能な挿通孔を設けて構成したことにより、マンホール内の作業に必要な器具を一括して収納することが可能である。 【0014】また、本発明の収納箱は、前記収納箱の内部に各器具ごとに収納するように各収納部を形成するための隔壁の上端を前記収納箱の上端より低部に形成して、前記収納箱の上部にマンホール囲障用屏風を収納する屏風収納部を設ける構成とした。これにより、屏風を含めたマンホール内の作業に必要な器具が一括して収納することが可能である。 【0015】さらに、前記挿通孔の下端に前記送風管に形成した凹部を係止するストッパを設け、前記送風管の先端部の直径が前記送風管の胴部に形成された凸部の直径より大きく形成され、該先端部を前記収納部の外部に露出した状態で収納する構成とした。これにより、従来の収納箱が可動式のストッパを使用したために生じた準備作業や収納作業に関して、可動式のストッパのロックを解除するという手間を必要とせずに、マンホール内の作業を効率良く行うことを可能とする。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の実施例を表す斜視図であり、収納箱が具備する全ての機器を収納した状態を表している。図2は、図1のA−A’部分の側面断面図であり、図3は、実施例の使用状態を説明する図であり、図4は、収納箱の内部の収納状態を表す平面図である。 【0017】本発明の収納箱の実施例を図を用いて説明する。底面に複数の車輪10を有する収納箱1からなるマンホール内作業用安全器具収納箱であり、該収納箱1の内部に蛇腹状の送風管3を有する換気装置2を収納する換気装置収納部21と、発電機5を収納する発電機収納部51と、有毒ガスを検知するガス検知器6を収納するガス検知器収納部61と、命綱等の作業用品7を収納する作業用品収納部71を上面を開口した隔室として形成し、前記収納箱1の一側面に外部から吸気するための吸気孔22を設け、前記収納箱1の他側面に前記送風管3を外部に連通して挿通可能な挿通孔23を設けて構成した。このような構成とすることにより、通常はマンホール内の作業に必要な器具を各個別に運搬したために生じた器具の紛失を防止し、効率的な運搬作業を可能とする。 【0018】また、本発明の収納箱は、前記収納箱1の内部に各器具ごとに収納するように各収納部を形成するための隔壁11の上端を前記収納箱1の上端より低部に形成して、前記収納箱1の上部にマンホール囲障用屏風4を収納する屏風収納部41を設ける構成とした。このように形成したマンホール内作業用安全器具収納箱は、マンホール内の作業に必要な器具を一括して収納することが可能であるが、特にマンホール囲障用の折り畳み可能な屏風4を収納する屏風収納部41を設けて屏風4を含む器具を一括して収納したことにより、折り畳み可能な屏風4の機能を効果的に発揮して効率的な運搬を可能とし、必要な器具の携行を忘れるということを防止することを可能とする。 【0019】さらに、前記挿通孔23の下端に前記送風管3に形成した凹部32を係止するストッパ231を設け、前記送風管3の先端部31の直径が前記送風管3の胴部に形成された凸部33の直径より大きく形成され、該先端部31を前記収納部1の外部に露出した状態で収納する構成とした。このようなストッパ231を挿通孔23の下部に形成したことにより、従来の収納箱が可動式のストッパを使用したために生じた準備作業や収納作業に際して面倒な手間を必要として、効率的にマンホール内の作業を行えなかったという問題を解決することを可能とする。 【0020】車輪10は本実施例中では4個使用し、吸気孔22が形成された面側に設けられた2個の車輪10は方向を固定するとともにロック機能を有し、他の2個の車輪10は方向は可動式である。前記のように収納箱1の内部に換気装置収納部21と発電機収納部51、ガス検知器収納部61、命綱等の作業用品収納部71を構成するとともに、収納箱1の底部にロック機能を有する車輪10を設けたことにより、車両等に搭載した時やマンホール内の作業時に安全な状態で使用することが可能である。 【0021】上記のように形成されたマンホール内作業用安全器具安全器具収納箱の使用手順を説明する。本発明のマンホール内作業用安全器具安全器具収納箱に前記の必要な機器類を収納し、屏風4を平板状に折り畳んで屏風収納部41に挿通して収納箱1の上方に蓋をし、市販のブリッジを使用してマンホール内作業用安全器具収納箱を車両に積載し、車両にて作業現場に移動する。 【0022】現地到着後、市販のブリッジを使用してマンホール内作業用安全器具収納箱を車両より降ろし、マンホール内の作業に適した所望の位置に移動して車輪10をロックする。次にマンホール内作業用安全器具収納箱を所望の位置に固定した後、屏風4を屏風収納部41より取出し、該屏風4を組み立てて所望の位置に配置する。 【0023】屏風4の取出後は、収納箱1の上方は開口しており、必要な機器を取り出して所望の準備を行い、最後に挿通孔23より露出している送風管3の先端部31を収納箱1の側面より取出し、取出した先端部31をマンホール100の内部へ導入して準備を完了し、マンホール100の内部の作業を開始する。 【0024】マンホール100の内部の作業が終了したら、マンホール100より送風管3を引き上げて圧縮した状態で収納箱1の内部の換気装置収納部21に収納する。この収納作業においては、前記送風管3の凹部32が挿通孔23に形成されたストッパ231によって係止されるので、圧縮して収納した送風管3の突出を防止するための作業を必要としないために効率良く収納作業を行うことが可能である。 【0025】 【発明の効果】上記の通り、本発明のマンホール内作業用安全器具安全器具収納箱は、底面に複数の車輪を有する収納箱からなるマンホール内作業用安全器具収納箱であり、該収納箱の内部に蛇腹状の送風管を有する換気装置を収納する換気装置収納部と、発電機を収納する発電機収納部と、有毒ガスを検知するガス検知器を収納するガス検知器収納部と、命綱等の作業用品を収納する作業用品収納部を上面を開口した隔室として形成し、前記収納箱の一側面に外部から吸気するための吸気孔を設け、前記収納箱の他側面に前記送風管を外部に連通して挿通可能な挿通孔を設けて構成したことにより、マンホール内の作業に必要な器具を一括して収納することが可能である。 【0026】また、本発明の収納箱は、前記収納箱の内部に各器具ごとに収納するように各収納部を形成するための隔壁の上端を前記収納箱の上端より低部に形成して、前記収納箱の上部にマンホール囲障用屏風を収納する屏風収納部を設ける構成とした。このように形成したマンホール内作業用安全器具収納箱は、マンホール内の作業に必要な器具を一括して収納することが可能であるが、特にマンホール囲障用の折り畳み可能な屏風を収納する屏風収納部を設けて屏風を含む器具を一括して収納したことにより、折り畳み可能な屏風の機能を効果的に発揮して効率的な運搬を可能とし、必要な器具の携行を忘れるということを防止することを可能とする。 【0027】さらに、前記挿通孔の下端に前記送風管に形成した凹部を係止するストッパを設け、前記送風管の先端部の直径が前記送風管の胴部に形成された凸部の直径より大きく形成され、該先端部を前記収納部の外部に露出した状態で収納する構成とした。このようなストッパを挿通孔の下部に形成したことにより、従来の収納箱が可動式のストッパを使用したために生じた準備作業や収納作業に際して面倒な手間を必要として、効率的にマンホール内の作業を行えなかったという問題を解決することを可能とする。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000163394 【氏名又は名称】株式会社コミューチュア
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| 【出願日】 |
平成13年4月27日(2001.4.27) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−325856(P2002−325856A) |
| 【公開日】 |
平成14年11月12日(2002.11.12) |
| 【出願番号】 |
特願2001−170280(P2001−170280) |
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