| 【発明の名称】 |
コーヒー沸かし器 |
| 【発明者】 |
【氏名】鳥飼 照美
【氏名】神庭 隆男
【氏名】神原 政司
【氏名】和田 尚
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| 【要約】 |
【課題】加熱手段により湯を生成するコーヒー沸かし器において、抽出終了時の蒸気吐出や加熱手段周辺の温度上昇を抑え、最適な加熱手段の出力でコーヒーを抽出することを目的とする。
【解決手段】水容器12と加熱手段14の通電を制御する加熱制御手段17と加熱手段14に接触した温度検知手段18が設けられたコーヒー沸かし器において、水容器12の水が少なくなり加熱手段14の温度が上昇した設定温度で加熱制御手段17により加熱手段14の出力を低下させ、水が無くなる前記設定温度よりも高い設定温度で通電を終了することにより、抽出終了時の蒸気吐出や加熱手段14周辺部材の温度上昇を抑えることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水を収納する水容器と、水容器から導入した水を加熱する加熱手段と、加熱手段への通電を制御する加熱制御手段と、加熱手段又は水路の温度を検知する温度検知手段とを備え、加熱制御手段は抽出中に、温度検知手段の検知温度が第1の設定温度以上になると、加熱手段の出力を下げることを特徴としたコーヒー沸かし器。 【請求項2】 第1の設定温度よりも高い第2の設定温度になると通電を終了することを特徴とした請求項1に記載のコーヒー沸かし器。 【請求項3】 加熱制御手段は加熱手段の出力を下げる制御をデューティ(duty)比演算手段により通電デューティ比を変更して行うことを特徴とした請求項1または2記載のコーヒー沸かし器。 【請求項4】 複数の加熱手段を備え、加熱制御手段は前記加熱手段の出力を下げる制御を前記加熱手段のひとつ又は複数個を通電して行うことを特徴とした請求項1または2記載のコーヒー沸かし器。 【請求項5】 加熱制御手段は、加熱手段の出力を下げる制御をサーモスタットにより行うことを特徴とした請求項4記載のコーヒー沸かし器。 【請求項6】 抽出中の時間を計測する計時手段を有し、計時手段による計時時間が所定時間に到達すると加熱手段の通電を終了することを特徴とした請求項1〜5いずれか1項に記載のコーヒー沸かし器。 【請求項7】 通電を終了すると同時に終了を報知する報知手段を設けてなる請求項1〜6いずれか1項に記載のコーヒー沸かし器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー粉に加熱手段により生成された湯を供給することによりコーヒー液を抽出するコーヒー沸かし器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のコーヒー沸かし器は、図8に示すように水容器1から導入した水をヒーター等の加熱手段2により湯を沸かし昇水パイプ3等の水路を通り散水口4からコーヒー粉に散水する。抽出終了後、加熱手段2又は昇水パイプ3等の水路の温度が上昇し設定温度になるとサーモスタット5等の制御装置により通電を終了する構成になっていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の構成では、抽出時間を短縮する為や抽出温度を上げる為に加熱手段2の出力を高くすると、水容器1からの水が少なくなると加熱手段2の温度が上昇し、湯を沸かすよりも水が蒸発するほうが激しくなり散水口4から蒸気吐出が激しくなるという問題が生じていた。 【0004】また、上記従来構成のコーヒー沸かし器では、水容器1の水が無くなり加熱手段2及び昇水パイプ3等の水路の温度が上昇し、サーモスタット5等により温度を測定、コーヒー沸かし器内の残水が十分に気化するように設定した温度になると通電を終了していたが、この後も加熱手段2等の温度は暫く上昇を続けていた。しかも加熱手段の出力が高い程この温度上昇値は高くなり、特に加熱手段2と昇水パイプ3を連結するシリコンゴム等の接続チューブ6が高温になることで熱劣化を招き,破れ等の破損が発生し易くなる問題が生じていた。 【0005】また、上記従来構成のコーヒー沸かし器では、特に気温の低い場合でのコーヒー抽出液は、冷たいコーヒー粉を通過して冷たいガラス容器7に抽出されるため温度が低くなるので,コーヒー抽出液の温度を高くするためには、コーヒー抽出液の入ったガラス容器7を加熱手段2の一部である保温プレート8により加熱する必要があるが、その為には加熱手段2の出力を低くして抽出時間を長くする必要があり、時間をかけて湯をコーヒー粉に注ぐため,コーヒー抽出液が濃くなるという問題が生じていた。 【0006】また、上記従来構成のコーヒー沸かし器では、水容器1の水が全て散水口4から吐出してコーヒー粉があるバスケット9に注がれることで加熱手段2への通電が終了されて、報知手段で終了を報知してもバスケット9からはゆっくりとしかコーヒー抽出液が出てこないので抽出途中で報知することになる問題が生じていた。なお、加熱手段への通電が終了後、設定時間経過後に終了を報知する方法があるが、計時手段を新たに配設する必要があるという問題があった。 【0007】本発明は、従来の課題を解決するものであり、抽出終了時に発生する散水口からの蒸気吐出を抑制し,加熱手段及び水路等の温度上昇を抑制し、湯を沸かす加熱手段の出力をコーヒー抽出に適した状態で動かすことで熱々のおいしいコーヒーを抽出する事を目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決するため、本発明のコーヒー沸かし器は、水容器からの水が少量になり加熱手段又は水路の温度が上昇し第1の設定温度以上になると抽出中よりも加熱手段の出力を下げて通電を継続するように構成したものである。 これによって、抽出終了時に加熱手段の出力が低下するので水の気化、即ち蒸気吐出が抑えられ、シリコンゴム等の接続チューブの高温による熱劣化を防止して破損が発生し抑えられ、コーヒー抽出液の濃度を必要以上に濃くせずに温度を上げることができるのみならず、抽出中の加熱手段の出力はコーヒー抽出に最適な出力まで高めることができる。 【0009】 【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、水を収納する水容器と、水容器から導入した水を加熱する加熱手段と、加熱手段への通電を制御する加熱制御手段と、加熱手段又は水路の温度を検知する温度検知手段とを備え、加熱制御手段は抽出中に、温度検知手段の検知温度が第1の設定温度以上になると、加熱手段の出力を下げて通電を継続するものである。この構成により抽出終了時に水が減少して加熱手段の温度が上昇し水が蒸発し易くなっても、加熱手段の出力が低下するので水の蒸発、即ち蒸気吐出が抑えられるので、抽出中の加熱手段の出力はコーヒー抽出に最適な出力まで高めることができる。 【0010】また、コーヒー沸かし器内の残水が十分に気化する設定温度になり通電を終了する時点以前に、加熱手段の出力が低下されているので、コーヒー抽出中の加熱出力は高くすることができ、シリコンゴム等の接続チューブの高温による熱劣化を防止し、破れ等の破損が発生し抑えることが出来る。 【0011】また、コーヒー粉に湯が注がれた後に加熱手段の出力が低くなるようにでき、通電終了まで従来よりも加熱手段に通電できるので、コーヒー抽出液の入ったガラス容器を加熱手段の一部である保温プレートにより長く加熱するができ、コーヒー抽出液を過度に濃度を上げずに、温度を上げることが出来る。 【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成において、特に、第1の設定温度よりも高い第2の設定温度になると通電を終了することにより、コーヒー抽出液を適度な温度とすることができる。 【0013】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載の構成で加熱手段の出力を下げる制御をデューティ(duty)比演算手段による通電デューティ比により行うものである。制御に通電デューティ比を用いることで、加熱手段の出力低下を行えるのみならず、抽出時の抽出パターン変更や加熱手段の出力低下の割合変化などの複雑な制御をも行うことができる。 【0014】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載の構成で、複数の加熱手段を備え、加熱制御手段は前記加熱手段の出力を下げる制御を前記加熱手段のひとつ又は複数個を通電して行うことにより、抽出時の加熱手段の出力を上げる場合に、加熱手段が単体であるものに比べ出力の小さい加熱手段を使用できるので加熱手段の負荷を軽減し瞬時電流を少なくすることもできる。 【0015】請求項5に記載の発明は、特に、請求項4に記載の構成で加熱手段を単体又は複数個通電することで加熱出力を制御する加熱制御手段にサーモスタットを使用したものである。これによりマイコン等の制御回路を用いなくても、単純なサーモスタット等の感温装置との組み合わせ等で容易に加熱手段の出力低下を行うことができる。 【0016】請求項6に記載の発明は、特に、請求項1〜5いずれか1項に記載の構成で、抽出中の時間を計測する計時手段を有し、計時手段による計時時間が所定時間に到達すると加熱手段の通電を終了することにより、加熱手段の通電時間を調整できるのみならず、加熱手段の温度が上がらないレベルまで出力を下げて保温状態にしても希望の時間で終了することができる。 【0017】請求項7に記載の発明は、特に、請求項1〜6のいずれか1項に記載のコーヒー沸かし器に終了を報知する報知手段を設けたもので、従来よりも通電時間が長くなるように調整できるので、バスケット内からコーヒー抽出液が抽出終了後に通電を終了すると同時に終了報知をすることができる。 【0018】 【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。 【0019】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施例におけるコーヒー沸かし器の概略断面図を示し,図2は温度検知手段18によって計測された加熱手段14の時間による温度変化の一例を示すものである。 【0020】11はコーヒー沸かし器の本体で、水を投入するための水容器12が設置している。水容器12の底には逆止弁13があり、電気ヒーター等による加熱手段14と昇水パイプ15等の水路が接続チューブ16で連結されている。加熱手段14への通電を制御する加熱制御手段17と加熱手段14の一部分に接触した温度検知手段18が電気的に接続されている。昇水パイプ15の先端には散水口19がコーヒー抽出を行うバスケット20の上に設けられており、バスケット20の下側には抽出されたコーヒー抽出液21を蓄えるガラス容器22が加熱手段14の一部である保温プレート23の上になるように構成されている。 【0021】以上のように構成されたコーヒー沸かし器について、以下その動作、作用を説明する。 【0022】水容器12に投入された水は逆止弁13を通過して電気ヒーターによる加熱手段14に流入する。加熱手段14により加熱された水は沸騰して湯となり、その蒸気圧で加熱手段14から昇水パイプ15を昇り、散水口19からバスケット20内のコーヒー粉24上に注がれる。バスケット20から抽出されたコーヒー抽出液はガラス容器22に蓄えられる。水容器12の水が少なくなると加熱手段14の温度が上昇を始め、温度検知手段18により設定温度T1を超えたことが計測されると加熱制御手段17により所定の出力に低下させて加熱手段14へ通電を行い、加熱手段14の出力を低下させる。さらに時間が経過するとともに、時間t2でタンク12や昇水パイプ15等から水が無くなり加熱手段14の温度が上昇して温度検知手段18により設定温度T2を超えたことが計測されると加熱制御手段17により加熱手段14への通電を時間t2で終了する。この後も加熱手段14や昇水パイプ15等水路の温度は緩やかにT3までオーバーシュートし、周りの室温により冷やされ,低下していく。 【0023】しかしながら従来の構成では、少なくなった水容器12内の水の位置エネルギ−では,加熱手段14内の蒸気圧の為に流入し難くなり、少量の水が空焚き状態に近い状態で加熱手段14により加熱されてしまうので、その殆どが水蒸気となり、加熱手段14内の蒸気圧が更に上がり、水容器12の水はますます加熱手段14に入り難くなり、加熱手段14の温度はさらに上昇してしまうという、蒸気吐出のサイクルが発生していた。 【0024】しかし、加熱手段14の出力を低下させることで、加熱手段14の蒸気圧が過熱により必要以上に上がらないので,水容器12内の水は妨げられずに加熱手段14に入り,湯となり昇水パイプ15へと出て行くので蒸気吐出を抑えることができる。 【0025】また、従来の構成では、水容器12の水が少なくなると設定温度T2になるまで加熱手段14の温度が急激に上がり、設定温度T2になった時間t3で通電が終了されても、そのままの勢いで暫く上がり続け、温度T4までオーバーシュートする。 【0026】しかし、水容器12の水が少なくなって加熱手段14の温度が上がり始める設定温度T1で加熱手段14の出力が低く制御するので、加熱手段14の温度は時間t2までかけてゆっくりと設定温度T2まで上がるので温度T3までしかオーバーシュートしないので、シリコンゴム等の接続チューブの高温による熱劣化を防止し、破れ等の破損が発生し抑えることが出来る。また、加熱手段14に従来の時間t3よりも長い時間t2まで通電できるので、コーヒー抽出液の入ったガラス容器を加熱手段の一部である保温プレート23により加熱するができ、コーヒー抽出液の温度を上げることが出来る。 【0027】なお、本実施例では加熱制御を単なる出力低下制御としたが、図3に示すように加熱制御手段30をデューティ比演算手段31により加熱手段32を所定の通電デューティ比による制御としても同様な効果が得られる。また、この場合には抽出時にもデューティ比を変更できるので、抽出パターンを変更して抽出条件を変更したり、抽出後の通電時間を自由に変更することも出来る。 【0028】(実施例2)図4は、本発明の第2の実施例のコーヒー沸かし器の要部断面図を示すものである。また図5は、加熱手段40の時間による温度変化の一例を示すものである。 【0029】本実施例では、昇水パイプ41等の水路が接続チューブ42を介して連結された加熱手段40である主加熱手段43と、補助加熱手段44が同一領域に設けられており、温度検知手段45と加熱制御手段46が設けられている。 【0030】水容器47の水が抽出終了近くで少なり、位置エネルギ−が小さくなることで,主加熱水容器43内の蒸気圧の為に流入し難くなり加熱手段40が設定温度T1になると、温度検知手段45は加熱制御手段46へ信号を送り、加熱手段40と同一領域にある補助加熱手段44への通電を止める。この結果、加熱手段40の出力が低下したことになり、主加熱手段43の蒸気圧が過熱して必要以上に上がらなくなるので,水容器47内の水は妨げられずに主加熱手段44に入り,湯となり昇水パイプ41へと出て行くので蒸気吐出を抑えることができる。 【0031】また実施例1と同様な接続チューブ42の高温による熱劣化による破れ等の破損を抑えることが出来るのみならず、コーヒー抽出液を従来の終了時間t3よりも長い時間t2まで主加熱手段43により保温プレート48を介してコーヒー抽出液の温度を上げることが出来る。 【0032】また、抽出時の加熱手段40の出力を上げる場合に、加熱手段40が単体であるものに比べ出力の小さい加熱手段である主加熱手段43や補助加熱手段44を使用できるので加熱手段であるヒーター等の負荷を軽減することもできる。 【0033】なお、本実施例では設定温度T1を検知した時点で補助加熱手段44への通電を終了し、主加熱手段43により加熱手段40の出力低下を行ったが、この設定を逆に主加熱手段43の通電を終了しても同様な効果が得られる。 【0034】(実施例3)図6は、本発明の第3の実施例のコーヒー沸かし器の要部断面図を示すものである。また図5は、加熱手段50の時間による温度変化の一例を示すものである。 【0035】本実施例では、昇水パイプ51等の水路が接続チューブ52を介して連結された加熱手段50の一部である主加熱手段53と、補助加熱手段54が同一領域に設けられており、それぞれに温度検知兼通電制御手段としてサ−モスタット55とサ−モスタット56が接触している。サ−モスタット56は、水容器57の水が少なくなり加熱手段50の温度が上昇し始める設定温度T1で、サ−モスタット55は水容器57や昇水パイプ51の水が無くなる設定温度T2で動作するように設定してある。 【0036】抽出終了近くで少なくなった水容器57内の水の位置エネルギ−が小さくなり,主加熱手段53内の蒸気圧の為に流入し難くなると、加熱手段50で同一領域にある補助加熱手段54のサーモスタット56が働き、補助加熱手段54の通電を止める。この結果、加熱手段50の出力が低下したことになり、主加熱手段53の蒸気圧が過熱して必要以上に上がらなくなるので,水容器57内の水は妨げられずに主加熱手段53に入り,湯となり昇水パイプ51へと出て行くので蒸気吐出を抑えることができる。 【0037】また、これにより実施例1と同様な効果が得られるのみならず、サーモスタット56や57のように制御回路などを使用しない安価で容易な構成で行うことができる。 【0038】なお、本実施例では主加熱手段53を制御するサーモスタット55の設定温度T2を、補助加熱手段54を制御するサ−モスタット56の設定温度T1よりも高く設定してあるが、この設定を逆にしても同様な効果が得られる。 【0039】(実施例4)図7は、本発明の第4の実施例のコーヒー沸かし器の要部断面図を示し、図5は温度検知手段63によって計測された加熱手段61の時間による温度変化の一例を示すものである。 【0040】本実施例では、水容器60と加熱手段61への通電を制御する加熱制御手段62と加熱手段61又は水路に接触した温度検知手段63と計時手段64が電気的に接続されて構成されている。コーヒー抽出液65は、加熱手段61の一部である保温プレート66の上にガラス容器67を介して配設されている。 【0041】水容器60の水が少なくなり加熱手段61の温度が上がり、設定温度T11になると加熱制御手段62により加熱手段61への出力を低下させると同時に、計時手段64による計時を開始する。計時手段64により設定時間T12が計時されると加熱手段61への通電を終了する。通電時間を管理することで、コーヒー抽出液65が保温プレート66により温められる時間を制御できるので、抽出終了時のコーヒー抽出液65の温度を十分に熱いものにできる。また、加熱手段61の出力を加熱手段61等やコーヒー抽出液65の温度が上昇しない状態まで低下させて保温する場合でも対応することができる。 【0042】(実施例5)図8は、本発明の第5の実施例のコーヒー沸かし器の概略断面図を示し、図5は温度検知手段72によって計測された加熱手段70の時間による温度変化の一例を示すものである。 【0043】本実施例では、加熱手段70への通電を制御する加熱制御手段71と加熱手段70に接触した温度検知手段72及び終了報知手段73が電気的に接続されている。水容器74の水は加熱手段70を介してバスケット75の中のコーヒー粉76に注がれ、そのコーヒー抽出液77は、加熱手段70の一部である保温プレート78の上にガラス容器79を介して配設されるように構成されている。 【0044】水容器74の水が少なくなり加熱手段70の温度が上がり、温度検知手段72により設定温度T1が検知されると加熱制御手段71は加熱手段70への出力を低下させる。時間が経過し、時間t2で温度検知手段62が設定温度T2を検知すると加熱制御手段61は加熱手段60への通電を終了する。 【0045】設定温度T1での時間t1から少し経過すると水容器70の水は湯となりバスケット75の中がコーヒー粉76に注がれ、ゆっくりとコーヒー抽出液77となりバスケット75から出てくる。従来構成での通電が終了した時間t3では、バスケット75内に湯が残っている時点であったため、終了報知が出来なかったが、設定温度T2によって決まる時間t2をこのバスケット75から抽出されてくる時間よりも早くなるように加熱制御手段71により加熱手段70の出力を調整すれば、通電が終了した時点で終了報知手段73によりブザーやランプを使い、終了を報知できる。 【0046】 【発明の効果】以上のように、請求項1および2に記載の発明によれば、加熱制御手段で加熱手段又は水路の温度が所定の設定温度以上になると加熱手段の出力を下げて通電を継続、次の設定温度で通電を終了することにより、抽出終了時での温度の急激な上昇が抑えられるので、蒸気吐出が抑えられ、接続チューブなどの高温による熱劣化を防止し、抽出中の加熱手段の出力はコーヒー抽出に最適な出力まで高めることができる。また、通電終了まで長く加熱手段に通電できるので、コーヒー抽出液の温度を上げることも出来る。 【0047】請求項3記載の発明によれば、加熱手段の出力を下げる制御を通電デューティ比により行うことにより、抽出時のパターンや抽出後の通電時間を変更する等制御条件を自由に変更設定することも出来る。 【0048】請求項4記載の発明によれば、複数個の加熱手段を単体又は複数個で加熱手段の出力を調整することにより、単体の加熱手段に比べ、少ない出力の加熱手段の組合せで高い出力を得られるので、加熱手段自体の負荷を軽くすることができる。 【0049】請求項5記載の発明によれば、複数個の加熱手段を単体又は複数個で加熱手段の出力を調整することにサーモスタットを使うことで、より容易で安価な構成で実施することができる。 【0050】請求項6記載の発明によれば、計時手段により通電終了を行うことにより、加熱手段の時間を簡単に調整できるのみならず、加熱温度が上昇しない、保温状態にしても希望の時間で通電を終了させることができる。 【0051】請求項7記載の発明によれば、報知手段を設けることによって、加熱制御手段や計時手段により加熱手段の通電時間を長く調整することで、バスケットからコーヒー液の抽出が終了した後、通電を終了すると同時に終了報知をすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年3月8日(2001.3.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−263004(P2002−263004A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月17日(2002.9.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−64593(P2001−64593) |
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