| 【発明の名称】 |
凹凸補正化粧料 |
| 【発明者】 |
【氏名】遠藤 順一郎
【氏名】飯田 正美
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| 【要約】 |
【課題】小皺や毛穴等の肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる肌の凹凸補正効果に優れ、伸び広がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、しかも塗布時にヨレを生じない優れた凹凸補正化粧料を提供する。
【解決手段】成分(a)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 1〜10質量%、成分(b)部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキサン重合物0.05〜1質量%、成分(c)屈折率1.3〜1.5の粉体 10〜30質量%、成分(d)シリコ−ン油、成分(e)水を含有し、成分(a)及び成分(b)の質量比が、(a)/(b)=10〜50であることを特徴とする凹凸補正化粧料。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 次の成分(a)〜(e); (a)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 1〜10質量%(b)部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキサン重合物 0.05〜1質量%(c)屈折率1.3〜1.5の粉体 10〜30質量%(d)シリコ−ン油(e)水を含有し、成分(a)及び成分(b)の質量比が、(a)/(b)=10〜50であることを特徴とする凹凸補正化粧料。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物、部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキサン重合物、屈折率1.3〜1.5の粉体、シリコーン油及び水をそれぞれ特定量含有する凹凸補正化粧料に関し、更に詳細には、小皺や毛穴等の肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる肌の凹凸補正効果に優れ、伸び広がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、しかも塗布時にヨレを生じない優れた凹凸補正化粧料に関するものである。 【0002】 【従来の技術】凹凸補正化粧料とは、肌上の小皺や毛穴等の好ましくない微小な凹凸を目立たなくする化粧料であり、ファンデーションやコンシーラー、コントロール等のメーキャップ化粧料の前後に塗布する特殊用途の化粧料や、肌上の凹凸を目立たなくする機能を付加したメーキャップ化粧料等が商品化されている。近年の高齢化社会において、いつまでも若々しい肌でいたいという女性のニーズにより、種々の凹凸補正効果を有する化粧料が開発されている。例えば、特開平11−60445号公報には、屈折率1.3〜1.5の粉体と高粘度のシリコ−ン油とを含有する透明性の高い組成物を用いて、肌上の凹部を埋め、凸部を平滑にする技術が開示されている。また、特開平09−227332号公報には、脂肪相と部分的に架橋した固体有機ポリシロキサンエラストマーからなるメーキャップ用組成物を用いて、肌表面での光を拡散させることにより、ツヤを消し、肌の凹凸を不明瞭にする技術が開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平11−60445号公報に開示された技術は、粉体とシリコ−ン油の屈折率が近似することにより、透明性の高い凹凸補正組成物を得られるというものであるが、シリコ−ン油は肌との親和性が低く、肌馴染みが悪いため、塗布時に高粘度シリコーン油と該粉体による凝集体が発生する、いわゆる「ヨレ」を生じる場合があった。また、特開平09−227332号公報に開示された技術は、部分的に架橋した固体有機ポリシロキサンエラストマー自身のツヤ消し効果を利用したものであるが、この場合も、塗布時のヨレを生じる場合があり、みずみずしく、伸び広がりの良好な使用感が得られ難かった。更に、みずみずしさを付与するために、水を含有させる場合は、界面活性剤を用いる必要があり、界面活性剤による油っぽさは、少なからず拭えないものであった。このため、小皺や毛穴等の肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる、肌の凹凸補正効果に優れ、伸び広がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、しかも塗布時にヨレを生じない凹凸補正化粧料の開発が望まれていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる実情において、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物と部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキサン重合物及びシリコーン油を含有するシリコーン組成物に、屈折率1.3〜1.5の粉体及び水をそれぞれ特定量含有した化粧料が、小皺や毛穴等の肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる肌の凹凸補正効果に優れ、上記課題を解決する凹凸補正化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させた。 【0005】すなわち本発明は、次の成分(a)〜(e); (a)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 1〜10質量%(b)部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキサン重合物 0.05〜1質量%(c)屈折率1.3〜1.5の粉体 10〜30質量%(d)シリコ−ン油(e)水を含有し、成分(a)及び成分(b)の質量比が、(a)/(b)=10〜50であることを特徴とする凹凸補正化粧料を提供するものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に用いられる成分(a)の部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物とは、ベンゼンに不溶であるが、自重と同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋構造を有するオルガノポリシロキサン重合物で、特公平8−6035号公報等に記載されているものが例示される。部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、オルガノポリシロキサンを架橋結合させて得られる重合物であり、一部に三次元架橋構造を有し、R12SiO単位及びR1SiO1.5単位よりなり、R13SiO0.5単位及び/又はSiO2単位を含んでいても良い。(但し、各構成単位のR1は水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等などのアリール基、およびビニル基等の脂肪族不飽和基等が例示され、同種又は異なった種類であっても良い。) このような成分(a)は、市販品として、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物とシリコ−ン油を混合したものである、KSG−15(架橋型メチルポリシロキサン5質量%(以下、単に「%」と略す。)、デカメチルシクロペンタシロキサン95%)、KSG−16(架橋型メチルポリシロキサン20〜30%、メチルポリシロキサン70〜80%)、KSG−18(架橋型メチルフェニルポリシロキサン10〜20%、メチルフェニルポリシロキサン80〜90%)(何れも、信越化学工業社製)等が挙げられる。 【0007】本発明の凹凸補正化粧料における成分(a)の含有量は、1〜10質量%であれば良く、3〜10%が好ましい。成分(a)の含有量が1%未満であると、伸び広がりの良さが得られない場合があり好ましくなく、含有量が10%を超える場合は、肌との密着性が悪くなり、ヨレを生じる場合があり好ましくない。 【0008】本発明に用いられる成分(b)の部分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン重合物とは、オルガノハイドロジェンポリシロキサンと脂肪族不飽和基含有化合物とを付加重合させたもので、特開平4−272932号公報、特開平5−140320号公報等に記載されているものが例示される。部分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン重合物は、下記一般式(1) R2aR3bHcSiO(4-a-b-c)/2 …(1) {式中、R2は同種又は異種の炭素数1〜18の非置換、又は置換のアルキル基、アリール基、アラルキル基又はハロゲン化炭化水素基、R3は一般式CtH2tO(C2H4O)d(C3H6O)eR4〔ここにR4は水素原子又は炭素数1〜10の飽和脂肪族炭化水素基もしくは−(CO)−R5(R5は炭素数1〜5の飽和脂肪族炭化水素基)で示される基、dは2〜200の整数、eは0〜200の整数、d+eは3〜200の整数、tは2〜6をそれぞれ示す〕で示されるポリオキシアルキレン基、aは1.0≦a≦2.5、bは0.001≦b≦1.0、cは0.001≦c≦1.0をそれぞれ示す}で表わされるオルガノハイドロジェンポリシロキサン及び/又は下記一般式(2) R2fHgSiO(4-f-g)/2 …(2) {式中、R2は上記と同じ、fは1.0≦f≦3.0、gは0.001≦g≦1.5をそれぞれ示す}で表わされるオルガノハイドロジェンポリシロキサンと下記一般式(3) CsH2s-1O(C2H4O)h(C3H6O)iCsH2s-1 …(3) {式中、hは2〜200の整数、iは0〜200の整数、h+iは3〜200の整数、sは2〜6をそれぞれ示す}で表わされるポリオキシアルキレン及び/又は一般式(4) R2jR6kSiO(4-j-k)/2 …(4) {式中、R2は前記に同じ、R6は末端に脂肪族不飽和基を有する炭素数2〜10の1価炭化水素基、jは1.0≦j≦3.0、kは0.001≦k≦1.5をそれぞれ示す}で表わされるオルガノポリシロキサンとの組合せにおいて、上記一般式(3)及び/又は一般式(4)で表わされる成分を必須成分とする重合物である。このような成分(b)は、市販品として、部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキサン重合物とシリコ−ン油を混合したものである、KSG−21(部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキサン22〜32%、メチルポリシロキサン68〜78%)(信越化学工業社製)等が挙げられる。 【0009】本発明の凹凸補正化粧料における成分(b)の含有量は、0.05〜1%であれば良く、0.1〜1%が好ましい。成分(b)の含有量が0.05%未満であると、肌との密着性が悪くなり、ヨレを生じる場合があり好ましくなく、含有量が1%を超える場合は、塗布時の伸び広がりが悪くなる場合があり好ましくない。 【0010】また、本発明の凹凸補正化粧料において、成分(a)と成分(b)の質量比は、(a)/(b)=10〜50であることが必要である。(a)/(b)が10未満の場合は、塗布時の伸び広がりが悪くなる場合があり好ましくない、(a)/(b)が50を超える場合は、肌へ密着性が悪くなり、塗布時のヨレを生じる場合があり好ましくない。 【0011】更に、本発明の凹凸補正化粧料において、成分(b)の部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキサン重合物は、成分(e)の水を成分(d)のシリコーン油中に安定分散させる機能も有する。すなわち成分(b)を用いることにより、成分(e)を5〜20μmという比較的大きい乳化滴として、成分(d)中に安定分散させることにより、みずみずしさをより実感できる凹凸補正化粧料を得ることができる。成分(a)と一般的な親油性界面活性剤の組合わせでは、このような大きさの粒径で成分(e)を安定分散することは困難である。尚、本発明の凹凸補正化粧料は、実質的に界面活性剤を含有しないことが好ましい。 【0012】本発明に用いられる成分(c)の粉体は、スネルの法則による屈折率が1.3〜1.5の範囲にある粉体であり、本発明の凹凸補正化粧料において、小皺や毛穴をぼかすことにより、肌の凹凸を目立たなくするものである。具体的には、無水ケイ酸、ナイロンパウダ−、ポリエチレンパウダ−、ポリスチレンパウダ−、ポリアクリル酸アルキルパウダ−、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。また、成分(c)の粒径は、特に限定されないが、肌の凹凸を目立たなくする観点より、1〜30μmが好ましい。尚、本発明の凹凸補正化粧料において、成分(c)の代わりに、屈折率が1.3未満の粉体を用いると、化粧膜の透明性が高くなり、小皺や毛穴をぼかす効果が得にくいため好ましくなく、屈折率が1.5を超える粉体を用いると、化粧膜が不透明になり、不自な然仕上がりになるため好ましくない。 【0013】本発明の凹凸補正化粧料における成分(c)の含有量は、10〜30%であれば良く、20〜28%が好ましい。成分(c)の含有量が、10%未満であると肌の凹凸を目立たなくする効果に劣り好ましくない、含有量が30%を超えると伸び広がりが悪くなる場合があり好ましくない。 【0014】本発明に用いられる成分(d)のシリコ−ン油は、本発明の凹凸補正化粧料において、伸び広がりを良好にする成分であり、外相を形成するものである。具体的には、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。尚、本発明において、成分(d)として、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の環状シリコーン、25℃での粘度が1〜100mm2/sの直鎖シリコ−ン等の揮発性シリコーン油を選択することにより、べた付き感が無く、伸び広がりがより良好な凹凸補正化粧料を得ることができる。このような成分(d)は、市販品として、シリコンKF96 6cs、10cs、20cs、30cs、50cs、100cs、シリコンKF−995、KF−994(何れも、信越化学工業社製)、シリコンDC−345、シリコンSH−245(何れも、東レ・ダウコ−ニング社製)等を挙げることができる。 【0015】本発明の凹凸補正化粧料における成分(d)のシリコ−ン油は、40〜80%が好ましく、50〜80%が特に好ましい。含有量がこの範囲であれば、伸び広がりが特に良好な凹凸補正化粧料を得ることができる。 【0016】本発明の凹凸補正化粧料中における成分(e)の含有量は、1〜20%が好ましく、5〜15%が特に好ましい。 【0017】本発明の凹凸補正化粧料には、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲において、上記成分の他に通常化粧料に使用される成分、例えば、成分(d)以外の油剤、多価アルコール、成分(c)以外の粉体、紫外線吸収剤、水溶性高分子、パラオキシ安息香酸誘導体、フェノキシエタノール等の防腐剤、植物抽出物等の美容成分、香料等を配合することができる。 【0018】本発明の凹凸補正化粧料には、エモリエント剤、感触調整剤等の目的で成分(d)以外の油剤として、通常化粧料に用いられる油剤であり、動物油、植物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、モクロウ、モンタンワックス、フィッシュトロプスワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。本発明の凹凸補正化粧料にこれら油剤を含有する場合の含有量は、概ね1〜30%が好ましい。 【0019】本発明の凹凸補正化粧料には、感触調整、防腐剤、保湿剤等の目的で、通常化粧料に使用される多価アルコールとして、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。本発明の凹凸補正化粧料にこれら多価アルコールを含有する場合の含有量は、1〜30%が好ましい。 【0020】本発明の凹凸補正化粧料の形態は、特に限定されないが、使用性の観点より、乳液状、クリ−ム状、ゲル状等の形態が好ましい。また、本発明の凹凸補正化粧料は、メーキャップ化粧料の前後に使用する凹凸補正料、ファンデーションやコンシーラー、コントロール等のメーキャップ化粧料に肌上の凹凸を目立たなくする機能を付加したもの等に適用可能である。 【0021】 【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。 【0022】実施例1〜8及び比較例1〜7:ゲル状凹凸補正料表1及び表2に示すゲル状凹凸補正料を以下に示す製造方法により調製し、「凹凸補正効果」、「伸び広がりの良さ」、「みずみずしさ」、「塗布時のヨレの無さ」の各項目について以下に示す評価方法及び判断基準により評価し、結果を併せて表1及び表2に示した。 【0023】 【表1】
【0024】 【表2】
【0025】(製造方法) A:成分1〜6を混合する。 B:Aに成分7〜9を添加して、混合分散する。 C:Bを攪拌しながら、成分10〜12を添加し、混合する。 D:Cを容器に充填して、ゲル状凹凸補正料を得た。 【0026】(評価方法:「凹凸補正効果」)25〜35才の一般女性パネル20名に、実施例及び比較例のゲル状凹凸補正料を右目尻部に約0.2g、指で塗布してもらい、各自が鏡にて、左目尻部と比較し、「凹凸(小皺、毛穴)が目立たなくなった」と感じた人数により、下記の判定基準に従って判定した。 【0027】
【0028】(評価方法:「伸び広がりの良さ」、「みずみずしさ」、「塗布時のヨレの無さ」)化粧品専門パネル40名に上記実施例及び比較例のゲル状凹凸補正料を使用してもらい、「伸び広がりの良さ」、「みずみずしさ」、「塗布時のヨレの無さ」の各項目について、各自が以下の基準に従って5段階評価し、更に、全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
【0029】表1及び表2から明らかなように、本発明に係わる実施例1〜8のゲル状凹凸補正料は、成分(e)の乳化滴が何れも5〜20μmの範囲内であり、小皺や毛穴等の肌上の凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる肌の凹凸補正効果に優れ、伸び広がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、しかも塗布時にヨレを生じない優れた凹凸補正化粧料であった。一方、成分(a)の含有量が1%未満である比較例1は伸び広がりの良さにおいて、成分(a)の含有量が10%を超える比較例2はみずみずしさ、伸び広がりの良さにおいて、成分(b)の代わりに界面活性剤を用いた比較例3は成分(e)の乳化滴が3μm程度であり、塗布時のヨレの無さにおいて、成分(a)/成分(b)が50を超える比較例4は伸び広がりの良さにおいて、成分(c)の含有量が10%未満である比較例5は凹凸補正効果において、成分(c)の含有量が30%を超える比較例6は伸び広がりの良さ、塗布時のヨレの無さにおいて、成分(e)を含有していない比較例7はみずみずしさ、伸び広がりの良さにおいて、何れも実施例より劣るものであった。 【0030】 実施例9:乳液状凹凸補正下地料(成分) (質量%) 1.部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物(注4) 30 2.部分架橋型ポリエ−テル変性 オルガノポリシロキサン重合物(注2) 2 3.ジメチルポリシロキサン (25℃での粘度:6mm2/s) 20 4.パルミチン酸オクチル 10 5.ナイロンパウダ−(平均粒径5μm) 15 6.無水ケイ酸(平均粒径10μm) 5 7.精製水 残量 8.1,3−ブチレングルコ−ル 5 9.キュウリエキス 0.5注4:KSG−15(信越化学工業社製) 【0031】(製造方法) A:成分1〜4を混合する。 B:Aに成分5〜6を添加して、混合分散する。 C:Bを攪拌しながら、成分7〜9を添加し、混合する。 D:Cを容器に充填して、乳液状凹凸補正下地料を得た。 実施例9の乳液状状凹凸補正下地料は、成分(e)の乳化滴が10μmであり、小皺や毛穴等の肌上の凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる肌の凹凸補正効果に優れ、伸び広がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、しかも塗布時にヨレを生じない優れた凹凸補正化粧料であった。 【0032】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明の凹凸補正化粧料は、小皺や毛穴等の肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる肌の凹凸補正効果に優れ、伸び広がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、しかも塗布時にヨレを生じない優れた凹凸補正化粧料であった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000145862 【氏名又は名称】株式会社コーセー
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| 【出願日】 |
平成13年4月26日(2001.4.26) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−322030(P2002−322030A) |
| 【公開日】 |
平成14年11月8日(2002.11.8) |
| 【出願番号】 |
特願2001−130300(P2001−130300) |
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