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【発明の名称】 伝熱材を介した多重構造の焦げない鍋
【発明者】 【氏名】上野 博之

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】直火で加熱される被加熱鍋部1と、被加熱鍋部1から伝導される熱を固形材料に伝える材料加熱部2とで構成されることを特徴とする鍋。
【請求項2】請求項1において、被加熱鍋部1と材料加熱部2との間に伝熱材部3を介することを特徴とする鍋。
【請求項3】請求項1、2において、材料加熱部2として、液体を通過させる固形材料を使用することを特徴とする鍋。
【請求項4】請求項1、2、3において、材料加熱部2として、固形材料と材料加熱部2が付着しにくいことを特徴とする鍋。
【請求項5】請求項1、2、3、4において、伝熱材部3として、木や銅などの固体の部材を使用したことを特徴とする鍋。
【請求項6】請求項1、2、3、4において、伝熱材部3として、水や油などの液体の部材を使用したことを特徴とする鍋。
【請求項7】請求項1、2、3、4、6において、液体の伝熱材部3を被加熱鍋部1と材料加熱部2で密閉したことを特徴とする鍋。
【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】本発明は固形材料が鍋に焦げ付くことを防ぐことに関する。
【従来の技術】従来の技術では、鍋の焦げ付きを防止するために、鍋の表面に特殊な化学部材でコーティングを行うことがある。また、鍋の固形材料に特殊な部材を使用することもある。
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような技術的な方法では、次のような課題がある。まず、特殊な化学部材でコーディングを行った場合、頻繁に使用しているとコーディングが剥がれることがある。また、鍋の固形材料に特殊な部材を使用しても効果はあまりない。いずれの方法も根本的な解決とならない。なぜなら、鍋が焦げるということは、固形材料が高温で急激に加熱されることにより炭化し、それが鍋に付着するからである。従って、鍋の焦げ付きを防ぐには、固形材料が炭化し、それが鍋に付着することを防がなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0001】本発明の第1発明は、高温で急激に加熱される被加熱鍋部1と、被加熱鍋部1から徐々に伝熱される材料加熱部2で構成することにより、固形材料が炭化することを防止できる。従って、鍋の焦げ付きを防ぐことができる。
【0002】本発明の第2発明は、伝熱材部3を介することにより、被加熱鍋部1から材料加熱部2への伝熱を調整することが可能となる。
【0003】本発明の第3発明は、材料加熱部2として、網のような液体を通過させる固形材料を使用することにより、固形材料を取囲む液体が伝熱材部3の役割を果たすことができる。
【0004】本発明の第4発明は、材料加熱部2として、固形材料と材料加熱部2が付着しにくい材質を使用することにより、固形材料が材料加熱部2に付着して炭化することを防ぐことができる。
【0005】本発明の第5発明は、伝熱材部3として、木や銅などの固体の部材を使用することにより、被加熱鍋部1から材料加熱部2への伝熱を調整することが可能となる。
【0006】本発明の第6発明は、伝熱材部3として、水や油などの液体の部材を使用することにより、被加熱鍋部1から材料加熱部2への伝熱を調整することが可能となる。
【0007】本発明の第7発明は、液体の伝熱材部3を被加熱鍋部1と材料加熱部2で密閉することにより、液体の伝熱材部3が気化することを防ぐ。また、被加熱鍋部1に加えられた熱エネルギーが放散することを防ぐので、効率よく固形材料を加熱することができる。
【実施例】図1は第1、2、3、4、5、6、7発明の実施図である。第1発明の場合、被加熱鍋部1は鉄、アルミ、銅などの部材である。材料加熱部2も鉄、アルミ、銅などの部材である。第2発明の場合、第1発明の構成に加えて伝熱材部3を使用する。第3発明の場合では、材料加熱部2として網を使用する。第4発明では、材料加熱部2として、固形材料と材料加熱部2が付着しにくいガラス又は特殊な化学コーディングした部材を使用する。第5発明では、第2発明において伝熱材部3として木や銅などの固体の部材を使用する。第6発明では、第2発明において伝熱材部3として水や油などの液体の部材を使用する。第7発明では、液体の伝熱材部3が気化しないように被加熱鍋部1と材料加熱部2で密閉する。
【発明の効果】本発明では、固形材料が被加熱鍋部1に付着することがない。また、材料加熱部2に固形材料が付着しにくい材質を使用すれば、材料加熱部2に付着することもあまりない。従って、炭化した固形材料が被加熱鍋部1や材料加熱部2に付着して焦げ付くことがない。また、伝熱材部3で固形材料の加熱具合を調整する機能がある。従って、固形材料が高温で急激に加熱されることにより、炭化することを防ぐことができる。
【出願人】 【識別番号】599018239
【氏名又は名称】上野 博之
【出願日】 平成10年12月28日(1998.12.28)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−223936(P2002−223936A)
【公開日】 平成14年8月13日(2002.8.13)
【出願番号】 特願平10−378435