| 【発明の名称】 |
電熱器具の自動温度調節器付きプラグの中途差し防止構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】伊賀 慎一郎
【氏名】疋田 裕策
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】電熱器具1のヒーター4に接続して通電する電源端子9と、電熱器具1に挿入して電熱器具1の温度により前記通電を制御する測温部材12とを有する自動温度調節器付きプラグ7において、当該自動温度調節器付きプラグ7及び当該自動温度調節器付きプラグ7を挿入するプラグ受け6に、自動温度調節器付きプラグ7をプラグ受け6に挿入したときに互いに係止する係止部16,19を形成すると共に、その係止部16,19の係止を解除する解除手段20を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電熱器具(1)のヒーター(4)に接続して通電する電源端子(9)と、電熱器具(1)に挿入して電熱器具(1)の温度により前記通電を制御する測温部材(12)とを有する自動温度調節器付きプラグ(7)において、当該自動温度調節器付きプラグ(7)及び当該自動温度調節器付きプラグ(7)を挿入するプラグ受け(6)に、自動温度調節器付きプラグ(7)をプラグ受け(6)に挿入したときに互いに係止する係止部(16,19)を形成すると共に、その係止部(16,19)の係止を解除する解除手段(20)を設けたことを特徴とする、電熱器具の自動温度調節器付きプラグの中途差し防止構造【請求項2】 前記プラグ受け(6)に、挿入された自動温度調節器付きプラグ(7)を押し出すばね部材(21)を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の電熱器具の自動温度調節器付きプラグの中途差し防止構造 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はホットプレートなどの電熱調理器具や、その他の電熱器具における自動温度調節器付きプラグにおいて、当該自動温度調節器付きプラグが器具に対して中途半端に結合された、いわゆる中途差しの状態で使用されるのを防止する構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来ホットプレートなどの電熱調理器具においては、当該電熱調理器具の電熱ヒーターに通電するために、電源コードを接続したプラグを着脱するようになっている。 【0003】そして当該プラグとしては、電熱器具の前記電熱ヒーターに接続して通電するための端子と、電熱調理器具に挿入してその温度を計測する測温部材が設けられており、当該測温部材で計測した温度に基づいて電熱ヒーターへの通電を制御する自動温度調節器付きプラグが広く使用されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の自動温度調節器付きプラグにおいては、その自動温度調節器付きプラグを電熱調理器具の本体に設けられたプラグ受けに、奥までしっかりと挿入した状態で使用するように設計されており、その結合が中途半端であると正しく作動しない可能性がある。 【0005】すなわち前記測温部材は一般に棒状であって、それを電熱調理器具の熱板などに挿入してその熱板などの温度を計測するのであるが、プラグの結合が不十分であると測温部材を熱板などに挿入する際の挿入長さが短くなり、実際の温度より低い温度として判定する可能性があり、それに基づいて通電を制御するため、熱板の温度を正しく設定できない可能性がある。 【0006】また自動温度調節器付きプラグの結合が不十分であると、そのプラグと電熱ヒーターとの端子が正しく結合されないため、接触不良を起こしてその結合部が発熱する危険がある。 【0007】本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、自動温度調節器付きプラグが電熱器具のプラグ受けにしっかりと奥まで挿入して正しく結合された状態に保持することを目的とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】而して本発明は、電熱器具のヒーターに接続して通電する電源端子と、電熱器具に挿入して電熱器具の温度により前記通電を制御する測温部材とを有する自動温度調節器付きプラグにおいて、当該自動温度調節器付きプラグ及び当該自動温度調節器付きプラグを挿入するプラグ受けに、自動温度調節器付きプラグをプラグ受けに挿入したときに互いに係止する係止部を形成すると共に、その係止部の係止を解除する解除手段を設けたことを特徴とするものである。 【0009】また本発明においては、前記プラグ受けに、挿入された自動温度調節器付きプラグを押し出すばね部材を設けることが好ましい。 【0010】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用する電熱器具の一例としてのホットプレート1を示すものであって、ケース2上に熱板3を載置し、その熱板3の下面に電熱ヒーター4が取り付けて本体5を形成し、電熱ヒーター4に通電して熱板3を加熱し、当該熱板3上の被調理物を加熱調理するようになっている。 【0011】そしてその本体5におけるケース2の一部には、プラグ受け6が形成されており、当該プラグ受け6に自動温度調節器付きプラグ7が結合されるようになっている。 【0012】図2及び図3は本発明における自動温度調節器付きプラグ7を示すものである。この自動温度調節器付きプラグ7は、ケーシング8の前両側部には一対の電源端子9が設けられ、当該端子9は電源コード10に接続されている。そしてその電源端子9がプラグ受け6の奥に突設されたヒーター端子11に結合することにより電熱ヒーター4に通電するようになっている。 【0013】また自動温度調節器付きプラグ7の先端中央には棒状の測温部材12が突設されている。当該測温部材12はプラグ受け6に穿設された透孔13を貫通し、熱板3の端部下面に形成された測温部14に嵌合して熱板3の温度を計測し、その計測された温度に基づいて温度調節部15において通電が制御するようになっている。またその温度はダイヤル22で調節する。するようになっている。 【0014】而して本発明においては、自動温度調節器付きプラグ7に係止爪16が設けられている。当該係止爪16はその先端がケーシング8の上面に穿設された透孔17から出没し、且つばね手段18により常時透孔17から突出する方向に付勢されている。 【0015】また係止爪16の上部には、自動温度調節器付きプラグ7の前記係止爪16が係止する係止孔19が穿設されており、前記係止爪16と係止孔19とで係止部を形成している。そして前記係止孔19の上部には、その係止孔19に係止した係止爪16を押し下げて係止を解除するための解除手段としての押しボタン20が設けられている。 【0016】また図面の例においては、プラグ受け6の奥にばね部材21が設けられており、前記自動温度調節器付きプラグ7をプラグ受け6に挿入したときに、当該自動温度調節器付きプラグ7の先端面でそのばね部材21が圧縮され、自動温度調節器付きプラグ7にプラグ受け6から押し出す方向への力を付与するようになっている。 【0017】 【作用】而して本発明においては、自動温度調節器付きプラグ7をプラグ受け6に挿入すると、電源端子9がヒーター端子11に結合して電気的に接続し、また測温部材12が透孔13を貫通して熱板3の測温部14に挿入される。 【0018】そして自動温度調節器付きプラグ7を、ばね手段21の弾力に抗してプラグ受け6に適正な位置まで挿入すると、係止爪16がプラグ受け6の上縁に当接してばね手段18の弾性に抗して一旦押し下げられた後、係止孔19の位置でばね手段18の弾性により上動し、係止爪16が係止孔19に係止する。またこのとき、自動温度調節器付きプラグ7の先端面でばね部材21が圧縮される。 【0019】この状態で、電熱ヒーター4に通電して熱板3が加熱され、当該熱板3上に載置した被調理物が加熱調理される。熱板3の温度は測温部材12で計測され、その計測された温度に基づいて温度調節部15において通電が制御され、熱板3の温度が一定に保持される。 【0020】ホットプレート1を使用した後は、押しボタン20を押し下げることにより、係止爪16はばね手段18の弾力に抗して下動して係止孔19から脱出し、自動温度調節器付きプラグ7はばね部材21の弾力によりプラグ受け6から押し出される。 【0021】 【発明の効果】従って本発明によれば、自動温度調節器付きプラグ7をプラグ受け6に適切に結合すると、係止爪16が係止孔19に係止することにより発する音によって、確実に結合されたことを容易に知ることができ、中途半端に結合されるのを防止することができる。 【0022】また係止爪16と係止孔19とが一旦係止すると、自動温度調節器付きプラグ7がプラグ受け6から抜けたり弛んだりすることがなく、確実に結合した状態が維持される。 【0023】また請求項2の発明によれば、自動温度調節器付きプラグ7にはばね部材21によりプラグ受け6から押し出される方向への力が作用しているので、自動温度調節器付きプラグ7を中途半端に結合したときには、ばね部材21の弾力によりプラグ受け6から押し出されて脱落するので、再度確実に結合することを促すことになる。 【0024】また押しボタン20を押して自動温度調節器付きプラグ7の結合を解除したときには、ばね部材21の弾力により自動温度調節器付きプラグ7をプラグ受け6から押し出して結合を確実に解除することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002473 【氏名又は名称】象印マホービン株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年2月22日(2001.2.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082027 【弁理士】 【氏名又は名称】竹安 英雄
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| 【公開番号】 |
特開2002−238774(P2002−238774A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月27日(2002.8.27) |
| 【出願番号】 |
特願2001−45903(P2001−45903) |
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