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【発明の名称】 食品保存容器
【発明者】 【氏名】芋谷 充

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 適宜の深さとし長方形の開口及び収容部を有する外容器(1)の内側に、挿脱自在に収容できる長方形の内容器(2)を配し、前記内容器(2)の短辺側上部に段差部(3)を形成し、内容器(2)を外容器(1)に対して90度角度を変えた際に前記段差部(3)が外容器(1)の外縁2辺に係止し、さらに内容器(2)に水抜き穴(4)を形成したことを特徴とする食品保存容器。
【請求項2】 段差部(3)に係止片(13)を設けている請求項1記載の食品保存容器。
【請求項3】 外容器(1)に蓋(7)を着脱自在に設けた請求項1又は2記載の食品保存容器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、野菜、豆腐等の食品を洗浄したり保存したりする際に使用する食品保存容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、野菜等の食品を洗浄するための用具として、ザルと、このザルが内側に嵌合する上方開口の外容器とを組み合わせたものがあった。
【0003】この従来の用具は、食品を洗浄する際、ザルに食品を入れ、水道の蛇口から流れ出る水をかけていた。
【0004】しかし、外容器からあふれ出る水と共に、食品がザルからこぼれ落ちることが多く、取り扱いが不便であった。また、食品を保管するための用具としては適さないものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、食品の洗浄や保管の際の取り扱いが便利な食品保存容器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0007】この発明の食品保存容器は、適宜の深さとし長方形の開口及び収容部を有する外容器1の内側に、挿脱自在に収容できる長方形の内容器2を配し、前記内容器2の短辺側上部に段差部3を形成し、内容器2を外容器1に対して90度角度を変えた際に前記段差部3が外容器1の外縁2辺に係止し、さらに内容器2に水抜き穴4を形成したものとしている。
【0008】前記段差部3に係止片13を設けたものとすることができる。
【0009】また、外容器1に蓋7を着脱自在に設けてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0011】この発明の食品保存容器は、適宜の深さとし長方形の開口及び収容部を有する外容器1の内側に、挿脱自在に収容できる長方形の内容器2を配し、前記内容器2の短辺側上部に段差部3を形成し、内容器2を外容器1に対して90度角度を変えた際に前記段差部3が外容器1の外縁2辺に係止し、さらに内容器2に水抜き穴4を形成したものである。
【0012】図1は、この食品保存容器の全体を示す図、図2は、その分解状態を示す図である。この食品保存容器は、合成樹脂製等の適宜の素材を使用して製造することができる。
【0013】外容器1は、長辺5が18cm、短辺6が14cm、高さ8cm程度の上方に開放した長方形の箱状としている。外容器1は、上端縁に蓋7を着脱自在とし、さらに短辺6の上端部外縁に突出する取手8を形成している。蓋5は、賞味期限の表示具9を備えたものとするとよい。
【0014】内容器2は、図3に示すような外容器1よりやや小さいサイズの上方に開放した長方形の箱状で、外周壁と底壁に細長いスリット状の水抜き穴4を多数形成したものとしている。ザル状としてもよい。内容器2は、上端外縁に外方に突出したフランジ10を形成しており、図4に示すように、外容器1から突出しないように、外容器1の内側に嵌めて収容されるようになっている。
【0015】内容器2の底部には、脚部11を形成しており、外容器1内に収容されている場合に、外容器1の底面との間に隙間が生じるようにしている。
【0016】また、内容器2は、各短辺12、12側の上端と略中央部の間のラインが内側に曲がった曲線状となっており、この部分を段差部3としている。さらに、段差部3の左右両側の下端部には、係止片13を設けている。内容器2の各長辺14,14は、両段差部3、3を有する上部については、外容器1の短辺6より長く、段差部3より下の部分については、外容器1の短辺6より短くなるようにしている。
【0017】外容器1と内容器2はこのような構造であるため、内容器2を外容器1に対して90度角度を変えて組み合わせた際に、図5、図6、図7に示すように、前記段差部3が外容器1の外縁2辺(長辺5,5)に係止するようになっている。特に、両側の各係止片13により、内容器2は傾きにくくなっており、安定した状態が保たれる。
【0018】このように外容器1と内容器2を組み合わせた場合、内容器2の底面と外容器1の底面との間の間隔が大きくなり、さらに、内容器2の両長辺14,14の縁部と外容器1との間に、比較的大きな隙間15が生じる。
【0019】食品を洗浄する際は、この図5〜7に示した場合のように内容器2の上部が外容器1の上方に突出した状態にする。このような状態とすることにより、食品に注いだ水は、内容器2の水抜き穴4からから外容器1に抜け、そして、外容器1と内容器2の間の隙間15から流れ出ることになり、内容器2の上端まで水が上昇することがないので、食品が内容器2からこぼれ落ちることが防止される。
【0020】洗浄後の食品を保管する場合は、よく水を切った後、図1、図4に示したように、外容器1内に内容器2を収容した状態にし、蓋7を取り付けるとよい。
【0021】また、外容器1内に内容器2を収容した状態で水を張り、豆腐等の食品を入れておくこともできる。豆腐を入れた場合、内容器2を持ち上げて、簡単に水切りをして取り出すことができるので、余った豆腐を保管するのに便利である。
【0022】
【発明の効果】この発明の食品保存容器は、上述のような構成を有しており、食品を洗浄する際に、外容器1からあふれ出る水と共に、食品がザルからこぼれ落ちることがなく、また、食品の保管等の際の取り扱いが便利である。
【出願人】 【識別番号】000140018
【氏名又は名称】株式会社イモタニ
【出願日】 平成13年5月29日(2001.5.29)
【代理人】 【識別番号】100072213
【弁理士】
【氏名又は名称】辻本 一義
【公開番号】 特開2002−345659(P2002−345659A)
【公開日】 平成14年12月3日(2002.12.3)
【出願番号】 特願2001−160002(P2001−160002)