トップ :: A 生活必需品 :: A61 医学または獣医学;衛生学




【発明の名称】 化粧品に使用するための古細菌からの抽出画分
【発明者】 【氏名】ロドゥレ ジャン−フランソワ

【要約】 【課題】本発明は、古細菌:Halobacterium Halobiumから抽出される糖タンパク質画分の抽出方法および用途を提供する。

【解決手段】本発明の細菌生産物は、化粧品調製物中に含ませれば、具体的に、汚染物質および/または紫外線の有害な作用から皮膚細胞を保護するという特徴的な性質を示す。
【特許請求の範囲】
【請求項1】化粧品として使用しうる培地中に、古細菌由来の糖タンパク質画分を含有する細菌生産物を少なくとも1つ含むことを特徴とする化粧品組成物。
【請求項2】ジェル、ミルク、ローション、セラム、パックまたはクリームの形態で提供されることを特徴とする請求項1に記載の化粧品組成物。
【請求項3】請求項1に規定される細菌生産物の化粧品のための使用。
【請求項4】前記細菌生産物が、古細菌由来の糖タンパク質を重量で25ないし40%含むことを特徴とする請求項3に記載の使用。
【請求項5】前記古細菌が好塩菌(Halobacterium )であることを特徴とする請求項3または4に記載の使用。
【請求項6】前記古細菌が高度好塩菌(Halobacterium Halobium)であることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の使用。
【請求項7】排気ガスにより生ずる汚染および/または紫外線から皮膚を保護するための請求項3ないし6のいずれかに記載の使用。
【請求項8】古細菌の培養菌から得られた細菌塊の成分を、ハロゲン化溶媒を用いる第1段階と、C1 −C4 のアルカノールを用いる第2段階との2段階連続抽出により抽出した後、水で抽出することを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載の糖タンパク質画分の製造方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、古細菌:Halobacterium Halobium(ハロバクテリウムハロビウム,高度好塩菌)から抽出される糖タンパク質画分の抽出方法および使用に関する。本発明の細菌生産物は、化粧品調製物中にその一部として含ませれば、汚染物質および/または紫外線照射の有害な作用から皮膚細胞を保護するという特性を確実に発揮する。
【0002】
【従来の技術】好塩菌(Halobacteria)は、系統樹の3つの主分岐の1つである古細菌界に分類される。他の2つは、真正細菌(原核生物とも称される)および真核生物である。
【0003】古細菌は、100℃を超える温度、pH=0の酸度あるいは30%を超える塩濃度という生命限界的にすべて過酷なところで確認されてきた。
【0004】古細菌は、その細胞壁由来のペプチドグリカンの一成分分子として、通常の細菌(bacteria) には存在するムラミン酸が存在しないという例外的な細胞壁をもっている。さらには、他の生物は、2つの脂肪酸鎖と1分子のグリセロールとのエステル結合を介する会合により、その膜構成脂質を形成するのに対し、古細菌の脂質は、エーテル結合を介してグリセロールに結合したイソプロペニルアルコールからなる長い鎖から構成される。
【0005】好塩菌は、その生存必須条件が予想を越える細菌である。該菌は、実に、その生育のために、極めて高い塩濃度(10ないし30%)のKCl、MgCl2 、特にNaClを要求する。これら生物は、天然培地(米国のグレートソールトレークあるいはイスラエルの死海)あるいは人工培地(塩田)から単離されている。好塩菌は、その内部浸透圧が、培地中のNaCl濃度との平衡状態を保持するように、細胞質中に3ないし4Mの塩をKClの形態で蓄積する。好塩菌をNaCl濃度2Mを含む培地中に懸濁すると、細菌エンベロープの固さを全く失い、次いで細菌は丸形状を帯びる。塩濃度を1M以下に減ずると、細菌リーシス(溶解)に至る。
【0006】好塩菌コロニーは赤色であり、実際、それらのエンベロープは、着色顔料(バクテリオルベリン)を含み、それらが曝される強い紫外線から自身を保護している。
【0007】好塩菌のうちでも、Halobacterium Halobiumは、外側にさらにもう1枚のエンベロープである紫色の膜をもっており、該膜は独特の光合成メカニズムをサポートとする働きをする。
【0008】濃厚塩培地中の好塩菌の通常の形状は、長さ4〜10μmで、直径0.7μmの、細長いバチルス(桿菌)のそれである。この細菌は、5ないし8の房毛状鞭毛をもつ。Halobacterium Halobiumは、炭素およびエネルギー源として炭水化物を利用する能力がない。
【0009】これら細菌のもつ耐性能力および独特の特徴は、この細菌をまさに工業的に有望なツールとする。これら細菌は、すでに農業用−栄養素、紙、洗剤あるいは薬剤工業などの様々な部門で利用されている。
【0010】米国特許明細書US5091364は、糖タンパク質を酵素分解した後に身体の感染に対する免疫的防御を高めるために使用することを意図して、古細菌の培養菌から抽出されるエンベロープ糖タンパク質の調製について言及している。
【0011】フランス特許公報FR2590273でも、古細菌由来の画分を使用しているが、皮膚科学における美粧料製品のコンテクスト中への合成海水と組合わせでの使用である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】出願人は、Halobacterium Halobiumの細菌ペレットから得られる糖タンパク質画分が優れた化粧効果、特に排気ガスにより生ずる汚染および/または紫外線照射の有害な作用から皮膚細胞を保護するための化粧効果に優れることを見出した。
【0013】
【課題を解決するための手段】したがって本発明の主題は、古細菌から抽出された糖タンパク質画分である。
【0014】他の主題は、この画分を含む化粧品組成物である。
【0015】さらに他のいくつかの主題は、以下に続く説明および実施例の記載により明らかになる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の主題である細菌生産物は、古細菌から抽出された糖タンパク質画分を含むことを特徴としている。
【0017】本発明に係る細菌生産物は、古細菌の糖タンパク質を20ないし40%含む。
【0018】古細菌は、好ましくは好塩菌(ハロバクテリア)である。
【0019】上記細菌生産物は、以下の方法により得ることができる。まず古細菌の培養菌から得られた細菌塊を、最初にハロゲン化溶媒による、次いでC1 −C4 のアルカノールによる連続した2つの抽出により、その脂質成分から遊離した後、蒸留水で抽出する。次いで得られた抽出物は、限外濾過して無機塩残渣を除去する。濾液を真空下で濃縮・乾燥すれば、ニンヒドリンに対して強い陽性反応を呈する黄白色粉末が得られる。
【0020】本発明に係る細菌生産物の抽出方法は、古細菌、好ましくは好塩菌、より好ましくはHalobacterium Halobiumに適用される。
【0021】本発明の抽出方法により得られる糖タンパク質画分は、画分グラム当たり、20ないし40%の古細菌の糖タンパク質抽出分を含むことを特徴とする。この画分はSURVIUM と称される。
【0022】本発明の他の主題は、排気ガスにより生ずる汚染および/または紫外線照射から皮膚を保護するために処方される化粧用調製物のための本発明のタンパク質画分の使用である。
【0023】本発明の化粧品組成物は、化粧料として使用可能な媒体中に、古細菌、好ましくはHalobacterium Halobiumから抽出された本発明に係る糖タンパク質画分を含むことを特徴としている。
【0024】本発明の化粧品組成物は、上記糖タンパク質画分に加えて、水および化粧品中に慣習的に使用される添加剤を含むことができる。これら添加剤は、たとえば、糊料、香料、保存剤、乳化剤、植物油または鉱油、防腐剤、酸またはアルカリ試薬、ビタミン類、紫外線防止剤、界面活性剤、溶媒、pH安定化剤、シリコーン類などである。
【0025】本発明に係る組成物は、ミルク、クリーム、ローション、セラム(serum )、パックまたはジェルの形態で提供される。
【0026】
【実施例】以下の実施例は、本発明を説明するためのものであって、本発明の本質を何ら限定するものではない。
実施例1:Halobacterium Halobiumから得られる糖タンパク質画分の抽出エステルヘルト(D. Oesterhelt )およびステッケニウス(W. Stoeckenius)らにより開示されたプロトコルに従い培養され、凍結された細菌塊は、CNRS(フランス国立科学研究センター)より赤色を有する圧縮された粒状物質の形態で調達される。
【0027】所定量の細菌槐を、ウルトラスラックス(ultra-thurax)装置を用い、予め、少量のジクロロメタン(非極性溶媒)中に溶媒100ml当り細菌槐40gの量で分散する。この分散液を、セルロース製抽出カートリッジ中に移し、全てをソックスレー抽出器(Macherey-Nagel)の筒容器内に置く。フラスコに溶媒500mlを充填した後、密閉した容器を85℃に温度設定した水浴中に置く。6時間抽出後、溶媒から抜き出して真空中で乾燥したカートリッジを、99.9%エタノールを用いて90℃の温度での第2の抽出を行う。最後に、蒸留水を用いて6時間抽出する。得られた溶液を、次いで真空下のロータリーエバポレーター(Rotavapor )で濃縮する。
【0028】得られた濃縮物は、無機塩を高濃度で含むため、精製する必要がある。最少量の蒸留水に再溶解し、マクロセップ(Macrosep)セル(Pall-Filtron)を用いて塩画分を限外濾過で除去すれば、1kDより小さい分子量をもつ成分を除去することができる。その後、精製画分は、デシケータ中、真空下で乾燥する。抽出率の計算値は、最初の細菌槐の8%である。
【0029】実施例2:試験のための上記タンパク質画分の細胞毒性の評価細胞ローン(lawns )の生存能力をMTT試験により評価した。ミトコンドリア脱水素酵素の代謝能力を、MTTの加水分解を測定することによって定量化した。具体的には、無色テトラゾリウム塩から青色ホルマザン結晶への変化はミトコンドリア酵素:スクシネートデヒドロゲナーゼの活性に比例する。すなわち、ホルマザン濃度は、ウエル中の生細胞量に比例する。
【0030】抽出された糖タンパク質から得られる試験のための細菌生産物を、溶液中に溶解する。
【0031】次いで、細菌生産物の20%(重量/容積)を培地中に溶解して貯蔵液を調製する。
【0032】試験はヒトケラチン細胞の培地において行われる。細胞を96ウエルのプレート中で上記試験細菌生産物の存在下、24時間培養する。これらを24時間接触後、細胞をリンスし、培地をMTTを含む培地に置換える。次いで、細胞を溶解し、ホルマザン結晶を酸性イソプロパノールに溶解する。得られたホルマザンの量は、波長540nmで分光分析し定量する。
【0033】細胞生存能力(3試験の平均)は下記式に基づいて算出される。
【数1】

【0034】
【表1】

【0035】以下の試験のために選択された細菌生産物濃度は、培養中の細胞に対し毒性を示さない最終濃度である。このようにして選択された濃度は0.0032の貯蔵液であり、6.4μg/mlの細菌生産物に該当する。
【0036】実施例3:使用した汚染物質の細胞毒性の決定汚染物質は排気ガス残渣である。汚染粒子はフィルターで回収した。まず汚染物質の水溶性成分を培地に溶解する。次いで、繊維分をエタノールでリンスした後培地中に浸漬し、すべてを渦流撹拌する。室温で3時間後、調製物を1500rpmで5分間遠心分離する。浮遊物の容積を20mlに調節する。これにより得られた培地は均質で、かつ灰色である。細胞ローンの生存能力は上記したMTT試験により評価される。
【0037】
【表2】

【0038】以下の実施例では、汚染物質はそのままであるいは半分に希釈して使用される。
実施例4:培養中のヒトケラチン細胞のエネルギー代謝における細菌生産物の効果のin vitroでの定量化間接的方法によるATP分析は、酸素、マグネシウムおよび下記反応を触媒するルシフェラーゼ存在下でのATPとD−ルシフェリンとの反応の間、生物発光により発光される光子の測定に基づいている。
【0039】
【数2】

この反応の収率は、反応したATPのモル数に対する発光された光子数の比に対応して集計される。
【0040】24ウエルのプレート中、細胞は、上記細菌生産物、汚染物質あるいは細菌生産物+汚染物質の存在下または非存在下に培養される。測定は3回行われる。細胞ローンをPBS中で洗浄し、細胞を氷上、0.2%トリトン(Triton)X100(Sigma )を含む水100μlに溶解する。ATP分析は“ATP生物発光キットHSII”分析キット(Roche Diagnostics Gmbh)を用いて行われる。一連の計算により結果が得られる。
【0041】
【表3】

試験のための細菌生産物がATP合成量に及ぼす効果は顕著ではない。細菌生産物による阻害は無視しうる程度である。
【0042】
【表4】

汚染物質は、そのままでも半分に希釈されてもATP合成を阻害する。
【0043】細菌生産物および汚染培地の存在下で合成されるATP分析保護指数は以下の方法により算出される:P.I.= 100−{100 ×({処理された非汚染培地−処理された汚染培地}÷{非汚染コントロール培地−汚染コントロール培地})}
【0044】
【表5】

【0045】これら結果から、試験された細菌生産物は、非汚染培地中の貯蔵ATPを低減せず、かつ汚染物質の作用から培養中の細胞を保護する(保護指数はそれぞれ88および92%)。
【0046】実施例5:ヒトケラチン細胞懸濁液における試験のための細菌生産物による抗フリーラジカル効果のin vitroでの分析ヒトケラチン細胞を、成長因子および抗生物質を補強したKGM培地(ケラチン細胞成育培地)中で培養した。この培地は、具体的にpH7.0のHEPES緩衝液、必須および非必須アミノ酸、ビタミンおよびミネラルとともに有機化合物および無機塩を含む。成長因子は、HGK(ヒトケラチン細胞成育剤)、BPE(ウシ脳下垂体抽出物)、ウシインスリン、ヒドロコルチゾン、ウシトランスフェリンおよびヒトEGF(上皮成長因子)である。
【0047】細胞をトリプシンで消化し、培地1リットル当り106 細胞で懸濁した。これらケラチン細胞に、フリーラジカル合成を活性化するための紫外線A光およびB光を発光するヘリウム(Helarium)ランプを用いて30分間照射する。この照射終了時に、試験のための細菌生産物を含むかまたは含まないケラチン細胞懸濁液を酸性化し(pH3.3の懸濁液とするため、細胞懸濁液260μl当り2モル/lのクエン酸を50μl)、カタラーゼ溶液を添加する。実際には、上記細胞懸濁液に、メタノール/tert- ブタノール100μlおよび蒸留水400μlを添加した後、0.2mg/mlカタラーゼをこの細胞懸濁液100μl当り15μl添加し、擬似反応シグナルを発生する過酸化水素を排除する。
【0048】次いで発光試薬を添加する。その後、細胞におけるフリーラジカルの作用により形成された過酸化物を、化学発光により分析する。光量計(luminometer )の読み取りを1分間行い、発光された相対的光量(RLU)数を集計する。
【0049】試験のための細菌生産物を、6.4μg/mlの濃度で培地中に希釈する。ケラチン細胞の懸濁液には、この希釈液を添加するか、あるいは添加しない。
【0050】フリーラジカル合成に対する細菌生産物の保護能力は、%で表記される有効性Eで示され、下記式で算出される。
E%=(CI−CTI)÷(CI−CNI)×100ここで、CIは細菌生産物で処理されてない被照射細胞、CTIは細菌生産物で処理された被照射細胞を示し、CNIは非照射かつ非処理細胞を示す。
【0051】
【表6】

【0052】本研究の条件下では、細菌生産物は、紫外線に曝露された細胞に対し、フリーラジカル形成から細胞を保護する作用をする。この細菌生産物は、64%の対フリーラジカル保護効果を示す。
【0053】実施例6:細菌生産物を含有するクリームの汚染防止効果のin vitroでの定量化ここでは、各個別の設定によるランダムな比較研究(細菌生産物対プラセボ)を行った。2種のクリームを各ボランティアに塗る。化粧クリームは以下の処方に従い調製される。
【0054】
【表7】

【0055】化粧品または皮膚製剤の汚染防止能力は、非処理領域に対する(および/またはプラセボに対する)、カーボン微粒子からの皮膚保護パーセンテージを算出することにより評価される。環境汚染物質の標識として使用される汚染物質粒子は、水中に懸濁したカーボン微粒子である。
【0056】この研究における被験者(ボランティア)のプロトコルは、以下に定められる条件を満たすものとする。
・女性・18歳以上・白色人種(コーカソイド)系・フォトタイプII-III-IV【0057】妊婦、授乳中の女性、被検領域に皮膚疾患または皮膚剥離および/または紅斑をもつ女性、ならびに重篤な疾患または進行性の疾患を患う被験者は、このプロトコルから除外される。抗炎症剤、コルチコステロイドまたはレチノイドの薬物治療中の女性もこのプロトコルから除外される。
【0058】このプロトコルは、試験日当日、被検部分に皮膚製薬用製品または化粧品を使用してない被験者10人に実施される。
【0059】
【表8】

【0060】2種のクリームを試験する。
・クリーム5090はプラセボである。
・クリーム5091はクリーム5090と同一組成に、最終濃度1mg/mlで細菌生産物が添加された組成をもつ。
【0061】各人の前腕に16cm2 の領域を決める(プラセボ領域と処理領域)。
t=0時、上記所定の2つの領域に、プラセボと、試験のための細菌生産物とを基準量(2μl/cm2 )で塗る、すなわち各領域あたり32μlずつのクリーム5090および5091を領域全面に塗り、その後、指サックを用いて当該箇所を円形を描きながら15秒間軽くマッサージする。t=20分時、基準量(2μl/cm2 )の汚染物質をそれぞれ所定領域に塗る。t=60分時、被検領域を所定方法でリンスおよび乾燥した後、各領域をイメージ取込みする(領域毎に3イメージ取りこみ)。皮膚表面上の汚染粒子の視覚化は、イメージ取込みのためのコンピュータシステムに接続された×100長さの可動式光ファイバを備えたビデオ顕微鏡を用いて行われる。
【0062】細菌生産物またはプラセボで処理された各領域の皮膚について観察される“汚染物質”の減少を表すために、結果は下記式で求められるパーセント比率(P%)として示される。
P%={(ZAV−ZAP)÷ZAV}×100ここで、ZAVはリンス前の領域で(画素数で)測定されるカーボン粒子量、ZAPはリンス後に(画素数で)測定されるカーボン粒子量である。SEMは被験者10人の結果の平均の標準誤差を示す。P%=100%ならば、つまり汚染物質に対し完全に保護されており、皮膚表面にはもはやカーボン粒子の痕跡すら存在しない。
【0063】
【表9】

【0064】この研究の条件下では、プラセボを用いた時の結果と、試験のための細菌生産物を含むクリームを用いた時の結果とでは、差異が認められる。プラセボは56%で皮膚を保護するのに対し、細菌抽出生産物を含むクリームは77%で皮膚を保護する。
【0065】実施例7:化粧品処方の形態【表10】

【表11】

【0066】
【表12】

【表13】

【0067】
【発明の効果】本発明の細菌生産物は、化粧品調製物中に含ませれば、具体的に、汚染物質および/または紫外線の有害な作用から皮膚細胞を保護するという効果を示す。
【出願人】 【識別番号】598177315
【氏名又は名称】キャスター
【出願日】 平成14年4月18日(2002.4.18)
【代理人】 【識別番号】100080159
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 望稔 (外1名)
【公開番号】 特開2002−332210(P2002−332210A)
【公開日】 平成14年11月22日(2002.11.22)
【出願番号】 特願2002−115872(P2002−115872)