| 【発明の名称】 |
外用組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】川真田 由子
【氏名】嶋田 忠洋
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| 【要約】 |
【課題】新たな、皮膚トラブルの優れた防止機能を有する成分を見い出し、特に、皮膚の潤いの消失を防ぐ効果に優れた外用組成物を提供すること。
【解決手段】ザクロ抽出物および抗酸化剤(好ましくはビタミンE類)もしくは塩基性アミノ酸(好ましくはアルギニンまたはその塩)を含む外用組成物を提供することにより、上記課題を解決し得ることを見い出した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ザクロ抽出物および抗酸化剤もしくは塩基性アミノ酸を含む外用組成物。 【請求項2】 抗酸化剤がビタミンE類である、請求項1記載の外用組成物。 【請求項3】 塩基性アミノ酸がアルギニンおよび/またはその塩である、請求項1記載の外用組成物。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、外用組成物に関する発明である。さらに詳細には、本発明は、皮膚に潤いを与え、皮膚の衰えを防止する効果を有する外用組成物に関する発明である。 【0002】 【従来の技術】皮膚は、元来保湿機構を備え、柔軟性や弾力性を維持しているが、何らかの原因で、その機構がうまく働かず、皮膚の潤いが消失すると、皮膚は柔軟性や弾力性を失って、肌荒れ、さらには皮膚の衰え等、様々な皮膚トラブルの原因となることが知られている。 【0003】このため、化粧料等の外用組成物の目的の一つとして、皮膚の潤いの消失を防いで皮膚の柔軟性や弾力性を保ち、皮膚の衰えを防止することが挙げられる。従来からこのような目的のために、天然物から抽出した原料や、合成または精製された原料を外用組成物に配合し、その原料のもつ保湿能や皮膜形成等の物理作用により、皮膚の潤いの消失を防ぎ、皮膚の柔軟性や弾力性を保ち、皮膚の衰えを防止をする試みが行われている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決しようとする課題は、さらに新たな、皮膚トラブルの優れた防止機能を有する成分を見い出し、特に、皮膚の潤いの消失を防ぐ効果に優れた外用組成物を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題の解決に向けて鋭意検討を行った結果、ザクロ抽出物および抗酸化剤もしくは塩基性アミノ酸を組み合わせて外用組成物に配合することにより、皮膚の潤いの消失を防ぐ効果に優れ、皮膚に潤いを与えることができ、皮膚の柔軟性や弾力性の消失を防ぎ、肌荒れを防止・改善することができ、皮膚の衰えを防止することができる外用組成物が得られることを見いだして、本発明を完成した。 【0006】すなわち、本発明は、ザクロ抽出物および抗酸化剤もしくは塩基性アミノ酸を含む外用組成物(以下、本組成物という)を提供する。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。本組成物に含まれるザクロ抽出物は、ザクロ科ザクロ属のザクロ(石榴)(Punica granatum)を原料として得られる抽出物である。ザクロの幹皮、根皮、葉には、女性ホルモンのエストロゲン(エストロン、エストラジオール−17β、エストリオール)と類似のステロイド構造を持つβ−シトステロールが含まれていることが知られている。また、中国漢方においては、ザクロの幹皮、根皮、花が、月経不順、おりもの等の婦人病の治療に用いられている。 【0008】ザクロ抽出物は、ザクロから、通常公知の方法により、溶媒により抽出して製造することができる。例えば、ザクロの幹皮、根皮、葉、花等を、そのままもしくは粉砕して、溶媒に浸漬または溶媒と共に加熱還流し、その後、濾過して、抽出液として得ることができる。 【0009】また、得られた抽出液等を乾燥し、残固形分を粉砕して、得られた粉末を、ザクロ抽出物として使用することも可能である。抽出に使用できる溶媒としては、例えば、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール等の低級アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等のグリコール類、アセトン等の親水性溶媒等が挙げられるが、エタノールやグリコール類を使用すると、得られる抽出液をそのまま、本組成物に含ませることができる。 【0010】本組成物における、ザクロ抽出物の含有量は、実際に使用する抽出物や、本組成物の形態または施用方法等に応じて変動し得るものであり、特定されるものではない。 【0011】例えば、後述の実施例に記載の方法に従って得られるザクロ抽出物(抽出液)を使用する場合、本組成物中のザクロ抽出物の含有量は、一般に0.0001〜30.0質量%、好ましくは0.01〜1.0質量%である。本組成物中のザクロ抽出物の含有量が、0.0001質量%未満では、本発明の所期の効果が十分発揮されず、同30.0質量%を超えると、ザクロ抽出物に含まれ得るタンニンによる悪影響が懸念される。 【0012】本組成物に含まれ得る抗酸化剤としては、好ましくは、ビタミンE類を挙げることができる。ビタミンE類とは、ビタミンEまたはその誘導体を意味し、ビタミンEとしては、例えば、d−α−トコフェロール、d−β−トコフェロール、d−γ−トコフェロール、d−δ−トコフェロールまたはdl−α−トコフェロールを、また、ビタミンEの誘導体としては、例えば、酢酸d−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、酢酸dl−β−トコフェロール、酢酸dl−γ−トコフェロール、酢酸dl−δ−トコフェロールまたはニコチン酸dl−α−トコフェロールを挙げることができる。このうち、本組成物に特に好ましく含まれ得る抗酸化剤は、ビタミンE類のうち、dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、酢酸dl−β−トコフェロール、酢酸dl−γ−トコフェロール、酢酸dl−δ−トコフェロールまたはニコチン酸dl−α−トコフェロールである。本組成物には、これらのビタミンE類等の抗酸化剤の1種または2種以上が好適に含まれ得る。 【0013】本組成物における抗酸化剤の含有量は、抗酸化剤の種類や本組成物の剤形等に応じて選択することが可能であり、特に限定されない。例えば、抗酸化剤がビタミンE類である場合、本組成物における抗酸化剤であるビタミンE類の含有量は、一般に0.01〜5.0質量%、好ましくは0.05〜1.0質量%である。本組成物中の抗酸化剤の含有量が、0.01質量%未満では、本発明の所期の効果が発揮され難く、一方、同1.0質量%超えても、含有量の増加に見合った、本発明の所期の効果の増大が期待できない場合があり好ましくない。 【0014】本組成物に含まれ得る塩基性アミノ酸としては、アルギニン、リジンまたはヒドロキシリシンあるいはそれらの塩、例えば、塩酸塩、酢酸塩、リン酸塩、グルタミン酸塩またはアスパラギン酸塩が挙げられ、好ましくは、アルギニンまたはその塩が挙げられる。アルギニンの塩としては、例えば、アルギニン塩酸塩、アルギニン酢酸塩、アルギニンリン酸塩、アルギニングルタミン酸塩またはアルギニンアスパラギン酸塩が挙げられる。このうち、本組成物に好ましく含まれ得るアルギニンの塩は、アルギニン塩酸塩である。本組成物には、これらの塩基性アミノ酸の1種または2種以上が含まれ得る。 【0015】本組成物における塩基性アミノ酸の含有量は、塩基性アミノ酸の種類や本組成物の剤形等に応じて選択することが可能であり、特に限定されない。例えば、塩基性アミノ酸がアルギニンおよび/またはその塩である場合、本組成物における塩基性アミノ酸であるアルギニンおよび/またはその塩の含有量は、一般に0.01〜3.0質量、好ましくは0.05〜1.0質量%である。本組成物中の塩基性アミノ酸の含有量が、0.01質量%未満では、本発明の所期の効果が発揮され難く、一方、同3.0質量%を超えも、含有量の増加に見合った、本発明の所期の効果の増大が期待できない場合があり好ましくない。 【0016】本発明は、このように、ザクロ抽出物および抗酸化剤もしくは塩基性アミノ酸を組み合わせて配合することにより、皮膚の潤いを保ち、皮膚の衰えを防止する効果に優れた外用組成物を提供するものである。 【0017】なお、本発明において外用組成物とは、広く外皮(頭皮頭髪を含む)において用い得る組成物のことを意味するものであり、法律によって規定される形式的な概念、例えば、化粧品、医薬品、医薬部外品等の概念によって拘束されるものではない。 【0018】本組成物において、採り得る形態は特に限定されず、化粧水、乳液、クリーム、美容液、パック、化粧水含浸シート状マスク等の基礎化粧品、ファンデーション等のメーキャップ化粧品、さらには、軟膏等の医薬品、医薬部外品等に広く適用可能である。 【0019】また、本組成物において、採り得る剤形は特に限定されず、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、油液系、分散系、ゲル系、軟膏系、水−油2層系、水−油−粉末3層系等に広く適用可能である。 【0020】本組成物には、上記した必須成分の他に、所望する形態や剤形に応じて、通常、化粧品、医薬部外品、医薬品等の外用組成物に含まれ得る成分、例えば、油分、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤、防腐剤、ザクロ抽出物以外の、植物の抽出物、消炎剤、美白剤、賦活剤、血行促進剤、抗脂漏剤、香料、水、アルコール、増粘剤、色剤等を、本発明の所期の効果を損なわない範囲で、必要に応じて適宜配合することができる。本組成物の具体的処方は、後述の実施例において例示する。 【0021】 【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の技術的範囲は、これらの実施例により限定して解釈されるべきでない。 【0022】なお、実施例において表示される「質量%」は、特に断らない限り、その成分が配合される系全体に対する質量%を意味する。 【0023】〔実施例1〕 ザクロ抽出物の調製ザクロの幹皮を冷凍した後、24時間の真空乾燥を施し、水分含有率0.1%未満の乾燥物とした。その後、この乾燥物を1mm画以下の粉末に粉砕してから冷凍保存した。次いで、冷凍保存した粉末の500gを採取し、5000gの1,3−ブチレングリコールを加えて70℃で6時間撹拌した。これを冷却後濾過し、ザクロ抽出液を得た。以下の実施例において、ザクロ抽出物として、実施例1で得られたザクロ抽出液を使用した。 【0024】〔実施例2〕 実使用テストザクロ抽出物および抗酸化剤を含む本組成物の皮膚の潤い・柔軟性に及ぼす効果を調べるために、下記第1表に示す処方のクリームを用いて、実使用テストを行った。 【0025】 【表1】
【0026】<製造方法>A相とB相をそれぞれ、70℃に加熱し完全溶解した。A相をB相に加えて、乳化機で乳化した。得られた乳化物を熱交換機を用いて冷却してクリームを得た。 【0027】女性専門パネル35名に、本発明クリーム1〜4と比較クリーム1〜3から選ばれた2つのクリ−ムを、それぞれ、顔の右半分および左半分に、4週間使用させて、皮膚の潤い・柔軟性について評価させた。結果を第2表に示す。 【0028】 【表2】
【0029】第2表に示す結果より、ザクロ抽出物および抗酸化剤を含む本組成物は、皮膚に潤い・柔軟性を与える効果に優れており、皮膚の衰えを防止する効果を有していることがわかる。以下、さらに、ザクロ抽出物および抗酸化剤を含む本組成物の他の処方例を示す。 【0030】 〔実施例3〕 クリーム 成分 含有量(質量%) A相(油相) ステアリン酸 10.0 ステアリルアルコール 4.0 ステアリン酸ブチル 8.0 ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.0 酢酸dl−α−トコフェロール 0.5 香料 0.4 防腐剤 適 量 B相(水相) メリッサ抽出液 0.1 ザクロ抽出液 0.5 マジョラム抽出液 0.1 テン茶抽出液 1.0 リョク茶抽出液 0.5 ブナの芽エキス 0.5 グリセリン 4.0 水酸化カリウム 0.4 エデト酸三ナトリウム 0.05 精製水 残 量<製造方法>A相とB相をそれぞれ、70℃に加熱し完全溶解した。A相をB相に加えて、乳化機で乳化した。得られた乳化物を熱交換機を用いて冷却してクリームを得た。 【0031】 〔実施例4〕 クリーム 成分 含有量(質量%) A相(油相) セタノール 4.0 ワセリン 7.0 イソプロピルミリステート 8.0 スクワラン 15.0 ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.2 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.8 ニコチン酸dl−α−トコフェロール 0.3 香料 0.3 酸化防止剤 適 量 防腐剤 適 量 B相(水相) グリセリン 10.0 ザクロ抽出液 0.3 マジョラム抽出物 1.0 メリッサ抽出液 0.5 テン茶抽出液 1.0 リョク茶抽出液 0.1 ブナの芽エキス 0.5 ジプロピレングリコール 4.0 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0 エデト酸二ナトリウム 0.01 精製水 残 量<製造方法>実施例2のクリームと同様の方法で、クリームを得た。 【0032】 〔実施例5〕 乳液 成分 含有量(質量%) A相(油相) スクワラン 5.0 オレイルオレート 3.0 ワセリン 2.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.8 ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 1.2 dl−α−トコフェロール 0.1 ビタミンA油 0.03 香料 0.3 防腐剤 適 量 B相(水相) 1,3−ブチレングリコール 4.5 ザクロ抽出液 0.1 メリッサ抽出液 1.5 テン茶抽出液 0.5 リョク茶抽出液 0.1 ブナの芽エキス 0.5 ヒアルロン酸ナトリウム 0.5 エタノール 3.0 カルボキシビニルポリマー 0.2 水酸化カリウム 0.1 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05 精製水 残 量<製造方法>実施例2のクリームと同様の方法で、乳液を得た。 【0033】 〔実施例6〕 ファンデーション 成分 含有量(質量%) A相(油相) セタノール 3.5 脱臭ラノリン 4.0 ホホバ油 5.0 ワセリン 2.0 スクワラン 6.0 酢酸dl−δ−トコフェロール 0.2 ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.5 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.5 ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 1.0 ピリドキシントリパルミテート 0.1 防腐剤 適 量 香料 0.3 B相(水相) プロピレングリコール 10.0 ザクロ抽出液 0.2 メリッサ抽出物 0.5 テン茶抽出液 1.0 リョク茶抽出液 0.1 ブナの芽エキス 0.1 調合粉末 12.0 エデト酸三ナトリウム 0.2 精製水 残 量<製造方法>実施例2のクリームと同様の方法で、ファンデーションを得た。 【0034】 〔実施例7〕 化粧水 成分 含有量(質量%) A相(アルコール相) エタノール 5.0 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 2.0 オクチルメトキシシンナメート 0.18 dl−α−トコフェロール 0.05 メチルパラベン 0.15 香料 0.05 B相(水相) 1,3−ブチレングリコール 9.5 ザクロ抽出液 0.1 マジョラム抽出液 1.0 カミツレ抽出液 0.5 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 メリッサ抽出液 0.1 テン茶抽出液 0.5 リョク茶抽出液 0.1 ブナの芽エキス 1.0 ニコチン酸アミド 0.3 グリセリン 5.0 精製水 残 量<製造方法>A相をB相に添加し、可溶化して化粧水を得た。 【0035】 〔実施例8〕 化粧水 成分 含有量(質量%) A相 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.2 dl−α−トコフェロール 0.05 メチルパラベン 0.12 フェノキシエタノール 0.35 香料 0.05 B相 1,3−ブチレングリコール 7.0 グリセリン 5.0 C相(水相) ザクロ抽出液 0.5 マジョラム抽出液 0.1 カミツレ抽出液 0.5 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 メリッサ抽出液 0.1 テン茶抽出液 0.5 リョク茶抽出液 0.3 ブナの芽エキス 0.5 ニコチン酸アミド 0.3 精製水 残 量<製造方法>A相をB相と混合した後、得られた混合物をC相に添加し、可溶化して化粧水を得た。 【0036】 〔実施例9〕 化粧水 成分 含有量(質量%) A相 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.6 ジイソステアリン酸ポリグリセリル 0.2 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.3 dl−α−トコフェロール 0.05 メチルパラベン 0.15 香料 0.05 B相 1,3−ブチレングリコール 9.5 グリセリン 5.0 C相(水相) ザクロ抽出液 0.5 マジョラム抽出液 0.1 カミツレ抽出液 0.5 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 メリッサ抽出液 0.5 テン茶抽出液 0.1 リョク茶抽出液 0.5 ブナの芽エキス 0.5 ニコチン酸アミド 0.3 精製水 残 量<製造方法>A相をB相と混合した後、得られた混合物をC相に添加し、白濁系化粧水を得た。 【0037】 〔実施例10〕 二層型化粧水 成分 含有量(質量%) A相(アルコール相) エタノ−ル 15.0 メチルパラベン 0.1 メント−ル 0.05 ジブチルヒドロキシトルエン 0.001 ピリドキシン 0.005 ポリオキシエチレン(60)グリセリルモノイソステアレ−ト 0.5 酢酸dl−α−トコフェロール 0.03 香料 適 量 B相(水相) プロピレングリコ−ル 4.0 アラントイン 0.2 食塩 0.1 ベントナイト 1.0 タルク 0.5 セルロ−ス末 0.5 シリカ 1.0 酸化亜鉛 0.5 グァ−ガム 0.5 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1 トリメチルグリシン 5.0 乳酸 0.1 乳酸ソ−ダ 0.05 ザクロ抽出液 0.1 ブナの芽エキス 0.5 ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.1 精製水 残 量<製造方法>A相を、よく撹拌分散したB相に加え撹拌混合して二層型化粧水を得た。 【0038】 〔実施例11〕 化粧水含浸シート状マスク 成分 含有量(質量%) A相(アルコール相) エタノール 5.0 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 2.0 オクチルメトキシシンナメート 0.18 dl−α−トコフェロール 0.05 メチルパラベン 0.12 フェノキシエタノール 0.35 香料 0.05 B相(水相) 1,3−ブチレングリコール 9.5 ザクロ抽出液 0.1 マジョラム抽出液 0.1 カミツレ抽出液 0.1 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 メリッサ抽出液 0.5 テン茶抽出液 0.1 リョク茶抽出液 0.2 ブナの芽エキス 0.5 ニコチン酸アミド 0.3 グリセリン 5.0 精製水 残 量<製造方法>A相をB相に添加し、可溶化して化粧水を得、これを、さらに不織布等に含浸させて、化粧水含浸シート状マスクを得た。 【0039】 〔実施例12〕 パック 成分 含有量(質量%) (1)ポリビニルアルコール 10.0 (2)ポリエチレングリコール(分子量400) 0.4 (3)グリセリン 3.0 (4)ザクロ抽出液 0.1 (5)エタノール(95%) 8.0 (6)メリッサ抽出液 0.1 (7)テン茶抽出液 0.5 (8)リョク茶抽出液 0.2 (9) ブナの芽エキス 0.5 (10)イノシット 0.1 (11)防腐剤 0.1 (12) 酢酸dl−γ−トコフェロール 0.05 (13)香料 0.1 (14)精製水 残 量<製造方法>室温で(5)(11)(12)および(13)を混合溶解し、(1)(2)(3)(4)(6)(7)(8)(9)(10)および(14)を80℃で混合溶解した中に撹拌添加した後、室温まで放冷してパックを得た。 【0040】〔実施例13〕 実使用テストザクロ抽出物および塩基性アミノ酸を含む本組成物の肌荒れ、皮膚の潤いおよび皮膚のはりに及ぼす効果を調べるために、下記第3表に示す処方のクリームを用いて、実使用テストを行った。 【0041】 【表3】
【0042】<製造方法>A相とB相をそれぞれ、70℃に加熱し完全溶解した。A相をB相に加えて、乳化機で乳化した。得られた乳化物を熱交換機を用いて冷却してクリームを得た。 【0043】女性専門パネル45名に、本発明クリーム5〜7と比較クリーム4〜6から選ばれた2つのクリ−ムを、それぞれ、顔の右半分および左半分に、4週間使用させて、肌荒れ、皮膚の潤いおよび皮膚のはりについて評価させた。結果を第4表に示す。表中の人数を示す数値は、それぞれ、15人中の人数を表す。 【0044】 【表4】
【0045】第4表に示す結果より、ザクロ抽出物および塩基性アミノ酸を含む本組成物は、肌荒れを防止・改善する効果、皮膚に潤いを与える効果、および、皮膚にはりを与える効果に優れており、皮膚の衰えを防止する効果を有していることがわかる。 【0046】以下、さらに、ザクロ抽出物および塩基性アミノ酸を含む本組成物の他の処方例を示す。 〔実施例14〕 クリーム 成分 含有量(質量%) A相(油相) ステアリン酸 10.0 ステアリルアルコール 4.0 ペンタエリスリトールテトラオクタノエート 4.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 4.0 ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.0 香料 0.4 防腐剤 適 量 B相(水相) メリッサ抽出液 30.0 ザクロ抽出液 0.5 テン茶抽出液 1.0 リョク茶抽出液 0.1 アルギニンリン酸塩 0.05 ブナの芽エキス 0.5 グリセリン 4.0 水酸化カリウム 0.4 エデト酸三ナトリウム 0.05 精製水 残 量<製造方法>A相とB相をそれぞれ、70℃に加熱し完全溶解した。A相をB相に加えて、乳化機で乳化した。得られた乳化物を熱交換機を用いて冷却してクリームを得た。 【0047】 〔実施例15〕 クリーム 成分 含有量(質量%) A相(油相) セタノール 2.0 ベヘニルアルコール 2.0 ワセリン 7.0 イソプロピルミリステート 8.0 スクワラン 5.0 ジメチルポリシロキサン 5.0 デカメチルペンタシクロシロキサン 5.0 ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.2 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.8 香料 0.3 酸化防止剤 適 量 防腐剤 適 量 B相(水相) グリセリン 10.0 ザクロ抽出液 1.0 アルギニングルタミン酸塩 0.3 メリッサ抽出液 0.1 テン茶抽出液 0.5 リョク茶抽出液 0.2 ブナの芽エキス 0.5 ジプロピレングリコール 4.0 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0 エデト酸二ナトリウム 0.01 精製水 残 量<製造方法>実施例13のクリームと同様の方法でクリームを得た。 【0048】 〔実施例16〕 乳液 成分 含有量(質量%) A相(油相) スクワラン 5.0 オレイルオレート 3.0 ワセリン 2.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.8 ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 1.2 ビタミンA油 0.03 香料 0.3 防腐剤 適 量 B相(水相) 1,3−ブチレングリコール 4.5 ザクロ抽出液 0.1 アルギニン塩酸塩 0.05 メリッサ抽出液 0.3 テン茶抽出液 0.5 リョク茶抽出液 0.1 ブナの芽エキス 0.3 ヒアルロン酸ナトリウム 0.5 エタノール 3.0 カルボキシビニルポルリマー 0.2 水酸化カリウム 0.1 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05 精製水 残 量<製造方法>実施例13のクリームと同様の方法で乳液を得た。 【0049】 〔実施例17〕 ファンデーション 成分 含有量(質量%) A相(油相) セタノール 3.5 脱臭ラノリン 4.0 ホホバ油 5.0 ワセリン 2.0 スクワラン 3.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 3.0 ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.5 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.5 ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 1.0 ピリドキシントリパルミテート 0.1 防腐剤 適 量 香料 0.3 B相(水相) プロピレングリコール 10.0 ザクロ抽出液 0.1 アルギニン塩酸塩 0.05 メリッサ抽出物 0.5 テン茶抽出液 0.1 リョク茶抽出液 1.0 ブナの芽エキス 0.5 調合粉末 12.0 エデト酸三ナトリウム 0.2 精製水 残 量<製造方法>実施例13のクリームと同様の方法でファンデーションを得た。 【0050】 〔実施例18〕 化粧水 成分 含有量(質量%) A相(アルコール相) エタノール 5.0 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 2.0 オクチルメトキシシンナメート 0.18 香料 0.05 B相(水相) 1,3−ブチレングリコール 9.5 ザクロ抽出液 0.5 アルギニン塩酸塩 0.05 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 メリッサ抽出液 0.1 テン茶抽出液 0.3 リョク茶抽出液 0.5 ブナの芽エキス 0.1 ニコチン酸アミド 0.3 グリセリン 5.0 精製水 残 量<製造方法>A相をB相に添加し、可溶化して化粧水を得た。 【0051】 〔実施例19〕 化粧水 成分 含有量(質量%) A相 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.2 メチルパラベン 0.12 フェノキシエタノール 0.35 香料 0.05 B相 1,3−ブチレングリコール 7.0 グリセリン 5.0 C相(水相) ザクロ抽出液 0.1 アルギニン塩酸塩 0.05 マジョラム抽出液 0.5 カミツレ抽出液 0.1 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 メリッサ抽出液 0.2 テン茶抽出液 0.1 リョク茶抽出液 0.5 ブナの芽エキス 0.5 ニコチン酸アミド 0.3 精製水 残 量<製造方法>A相をB相と混合した後、得られた混合物をC相に添加し、可溶化して化粧水を得た。 【0052】 〔実施例20〕 化粧水 成分 含有量(質量%) A相 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.6 ジイソステアリン酸ポリグリセリル 0.2 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.3 メチルパラベン 0.12 フェノキシエタノール 0.35 香料 0.05 B相 1,3−ブチレングリコール 9.5 グリセリン 5.0 C相(水相) ザクロ抽出液 0.2 アルギニン塩酸塩 0.05 マジョラム抽出液 0.5 カミツレ抽出液 0.3 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 メリッサ抽出液 0.2 テン茶抽出液 0.1 リョク茶抽出液 0.1 ブナの芽エキス 0.5 ニコチン酸アミド 0.3 精製水 残 量<製造方法>A相をB相と混合した後、得られた混合物をC相に添加し、白濁系化粧水を得た。 【0053】 〔実施例21〕 二層型化粧水 成分 含有量(質量%) A相(アルコール相) エタノ−ル 15.0 メチルパラベン 0.1 メント−ル 0.05 ジブチルヒドロキシトルエン 0.001 ピリドキシン 0.005 ポリオキシエチレン(60)グリセリルモノイソステアレ−ト 0.5 香料 適 量 B相(水相) プロピレングリコ−ル 4.0 アラントイン 0.2 食塩 0.1 ベントナイト 1.0 タルク 0.5 セルロ−ス末 0.5 シリカ 1.0 酸化亜鉛 0.5 グァ−ガム 0.5 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1 トリメチルグリシン 5.0 乳酸 0.1 乳酸ソ−ダ 0.05 ザクロ抽出液 0.2 アルギニン酢酸塩 0.05 テン茶抽出液 0.5 リョク茶抽出液 0.3 ブナの芽エキス 0.1 ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.1 精製水 残 量<製造方法>A相を、よく撹拌分散したB相に加え撹拌混合して二層型化粧水を得た。 【0054】 〔実施例22〕 化粧水含浸シート状マスク 成分 含有量(質量%) A相(アルコール相) エタノール 5.0 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 2.0 オクチルメトキシシンナメート 0.18 メチルパラベン 0.15 フェノキシエタノール 0.3 香料 0.05 B相(水相) 1,3−ブチレングリコール 9.5 ザクロ抽出液 0.3 アルギニン塩酸塩 0.05 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 メリッサ抽出液 0.2 テン茶抽出液 0.5 リョク茶抽出液 0.1 ブナの芽エキス 1.0 ニコチン酸アミド 0.3 グリセリン 5.0 精製水 残 量<製造方法>A相をB相に添加し、可溶化して化粧水を得、これを、さらに不織布等に含浸させて化粧水含浸シート状マスクを得た。 【0055】 〔実施例23〕 パック 成分 含有量(質量%) (1)ポリビニルアルコール 10.0 (2)ポリエチレングリコール(分子量400) 0.4 (3)グリセリン 3.0 (4)ザクロ抽出液 0.5 (5)アルギニンアスパラギン酸塩 0.05 (6)エタノール(95%) 8.0 (7)メリッサ抽出液 0.2 (8)テン茶抽出液 1.0 (9) リョク茶抽出液 0.5 (10)ブナの芽エキス 0.5 (11)イノシット 0.1 (12) 防腐剤 0.1 (13)香料 0.1 (14)精製水 残 量<製造方法>室温で(6)(12)および(13)を混合溶解し、(1)(2)(3)(4)(5)(7)(8)(9)(10)(11)および(14)を80℃で混合溶解した中に撹拌添加した後、室温まで放冷してパックを得た。 【0056】 【発明の効果】本発明によれば、皮膚に潤いを与え、皮膚の衰えを防止する効果を有する外用組成物が提供される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001959 【氏名又は名称】株式会社資生堂
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| 【出願日】 |
平成13年2月9日(2001.2.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100103160 【弁理士】 【氏名又は名称】志村 光春
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| 【公開番号】 |
特開2002−234814(P2002−234814A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月23日(2002.8.23) |
| 【出願番号】 |
特願2001−33545(P2001−33545) |
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