| 【発明の名称】 |
毛髪染毛剤の組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】趙 鳳林
【氏名】趙 顕辰
【氏名】崔 恵英
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| 【要約】 |
【課題】本発明は銀化合物(硝酸銀、乳酸銀)が含まれている毛髪染毛剤の組成物に関するもので、本発明の目的は毛髪に塗布されるローションタイプのクリーム組成物に金属化合物を配合して白毛に次第に染色されるようにする毛髪染毛剤を提供することである。
【解決手段】硝酸銀が組成物の全体の重量対比0.05〜10.0%、乳酸銀が組成物の全体の重量対比0.05〜10.0%が配合されるように毛髪染毛剤の組成物を組成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 金属性の染料、界面活性剤、アルコール、保湿剤を含む金属化合物の毛髪染毛剤の組成物において、前記金属性の染料は前記染毛剤の組成物の全体重量対比0.05−10.0%が配合され、前記金属性の染料として硝酸銀(AgNO3)又は/及び乳酸銀(C3H5AgO3)が配合されていることを特徴とする毛髪染毛剤の組成物。 【請求項2】 前記界面活性剤は、モノステアリン酸グリセリル/ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−20/ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−12/セトステアリルアルコール/パルミチン酸セチル、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−20、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−12、アルキル(8−16)グルコシド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、椰子油脂肪酸ジエタノールアミドから選択されるいずれか一つ以上の物からなることを特徴とする請求項1記載の毛髪染毛剤の組成物。 【請求項3】 前記アルコールは、セタノール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ヘキシルデカノールから選択されるいずれか一つ以上の物からなることを特徴とする請求項1記載の毛髪染毛剤の組成物。 【請求項4】 前記保湿剤はヤシ油アルキル(カプリル・カプリン酸)、プロピレングリコール、ヘンナ抽出物から選択されるいずれか一つ以上の物からなることを特徴とする請求項1記載の毛髪染毛剤の組成物。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、若白髪、白い毛髪及び脱色された毛髪の色相を、自然の本来の毛髪色相のように染色が出来る染毛剤の組成物に関する物で、さらに詳しくは染毛剤の主成分として硝酸銀、乳酸銀を使う染毛剤の組成物に関する物である。 【0002】 【従来の技術】一般的に毛髪の染毛剤は、老化した白い毛髪を本来の毛髪色に戻す時、又は、本来の毛髪色をより魅力的な色に変える時、既に染色された毛髪色を元の毛髪色に戻す時に使用する。毛髪の染毛剤は、染料が毛髪に附着される程度によって、一時的な染色、半永久的な染色、永久的な染色の3種類がある。 【0003】永久的な染毛剤は色素が毛表皮に浸透されて毛皮質の中に色素分子を沈澱させるようになっており、浸透と酸化剤の追加作用により前記染毛剤は脱色と着色共に可能である。前記永久的な毛髪の染毛剤は植物性の染料、金属性の染料、混合性の染料、酸化性の染料(有機合成染料)等が有り、一般的に前記酸化性の染料は皮膚刺激があって、敏感な皮膚には適用が難しくなるので、比較的に皮膚の刺激が少ない金属性の染料の使用が増えている。 【0004】古代から食醋に沈積させた鉛を利用して櫛を作って、髪に該鉛櫛をいれて髪に色を付ける方法が知られているが、これも金属性の染料の一種類である。これが発展されて鉛の他に銀、銅等の金属化合物の毛髪染色剤が開発されてきた。前記毛髪染色に使う金属化合物は単独発色力を高くする為に、硫黄、ニッケル、鉄、ビスマス、マンガン、コバルト等と配合して使用する。 【0005】前記金属性の染料は毛髪に塗布される時、色を表す為に発色剤としてアンモニウムチオグリコラート(ammonium thioglycolate)、カリウム硫化物(potassium hydrosulfide)、アンモニウム硫化物(ammonium hydrosulfide)、ナトリウム硫化物(sodium hydrosulfide)及びピロガロール(pyrogallol)等が使われ、より染色の效果を高くするために染料を各々の性質別に分離して二つの別容器に入れて保管する2製形にしなければならない。 【0006】最近では硝酸鉛とアンモニア、硫黄を混合して一つの容器に入れた1製形の染毛剤が開発されたが発色力が弱く、また該染料を反復的に長期間に渡って使うと鉛の中毒の可能性がある。さらに金属性の染毛剤に使われるアンモニア、アンモニウムチオグリコラート等のアルカリ剤は、強アルカリ剤として毛髪を膨潤柔軟にして染料を毛髪の中にまで浸透させる役割をするが、染毛剤を一日中毛髪に塗布して置かなければならない。又、反復的に塗布しなければならないので毛髪の損傷がひどくなる恐れがある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】前記のような問題点を解決するために、本発明の金属性の染料は臭化銀の製造及び陶器の着色、殺菌剤の製造に使われ、有機物に還元反応して銀鏡を生成する特徴を持つ硝酸銀又は乳酸銀を利用する毛髪染毛剤を提供する。前記硝酸銀と乳酸銀には、毛髪損傷の原因になる従来の発色剤の代わりにポリグルコシド(polyglucoside)の様な界面活性剤を添加することによって発色力を高くし、該染毛剤組成物のpH濃度を毛髪のpH濃度と同じくして毛髪の損傷を防止し、特に1製形として簡単な塗布だけで使用者が狙う染色の色相を得ることができる毛髪染毛剤を提供する。さらに、本発明の目的は髪油等の整髪剤の様な機能を持つと共に染色が可能になる複合機能の染毛剤を提供することにある。本発明の他の目的は鉛等の重金属の中毒の恐れがない染毛剤を提供することにある。本発明のさらに他の目的は染毛剤を毎日反復的に毛髪に塗布して徐々に染色されていく1製形の毛髪染毛剤を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記目的の達成のために本発明は金属性の染料、界面活性剤、アルコール、保湿剤を含む染毛剤組成物において、前記金属性の染料は前記染毛剤組成物の全体の重量対比0.05−10.0%が配合され、前記金属性の染料として硝酸銀(AgNO3)又は/及び乳酸銀(C3H5AgO3)が配合されるように組成する。 【0009】前記界面活性剤は、モノステアリン酸グリセリル/ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−20/ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−12/セトステアリルアルコール/パルミチン酸セチル、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−20、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−12、アルキル(8−16)グルコシド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、椰子油脂肪酸ジエタノールアミドから選択されるいずれか一つ以上の物からなる。 【0010】又、前記アルコールは、セタノール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ヘキシルデカノールから選択されるいずれか一つ以上の物からなる。又、前記保湿剤は、ヤシ油アルキル(カプリル・カプリン酸)、プロピレングリコール、ヘンナ抽出物から選択されるいずれか一つ以上の物からなる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。 (実施の形態1)本実施の形態1では、金属化合物を含むクリーム状の毛髪染毛剤について説明する。本実施の形態1のクリーム状の染毛剤は、図1の工程図から分かるように製造タンクの中に界面活性剤を2.0〜27.0重量%、アルコールを1.0〜25.0重量%、保湿剤を10.0〜26.0重量%の比率で75〜80℃で溶解させ、続いて、適定量の精製水と0.05〜10.0重量%の硝酸銀又は乳酸銀を混合して溶解させる。 【0012】さらに具体的に説明すれば、前記界面活性剤としては、モノステアリン酸グリセリル/ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−20/ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−12/セトステアリルアルコール/パルミチン酸セチルを6.0重量%、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−20を5.0重量%、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル−12を5.0重量%、アルキル(8−16)グルコシドを1.0重量%各々配合して構成する。 【0013】又、前記アルコールは、セタノールを3.0重量%、オレイルアルコールを6.0重量%、ステアリルアルコールを3.0重量%各々配合して構成する。そして、前記保湿剤は、ヤシ油アルキル(カプリル・カプリン酸)を5.0重量%、プロピレングリコールを1.0重量%、ヘンナ抽出物を20.0重量%、各々配合して構成する。 【0014】前記物質を配合した後、配合された物質を充分に撹拌して約65℃程度まで冷却させメチルポリシロキサン0.3重量%とオクタメチルシクロテトラシロキサン2.0重量%からなる安定剤を投入して前記配合物質を分散溶解させる。続いて、約40℃程度まで冷却し硝酸銀と乳酸銀を各々3.5重量%投入して、他の添加物である過酸化水素水0.04重量%、フェナセチン0.05重量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15重量%、ジブチルヒドロキシトルエン0.05重量%、パラオキシ安息香酸プロピル0.10重量%、メトキシケイ皮酸オクチル2.0重量%、流動パラフィン3.0重量%等を添加して撹拌した後、30℃程度まで冷却する。 【0015】本実施の形態1では、前記硝酸銀と乳酸銀を各々3.5重量%ずつ添加して配合したが、硝酸銀と乳酸銀のうちでどちらか一種類だけを配合させても本発明の目的を達成することが出来る。 【0016】(実施の形態2)本実施の形態2では、金属化合物を含む液状の毛髪染毛剤について説明する。本実施の形態2の液状の染毛剤は、図2の工程図から分かるように製造タンクの中に界面活性剤、プロピレングリコール、イソプロピルアルコールを投入して撹拌する。続いて、ヘキシルデカノール、ヤシ油アルキル(カプリル・カプリン酸)、アルキル(8−16)グルコシドを投入して撹拌する。前記工程を経た後、ヘンナ抽出物、安定剤、硝酸銀、乳酸銀を投入して撹拌して香料を添加する。 【0017】さらに具体的に説明すれば、前記界面活性剤としてはポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルを22.0重量%、椰子油脂肪酸ジェタノールアミドを5.0重量%配合して構成する。アルコールとしてはヘキシルデカノールを6.0重量%、イソプロピルアルコールを10.0重量%各々配合して構成する。そして、前記保湿剤としてはヤシ油アルキル(カプリル・カプリン酸)を5.0重量%、プロピレングリコールを3.0重量%、ヘンナ抽出物を18.0重量%各々配合して構成する。また、硝酸銀と乳酸銀は各々6.5重量%ずつ投入して、他の添加物には過酸化水素水0.04重量%、フェナサチン0.05重量%、アルキル(8−16)グルコシド1.0重量%、適定量の香料と精製水とが含まれる。 【0018】本実施の形態2では、前記硝酸銀と乳酸銀を各々6.5重量%ずつ添加して配合したが、硝酸銀と乳酸銀のうちでどちらか一種類だけを配合してもよい。また、本発明の染毛剤の組成物のpH濃度は毛髪のpH濃度と同じように調整して毛髪の損傷が起こらないようにする。前記の様にクリーム状又は液状からなる1製形の金属化合物を含む染毛剤を毎日1回ずつ五日間毛髪に塗布してテストした結果、図3の様に毛髪の色が変わっていくことが確認出来た。また、図3の毛髪の断面を表す図4(a)乃至図4(d)から分かる様に日々が経過することによって毛髪の中までに染毛剤が充分浸透されていくことが分かる。本発明は前記実施の形態に限ることなく、乳酸銀と硝酸銀が添加される金属性の染毛剤であれば本発明の目的と特許請求の範囲の記載から多様に改良できる。 【0019】 【発明の効果】本発明の金属化合物を含む染料は、臭化銀の製造及び陶器の着色、殺菌剤の製造に使用することができる。また有機物の還元反応によって銀鏡を生成する硝酸銀に別途の発色剤を添加しないでポリグルコシド(polyglucoside)の様な界面活性剤を添加して金属性の染毛剤を製造することによって染色の過程で重金属の汚染が防止でき、毛髪の損傷がなく発色力のある染毛剤を得ることができる。特に、染毛剤が1製形で製造出来るので簡単な塗布だけで使用者が望む色に染毛することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】501139939 【氏名又は名称】東星製薬株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年3月22日(2002.3.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100091498 【弁理士】 【氏名又は名称】渡邉 勇 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−348221(P2002−348221A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月4日(2002.12.4) |
| 【出願番号】 |
特願2002−124998(P2002−124998) |
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