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【発明の名称】 滑り止めクッション
【発明者】 【氏名】渡邊 八千代

【要約】 【課題】この発明は、車椅子の座席に主として取り付け、利用者の前方への滑り落ち防止、姿勢の安定のための装置であるが車椅子のみならず車の座席やチャイルドシート等の様々な坐面に使用できる装置である。

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】(イ)弾力性のあるクッション■に押えシート帯■を取り付けクッション■の下部面(裏面)にマジックテープ■を取り付ける。
(ロ)取り付け紐■を付けたマット■にこのクッションを連結ベルト■で繋ぐ。
(ハ)このクッションを取り付け紐■で車椅子に取り付ける。
以上のごとく構成された車椅子滑り止めクッション装置。
【請求項2】クッション■をマット■に固定した滑り止めクッション装置。
【請求項3】クッション■を様々な坐面に取り付ける滑り止めクッション装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明に属する詳細な説明】この滑り止めクッション装置は、車椅子からの滑り止め装置として発明されたものであるが安定した座位の保持が可能という点において座位保持の困難な障害者のみならず車の座席やチャイルドシート等の座席等に取り付け、利用者の前方への滑りや転落を防止するための滑り止めクッションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車椅子やチャイルドシート等からの転落や滑りを予防するため安全ベルトや滑り止め効果のあるシート、あるいは下肢を固定する器具等が用いられてきた。しかし、施設においては車椅子用安全ベルト等の着用は身体拘束であるとの法規制が今回定められた。こうした状況下、従来の滑り止めシート等では十分な効果を得ることが出来ず、利用者を身体拘束せずに安全を守るという点において、また、介護上身体の安定した姿勢保持及び保護上の限界があり課題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、各メーカでは車椅子からの滑り止めとして、より強力な滑り止めシートなど身体拘束につながらない製品の研究開発がされているが十分な効果は得られていない。さらに、滑り止めシート等の取り外しや屎尿及び食べこぼしによる汚染に対する管理上の利便性も求められている。また、チャイルドシートにおいては、その座席シートの側壁部分の立上げなどが研究開発されているものの長時間の安定した身体姿勢保持及び保護上の問題解決には至っていない。本発明は、こうした利用者の強い要望に応えるために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】その構成を図面で説明すると(イ)弾力性のあるクッション■の端部に押えシート帯■を取り付け、このクッション■の下部面(裏面)にマジックテープ■を付ける。
(ロ)取り付け紐■をつけたマット■にこのクッションをこの連結ベルトで結合する。
(ハ)このクッションのついたマットを取り付け紐■にて車椅子に取り付ける。
以上のように構成して、滑り止めクッション装置とする。この装置の取り付け紐■は使用せず、そのまま座席に敷き込んでもその効果は変わらず十分課題解決することができる。尚、クッション■に押えシート帯■又は、幅広シートを取り付けた状態だけの座席設置でも十分滑り止めクッションとしての効果が得られる。また、クッション■とマット■を図1のように固定して取り付けることでも滑り止めクッション装置となる。クッション■を既製品の坐面及び様々な坐面に設置することで滑り止めクッション装置となる。以上の使用方法によりそれぞれの効果が得られ課題を解決することができる。
【0005】
【考案の実施形態】次に本発明の実施形態を述べると、この滑り止めクッション装置は、まずマット■からクッション■を外した状態(この時、クッション■はマット■の裏面で連結ベルト■によって車椅子前部から下方にぶらさがった状態)で車椅子の座席に敷き、取り付け紐■で車椅子に固定する。次に連結ベルト■でつなげてあるクッション■をこの車椅子に乗車する利用者の股間部に設置する。設置されたクッション■は、マット■のマジックテープ■と接着固定される。次に押えシート帯■を股間部から肛門部に向けて差し込む。押えシート帯■に利用者の体重がかかりクッション■はより固定が安定する。利用者の体重に比例し、押えシート帯の効果が発揮される。利用者の体重が軽ければクッション■は、マジックテープで十分安定する。以上のように滑り止めクッション装置を設置することにより、車椅子利用者の股間部がクッション■に接触して身体の前方への傾斜を防止し、且つ滑りによる転落防止が出来る。また、ベルトなどで抑制される屈辱感、拘束感あるいは、シートベルト等の腹部の締め付けや圧迫感等も防止できる。チャイルドシートの場合も車椅子に準じた方法で設置する。滑り止めクッションは、取り付け紐■を実施時に使用しなくても坐面に敷くだけで十分その効果を発揮することができる。尚、クッション■に接続されている押えシート帯のかわりにシート状の幅広シートを取り付け裏面にマジックテープやボタン、ホック等で既製品の座席やシートあるいはクッションに取り付けることもでき、クッション■を既製品の坐面及び様々な坐面に設置することができる。又、この滑り止めクッション装置に連結ベルト■を取り付け、この連結ベルトの片方の端部を既設及び既製品の車の座席やチャイルドシートに取り付け固定することにより滑り止めクッションとなる。クッション■とマット■を接続固定した滑り止めクッションもまたそのまま使用すればその他既設の安全ベルトとの併用によりより安全性の向上が図れ使用目的に即した効果を十分発揮することができる。車椅子等に座った利用者は抑制せず前方への滑りや転落を予防することができる。また、良姿位を保つことが可能となり、ずれによる摩擦を最小限に抑え床ずれの予防にもなる。尚、マジックテープ■のマット■への接着方法は、ボタンやホック等の接着効果が顕著なものであればその材質は問わない。
【0006】
【考案の効果】したがって、この車椅子のみならず様々の坐面からの転落や滑り落ちる危険性のある利用者にとっては、身体拘束をしなくても安全が守れ、尚且つ介護者や保護者にとっても手軽に使えるという利便性のあるクッションである。
【出願人】 【識別番号】501089081
【氏名又は名称】渡邊 八千代
【出願日】 平成13年1月29日(2001.1.29)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−224167(P2002−224167A)
【公開日】 平成14年8月13日(2002.8.13)
【出願番号】 特願2001−60939(P2001−60939)