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【発明の名称】 美白剤及び美白用組成物
【発明者】 【氏名】松嶋 弘明

【要約】 【課題】安全性及び美白効果に優れた美白剤及び組成物を得る。

【解決手段】美白剤及び組成物(美白用組成物、外用組成物)は、キシメジ科(Tricholamataceae)エノキタケ属(Flammulina)及びキシメジ科(Tricholamataceae)シロタモギタケ属(Hypsizigus)から選択された少なくとも一種の担子菌の子実体の乾燥物、又は抽出物を含有する。前記担子菌は、エノキタケ(Flammulina velutipes)又はブナシメジ(Hypsizigus marmoreus)などであってもよい。このような美白剤及び組成物は、安全性及び美白効果に優れている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 キシメジ科(Tricholamataceae)エノキタケ属(Flammulina)及びキシメジ科(Tricholamataceae)シロタモギタケ属(Hypsizigus)から選択された少なくとも一種の担子菌の子実体の乾燥物、又は抽出物を含有する美白剤。
【請求項2】 担子菌が、エノキタケ(Flammulina velutipes)又はブナシメジ(Hypsizigus marmoreus)である請求項1記載の美白剤。
【請求項3】 子実体の抽出物が、水及び親水性溶媒から選択された少なくとも一種の溶媒により抽出された抽出物である請求項1記載の美白剤。
【請求項4】 キシメジ科(Tricholamataceae)エノキタケ属(Flammulina)及びキシメジ科(Tricholamataceae)シロタモギタケ属(Hypsizigus)から選択された少なくとも一種の担子菌の子実体の乾燥物、又は抽出物を含有する美白用組成物。
【請求項5】 頭皮を除く外皮に適用するための外用組成物であって、キシメジ科(Tricholamataceae)エノキタケ属(Flammulina)及びキシメジ科(Tricholamataceae)シロタモギタケ属(Hypsizigus)から選択された少なくとも一種の担子菌の子実体の乾燥物、又は抽出物と担体とで構成された外用組成物。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安全で新規な美白剤及び美白用組成物に関する。より詳細には、特定のキシメジ科の担子菌の乾燥物又は抽出物を含有する美白剤及び美白用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、担子菌類は、食用又は医薬品として利用されてきた。さらに、近年においては、化粧品としても応用されている。
【0003】特開平7−316035号公報では、キシメジ科の担子菌類であるシロタモギタケ属の菌体(胞子、一次菌子体)の培養液又はその菌体抽出液成分に、メラニン生成抑制による美白効果、及び皮膚細胞の活性化及び保湿作用があること、及びこれらの成分を配合した皮膚外用剤が開示されている。また、この文献には、子実体は、生育に時間がかかるため安価に大量に入手しにくく、また入手した後も、子実体の個体差による有用性の変動や抽出率の低さのため量産化が困難であると記載されている。
【0004】特開2000−290133号公報では、イーストエキスを含む培地で、乳酸菌やきのこ菌体[しいたけ、ひらたけ、えのきたけ(キシメジ科の担子菌類)]を培養した菌体培養物と、小麦胚芽から得られる抽出物を含有する美白化粧料が開示され、この混合物に紫外線障害によるメラニン生成抑制による美白効果、メラニン色素排泄促進効果があることが記載されている。
【0005】このように、キシメジ科の担子菌類には美白作用があることが知られている。しかし、従来の方法では、刺激に対して敏感な粘膜に適用すると、刺激性が高く、安全性を向上させることが困難である。
【0006】このように、キシメジ科のシロタモギタケ属及びエノキタケ属の菌体培養物には、美白効果があることが知られている。しかし、菌体培養物では、美白作用が未だ十分ではない。
【0007】一方、特開平3−72428号公報では、エノキタケの子実体またはその自己消化物に抗炎症作用があることが開示されている。特開平9−2914号公報では、エノキタケまたはエノキタケ残渣を有機溶媒等の溶媒に浸漬、抽出して得られる物質に種子の発芽促進や植物の根部の生長促進作用があることが開示されている。また、特開平6−40932号公報では、エノキタケ属に属するキノコの水性溶媒抽出物に頭髪保護作用があることが開示されている。
【0008】しかし、キシメジ科のシロタモギタケ属及びエノキタケ属の子実体の乾燥物又は抽出物が有する美白作用に関する知見は未だなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的は、美白効果に優れるとともに、安全性が高い美白剤、美白用組成物及び外用組成物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意研究した結果、キシメジ科の担子菌類の中でも、特にエノキタケ属又はシロタモギタケ属の担子菌の子実体の乾燥物又は抽出物が、高い安全性と優れた美白作用とを有することを見出し、本発明を完成した。
【0011】すなわち、本発明の美白剤は、キシメジ科(Tricholamataceae)エノキタケ属(Flammulina)及びキシメジ科(Tricholamataceae)シロタモギタケ属(Hypsizigus)から選択された少なくとも一種の担子菌の子実体の乾燥物、又は抽出物を含有する。前記担子菌は、エノキタケ(Flammulina velutipes)又はブナシメジ(Hypsizigus marmoreus)などであってもよい。前記子実体の抽出物は、水、親水性溶媒(又は水可溶性溶媒)などにより抽出された抽出物であってもよい。
【0012】本発明には、前記乾燥物又は抽出物を含有する美白用組成物、及び前記乾燥物又は抽出物と担体(又は基剤)とで構成され、頭皮を除く外皮に適用するための外用組成物も含まれる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の美白剤、及び組成物(美白用組成物、外用組成物)に用いる担子菌には、キシメジ科(Tricholamataceae)エノキタケ属(Flammulina)及びキシメジ科(Tricholamataceae)シロタモギタケ属(Hypsizigus)から選択された少なくとも一種の担子菌が含まれる。前記キシメジ科のエノキタケ属の担子菌としては、エノキタケ(Flammulina velutipes)などが挙げられる。また、キシメジ科のシロタモギタケ属の担子菌としては、ブナシメジ(Hypsizigus marmoreus)、シロタモギタケ(Hypsizigus ulmarius)などが挙げられる。好ましい担子菌は、エノキタケ(Flammulina velutipes)及びブナシメジ(Hypsizigus marmoreus)などである。
【0014】担子菌の子実体は、一般に、「きのこ」と呼ばれる担子菌の地上部分であり、傘、ひだ、つば、柄、つぼ等から構成されている。また、子実体は、胞子(一次菌子体)と異なり、二次菌子体から形成される。本発明に使用する子実体の部位は特に限定されず、いずれの部位を用いてもよく、個別の部位に分離することなく複数の部位を使用してもよく、子実体全体を用いてもよい。
【0015】本発明の美白剤又は組成物は、前記のような特定の担子菌の子実体の乾燥物又は抽出物を含む。また、前記乾燥物及び抽出物の双方を含んでいてもよい。このような美白剤は、日焼けによる皮膚の黒化を元に戻す作用と同時に、肝斑(しみ)、雀卵斑(そばかす)などの色素沈着除去作用をも有する。また、粘膜などの刺激に敏感な部位に適用しても刺激が少なく、安全性に優れている。刺激性が低いことは、例えば、眼粘膜や鼻粘膜などに美白剤又は組成物(美白用組成物、外用組成物)を適用することにより確認できる。
【0016】担子菌の乾燥物の調製法は、特に限定されず、慣用の乾燥方法、例えば、天日干し、風乾、温風(熱風)乾燥法、凍結乾燥法などのいずれも方法で行ってもよい。また、乾燥の前に、必要に応じて、子実体、傘、又は柄に付着している異物などの除去を行ってもよい。異物の除去は、慣用の方法、例えば、洗浄、エアーブローなどにより行うことができる。さらに、乾燥の前及び/又は後には、必要により、裁断、粉砕、破砕などの加工を施してもよい。
【0017】担子菌の抽出物の調製法は、特に限定されないが、生のままの担子菌、又は前記乾燥によって得られた担子菌の乾燥物などから、適当な溶媒を用いて抽出することにより抽出物を得ることができる。抽出操作は、特に制限されず、例えば、攪拌、静置、超音波などの手段により行うことができる。抽出の前及び/又は後には、必要により、担子菌を、裁断、粉砕、破砕などの方法により加工してもよい。
【0018】抽出温度は、特に制限されず、例えば、0℃以上で、溶媒の還流温度以下の温度、例えば、0〜110℃程度、好ましくは20℃〜105℃(例えば、20〜100℃)程度である。抽出時間も特に制限されず、例えば、1〜7日間程度である。
【0019】前記抽出に用いる溶媒としては、特に限定されず、水の他、各種有機溶媒、例えば、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノールなどの一価アルコール;グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、マクロゴールなどの多価アルコール類など)、炭化水素類(ノルマルヘキサンなどの脂肪族炭化水素;シクロヘキサンなどの脂環族炭化水素;キシレン、トルエンなどの芳香族炭化水素など)、エーテル類(ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランなど)、ニトリル類(アセトニトリルなど)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)、エステル類(酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなど)、セロソルブ類(メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブなど)、カルビトール類(メチルカルビトール、エチルカルビトール、ブチルカルビトールなど)、ハロゲン化炭化水素(クロロホルムなど)などが使用できる。これらの溶媒は、1種で又は2種以上組み合わせて使用できる。好ましい抽出溶媒は、水、親水性又は水可溶性溶媒(特に、C1-3アルコール、セロソルブ類などの水可溶性溶媒など)などである。抽出溶媒における水と有機溶媒との割合は、前者/後者(重量比)=100/0〜0/100(例えば、100/0〜10/90)、好ましくは100/0〜20/80、さらに好ましくは100/0〜30/70程度である。
【0020】溶媒の割合は、特に制限されず、担子菌1重量部に対して、例えば、1〜1000重量部、好ましくは1〜500重量部、さらに好ましくは1〜200重量部程度である。
【0021】抽出後、抽出液(固体−液体混合物)は、必要により、静置、デカンテーション、遠心分離、圧搾などの慣用の方法で、担子菌(固体成分)を除去してもよい。また、担子菌(固体成分)を除去しない場合、抽出溶媒中で粉砕したり、すり潰したりしてもよい。
【0022】得られた抽出物は、必要により、慣用の方法により、希釈、濃縮、分離、精製などの処理を行ってもよい。分離精製は、慣用の方法、例えば、ろ過、限外ろ過、吸着剤[活性炭、シリカゲル、各種樹脂(イオン交換樹脂など)など]、各種クロマトグラフィーなどにより行うことができる。
【0023】本発明においても抽出物とは、前記の各操作を経て得られたものをいい、抽出物の形態は、特に制限されず、溶液状、油状、ペースト状、ゲル状、粉末状、固形状などであってもよい。
【0024】本発明の美白用組成物及び外用組成物は、前記子実体の抽出物又は乾燥物を含有する。前記抽出物又は乾燥物の組成物中の割合は、特に制限されない。抽出物の場合、子実体乾燥物として換算して、例えば、組成物全体に対して、子実体乾燥物0.01〜2000重量%、好ましくは0.05〜1000重量%、さらに好ましくは0.1〜1000重量%、特に1〜1000重量%程度である。また、乾燥物の場合、例えば、組成物全体に対して、0.01〜60重量%、好ましくは0.1〜30重量%、さらに好ましくは0.1〜10重量%程度である。
【0025】本発明の美白用組成物及び外用組成物の形態は、特に限定されないが、液剤(ローション剤、ゲル剤、乳剤、懸濁剤、エキス剤、チンキ剤、エアゾール剤、リポソーム剤など)、固形剤(錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤など)、貼付剤(パップ剤、パスタ剤、貼付剤など)、半固形剤(軟膏剤、硬膏剤、クリーム剤など)などの慣用の剤形が採用できる。液剤は、基材に含浸させた形態で用いてもよい(例えば、ウェットティッシュなど)。
【0026】また、使用形態としては、特に限定されないが、基礎化粧料、メークアップ化粧料、洗顔料、入浴料、口唇用化粧料、洗浄料、医薬部外品、及び医薬品などに応用可能である。
【0027】本発明の美白用組成物は、好ましくは、皮膚などに適用する外用組成物として利用できる。また、本発明の外用組成物は、美白効果に優れるため、紫外線などの外的刺激によりメラニン産生が生じやすい外皮(皮膚)、例えば、顔、首、腕、手、胴、足などの種々の部位の外皮(すなわち、頭皮を除く外皮)などに適用するのに適している。
【0028】本発明の組成物(美白用組成物、外用組成物)では、さらに美白作用を増強又は補足するため、医薬品、医薬部外品、又は化粧品分野における慣用の美白成分を併用してもよい。このような美白成分としては、例えば、アスコルビン酸又はその誘導体、システイン、胎盤抽出物、アルブチン、コウジ酸、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体、パントテン酸又はその誘導体、グルタチオンの他、美白効果を有する植物[例えば、イリス(アイリス)、チョウジ、ウコン、トウガラシ、ツルレイシ、アロエ、アロエベラ、茶、カンゾウ、オウゴン、カミツレ、ソウハクヒ、カッコン、サンショウ、ボタンピ、グァバ、ユキノシタなど]の抽出物や精油、フィチン酸などが挙げられる。これらの美白成分は、1種で又は2種以上組み合わせて使用できる。これらの美白成分のうち、アロエ、イリス(アイリス)、アロエベラ、茶、カミツレに由来する植物エキスや精油、パントテン酸又はその誘導体、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体などが好ましい。
【0029】本発明の組成物には、さらに、医薬品、化粧品、医薬部外品、食品などに使用される種々の成分(薬理活性又は生理活性成分などの活性又は有効成分など)を配合することにより美白作用の他にも有用な作用を付加することができる。これらの成分は、一種で又は二種以上組み合わせて使用できる。
【0030】前記成分としては、例えば、ビタミン類、アミノ酸類、抗菌剤(防腐剤又は殺菌剤)、消炎・抗炎症剤、血行促進・末梢血流改善剤、収斂剤、紫外線吸収剤、皮膚軟化剤、酵素成分、抗酸化剤、保湿剤、精油成分、植物由来原料、その他の天然由来原料などが使用できる。
【0031】ビタミン類としては、ビタミンA類(例えば、レチナール、レチノール、レチノイン酸、カロチン、デヒドロレチナール、リコピンなど)、ビタミンB類(例えば、チアミン、チアミンジスルフィド、ジセチアミン、オクトチアミン、シコチアミン、ビスイブチアミン、ビスベンチアミン、プロスルチアミン、ベンフォチアミン、フルスルチアミン、リボフラビン、フラビンアデニンジヌクレオチド、ピリドキシン、ピリドキサール、ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミン、メチルコバラミン、デオキシアデノコバラミン、葉酸、テトラヒドロ葉酸、ジヒドロ葉酸、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチニックアルコール、パントテン酸、パンテノール、ビオチン、コリン、イノシトールなど)、ビタミンC類(例えば、アスコルビン酸又はその誘導体、エリソルビン酸又はその誘導体など)、ビタミンD類(例えば、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ヒドロキシコレカルシフェロール、ジヒドロキシコレカルシフェロール、ジヒドロタキステロールなど)、ビタミンE類(例えば、トコフェロール又はその誘導体、ユビキノン誘導体など)、ビタミンK類(例えば、フィトナジオン、メナキノン、メナジオン、メナジオール、納豆抽出物、納豆菌抽出物、及びそれらの薬学上又は生理的に許容される塩類など)、その他のビタミン類(例えば、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、オロチン酸、ルチン、エリオシトリン、ヘスペリジンなど)などが挙げられる。
【0032】アミノ酸類としては、例えば、ロイシン、イソイロイシン、バリン、メチオニン、トレオニン、アラニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アスパラギン、アスパラギン酸、セリン、グルタミン、グルタミン酸、プロリン、チロシン、システイン、ヒスチジン、オルニチン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、グリシルグリシン、アミノアチルスルホン酸、及びそれらの塩(例えば、アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウム、塩酸システインなどの薬学上又は生理的に許容される塩など)などが挙げられる。
【0033】抗菌剤(防腐剤又は殺菌剤)としては、例えば、パラオキシ安息香酸アルキルエステル(パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなど)、4級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、臭化セチルピリジニウムなど)、アニリン類(塩化メチルロザニリン、スルファミンなど)、アラルキルアルコール(ベンジルアルコール、フェネチルアルコールなど)、アリールオキシアルキルアルコール(フェノキシエタノールなど)、脂肪族アルコール(イソプロパノール、エタノール、クロロブタノール、アクリノールなど)、イオウ、リン酸ジルコニウムの金属(銀、亜鉛、酸化亜鉛など)担持物、銀亜鉛アルミノケイ酸塩、マーキュロクロム、チメロサール、ポビドンヨード、デヒドロ酢酸、芳香族アルコール類(クロルキシレノール、クレゾール、フェノール、レゾルシン、イソプロピルメチルフェノール、チモール、クロロフェン、オルトフェニルフェノールなどのフェノール類;ヒノキチオール;8−ヒドロキシキノリンなど)、脂肪酸(プロピオン酸、ウンデシレン酸、カプリル酸などの飽和脂肪酸;ソルビン酸などの不飽和脂肪酸など)、芳香族カルボン酸(安息香酸など)、カルバン類(トリクロカルバン、ハロカルバンなど)、イソチアゾリノン類(5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンなど)、ポリリジン、クロルヘキシジン、ポリヘキサメチレンビグアニド、アルキルポリアミノエチルグリシン、リゾチーム、ラクトフェリン、トリクロサン、チアベンダゾール、ポリミキシンB、過酸化水素などが挙げられる。
【0034】消炎・抗炎症剤としては、例えば、アラントイン、トラネキサム酸、ε−アミノカプロン酸、グリチルレチン酸又はその誘導体、グリチルリチン酸又はその誘導体、サリチル酸又はその誘導体、アズレン又はその誘導体、ジフェンヒドラミン、クロルフェニラニン、ヒノキチオール、甘草抽出物、ヒドロコルチゾン、及びインドメタシンなどが挙げられる。
【0035】血行促進・末梢血流改善剤としては、例えば、トコフェロール又はその誘導体、ニコチン酸又はその誘導体、ニコチニックアルコール、カプサイシン、ノニル酸ワレニルアミド、イクタモール、カフェイン、シクランデレート、γ−オリザノール、シンナリジン、アセチルコリン、セファランチン、カルプロニウム、ミノキシジル、タンニン酸、メントール、カンフル、トウキ抽出物、トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、アロエ抽出物、ゲンチアナ抽出物、センブリ抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、及びハッカ油などが挙げられる。
【0036】収斂剤としては、例えば、アラントイン、カフェイン、コハク酸、金属ハロゲン化物(塩化亜鉛、塩化第二鉄など)、金属塩(硫酸亜鉛、硫酸アルミニウムカリウムなどの硫酸塩;乳酸亜鉛などのカルボン酸塩;p−フェノールスルホン酸亜鉛などのスルホン酸塩など)、金属酸化物(酸化亜鉛、酸化鉄など)、タンニン酸、エピガロカテキンなどのカテキン類、及びゲラニオールなどが挙げられる。
【0037】紫外線吸収剤としては、例えば、アミノ安息香酸エステル類(p−アミノ安息香酸モノグリセリンエステル、N,N−ジエトキシ−p−アミノ安息香酸エチル、N,N−ジプロポキシ−p−アミノ安息香酸エチル、N,N−ジメチル−p−アミノ安息香酸エチル、N,N−ジメチル−p−アミノ安息香酸ブチルなど)、サリチル酸エステル類(アミルサリチレート、ホモメンチルサリチレート、オクチルサリチレート、フェニルサリチレート、ベンジルサリチレート、p−イソプロパノールフェニルサリチレートなど)、桂皮酸エステル類[オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソルロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジ−p−メトキシシンナメート、3,4,5−トリメトキシ桂皮酸−3−メチル−4−[メチルビス(トリメチルシロキシ)シリル]ブチル、ジ−p−メトキシ桂皮酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリルなど]、ベンゾフェノン類[2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニルベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン−3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファーなど]、ヘテロ環化合物[トリアゾール類(2,2’−ジヒドロキシ−5−メチルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールなど)、トリアジン類(2,4,6−トリス[p−(2’−エチルヘキシル−1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジンなど)、アントラニル酸エステル類(ホモメンチル−N−アセチルアントラニレートなど)、ウロカニン酸又はそのエステル(ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルなど)、ベンゾキサゾール類(2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾールなど)など]、アゾ化合物(ジベンザラジンなど)、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4’−t−ブチルベンソイルメタン、メンチルアリチレート、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、及び5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オンなどが挙げられる。
【0038】皮膚軟化剤としては、例えば、サリチル酸又はその誘導体、乳酸、レゾルシン、及び尿素などが挙げられる。
【0039】酵素成分としては、リパーゼなどのエステラーゼ;エンドペプチダーゼ、コラゲナーゼ、ゼラチナーゼ、キモトリプシンなどのプロテアーゼ;アミラーゼ、及びリゾチームなどの加水分解酵素などが挙げられる。
【0040】抗酸化剤としては、例えば、アスコルビン酸又はその誘導体、エリソルビン酸又はその誘導体、トコフェロール又はその誘導体、カロチン、リコピン、グルタチオン、没食子酸プロピル、タンニン酸、カテキン類(エピガロカテキンなど)、ポリフェノール類(アントシアニンなど)、フェノール類(ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、p−ヒドロキシアニソールなど)、ヒドロキシシチロソール、ノルヒドログアセレテン酸の他、過酸化物の反応を触媒する酵素(カタラーゼ、スーパーオキシドディスムターゼ、グルタチオンパーオキシダーゼなど)、エラスターゼなどの抗酸化作用を有する酵素などが挙げられる。
【0041】保湿剤としては、例えば、糖類[単糖類(グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、リボース、リブロース、アラビノース、キシロース、リキソース、デオキシリボースなど)、二糖類(マルトース、トレハロース、スクロース、セロビオース、ラクトース、プルラン、ラクツロースなど)、三糖類(ラフィノースなど)、糖アルコール(マルチトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、イノシトールなど)、多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、キチン又はその誘導体、キトサン又はその誘導体など)など]、ポリオール類(エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレングリコールなどのアルキレングリコール類;グリセリン、ペンタエリスリトールなど)、タンパク質(コラーゲン、アテロコラーゲンなど)、乳酸、カロニン酸、胆汁酸、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、ピロリドンカルボン酸、イザヨイバラ抽出物、及びメリロート抽出物などが挙げられる。
【0042】精油成分としては、例えば、アニス精油、アンゲリカ精油、イランイラン精油、イリス精油、ウイキョウ精油、オレンジ精油、カナダバルサム精油、カナンガ精油、カラウェー精油、カルダモン精油、クミン精油、シナモン精油、グレープフルーツ精油、ゲラニウム精油、コパイバルサム精油、コリアンダー精油、シソ精油、シダーウッド精油、シトロネラ精油、ジャスミン精油、ジンジャーグラス精油、スギ精油、スペアミント精油、ダイウイキョウ精油、チョウジ精油、トルーバルサム精油、ハッカ精油、バラ精油、パルマローザ精油、ヒノキ精油、ヒバ精油、ベイ精油、ベチバ精油、ベルガモット精油、ペルーバルサム精油、ボアドローズ精油、マツ精油、マンダリン精油、ユーカリ精油、ライム精油、ラベンダー精油、リナロエ精油、レモン精油、レモングラス精油、ローズマリー精油、各種木酢液、竹酢液などが挙げられる。
【0043】植物由来原料として、植物の全草、葉、茎、根茎、根、花、偽花、花弁、花粉、樹皮、樹液、果汁、果実、果肉、果皮、種子、胚乳、胚芽などの1種、又は2種以上の部分の乾燥物、醗酵物、及び/又は抽出物などを用いることができる。その原植物としては、例えば、タデ科植物(アイ、イタドリ、ギシギシ、スイバ、ソバ、ダイオウ、タデ、チョウセンダイオウ、ツルドクダミ、モミジバダイオウ、ヤナギタデなど)、シソ科植物(アオジソ、イブキジャコウソウ、ウツボグサ、オドリコソウ、カタメンジソ、キダチハッカ、クロバナヒキオコシ、ケイガイ、コウスイハッカ、サルビア、シソ、セイヨウハッカ、セイヨウヤマハッカ、タチジャコウソウ、チリメンジソ、バジル、ハッカ、ハナハッカ、ホトケノザ、ミドリハッカ、メハジキ、メボウギ、メリッサ、ヤグルマハッカ、ラベンダー、ローズマリーなど)、ツヅラフジ科植物(アオツヅラフジ、オオツヅラフジなど)、リュウゼツラン科植物(アオノリュウゼツラン、サイザルアサ、フウリンブッソウゲ、フクリンリュウゼツランなど)、アカネ科植物(アカキナノキ、アカネ、アセンヤク、カギカズラ、キナ、キナノキ、クチナシ、コーヒー、シンコナサクシルブラ、トコンなど)、マメ科植物(アカシア、アカツメクサ、アズキ、アルファルファ、エゾカンゾウ、エビスグサ、エンジュ、エンドウマメ、オジギソウ、カリン、カンゾウ、キヌサヤエンドウ、クズ、クララ、コパイバルサム、シタン、シロツメクサ、センナ、ソラマメ、ダイズ、タマリンド、ツルアズキ、デイコ、ナンキンマメ、ハギ、ハブソウ、フジ、ブラジルカンゾウ、ブンドウ、ミモザ、レンゲソウなど)、ユキノシタ科植物(アカスグリ、アジサイ、アマチャ、グースベリー、ヤグルマソウ、ユキノシタなど)、ブドウ科植物(アカブドウなど)、マツ科植物(アカマツ、カラマツ、クロマツ、セイヨウアカマツ、セイヨウカラマツ、マツなど)、トウダイグサ科(アカメガシワ、ククイナッツ、タカトウダイ、ヒマシなど)、セリ科植物(アギ、アシタバ、アニス、ウイキョウ、オタネニンジン、オランダゼリ、オランダミツバ、キントキニンジン、コエンドコロ、サンシチニンジン、シシウド、セイヨウニンジン、セリ、セルリ、セロリ、センキュウ、チクセツニンジン、トウキ、ノダケ、パセリ、ハマボウフウ、ヒメウイキョウ、ビャクシ、ボウフウ、ミシマサイコ、ミツバ、ヨロイグサなど)、ニレ科植物(アキニレ、オヒョウ、ニレ、ハルニレ、ムクノキなど)、アケビ科植物(アケビなど)、クワ科植物(アサ、イチジク、カジノキ、ガジュマル、コウゾ、ボダイジュ、ホップ、マグワなど)、ヒルガオ科植物(アサガオ、サツマイモ、ネナシカズラ、マメダオシ、マルバアサガオ、ムラサキイモなど)、イネ科植物(アシ、アワ、イネ、オオムギ、カラスムギ、クマザサ、コムギ、ササ、サトウキビ、ジュズダマ、ススキ、チガヤ、トウモロコシ、ネマガリタケ、ハダカムギ、ハチク、ハトムギ、パンパグラス、ヒエ、マダケ、ムラサキトウモロコシ、モウソウチク、ライムギなど)、ブナ科植物(アベマキ、ウラジロガシ、カシ、カシワ、クヌギ、クリ、コルクガシ、シラカシ、ブナなど)、クスノキ科植物(アボガド、クスノキ、ゲッケイジュなど)、アマ科植物(アマなど)、ウリ科植物(アマチャヅル、オオカラスウリ、カボチャ、カラスウリ、キカラスウリ、キュウリ、スイカ、トウガン、ヘチマ、メロンなど)、ユリ科植物(アマドコロ、アミガサユリ、アロエ、アロエベラ、オニユリ、カンゾウ、キダチアロエ、ケナシサルトリイバラ、ササユリ、ジャノヒゲ、スズラン、タマネギ、チューリップ、ナギイカダ、ナルコユリ、ニラ、ニンニク、ネギ、ハカタユリ、ハナスゲ、ヤブラン、ユリ、ラッキョウなど)、バラ科植物(アーモンド、アンズ、イチゴ、ウメ、エゾキイチゴ、オオシマザクラ、オオミサンザシ、オオヤマザクラ、オランダイチゴ、カスミザクラ、カンザクラ、キイチゴ、キンミズヒキ、コウシンバラ、サクラ、サクランボ、サトザクラ、シモツケソウ、スモモ、セイヨウサンザシ、セイヨウナシ、セイヨウバラ、ソメイヨシノ、タカネザクラ、ダークスウィートチェリー、チョウジザクラ、ナシ、ノイバラ、ノバラ、ノモモ、ハマナス、バラ、ビワ、ブラックベリー、プラム、プルーン、ボケ、ホンアンズ、マメザクラ、マルメロ、ミヤマザクラ、モモ、モレロチェリー、ヤマザクラ、ヨーロッパキイチゴ、ラズベリー、リンゴ、ワレモコウなど)、アヤメ科植物(アヤメ、サフラン、ヒオウギなど)、イチイ科植物(アララギなど)、キク科植物(アルニカ、イガコウゾリナ、エゾタンポポ、オオバナオケラ、オグルマ、オケラ、オナモミ、カミツレ、カワラヨモギ、カンサイタンポポ、キク、キンセンカ、ゴギョウ、ゴボウ、シオン、シマカンギク、シュンギク、シロバナタンポポ、ステビア、セイヨウタンポポ、セイヨウノコギリソウ、タンポポ、チコリ、チョウセンヨモギ、ツワブキ、トウキンセンカ、ニガヨモギ、ノアザミ、ノギク、ノコギリソウ、ハハコグサ、ヒマワリ、フキ、フキタンポポ、フジバカマ、ベニバナ、ホソバナオケラ、ホソババレンギク、ホソバムラサキバレンギク、マリーゴールド、ミルクアザミ、モウコタンポポ、モウコヨモギ、モッコウ、ヤマヨモギ、ヨモギ、ラワンブキ、レタス、ローマカミツレなど)、イグサ科植物(イなど)、メギ科植物(イカリソウ、シロミナンテン、ナンテン、ルイヨウボタンなど)、アオイ科植物(イチビ、ウスベニアオイ、ウスベニタチアオイ、オクラ、ゼニアオイ、タチアオイ、トロロアオイ、ハイビスカス、ビロウドアオイ、ムクゲなど)、イチヤクソウ科植物(イチヤクソウなど)、イチョウ科植物(イチョウなど)、ヒメハギ科植物(イトヒメハギ、セネガ、ヒロハセネガなど)、イラクサ科植物(イラクサなど)、カヤツリグサ科植物(ウキヤガラ、ハマスゲなど)、ショウガ科植物(ウコン、ガジュツ、ショウガ、ミョウガなど)、ウマノスズクサ科植物(ウスバサイシン、ケイリンサイシンなど)、ウコギ科植物(ウド、カミヤツデ、キズタ、セイヨウキヅタ、タラノキ、チョウセンニンジン、トチバニンジン、ヤツデなど)、ウラジロ科植物(ウラジロなど)、ツヅジ科植物(ウワウルシなど)、ミカン科植物(ウンシュウミカン、オウバク、オオベニミカン、オレンジ、キジツ、キハダ、キンカン、グレープフルーツ、ザボン、サンショウ、ダイダイ、タチバナ、ナツミカン、ポンカン、マンダリン、ユズ、ライム、レモンなど)、ウコギ科植物(エゾウコギなど)、キンポウゲ科植物(オウレン、コボタンヅル、サキシマボタンヅル、サラシナショウマ、センニンソウ、ヒロハオキナグサなど)、ゴマノハグサ科植物(オオイヌフグリ、ジオウなど)、オオバコ科植物(オオバコなど)、カバノキ科植物(オオハシバミ、オオバヤシャブシ、カバノキ、シダレカンバ、シラカバ、ハシバミ、ヤシャブシ、ヤマハンノキなど)、オトギリソウ科植物(オトギリソウ、コゴメバオトギリソウ、セイヨウオトギリソウ、マンゴスチンなど)、クルミ科植物(オニグルミ、クルミ、サワグルミ、セイヨウグルミ、テウチグルミ、マンシュウクルミなど)、ラン科植物(オニノヤガラ、コチョウラン、バニラビーンズなど)、オミナエシ科植物(オミナエシ、カノコソウなど)、モクセイ科植物(オリーブ、シナレンギョウ、ジャスミン、トウネズミモチ、ライラック、レンギョウなど)、アオギリ科植物(カカオなど)、カキノキ科植物(カキなど)、ウルシ科植物(カシューナッツ、ヌルデ、マンゴーなど)、カツラ科植物(カツラなど)、カニクサ科植物(カニクサなど)、ガマ科植物(ガマ、ヒメガマなど)、アブラナ科植物(カラシナ、カリフラワー、キャベツ、クレソン、コマツナ、サクラジマダイコン、セイヨウワサビ、ダイコン、チンゲンサイ、ナズナ、ナタネ、ハクサイ、ハボタン、ブロッコリー、ミズナ、ワサビなど)、サトイモ科植物(カラスビシャク、コンニャクイモ、サトイモ、ショウブ、セキショウ、マイズルテンナンショウなど)、ムクロジ科植物(ガラナ、ニガウリ、ムクロジ、ライチ、リュウガンなど)、モクレン科植物(カラホオ、ゴミシ、サネカズラ、タムシバ、チョウセンゴミシ、ホオノキ、モクレンなど)、ヤナギ科植物(カワヤナギ、タチヤナギ、ドロノキ、ネコヤナギ、ポプラ、ヤチヤナギ、ヤナギなど)、カンナ科植物(カンナなど)、マタタビ科植物(キウイ、マタタビなど)、キキョウ科植物(キキョウ、サワギキョウ、シャジン、ツルニンジン、ヒカゲツルニンジンなど)、ノウゼンカズラ科植物(キササゲなど)、コショウ科植物(キンマ、コショウ、フウトウカズラなど)、フトモモ科植物(グアバ、クローブ、バンジロウ、ユーカリなど)、ナス科植物(クコ、シシトウ、ジャガイモ、チョウセンアサガオ、トウガラシ、トマト、ナス、ハシリドコロ、パプリカ、ピーマン、ベラドンナ、ホオズキなど)、オモダカ科クマツヅラ科植物(クマツズラ、ハマゴウ、ミツバハマゴウなど)、クロウメモドキ科植物(クロウメモドキ、サネブトナツメ、ナツメなど)、モチノキ科植物(クロガネモチなど)、ヒユ科植物(ケイトウ、ヒナタイノコヅチ、ヒユなど)、リンドウ科植物(ゲンチアナ、センブリ、トウリンドウ、ミツガシワ、リンドウなど)、フクロウソウ科植物(ゲンノショウコなど)、スイレン科植物(コウホネ、ジュンサイ、ハスなど)、ツツジ科植物(コケモモ、サザンカ、サツキ、ツツジ、ブルーベリー、ミヤマキリシマなど)、ヤシ科植物(ココヤシ、シュロ、ノコギリヤシ、ビンロウジュ、ロウヤシなど)、ゴマ科植物(ゴマなど)、ゴマノハグサ科植物(ゴマノハグサなど)、ガガイモ科植物(コンズランゴ、ヤナギトウワタなど)、ムラサキ科植物(コンフリー、シコン、ムラサキなど)、ツバキ科植物(サカキ、チャ、ツバキなど)、ザクロ科植物(ザクロなど)、植物(サジオモダカなど)、アカザ科植物(サトウダイコンなど)、ナデシコ科植物(サボンソウ、ツメクサ、ハコベ、ハコベラなど)、ミソハギ科植物(サルスベリ、ミソハギなど)、ミズキ科植物(サンシュユなど)、サクラソウ科植物(シクラメンなど)、シクンシ科植物(シクンシなど)、シナノキ科植物(シナノキなど)、ボタン科植物(シャクヤク、ボタンなど)、ブドウ科植物(シロバナツタなど)、スイカズラ科植物(スイカズラ、セイヨウニワトコ、ニワトコなど)、ヒガンバナ科植物(スイセン、ヒガンバナなど)、スギ科植物(スギなど)、トクサ科植物(スギナなど)、スミレ科植物(スミレなど)、トチノキ科植物(セイヨウトチノキなど)、ヒノキ科植物(セイヨウネズ、ヒノキ、ヒバなど)、ヤドリギ科植物(セイヨウヤドリギ、ヤドリギなど)、センダン科植物(センダンなど)、ゼンマイ科植物(ゼンマイなど)、イノモトソウ科植物(タカワラビ、ワラビなど)、アカバナ科植物(ツキミソウなど)、ツユクサ科植物(ツユクサなど)、ツルナ科植物(ツルナなど)、ツルムラサキ科植物(ツルムラサキなど)、ドクダミ科植物(ドクダミなど)、トチュウ科植物(トチュウなど)、パンヤ科植物(ドリアンなど)、ヤマノイモ科植物(ナガイモ、ヤマノイモなど)、ニガキ科植物(ニガキなど)、ニクズク科植物(ニクズクなど)、パイナップル科植物(パイナップルなど)、ウラボシ科植物(ハカマウラボシ、ヒトツバなど)、バショウ科植物(バナナなど)、パパイア科植物(パパイヤなど)、ハマビシ科植物(ハマビシなど)、パンノキ科植物(パンノキなど)、ヒシ科植物(ヒシなど)、アガサ科植物(ビートなど)、ブドウ科植物(ブドウ、ヤブカラシなど)、スズカケニキ科植物(プラタナスなど)、アカゲ科植物(ホウレンソウなど)、マオウ科植物(マオウなど)、ヤマモガシ科植物(マカダミアナッツなど)、ヒルギ科植物(マングローブなど)、カンラン科植物(ミルラなど)、カエデ科植物(メグスリノキなど)、ヤマゴボウ科植物(ヤマゴボウなど)、ヤマモモ科植物(ヤマモモなど)、アオカズラ、アカヤジオウ、アセロラ、アルテア、アンジェリカ、イナゴマメ、イノンド、イボタロウ、イランイラン、ウグイスカズラ、エストラゴン、エドヒガシ、エルダーベリー、エレミ、オウギ、オウヒササノユキ、オニノス、オレガノ、カイケイジオウ、カシア、カスカリラ、カッポクノキ、カホクサンシュウ、カムカム、カラヤ、ガルシニア、カンスイ、カンタラアサ、カンタリス、カンデリラ、カントウ、キバナオウギ、ギムネマ、キャベブ、キラヤ、グアユーレ、クサスグカズラ、クランベリー、コウホン、コウリャン、コガネバナ、コーラナッツ、コロハ、コロンボ、ザーサイ、ササノユキ、シナホオノキ、シバサーモンベリー、サンズコン、サンタラ、シア、シアノキ、ショズク、シロゴチョウ、シロバナイリス、スイムベリー、セイヨウナツユキソウ、セイヨウフウチョウボク、ソメモノイモ、ターサイ、タンジン、ダンマル、チョウセンニレ、ツボクサ、トラガント、トリアカンソス、トルメンチラ、ナイゼリアベリー、ナギオタコウジュ、ナニワイバラ、ナンバンクサフジ、ハクセン、ハクルベリー、バナバ、ハマメリス、パリエタリア、ヒキオコシ、ピスタチオ、ピメンタ、ビルベリー、ブラックカーラント、ブラクコホッシュ、ボイセンベリー、ホホバ、マルバノジャジン、マルベリー、ミゾカクシ、ミラクルフルーツ、ミロバラン、メラロイカ、メリロート、モロヘイヤ、ヤカワムラサキイモ、ヤクチ、ラカンカ、レッドカーラント、レモングラス、及びローガンベリーなどが挙げられる。
【0044】その他、天然由来原料として、例えば、クロレラ、テングサなどの藻類由来の原料や、酵母抽出物などの微生物代謝産物、絹などの昆虫由来成分、牛乳、ヘモグロビン分解物など動物由来原料、香料、水などを用いることができる。
【0045】本発明の組成物には、必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、担体又は添加剤などを任意に選択、併用してもよい。
【0046】担体(又は基剤)又は添加剤としては、油脂類、鉱物油類、ロウ類、脂肪酸類、シリコーン油類、ステロール類、エステル類、金属石鹸類、アルコール、糖、高分子化合物、界面活性剤、pH調整剤、粉末成分、キレート剤、着色剤(着色料)などが含まれる。
【0047】油脂類としては、植物油(アボガド油、アマニ油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、エノ油、オリブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、カカオ脂、カラシナ油、カミツレ油、カヤ油、カロット油、キューカンパー油、ククイナッツ油、小麦胚芽油、米糠油、サザンカ油、サフラワー油、シナキリ油、大豆油、タートル油、茶実油、月見草油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、日本キリ油、胚芽油、パーシック油、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、ホホバ油、マカダミアナッツ油、綿実油、モクロウ、落花生油、ヤシ油など)、動物油(ミンク油、卵黄油、魚油、牛脂、牛骨脂、馬脂、羊脂、豚脂など)、グリセリン類(トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリンなど)などの天然油脂などが挙げられる。また、油脂類には、前記植物油、動物油、及びグリセリン類などの油脂の水素添加物(硬化油)なども含まれる。
【0048】鉱物油類としては、流動パラフィン、黄色ワセリン、白色ワセリン、スクワレン、スクワラン、オゾケライト、プリスタン、パラフィン、セレシン、及びマイクロクリスタリンワックスなどが挙げられる。
【0049】ロウ類としては、植物性ロウ(カルナバロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、ベイベリーロウ、カポックロウ、ヌカロウ、ジョジョバロウなど)、動物性ロウ(鯨ロウ、セラックロウ、ラノリン、液状ラノリン、硬質ラノリン、還元ラノリン、酢酸ラノリン、ミツロウ、イボタロウなど)、鉱物性ロウ(モンタンロウなど)、ラノリン脂肪酸エステル(ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコールなど)、ラウリン酸エステル(ラウリン酸ヘキシルなど)、ポリオキシエチレンラノリンアルコールエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコールアセテート、ポリオキシエチレン水素添加ラノリンアルコールエーテル、及びポリオキシエチレンコレステロールエーテルなどが挙げられる。
【0050】脂肪酸類としては、飽和脂肪酸(2−エチルブタン酸、イソペンタン酸、2−メチルペンタン酸、カプロン酸、カプリル酸、イソノナン酸、カプリン酸、ウンデシレン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸などのC4-24飽和脂肪酸)、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、パルミトオレイン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、セスキオレイン酸など)などが挙げられる。
【0051】シリコーン油類としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロゲンポリシロキサンなどの鎖状ポリシロキサン;デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハイドロゲンポリシロキサンなどの環状ポリシロキサン;高次構造をとるシリコーン樹脂、及びシリコーンゴムなどが挙げられる。
【0052】ステロール類としては、例えば、コレステロール、フィトステロール、シトステロール、及びタラキサステロールなどが挙げられる。
【0053】エステル類としては、例えば、飽和脂肪酸エステル(酢酸ラノリン、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシルなどの飽和脂肪酸アルキルエステル;乳酸セチル、乳酸ミリスチルなどの飽和オキシ脂肪酸アルキルエステル;モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコールなどの飽和脂肪酸のアルキレングリコールエステルなど)、不飽和脂肪酸エステル(オレイン酸オレイル、オレイン酸デシルなどの不飽和脂肪酸エステル;ジオレイン酸プロピレングリコールなどの不飽和脂肪酸のアルキレングリコールエステルなど)、芳香族カルボン酸エステル(フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチルなど)、レシチン又はフォスファチジルコリン(大豆レシチン、卵黄レシチン、リゾレシチンなど)、ケファリン(フォスファチジルセリン、フォスファチジルエタノールアミンなど)、フォスファチジルイノシトール、フォスファチジルグリセロール、フォスファチジン酸、及びショ糖脂肪酸エステルなどが挙げられる。
【0054】金属石鹸類としては、例えば、飽和脂肪酸(C10-20飽和脂肪酸など)の金属塩、例えば、ミリスチン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムなどの飽和脂肪酸アルカリ土類金属塩;ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛、パルミチン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛などの飽和脂肪酸亜鉛;及びステアリン酸アルミニウムなどの飽和脂肪酸アルミニウムなどが挙げられる。
【0055】アルコール類としては、一価アルコール類[エタノール、イソプロパノール、ラウリルアルコール、2−ヘキシルデカノール、2−オクチルドデカノール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなどの飽和脂肪族アルコール;オレイルアルコールなどの不飽和脂肪族アルコール;ラノリンアルコールなど]、多価アルコール類[例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどのアルキレングリコール;エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルなどのアルキレングリコールモノアルキルエーテル;グリセリン、ペンタエリスリトール、マクロゴール;ソルビトール、マンニトール、キシリトール、イノシトールなどの糖アルコールなど]などが挙げられる。酸化エチレン、酸化プロピレンなどのエポキシド又はその塩も含まれる。
【0056】糖類としては、例えば、単糖類(グルコース、ガラクトース、マンノース、リボース、アラビノース、キシロース、デオキシリボース、フルクトース、リブロース、リキソースなど)、二糖類(ラクトース、マルトース、トレハロース、スクロース、セロビオース、プルラン、ラクツロースなど)、三糖類(ラフィノースなど)、糖アルコール(マルチトールなど)などが挙げられる。
【0057】高分子化合物としては、例えば、ガム質(アラビアゴム、カラヤガム、キサンタンガム、キャロブガム、グアーガム、グアヤク脂、クインスシード、ダルマンガム、トラガント、ベンゾインゴム、ローカストビーンガムなど)、多糖類[寒天、アルギン酸、デキストリン、デキストラン、ガラギーナン、ペクチン、デンプン、ポリガラクツロン酸、キチン又はその誘導体、キトサン又はその誘導体、エラスチン、ヘパリン、ヘパリノイド、ヘパリン硫酸、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、セラミド、セルロース又はその誘導体(セルロース;メチルセルロース、エチルセルロースなどのセルロースエステル;ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロースなどのセルロースエーテル;ニトロセルロースなど)など]、タンパク質(カゼイン、ゼラチン、コラーゲン、リボ核酸、デオキシリボ核酸など)、及び親水性又は水溶性ポリマー[ポリビニルアルコール(完全、又は部分ケン化物)、ポリビニルピロリドン、ポリビニル(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリル酸、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンイミンなど]などが挙げられる。
【0058】界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル類、グリセリンポリグリセリン脂肪酸類、プロピレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、プルアロニック型の界面活性剤、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体型の界面活性剤、アルカノールアミド型の界面活性剤、その他の界面活性剤[アニオン型界面活性剤(アルキルカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩など)、カチオン型界面活性剤(アルキルアミン塩、アルキル4級アンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩など)、親水性非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリアルキルリン酸など)など]などが挙げられる。
【0059】ソルビタン脂肪酸エステル類:ソルビタン飽和脂肪酸エステル(ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノイソステアレートなど)、ソルビタン不飽和脂肪酸エステル(ソルビタンモノオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンセスキオレエートなど)、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタンなど。また、ポリオキシエチレン・ポリアルキルシロキサン又はその塩も含まれる。
【0060】グリセリンポリグリセリン脂肪酸類:飽和脂肪酸グリセリンエステル(モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸、モノエルカ酸グリセリンなど)、不飽和脂肪酸グリセリン(セスキオレイン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリンなど)、モノ綿実油脂肪酸グリセリンなど。
【0061】プロピレングリコール脂肪酸エステル類:モノステアリン酸プロピレングリコールなど。
【0062】親油性非イオン性界面活性剤:硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテルなど。
【0063】ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類:ポリオキシエチレンジステアレートなどのポリオキシエチレン飽和脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンモノオレエートなどのポリオキシエチレン不飽和脂肪酸エステルなど。
【0064】ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類:ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートなどのポリオキシエチレンソルビタン飽和脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエートなどのポリオキシエチレンソルビタン不飽和脂肪酸エステルなど。
【0065】ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類:ポリオキシエチレンソルビットラウレート、ポリオキシエチレンソルビットモノステアレートなどのポリオキシエチレンソルビット飽和脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビットモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビットペンタオレエートなどのポリオキシエチレンソルビット不飽和脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビットミツロウなど。
【0066】ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類:ポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレングリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレートなどのポリオキシエチレングリセリン飽和脂肪酸エステル;ポリオキシエチレングリセリン不飽和脂肪酸エステルなど。
【0067】ポリオキシエチレンアルキルエーテル類:ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレンオレイルエーテルなどのポリオキシエチレンアルケニルエーテル;ポリオキシエチレンコレスタノールエーテルなど。
【0068】ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類:ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンジノニルフェニルエーテルなどのポリオキシエチレンC6-20アルキルフェニルエーテルなど。
【0069】プルアロニック型の界面活性剤:ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、ポリオキシエチレン(120)ポリオキシプロピレン(40)グリコール、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール、ポリオキシエチレン(42)ポリオキシプロピレン(67)グリコール、ポリオキシエチレン(196)ポリオキシプロピレン(67)グリコール、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコールなどのオキシエチレン基の平均付加モル数が10〜200程度、及びオキシプロピレン基の平均付加モル数が3〜100程度のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールなど。
【0070】ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類:ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレン(1)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(23)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(1)セチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンモノブチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン水素添加ラノリンなどのオキシエチレン基の平均付加モル数が1〜30程度及びオキシプロピレン基の平均付加モル数が1〜30程度のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンC3-26アルキルエーテル;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリンエーテルなど。
【0071】ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体型の界面活性剤:ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油エステル(ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステルなどの飽和脂肪酸エステル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸などの不飽和脂肪酸エステル)など。
【0072】アルカノールアミド型の界面活性剤:ラウリン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸イソプロパノールアミドなどの脂肪酸C2-8アルカノールアミドなど。
【0073】pH調整剤としては、例えば、塩基(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムなどのアルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物;炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ金属炭酸塩又は炭酸水素塩;モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミンなどのアミン類;酢酸アンモニウムなどの弱酸のアミン又はアンモニウム塩)、酸[塩酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸、ホウ酸、炭酸などの無機酸;酢酸、プロピオン酸、コハク酸、シュウ酸、グルコン酸、フマル酸などのカルボン酸;乳酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸などのオキシカルボン酸;アスパラギン酸、イプシロンアミノカプロン酸、グルタミン酸、リジンなどのアミノ基を有するカルボン酸;アミノエチルスルホン酸などのスルホン酸など]、グルコノラクトン、及びホウ砂などが挙げられる。
【0074】粉末成分としては、タルク、カオリン、雲母、絹雲母、白雲母、黒雲母、金雲母、紅雲母、合成雲母、リチア雲母、パーミキュライト、ベントナイト、ヒドロタルサイト、焼石膏、フッ化アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミック、イオウ、ケイ酸塩(ケイ酸アルミニウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウムなど)、タングステン酸亜鉛、ゼオライト、シリカゲルなど)、粉末状の金属又は金属化合物[金、銀、銅、アルミニウムなどの金属単体;酸化亜鉛、酸化鉄、二酸化チタン、酸化セリウム、酸化ビスマスなどの金属酸化物;水酸化アルミニウムなどの金属水酸化物;金属塩(炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどの炭酸塩;硫酸バリウム、硫酸カルシウムなどの硫酸塩、リン酸カルシウム、リン酸アルミニウムなどのリン酸塩など)など]などの無機粉末成分;有機粉末成分、例えば、粉末状の樹脂[ポリアミド樹脂、ポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)、ポリエステル系樹脂(ポリエチレンテレフタレートなど)、ビニル系樹脂(ポリスチレン、ポリアクリル酸メチルなど)など]、金属有機酸塩(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウムなど)、及びセルロース又はその誘導体(セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、ヒドロキシプロピルセルロースフタレートなど)などが挙げられる。
【0075】キレート剤としては、例えば、カルボン酸類(クエン酸、アスコルビン酸などのオキシ脂肪族カルボン酸;コハク酸、エデト酸など)、リン酸類(メタリン酸、ポリリン酸、フィチン酸など)、及びホスホン酸類(1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸など)などが挙げられる。
【0076】着色剤(顔料、染料、合成着色料など)としては、例えば、鉄系顔料(酸化鉄、チタン酸鉄など)、黄土、カーボンブラック、薬用炭、チタン系顔料(低次酸化チタンなど)、クロム系顔料(酸化クロム、水酸化クロムなど)、コバルト系顔料(チタン酸コバルトなど)、ビスマス系顔料(酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマスなど)、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット、及び合成着色料[赤色系着色料(赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、赤色3号の金属レーキ、赤色104号の金属レーキ、赤色106号の金属レーキ、赤色227号の金属レーキ、赤色230号の金属レーキ、赤色401号の金属レーキ、赤色505号の金属レーキなど)、橙色系着色料(橙色203号、橙色204号、橙色205号、橙色205号の金属レーキなど)、黄色系着色料(黄色205号、黄色401号、黄色4号の金属レーキ、黄色202号の金属レーキ、黄色203号の金属レーキなど)、青色系着色料(青色404号、青色1号の金属レーキなど)など]などが挙げられる。
【0077】着色料としては、例えば、植物系着色料(藍、赤キャベツ色素、赤米色素、アカネ色素、アナトー色素、カロチン、ウコン色素、エンジュ色素、カラメル、クチナシ色素、クロロフィル、コーン色素、シコン色素、スピルリナ色素、タマネギ色素、タマリンド色素、チェリー色素、ノリ色素、ハイビスカス色素、ブドウ果汁色素、ブドウ果皮色素、ベニバナ色素、マリーゴールド色素、ムラサキイモ色素、ラック色素、リコピン、ルチン、銅クロロフィンナトリウム、インジゴカルミン、メチルロザニリンなど)、動物系着色料(イカスミ色素、オキアミ色素、カキ色素など)、感光素201号、合成着色料[食用着色料(食用赤色2号、食用赤色3号、食用赤色102号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号、食用黄色4号金属レーキなど)、有機染料(アミノフェノール類(o−アミノフェノール、p−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、5−アミノ−o−クレゾール、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、2,4−ジアミノフェノール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−アミノフェノールなど)、アリールアミン(ジフェニルアミンなど)、アリーレンジアミン類(m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、トルエン−3,4−ジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、p−ニトロ−o−フェニレンジアミン、ニトロ−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミンなど)、イミノフェノール類(3,3’−イミノジフェノールなど)、アミノキノン類(N,N’−ビス(4−アミノフェニル)−2,5−ジアミノ−1,4−キノンジイミン、1−アミノ−4−メチルアントラキノン、1,4−ジアミノアントラキノンなど)、アミノ基を有するヘテロ環化合物(2,6−ジアミノピリジンなど)、芳香族アルコール類[ヒドロキノン、レゾルシン、カテコール、ピロガロール、没食子酸又はそのエステル(没食子酸プロピルなどの没食子酸アルキルエステルなど)、α−ナフトール、1,5−ジヒドロキシナフタレンなど]、ピクラミン酸、タンニン酸、ヘマテイン、2−ヒドロキシ−5−ニトロ−2’,4’−ジアミノベンゾゼン−5’−スルホン酸 メチレンブルー、カルミンなど]などが挙げられる。
【0078】前記担体、添加剤は、それぞれ一種で又は二種以上組み合わせて使用できる。
【0079】前記慣用の美白剤、活性又は有効成分などの成分、担体及び添加剤には、生理的又は薬学上許容できる塩も含まれる。このような塩類としては、例えば、有機酸塩(例えば、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、メタンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、乳酸塩、トシル酸塩、グルコン酸塩、アスパラギン酸塩、シュウ酸塩など)、無機酸塩(例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩など)、有機塩基との塩(例えば、トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、モノエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ピリジン塩などの第3級アミンとの塩など)、無機塩基との塩(例えば、アンモニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩など)が挙げられる。
【0080】本発明の美白用組成物は、剤形や使用形態に応じて、前記担体(又は基剤)や添加物(添加剤)などを適宜組み合わせて調製できる。例えば、水性液剤は、通常、基剤として水を用いて調製でき、非水性液剤には、種々の油性基剤、例えば、植物油(例えば、オリブ油、大豆油、ゴマ油、綿実油など)、アルコール類(セチルアルコール、プロピレングリコール、グリセリンなど)、鉱物油(流動パラフィンなど)などが使用できる。クリーム剤や乳剤は、水性基剤(水など)、油性基剤(流動パラフィン、スクワランなどの鉱物油;ラノリンなどのロウ;セチルアルコール、プロピレングリコールなどのアルコール類など)、界面活性剤などを用いて調製できる。軟膏剤は、油性基剤(炭化水素系基剤、例えば、ワセリン、流動パラフィンなどの鉱物油;ロウ;セチルアルコールなどのアルコール類;高級脂肪酸エステルなどの各種軟膏基剤など)を用いて調製できる。ゲル剤は、ゲル基剤(例えば、カルボキシビニルポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ガム質など)を用いて調製できる。また、散剤は、粉末成分を基剤として用いてもよい。
【0081】本発明の美白剤及び美白用組成物は、安全性が高いため、粘膜に接触する虞のある部位に対しても安全に適用できる。前記美白剤及び美白用組成物の用法及び用量は、製剤の種類や形態、使用者の症状、年齢などに応じて選択でき、例えば、1日あたり1〜5回程度、所定部位に適用できる。美白剤及び美白用組成物は、洗顔後に適用してもよい。
【0082】
【発明の効果】本発明の美白剤及び組成物(美白用組成物、外用組成物)は、特定のキシメジ科に属する担子菌の子実体の乾燥物及び/又は抽出物を含んでいるので、安全性が高く、且つ、美白作用に優れている。
【0083】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
【0084】製造例1及び2エノキタケ乾燥物100gを粉砕し、精製水500mLを加え、60℃で攪拌しながら24時間抽出し、室温まで冷却後、減圧ろ過することにより抽出液を得た(製造例1)。
【0085】エノキタケ乾燥物に代えて、ブナシメジ乾燥物100gを用いる以外は上記と同様に操作を行い、抽出液を得た(製造例2)。
【0086】製造例3及び4エノキタケ乾燥物100gを粉砕し、エタノール300mLを加え、室温で攪拌しながら48時間抽出し、ろ過することにより抽出液を得た(製造例3)。
【0087】エノキタケ乾燥物に代えて、ブナシメジ乾燥物100gを用いる以外は上記と同様に操作を行い、抽出液を得た(製造例4)。
【0088】製造例5及び6エノキタケ乾燥物100gを粉砕し、30重量%1,3−ブチレングリコール溶液500mLを加え、37℃で攪拌しながら120時間抽出し、減圧ろ過することにより抽出液を得た(製造例5)。
【0089】エノキタケ乾燥物に代えて、ブナシメジ乾燥物100gを用いる以外は上記と同様に操作を行い、抽出液を得た(製造例6)。
【0090】製造例7及び8製造例3及び4で得られた抽出液を、それぞれ減圧乾燥し乾固することにより、エノキタケからの抽出乾固物約1g(製造例7)及びブナシメジからの抽出乾固物約1g(製造例8)を得た。
【0091】
実施例1(軟膏剤)
白色ワセリン 250g ステアリルアルコール 200g プロピレングリコール 120g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 40g モノステアリン酸グリセリン 10g パラオキシ安息香酸メチル 1g パラオキシ安息香酸プロピル 1g 製造例1の抽出液 50mL 精製水 1000g【0092】実施例2(軟膏剤)
製造例1の抽出液50mLに代えて、製造例2の抽出液50mLを用いる以外は、実施例1と同様の割合で調製した軟膏剤。
【0093】
実施例3(軟膏剤)
マクロゴール4000 500g 製造例7のエノキタケ抽出乾固物 1g 防腐剤・香料 適量 マクロゴール400 1000g【0094】
実施例4(軟膏剤)
マクロゴール4000 500g 製造例8のブナシメジ抽出乾固物 1g 防腐剤・香料 適量 マクロゴール400 1000g【0095】
実施例5(乳剤)
スクワラン 50g オリブ油 30g ホホバ油 30g セチルアルコール 20g ポリオキシエチレンセチルエーテル 30g ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 20g グリセリンモノステアレート 20g グリセリン 10g 製造例5の抽出液 100g 防腐剤・香料 適量 精製水 1000g【0096】実施例6(乳剤)
製造例5の抽出液100gに代えて、製造例6の抽出液100gを用いる以外は、実施例5と同様の割合で調製した乳剤。
【0097】
実施例7(クリーム剤)
酢酸トコフェロール 2g アラントイン 5g パルミチン酸アスコルビル 2g ミリスチン酸イソプロピル 50g ポリオキシエチレンソルビタンモノステアリル 15g モノステアリン酸グリセリル 30g 流動パラフィン 50g ラノリン 20g サラシミツロウ 40g プロピレングリコール 50g 製造例5の抽出液 20g 防腐剤・香料 適量 精製水 1000g【0098】実施例8(クリーム剤)
製造例5の抽出液20gに代えて、製造例6の抽出液20gを用いる以外は、実施例7と同様の割合で調製したクリーム剤。
【0099】
実施例9(液剤)
エタノール 60g ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート 10g グリセリン 50g 製造例5の抽出液 50g 防腐剤・香料・酸化防止剤 適量 精製水 1000g【0100】実施例10(液剤)
製造例5の抽出液50gに代えて、製造例6の抽出液50gを用いる以外は、実施例9と同様の割合で調製した液剤。
【0101】
実施例11(入浴料)
炭酸水素ナトリウム 360g 塩化ナトリウム 100g 硫酸ナトリウム 450g 製造例7の抽出乾固物 10g 香料・着色料 適量 クエン酸ナトリウム 1000g【0102】実施例12(入浴料)
製造例7の抽出乾固物10gに代えて、製造例8の抽出乾固物10gを用いる以外は、実施例11と同様の割合で調製した浴剤。
【0103】
実施例13(散剤)
トラネキサム酸 1g デキストリン 20g カラミン 1g ステアリン酸デカグリセリル 10g 製造例7の抽出乾固物 10g 香料 適量 タルク 1000g【0104】実施例14(散剤)
製造例7の抽出乾固物10gに代えて、製造例8の抽出乾固物10gを用いる以外は、実施例13と同様の割合で調製した散剤。
【0105】試験例1実施例3〜4、及び以下の比較例1〜2の軟膏剤を用いて、紫外線照射後の美白効果を試験した。
【0106】製造例7の抽出乾固物を含まない以外は実施例3と同様の割合で調製した軟膏剤を比較例1とし、製造例7のエノキタケ抽出乾固物に代えてシイタケ抽出乾固物1gを用いる以外は実施例3と同様の割合で調製した軟膏剤を比較例2とした。前記シイタケ抽出乾固物は、エノキタケ乾燥物に代えてシイタケ乾燥物を用いる以外、製造例3及び7と同様に操作を行うことにより約1gの収量で調製した。なお、シイタケは、キシメジ科オウジ属(Lentinus ebobesSinger又はCortinellus shiitake P. Henn)の担子菌であり、シイタケ抽出物には美白効果があることが知られている。
【0107】あらかじめ除毛した5週例の雄性有色マウス(n=10)の背部に、紫外線1J/cm2/Dayの条件で2日間連続して紫外線を照射した。最後の照射の日の翌日から28日間連続して、実施例2又は3の軟膏剤をマウスの背部に塗布した。
【0108】また、コントロール群(n=10)には、上記の同様の条件で紫外線を照射し、上記の同様に最後の照射の日の翌日から28日間連続して、比較例1又は比較例2の軟膏剤をマウスの背部に塗布した。
【0109】28日間の塗布期間終了後に、被験マウスの被毛を採取し、400nmの吸光度を測定することにより被毛メラニン量を測定した。結果を表1に示す。
【0110】
【表1】

【0111】表1から明らかなように、比較例1及び比較例2(シイタケ抽出乾固物塗布群含有軟膏)の軟膏剤を塗布したコントロール群と比較して、実施例2及び実施例3の軟膏剤を塗布した群では、メラニン量の指標となる400nmの吸光度が有意に低くなり、メラニン量の減少が観察された。すなわち、エノキタケ、ブナシメジの抽出物では、紫外線によるメラニンの増加に対して、顕著な抑制効果が確認された。
【0112】試験例2製造例1で得られたエノキタケ抽出液又は製造例2で得られたブナシメジ抽出液10μLを、体重約2.3kgの白色家兎(n=3)の片眼に点眼し、その僚眼に生理食塩液100μLを点眼した。点眼直前、及び点眼1、3、6、24、48及び72時間後の前眼部症状を観察した。その結果、いずれの動物にも結膜充血、浮腫などの刺激性症状は1〜72時間に亘って観察されなかった。
【0113】なお、眼粘膜は、角質に覆われた皮膚と比較すると刺激への感受性の高い部位である。従って、エノキタケ抽出液及びブナシメジ抽出液の双方において眼粘膜に対する刺激性が観察されなかったことにより、本発明の安全性が高いことが示された。
【出願人】 【識別番号】000115991
【氏名又は名称】ロート製薬株式会社
【出願日】 平成13年4月26日(2001.4.26)
【代理人】 【識別番号】100090686
【弁理士】
【氏名又は名称】鍬田 充生
【公開番号】 特開2002−322044(P2002−322044A)
【公開日】 平成14年11月8日(2002.11.8)
【出願番号】 特願2001−129656(P2001−129656)