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【発明の名称】 串の洗浄装置
【発明者】 【氏名】神代 武夫

【要約】 【課題】外観を痛めないようにして美味しく焼けるように串に刺して焼いた後の串の処理を楽に出来るようにする。

【解決手段】多角筒体よりなり一方に開口部を有する開口体2を設けた回転体1の外周二箇所に環状の回転帯4を固設し、コンベア用モーター付ローラー6両端に駆動ロール7を設けた駆動体5の駆動ロール7にて回転帯4を支持し、コンベア用モーター付ローラー6にて駆動ロール7を回転し回転体1の回転を可能としたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 多角筒体よりなり一方に開口部を有する開口体を設けた回転体の外周二箇所に環状の回転帯を固設し、コンベアー用モーター付ローラー両端に駆動ロールを設けてなる駆動体を回転体の両側に設け、駆動体の駆動ロールにて回転帯を支持し、コンベアー用モーター付ローラーの回転にて回転体の回転を可能としたことを特徴とする串の洗浄装置。
【請求項2】 箱体と持手にて開閉可能な蓋体とからなる収納ボックスの一方に挿入部にて挿入口を形成し、該挿入口と開口部を同じ側にして収納ボックス内に回転体を設けるようにした請求項1記載の串の洗浄装置。
【請求項3】 蓋体に設けたリミットスイッチが蓋体を蓋した時に作動可能な状態となり、スイッチにて駆動装置の作動を可能とした請求項1及び請求項2記載の串の洗浄装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鰻などの魚の串焼きやその外の串焼きに用いた串の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】魚を焼く時、鰻などのように長い場合は外観を痛めないようにして美味しく焼けるように串に刺して焼くと共に、鮎などは形が崩れないよう焼き上げの状態を見た目にも最良になるよう串に刺して形を整えて焼いている。そして焼き終わって使用した串は、焼く魚やその外のものの種類に応じて丸串や平串などを用いているが、いずれの場合も一本一本手作業で洗っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように使用済みの串は手作業で洗っているため時間がかかると共に、串は先が尖っているので危険であり、更に使用する時人によって洗った状態が異なっていることが多く、常に最良の状態で洗浄されていないなど繰り返して使用する上或は環境的に於いて非常に不都合を感じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都合を解消し、手作業を無くすと共に洗浄する本数が多くても綺麗に手早く洗浄することが出来る串の洗浄装置を提供せんとするものである。多角筒体よりなり一方に開口部を有する開口体を設けた回転体の外周二箇所に環状の回転帯を固設し、コンベアー用モーター付ローラー両端に駆動ロールを設けてなる駆動体を回転体の両側に設け、駆動体の駆動ロールにて回転帯を支持し、コンベアー用モーター付ローラーの回転にて回転体の回転を可能とし、箱体と持手にて開閉可能な蓋体とからなる収納ボックスの一方に挿入部にて挿入口を形成し、該挿入口と開口部を同じ側にして収納ボックス内に回転体を設け、蓋体に設けたリミットスイッチが蓋体を蓋した時に作動可能な状態となり、スイッチにて駆動装置の作動を可能としたものである。
【0005】
【作用】使用に当っては、持手を持って蓋体を開け洗浄液として水を使用し、この水を回転してもこぼれない程度に少量入れ、更に回転体内に洗浄する串を入れ、再度蓋体を蓋すとリミットスイッチが入って作動準備が終わる。そしてスイッチを入れるとコンベアー用モーター付ローラーの回転によって駆動ロールに回転を伝え、接する回転帯を介して回転体を回転させる。すると回転体が回転し洗浄する串が回転体の多角形のため互いに当りあって撹拌され洗剤を使用しても落ちない汚れを水だけで落として綺麗にする。
【0006】洗浄が終わるとスイッチを切りコンベアー用モーター付ローラーを停止して、回転体内より洗浄済の串を取り出す。そして、、回転体内の少ない水はそのまま捨てても良いし、繰り返し水を使用しても良い、叉濾過紙などを用いた濾過装置に入れて濾過してから捨て、濾過にて残った滓は濾過紙と一緒に捨てるようにしても良い。回転体の持ち上げは作業者が直接持ち上げてもよいし、又吊り上げ装置のような吊り上げ装置にて持ち上げるようにしてもよい。
【0007】
【実施の形態】以下本発明の一実施例を図面について説明する。図中1は六角筒よりなる回転体であって、一方に円錐体で開口部2aを設けた開口体2を設置し、他方を内側板3にて蓋している。4は環状の回転帯であって、前記回転体1外周二箇所に固設している。5は駆動体であって、コンベア用モーター付ローラー6両端にウレタンからなる駆動ロール7を設け、軸受8にて駆動ロール7を支持し、前記回転帯4に駆動ロール7を接するよう台板9上の台枠10に回転帯4の両側にて支持するよう設置している。
【0008】11は箱体12と蓋体13とからなる収納ボックスであって、箱体12開口上端全周にフランジを折り曲げた上縁14を設け、上縁14の長手方向の一方中央に切欠14aを設けると共に、一方の側板15上方に切り欠きからなる半円の挿入部16を又下方に小穴17を穿設している。
【0009】蓋体13は半円筒状で開口下端全周にはフランジを折り曲げた下縁18を設け、下縁18の長手方向の一方の中央に当片18aを切欠14aに対応して設け、一方の側板19下方に切り欠きからなる半円の挿入部20設け、箱体12と蓋体13の他方を蝶番21にて蓋体13の開閉を可能に設けている。22はリミットスイッチであって、切欠14aの下方に蓋体13を蓋した時当片18aが当るよう設け、蓋体13を蓋した時に駆動体5のコンベア用モーター付ローラー6に接続するスイッチ23が作動するよう設けている。24は持手であって、蓋体13の当片18aの上方に設けている。
【0010】使用に当っては、持手24を持って蓋体13を開け水を回転してもこぼれない程度に少量入れ、更に回転体1内に洗浄する串を入れ、再度蓋体13を蓋すと当片18aがリミットスイッチ22に当り作動準備が終わる。そしてスイッチ23を入れるとコンベア用モーター付ローラー6が回転して駆動ロール7に回転を伝え、接する回転帯4を回転させる。すると回転体1が回転し洗浄する串が回転体1の六角形のため撹拌され、互いに当りあって水だけでは落ちない汚れを落として綺麗にする。洗浄が終わるとスイッチ23を切りコンベア用モーター付ローラー6を停止して、回転体1内より洗浄済の串を取り出し、再度簡単に水洗いする。又、回転体1内の少ない水はそのまま排水して新しい水と入れ替える。そして回転体1の持ち上げは作業者が直接持ち上げてもよいし、又吊り上げ装置にて持ち上げるようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】上述の如く本発明の請求項1に於いては、構造が簡単で誰でも容易に使用することが出来串の本数が多くなっても多角形のため撹拌の効果は変わらず、且つ使用する水も少量で良く、確実に汚れを落とすことが出来るので節水と共に生産性を高め経済的である。請求項2に於いては、水の飛散を防ぎすっきりとした外観のためどのような場所にでも設置することが出来る。請求項3に於いては、蓋体を開いている時はリミットスイッチが切れているためスイッチを入れても駆動装置が作動しないので、常に危険を防止し安全に使用することが出来る。以上の如く洗浄液を用いなく水でも串の洗浄が出来ることによって、洗浄液による人体への悪影響や廃液による公害を無くすことが出来るなど多くの特長が有り、経済上非常に優れた発明である。
【出願人】 【識別番号】394014179
【氏名又は名称】株式会社神代鉄工所
【出願日】 平成12年6月27日(2000.6.27)
【代理人】 【識別番号】100076945
【弁理士】
【氏名又は名称】六川 詔勝
【公開番号】 特開2002−10964(P2002−10964A)
【公開日】 平成14年1月15日(2002.1.15)
【出願番号】 特願2000−234990(P2000−234990)