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【発明の名称】 歯科治療ハンドピース用防塵滅菌装置
【発明者】 【氏名】茶谷 勝

【要約】 【課題】非使用中、大気中に露出して配置されることになる歯科治療用インスツルメント(ハンドピース)を周囲の塵埃から守り、かつ、細菌等が付着しないようにした滅菌灯付の防塵カバーを提供する。

【解決手段】防塵滅菌装置10は、図1(A)に示すように、インスツルメントホルダ5に対して、矢印A方向から着脱自在に装着される開口部11aを有する筐体11から成り、該筐体11内には、殺菌灯(例えば、紫外線灯)12が設けられている。図1(B)は、防塵滅菌装置10をインスツルメントホルダに装着した時の断面図で、図示のように、インスツルメント7を装着したままの状態で、インスツルメントホルダ5を覆うことができ、これによって、インスツルメント7を周囲の塵埃から保護することができ、同時に、殺菌灯12を点灯させておくことにより、筐体11内を殺菌し、インスツルメント7を清潔に保つことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 歯科治療ユニットにおけるインスツルメントホルダに懸架されている歯科治療インスツルメントを防塵しかつ滅菌する歯科治療ハンドピース用防塵滅菌装置であって、該防塵滅菌装置は、前記インスツルメントホルダに対して前方より挿脱自在に装着されて該インスツルメントホルダ全体を覆う筐体から成り、該筐体の内部に殺菌灯を有することを特徴とする歯科治療ハンドピース用防塵滅菌装置。
【請求項2】 歯科治療ハンドピース載置台に載置されている歯科治療ハンドピースを防塵しかつ滅菌する歯科治療ハンドピース用防塵滅菌装置であって、該防塵滅菌装置は、前記歯科治療ハンドピース載置台全体を上部から覆う筐体から成り、該筐体の内部に殺菌灯を有することを特徴とする歯科治療ハンドピース用防塵滅菌装置。
【請求項3】 前記筐体の内壁面が反射面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科治療ハンドピース用防塵滅菌装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療用ハンドピース用防塵滅菌装置、より詳細には、歯科治療用ハンドピースを、歯科治療ユニットのインスツルメントホルダに懸架したままの状態で、或いは、ハンドピース載置台に載置したままの保管状態で、防塵しかつ滅菌することのできる歯科治療ハンドピース用の防塵滅菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、本発明による歯科治療ハンドピース防塵滅菌装置が適用されるインスツルメントホルダを具備した歯科治療ユニットの一例を説明するための要部全体構成図で、周知のように、歯科用治療ユニットは、治療椅子1、ワークテーブル2、スピットン3、無影灯4、インスツルメントホルダ5、アシスタント用インスツルメントホルダ6、インスツルメント7、フットスイッチ8等から成り、インスツルメントホルダ5には、歯科治療において使用する種々のインスツルメント7が収納されており、周知のように、歯科治療に当たり、患者は椅子に座り、頭を安頭台9に固定して治療を受ける。治療中、術者は治療椅子1を上下動、起倒、傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にして治療を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとき歯科治療ユニットにおいては、非使用時、インスツルメント7はインスツルメントホルダ5又は6に懸架されたままの状態におかれ、その表面に塵埃が付着したり、細菌が付着したりして、不衛生であった。
【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、非使用中、大気中に露出して配置されることになる歯科治療用インスツルメント(ハンドピース)を周囲の塵埃から守り、かつ、細菌等が付着しないようにした殺菌灯付の防塵カバーを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、歯科治療ユニットにおけるインスツルメントホルダに懸架されている歯科治療インスツルメントを防塵しかつ滅菌する歯科治療ハンドピース用防塵滅菌装置であって、該防塵滅菌装置は、前記インスツルメントホルダに対して前方より挿脱自在に装着されて該インスツルメントホルダ全体を覆う筐体から成り、該筐体の内部に殺菌灯を有することを特徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、歯科治療ハンドピース載置台に載置されている歯科治療ハンドピースを防塵しかつ滅菌する歯科治療ハンドピース用防塵滅菌装置であって、該防塵滅菌装置は、前記歯科治療ハンドピース載置台全体を上部から覆う筐体から成り、該筐体の内部に殺菌灯を有することを特徴としたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記筐体の内壁面が反射面に形成されていることを特徴としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による歯科治療用ハンドピース用防塵滅菌装置の一実施例を説明するための要部概略構成図で、図中、10は本発明による防塵滅菌装置で、該防塵滅菌装置10は、図1(A)に示すように、前述のごときインスツルメントホルダ5に対して、矢印A方向から着脱自在に装着される開口部11aを有する筐体11から成り、該筐体11内には、殺菌灯(例えば、紫外線灯)12が設けられている。図1(B)は、本発明による防塵滅菌装置10をインスツルメントホルダ5に装着した時の断面図で、本発明による防塵滅菌装置によると、図示のように、インスツルメント7を装着したままの状態で、インスツルメントホルダ5を覆うことができ、これによって、インスツルメント7を周囲の塵埃から保護することができ、同時に、殺菌灯12を点灯させておくことにより、筐体11内を殺菌し、インスツルメント7を清潔に保つことができる。
【0009】図2は、本発明の他の実施例を説明するための要部構成図で、この実施例は、例えば、オートクレーブ等によって消毒されたインスツルメント(ハンドピース)7が載置・保管されているハンドピース載置台20上のハンドピース7を周囲の塵埃から保護し、同時に、これらハンドピース7に付着する細菌を殺菌するようにしたものであり、この実施例の場合には、筐体11の下部11aが開口されており、この開口部11aを通して、ハンドピース7をハンドピース載置台20に載置したままの状態で覆い、これによって、ハンドピース7を周囲の塵埃から保護し、同時に、殺菌灯12を点灯して、筐体11内を滅菌するようにしたものである。なお、図3、図4は、それぞれ、ハンドピース収納トレー30、収納篭40に収納されたハンドピースを、図2に示した構成の、本発明によるハンドピース防塵滅菌装置10にて防塵滅菌するようにした例を示す図である。また、この図2に示した構成の防塵滅菌装置10は、図5に示したアシスタント用のハンドピース7にも適用することができる。
【0010】なお、殺菌灯(紫外線灯)12からの紫外線は、人体にとって有害であるので、筐体11は紫外線が漏れないように、不透明体で構成されており、好ましくは、内壁面は反射面に構成され、紫外線を効果的に利用し、かつ、ハンドピースの側方(殺菌灯から見て)まで効果的に滅菌可能にしている。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によると、歯科治療ユニットのインスツルメントホルダに装着されているハンドピースを、該インスツルメントホルダに装着したままの状態で滅菌することができ、かつ、周囲の塵埃から保護することができる。また、消毒済みの保管中のハンドピースを、保管状態のままで、周囲の塵埃から守り、かつ、滅菌することができる。更には、筐体内を反射面にしておくことにより、殺菌光を効果的に利用し、かつ、ハンドピースの略全面にわたって効果的に滅菌することができる。
【出願人】 【識別番号】000150671
【氏名又は名称】株式会社長田中央研究所
【出願日】 平成13年5月23日(2001.5.23)
【代理人】 【識別番号】100079843
【弁理士】
【氏名又は名称】高野 明近 (外2名)
【公開番号】 特開2002−345853(P2002−345853A)
【公開日】 平成14年12月3日(2002.12.3)
【出願番号】 特願2001−153292(P2001−153292)