| 【発明の名称】 |
握柄の連結構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】桜井 正衛
|
| 【要約】 |
【課題】本発明は、極めて商品価値の高い画期的な握柄の連結構造を提供することを目的とする。
【解決手段】鍋やフライパン等の調理器本体1と該調理器本体1に連設される握柄2との連結構造であって、調理器本体1及び握柄2のいずれか一方に凹部3が設けられ、また、他方には、螺動により突出する凸部5が設けられ、この凸部5は前記凹部3に回り止め状態で嵌合されるように構成され、該凸部5を前記凹部3に嵌合し、基部4を回動せしめることで該基部4と前記凸部5とにより前記凹部3の周壁3aを挟着するように構成したものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 鍋やフライパン等の調理器本体と該調理器本体に連設される握柄との連結構造であって、調理器本体及び握柄のいずれか一方に凹部が設けられ、また、他方には、螺動により突出する凸部が設けられ、この凸部は前記凹部に回り止め状態で嵌合されるように構成され、該凸部を前記凹部に嵌合し、基部を回動せしめることで該基部と前記凸部とにより前記凹部の周壁を挟着するように構成したことを特徴とする握柄の連結構造。 【請求項2】 鍋やフライパン等の調理器本体と該調理器本体に連設される握柄との連結構造であって、調理器本体に凹部が設けられ、一方、握柄には螺動により突出する凸部が設けられ、この凸部は前記凹部に回り止め状態で嵌合されるように構成され、該凸部を前記凹部に嵌合し、握柄を回動せしめることで該握柄と前記凸部とにより前記凹部の周壁を挟着するように構成したことを特徴とする握柄の連結構造。 【請求項3】 請求項2に記載の握柄の連結構造において、前記凹部は調理器本体に形成された突出部に設けられ、該凹部は先端側に該凹部の内方に突出する鍔部が設けられていることを特徴とする握柄の連結構造。 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の握柄の連結構造において、前記凸部は断面細長形状であり、対向2面にテーパー平面が形成されていることを特徴とする握柄の連結構造。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、鍋やフライパン等の調理器に連結される握柄の連結構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来から、鍋やフライパン等の調理器において、例えば収納の利便性から調理器本体に対して握柄を取り外し自在に設けた調理器が提案され、この握柄の連結構造(着脱構造)としてはこれまで種々提案されている。 【0003】本発明は、上述した握柄の連結構造に着目し、極めて商品価値の高い画期的な握柄の連結構造を開発した。 【0004】 【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 【0005】鍋やフライパン等の調理器本体1と該調理器本体1に連設される握柄2との連結構造であって、調理器本体1及び握柄2のいずれか一方に凹部3が設けられ、また、他方には、螺動により突出する凸部5が設けられ、この凸部5は前記凹部3に回り止め状態で嵌合されるように構成され、該凸部5を前記凹部3に嵌合し、基部4を回動せしめることで該基部4と前記凸部5とにより前記凹部3の周壁3aを挟着するように構成したことを特徴とする握柄の連結構造に係るものである。 【0006】また、鍋やフライパン等の調理器本体1と該調理器本体1に連設される握柄2との連結構造であって、調理器本体1に凹部3が設けられ、一方、握柄2には螺動により突出する凸部5が設けられ、この凸部5は前記凹部3に回り止め状態で嵌合されるように構成され、該凸部5を前記凹部3に嵌合し、握柄2を回動せしめることで該握柄2と前記凸部5とにより前記凹部3の周壁3aを挟着するように構成したことを特徴とする握柄の連結構造に係るものである。 【0007】また、請求項2に記載の握柄の連結構造において、前記凹部3は調理器本体1に形成された突出部11に設けられ、該凹部3は先端側に該凹部3の内方に突出する鍔部3aが設けられていることを特徴とする握柄の連結構造に係るものである。 【0008】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の握柄の連結構造において、前記凸部5は断面細長形状であり、対向2面にテーパー平面5bが形成されていることを特徴とする握柄の連結構造に係るものである。 【0009】 【発明の作用及び効果】本発明は、調理器本体1に握柄2を装着する場合、例えば調理器本体1及び握柄2のいずれか一方に設けられた凹部3に、他方に設けられた凸部5を嵌合させ、この状態で基部4を回動せしめると、基部4と凸部5とは近づき、この基部4と凸部5とで凹部3の周壁を挟着することになり、調理器本体1に対する握柄2の装着が完了する。 【0010】従って、調理器本体1に対する握柄2の相対回動により調理器本体1と握柄2との連結が簡易且つ迅速に行われることになり、しかも、この連結が挟持手段により行われるからがたつきがなく良好な連結状態が得られることになる。 【0011】以上のように、本発明は、従来にない画期的な作用効果を発揮し、極めて商品価値の高いものになる。 【0012】 【発明の実施の態様】図面は本発明の一実施例を図示したものであり、以下に説明する。 【0013】本実施例は、鍋やフライパン等の調理器本体1に連結構造Aを介して握柄2を着脱自在に連結している。 【0014】この連結構造Aは、調理器本体1に設けられる第一連結部6と、この第一連結部6に連結され、握柄2に設けられる第二連結部7とで構成されている。 【0015】第一連結部6は、図1〜5に図示したように適宜な金属製の部材を形成したものであり、調理器本体1への取付部12に突出形成される突出部11に下方に開口する凹部3が設けられ、この凹部3は横断面形状がU字形状となるように設定されている(図5参照)。尚、この凹部3の断面形状は凸部5の回り止め嵌合を可能にする構成であり、その形状はこれに限られるものではない。 【0016】また、この凹部3は、後述する第二連結部7に係る凸部5を嵌合し得るように構成され、その先端側内面には周壁3a(鍔部)が突出形成されている。 【0017】尚、本実施例は、第一連結部6を調理器本体1へ溶接しているが、例えばビスやリベットを介して止着したり、或いは、調理器本体1に一体成形しても良い。 【0018】第二連結部7は、握柄2の先端部に付設される基部4と、この基部4に螺着される螺着体5とで構成されている。 【0019】基部4は、図1〜4に図示したように適宜な金属製の部材で形成したものであり、その先端面中央位置にはネジ部8が突出形成されている。 【0020】このネジ部8は、螺着体5の基端に形成されるネジ孔9に螺着するように構成されている。尚、基部4は握柄2の先端に一体成形する構成でも良い。 【0021】螺着体5は、図2〜5に図示したように適宜な金属製の部材で形成したものであり、第一連結部6の凹部3に回り止め状態で嵌合し得る横断面が略細長円形状の凸部5として構成されている。 【0022】また、凸部5は、対向2面(左右側面)にテーパー平面5bが形成されており、この左右のテーパー平面5bは、湾曲上面5cと共に凹部3に対する凸部5の嵌合が円滑に行えわれるように機能し、更に、凹部3に凸部5を下方から嵌合させて持ち上げた際の支持面としても機能する(安定的な支持が達成される)。 【0023】また、凸部5の底面5dも湾曲形成されており、第一連結部6の凹部3に凸部5を嵌合させた際、この底面5dは、第一連結部6に係る突出部11及び基部4夫々の表面と面一状態となり、連結構造Aにおける凹凸を可及的に減らして商品価値を一層高めている。 【0024】また、この螺着体5は、その基端に前記基部4のネジ部8に螺合し得るネジ孔9が形成されており、このネジ孔9を基部4のネジ部8に螺動させることで、当該螺着体5は基部4に対して軸心方向(図3中矢印a方向)に接離移動自在となる。 【0025】尚、螺着体5の基端面5aに、凹部3に嵌合させた際、基部4の先端面4aとの間に形成される空間(周壁3a内)に嵌合する嵌入部を設けても良い。 【0026】以上のように、本実施例は、第一連結部6の凹部3に第二連結部7の螺着体5(凸部)を嵌合させた際、この基部4の先端面4a及び螺着体5の基端面5aが、凹部3に設けた周壁3aを挟持する挟持面として構成されている。 【0027】尚、第一連結部6を握柄2に設け、第二連結部7を調理器本体1に設けても良い(凹凸の関係を逆にしても良い。)。 【0028】符号10は適度な柔軟性を有するリング部材である。 【0029】次に、本実施例に係る連結構造Aを介した調理器本体1に対する握柄2の連結方法について説明する。 【0030】図3に図示したように第一連結部6の凹部3に第二連結部7の螺着体5(凸部)を下方から嵌合させ(予め第二連結部7に係る基部4と螺着体5とは緩めた状態にしておく)、この状態で調理器本体1に対して握柄2(基部4)を軸回動させると、螺着体5が凹部3内で回り止め状態であるが故に、螺着体5に対して基部4が接近し(握柄2が調理器本体1に近づき)、よって、基部4の先端面4aと螺着体5の基端面5aとで凹部3の周壁3aを挟持して調理器本体1に対する握柄2の連結が完了する(図4参照)。尚、この動作は握柄2に対して調理器本体1を軸回動させることによっても達成される。 【0031】その後、調理器本体1から握柄2を取り外す際には前述した逆の操作(逆回動)を行えば良い。 【0032】よって、本実施例によれば、調理器本体1に対して握柄2を下方から嵌合させて回動させる、という一連の動作の中で調理器本体1と握柄2との連結が簡易且つ迅速に行われることになり、しかも、この連結が挟持手段により行われるからがたつきがなく良好な連結状態が得られることになる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】397059537 【氏名又は名称】株式会社エクスト
|
| 【出願日】 |
平成13年3月30日(2001.3.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100091373 【弁理士】 【氏名又は名称】吉井 剛 (外1名)
|
| 【公開番号】 |
特開2002−291628(P2002−291628A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月8日(2002.10.8) |
| 【出願番号】 |
特願2001−100059(P2001−100059) |
|