| 【発明の名称】 |
口腔洗浄器 |
| 【発明者】 |
【氏名】高倉 元生
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| 【要約】 |
【課題】例えば口腔内の歯や歯茎に洗浄液を噴射して洗浄する口腔洗浄器に係り、構造簡単かつ軽量安価で持ち運びに便利な口腔洗浄器を提供する。
【解決手段】外気の導入を許容する一方向弁3を備えた手動式のポンプを構成する略有底筒状のポンプ本体1と、そのポンプ本体1内に収容配置され、洗浄液Lを入れた柔軟な液体容器4と、その液体容器4内の洗浄液を一方向弁8を介して噴出させる噴射ノズル10とを備え、上記ポンプ本体1を圧搾することによって上記液体容器4内の洗浄液を上記噴射ノズル10から噴出させるように構成したことを特徴とする。また上記噴射ノズル10の洗浄液案内通路内に羽根車21,22を設けることによって、上記噴射ノズル10から噴出される洗浄液を脈動させるようにしたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外気の導入を許容する一方向弁を備えた手動式のポンプを構成する略有底筒状のポンプ本体と、そのポンプ本体内に収容配置され、洗浄液を入れた柔軟な液体容器と、その液体容器内の洗浄液を一方向弁を介して噴出させる噴射ノズルとを備え、上記ポンプ本体を圧搾することによって上記液体容器内の洗浄液を上記噴射ノズルから噴出させるように構成したことを特徴とする口腔洗浄器。 【請求項2】 上記噴射ノズルの洗浄液流通路内に、該ノズルから噴出される洗浄液に脈動を付与するための羽根車を備えてなる請求項1記載の口腔洗浄器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は口腔洗浄器に関する。更に詳しくは、口腔内の歯や歯茎に水や薬液等の洗浄液を噴射して洗浄する口腔洗浄器に関する。 【0002】 【従来の技術】上記のような口腔洗浄器は従来種々提案されており、その多くは専用の水槽タンク内に貯めた洗浄液を電動式のポンプによってホース等を介して噴射ノズルに導き、その噴射ノズルから歯や歯茎に向けて洗浄液を噴射して洗浄する構成である。 【0003】ところが、上記のような電動式のポンプを用いるものは、それを駆動するためのモータや電源等が必要で、製作コストや重量が増すと共に、構成が複雑かつ大型化する嫌いがあり、例えば旅行や出張の際には持ち運びに不便である等の不具合があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点に鑑みて提案されたもので、構造が簡単かつ軽量安価で持ち運びに便利な口腔洗浄器を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明による口腔洗浄器は、以下の構成としたものである。 【0006】即ち、外気の導入を許容する一方向弁を備えた手動式のポンプを構成する略有底筒状のポンプ本体と、そのポンプ本体内に収容配置され、洗浄液を入れた柔軟な液体容器と、その液体容器内の洗浄液を一方向弁を介して噴出させる噴射ノズルとを備え、上記ポンプ本体を圧搾することによって上記液体容器内の洗浄液を上記噴射ノズルから噴出させるように構成したことを特徴とする。なお上記噴射ノズルの洗浄液流通路内には、必要に応じて羽根車を設けると、上記噴射ノズルから噴出される洗浄液に脈動を付与することができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。図1は本発明による口腔洗浄器の一実施形態を示す使用状態の一部縦断正面図、図2は不使用時の同上図である。 【0008】図において、1は手動式のポンプを構成するポンプ本体で、該ポンプ本体1は柔軟な合成樹脂等により全体略有底筒状に形成され、その周面を手で持って強く握ることによって圧搾可能である。そのポンプ本体の底部には、該本体1内と外気とを連通する貫通孔2と、その貫通孔2から本体1内への外気の導入のみを許容する一方向弁3とが設けられ、その一方向弁として本実施形態においてはリード弁が用いられている。 【0009】上記ポンプ本体1内には、洗浄液Lを入れる液体容器4を収容配置する構成であり、その液体容器4はポンプ本体1よりも更に柔軟な合成樹脂等により略有底筒状に形成されている。上記の洗浄液Lとしては、水もしくは水に殺菌剤等の薬液を適量混入させたもの等を用いるもので、その洗浄液Lは上記液体容器4をポンプ本体1内に装着してから該容器4内に注入する。あるいは予め洗浄液を入れた液体容器4を上記ポンプ本体1の上部開口部1aからポンプ本体1内に挿入することもできる。その際、ポンプ本体1内に残留する空気を排出するために上記本体1の開口部近傍に空気抜き孔1cが設けられている。 【0010】上記液体容器4の上部開口部4aには、肉厚のフランジ部4bが形成され、そのフランジ部4bを、ポンプ本体1の上部開口部1aに形成した段部1bと、ポンプ本体1の上部に螺合した内キャップ5との間に挟んで締め付けることによって上記液体容器4を密閉固定する構成である。 【0011】上記内キャップ5の中央部下面側には、液体容器4内の底部近傍に延びる汲み上げパイプ6が一体的に設けられ、内キャップ5の上部には弁室7が設けられている。その弁室7内と液体容器4内とは上記汲み上げパイプ6を介して連通し、その汲み上げパイプ6の上端開口部には、液体容器4から弁室7へのみ洗浄液の流通を許容するリード弁よりなる一方向弁8が設けられている。 【0012】また上記弁室7の上部には吐出口7aが設けられ、その吐出口7aにホース9を介して噴射ノズル10を連通接続する構成である。その噴射ノズル10はノズル本体11と把持部12とよりなり、そのノズル本体11と把持部12内には洗浄液の流通路11a・12aが設けられている。 【0013】不使用時は図2に示すように上記噴射ノズル10およびホース9を吐出口7aに接続したままの状態でポンプ本体1の上部に外キャップ13を嵌合する構成であり、その外キャップ13にはホース9を挿通するための切り欠き部13aが設けられ、外キャップ13とポンプ本体1との嵌合部には、抜け止め係止用の凹凸部14a・14bが設けられている。 【0014】また噴射ノズル10は、その把持部12に設けた係合片15を、外キャップ13に一体的に設けた突出片16に係合させることによって、外キャップ13を介してポンプ本体1に一体的に連結保持させるように構成されている。なおその際、ホース9の中間部は図には省略したが、ポンプ本体1の外周面等に適宜巻き付けておけばよい。 【0015】さらに噴射ノズル10のノズル本体先端部に、図2に示すようにゴム等よりなるノズルキャップ17を嵌めておけば、液体容器4内に洗浄液が入ったままで保存もしくは持ち運ぶ場合にも洗浄液がノズル先端から不用意に洩れるのを防ぐことができる。図中、18は上記ノズルキャップ17の紛失防止用の連結紐、19はその止め環である。 【0016】上記のように構成された口腔洗浄器により歯や歯茎を洗浄するに当たっては、図2の状態から噴射ノズル10を外キャップ13から外し、その外キャップ13および内キャップ5をポンプ本体1から外して、液体容器4内に洗浄液Lを注入する。あるいは予め洗浄液Lを入れた液体容器をポンプ本体内に装填する。次いで、内キャップ5をポンプ本体1に螺合して該キャップ5とポンプ本体1の段部1bとの間に液体容器4のフランジ部4bを挟んで密封固定する。 【0017】そして、噴射ノズル10のノズル本体先端部を洗浄すべき歯や歯茎に向けた状態で、ポンプ本体1を手で持って該本体1の周面を圧搾すると、ポンプ本体1内の液体容器4が内方に押し縮められて該容器4内の洗浄液が汲み上げパイプ6内を上昇し、それによって一方向弁8が開くと共に、弁室7内に洗浄液が順次流入する。その弁室7に流入した洗浄液は、引き続き吐出口7aおよびホース9を介して噴射ノズル10に導かれ、ノズル本体11の先端部から歯や歯茎に向かって洗浄液が噴射されて洗浄される。 【0018】次いで、上記ポンプ本体1を握った手を緩めると、ポンプ本体1の弾性復元力で該本体1内に負圧が生じて本体底部の一方向弁3が開き、貫通孔2からポンプ本体1内に外気が導入されて該本体1が元の形状に復帰するもので、そのとき液体容器4内の圧力も低下するが、それによって弁室7内の一方向弁8が閉じられるので弁室7内の洗浄液は液体容器4内に逆流することなく液体容器4は潰れた状態のままとなる。 【0019】その状態で、再びポンプ本体1を圧搾すると、ポンプ本体1内の圧力で液体容器4が更に押し潰されて一方向弁8が開き、液体容器4内の洗浄液が更に歯や歯茎に噴射される。これを繰り返すことによって、液体容器4内の洗浄液が殆ど無くなるまで歯や歯茎を簡便かつ良好に洗浄することができる。液体容器4内の洗浄液が無くなったときは、内キャップ5を外して液体容器4内に洗浄液を補充することによって繰り返し使用することができるものである。 【0020】上記実施形態は、液体容器4から噴出される洗浄液をホース9を介して噴射ノズル10に導くようにしたが、噴射ノズル10をポンプ本体1に一体的に設けることもできる。図3はその一例を示すもので、噴射ノズル10の基部12’を内キャップ5と一体的に設け、上記基部12’内の洗浄液流通路12aと汲み上げパイプ6との間に弁室7を設けると共に、その弁室7内の上記パイプ6の上端開口部に一方向弁8を設けた構成である。他の構成は前記実施形態と同様であり、同様の作用効果が得られる。 【0021】なお上記各実施形態において、上記噴射ノズル10から噴射される洗浄液の噴射圧力が強すぎる場合、あるいは噴射圧力が大きく変動するような場合には、噴射ノズル10の洗浄液流通路内、例えば図4に示すようにノズル本体11の洗浄液流通路11a内に複数個の抵抗板20を千鳥状に配置するようにしてもよい。 【0022】また例えば前記把持部12もしくは基部12’の洗浄液流通路12a内に、図5(a)に示すような羽根車21もしくは同図(b)に示すような羽根車22を設けて上記流通路12a内を通過する洗浄液で上記羽根車21,22を回転させ、その羽根車で上記流通路内を通る洗浄液を断続させるようにすれば、ノズル本体11の先端から噴出される洗浄液に脈動が生じて洗浄効果を高めることができると共に、歯茎等のマッサージ効果をもたせることができる。 【0023】 【発明の効果】以上のように本発明による口腔洗浄器は、手動式のポンプを用いたので、前記従来の電動式のポンプを用いる場合のようにモータや電源等が不要となり、構成が簡単で容易・安価に製作できると共に、軽量かつ小型コンパクトで持ち運びに便利な口腔洗浄器を提供することができる。また従来の電動式の洗浄器にあっては切換スイッチ等でポンプの駆動速度等を変更して噴射圧力を調整するようにしているが、本発明においては手動式のポンプを握る力を加減するだけで噴射圧力の調整が可能であり、使用者の好みに合った適度な圧力で口腔内を快適かつ良好に洗浄できる等の効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】501097802 【氏名又は名称】高倉 元生
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| 【出願日】 |
平成13年3月12日(2001.3.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100094536 【弁理士】 【氏名又は名称】高橋 隆二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−263122(P2002−263122A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月17日(2002.9.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−68306(P2001−68306) |
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