| 【発明の名称】 |
電気湯沸かし器 |
| 【発明者】 |
【氏名】森本 泰史
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| 【要約】 |
【課題】操作感を出すために操作部と作用部及び弾性アームの関係に制約があった。
【解決手段】操作部20を押圧操作した場合、第1弾性アーム12が撓み作用部がスイッチ11に当接し、次に第2弾性アーム13が作用部14を支点にしてアームが撓み、さらに押圧力を上げると作用部14がスイッチ11を駆動する。作用部14はスイッチ11を駆動させる段階ではスイッチ11に対して鉛直方向に荷重をかけている。これにより作用部14がスイッチ11に対して鉛直方向に駆動し、操作感も増化し確実に操作ができ、さらに操作部20及びスイッチ11の位置に自由度が確保できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外側部を構成する器体と、前記器体の上部に装置した上枠と、前記器体の内部には液体を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱する発熱体と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、液体を器体外へ導出するポンプと、前記発熱体およびポンプ等の操作を行う操作パネルと、前記操作パネル近傍に設けられたスイッチと、前記操作パネルに設けられた上下動が可能な第1弾性アームにより支持された操作部とを有し、前記操作部の内側に第2弾性アームを延設し、前記第2アームには前記スイッチと対向する作用部を設け、第1弾性アームと第2弾性アームは前記作用部に対して対称の位置にあることを特徴とした電気湯沸かし器。 【請求項2】 第2弾性アームおよび作用部は操作部表面より下方に設けた請求項1に記載の電気湯沸かし器。 【請求項3】 第1弾性アームと操作部が接合している第1支持部と作用部を結ぶ直線と第2弾性アームと操作部が接合している第2支持部と作用部を結ぶ直線のなす角度が30°以下である請求項1に記載の電気湯沸かし器。 【請求項4】 スイッチを実装した操作基板と、操作部内に前記スイッチに対向する作用部と、前記第2アーム部には操作基板に向かって伸設するストッパーを設け、操作部の押圧操作においてストッパーが先に基板に当接し、その当接した位置を支点とし作用部がスイッチを駆動させる請求項1に記載の電気湯沸かし器。 【請求項5】 外側部を構成する器体と、前記器体の上部に装置した上枠と、前記器体内の内部には液体を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱する発熱体と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、液体を器体外へ導出するポンプと、前記発熱体およびポンプ等の操作を行う操作パネルと、前記操作パネル近傍にはスイッチと、前記操作パネルには上下動が可能な弾性アームにより支持された操作部と、操作部中心および操作部中心より弾性アーム方向に前記スイッチと対向する作用部と、操作部中心に対して弾性アームと対称の位置に操作基板に向かって伸設するストッパーを設け、操作部の押圧操作においてストッパーが先に基板に当接し、その当接した位置を支点とし作用部がスイッチを駆動させることを特徴とした電気湯沸かし器。 【請求項6】 弾性アームと操作部が接合している第1支持部と作用部を結ぶ直線と操作部中心から作用部を結ぶ直線のなす角度が30°以下である請求項1に記載の電気湯沸かし器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、収容液体を加熱・保温し、器体外へ導出する電気湯沸かし器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の電気湯沸かし器は、外側部を構成する器体と、前記器体の上部に装置した上枠と、前記器体内の内部には液体を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱する発熱体と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、液体を器体外へ導出するポンプと、前記発熱体およびポンプ等の操作を行う操作パネルと、前記操作パネル近傍にはスイッチと、前記操作パネルには上下動が可能な弾性アームにより上枠に支持された操作部と、操作部にはスイッチと対向する作用部を設けている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の構成では操作部を押圧操作した場合、操作部により直接スイッチを駆動させており、さらに弾性アームと上枠の接合部を中心に操作部および作用部は回動し、スイッチを確実に鉛直方向に駆動できず、操作感が悪く操作が確実にできなかった。また、弾性アーム・操作部・作用部の順に一列に配置することで、作用部はスイッチに当接し、さらに弾性アームが撓みスイッチが駆動するまでの間に作用部がスイッチに対して鉛直方向に向くことにより、操作感を増化させ操作感を向上させる方法があるが、これは作用部が操作部の外部に配置しなければならないという制約があり、操作部周辺が大型化するため限られた操作パネル上では配置ができないという課題を有していた。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決するために、本発明の電気湯沸かし器は、操作パネルに上下動が可能な第1弾性アームにより支持された操作部と、操作部の内側に第2弾性アームを延設し、第2アームには前記スイッチと対向する作用部を設け、第1弾性アームと第2弾性アームは作用部に対して対称の位置にしたものである。 【0005】これによって、操作部全体が小型となり、操作部を押圧操作した場合に操作部の内側に設けた第2弾性アームが撓み、作用部がスイッチに対して鉛直方向に駆動でき、操作感も増化し確実な操作が可能となり、さらに操作部及びスイッチの位置の自由度が確保できる。 【0006】 【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、外側部を構成する器体と、前記器体の上部に装置した上枠と、前記器体の内部には液体を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱する発熱体と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、液体を器体外へ導出するポンプと、前記発熱体およびポンプ等の操作を行う操作パネルと、前記操作パネル近傍に設けられたスイッチと、前記操作パネルに設けられた上下動が可能な第1弾性アームにより支持された操作部とを有し、前記操作部の内側に第2弾性アームを延設し、前記第2アームには前記スイッチと対向する作用部を設け、第1弾性アームと第2弾性アームは前記作用部に対して対称の位置にすることにより、操作部全体が小型となり、さらに操作部を押圧操作した場合にも操作部の内側に設けた第2弾性アームが撓み、作用部がスイッチに対して鉛直方向に駆動でき、これにより操作感も増化し確実な操作が可能となり、しかも操作部及びスイッチの位置の自由度が確保できる。 【0007】請求項2記載の発明は、第2弾性アームおよび作用部は操作部表面より下方に設けたことにより、操作部を押圧操作した場合に第2弾性アームおよび作用部が直接押圧されないため、作用部がスイッチに対して鉛直方向に駆動でき、これにより操作感も増化し確実に操作ができる。 【0008】請求項3記載の発明は、第1弾性アームと操作部が接合している第1支持部と作用部を結ぶ直線と第2弾性アームと操作部が接合している第2支持部と作用部を結ぶ直線が30°以下にすることで、操作部の押圧操作において第1アームが長手方向にねじれた場合でも、作用部が確実にスイッチを駆動させることができる。 【0009】請求項4記載の発明は、スイッチを実装した操作基板と、操作部内に前記スイッチに対向する作用部と、前記第2アーム部には操作基板に向かって伸設するストッパーを設け、操作部の押圧操作においてストッパーが先に操作基板に当接することで、その当接した位置が支点となり、第1弾性アーム・第2弾性アームが撓み、作用部が押圧操作方向であるスイッチの鉛直方向に駆動でき、これにより操作感も増化し確実に操作ができ、また小型に構成することができる。 【0010】請求項5記載の発明は、外側部を構成する器体と、前記器体の上部に装置した上枠と、前記器体内の内部には液体を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱する発熱体と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、液体を器体外へ導出するポンプと、前記発熱体およびポンプ等の操作を行う操作パネルと、前記操作パネル近傍にはスイッチと、前記操作パネルには上下動が可能な弾性アームにより支持された操作部と、操作部中心および操作部中心より弾性アーム方向に前記スイッチと対向する作用部と、操作部中心に対して弾性アームと対称の位置に操作基板に向かって伸設するストッパーを設け、操作部の押圧操作においてストッパーが先に操作基板に当接することで、その当接した位置の支点が実質上の支点となり、さらにスイッチ駆動前の作用部も一時的に支点となり、これら2ヶ所の支点により作用部がスイッチに対して操作方向である鉛直方向に駆動でき、これにより操作感も増化し確実な操作が可能となり、これにより操作感を向上させることができ、さらに操作部及びスイッチの位置の自由度が確保できる。 【0011】請求項6記載の発明は、弾性アームと操作部が接合している第1支持部と作用部を結ぶ直線と操作部中心から作用部を結ぶ直線が30°以下にすることで、操作部の押圧操作により場合においても第1アームが長手方向にねじれた場合でも、作用部が確実にスイッチを駆動させることができる。 【0012】 【実施例】以下本発明の実施例について、図1〜図6を参照しながら説明する。 【0013】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例における電気湯沸かし器の全体断面図で図2は操作部の断面図で図3は操作部詳細図を示すものである。 【0014】外側部を構成する器体と、前記器体1の上部に装置した上枠2と、前記器体1の内部には液体を収容する容器3と、前記容器3内の液体を加熱する発熱体4と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体5と、液体を器体1外へ導出するポンプ6と、前記発熱体4およびポンプ6等の操作を行う操作パネル7と、前記操作パネル7下方にはスイッチ11を実装した操作基板10と、前記操作パネル7には上下動が可能な第1弾性アーム12により支持された操作部20と、前記操作部20の内側に第2弾性アーム13を延設し、前記第2アーム13には前記スイッチ11と対向する作用部14を設け、第1弾性アーム12と第2弾性アーム13は前記作用部14に対して対称の位置にある。 【0015】以上のように構成された電気湯沸かし器において、以下その動作、作用を説明する。 【0016】操作部20を押圧操作した場合、第1弾性アーム12が撓み作用部がスイッチ11に当接し、次に第2弾性アーム13が作用部14を支点にしてアームが撓み、さらに押圧力を上げると作用部14がスイッチ11を駆動する。作用部14はスイッチ11を駆動させる段階ではスイッチ11に対して鉛直方向に荷重をかけている。これにより作用部14がスイッチ11に対して鉛直方向に駆動し、操作感も増化し確実に操作ができ、さらに操作部20及びスイッチ11の位置に自由度が確保できる。 【0017】さらに、幅方向の断面積において第2弾性アーム13は第1弾性アーム12より狭い。また、第1弾性アーム12は外郭を構成している上枠2もしくは操作基板10に係合しているホルダー21に接合されている。 【0018】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例における操作部の詳細を示すものであり、第2弾性アーム13および作用部14は操作部20表面より下方に設けたものである。 【0019】以上のように構成された電気湯沸かし器において、以下その動作、作用を説明する。 【0020】操作部20を押圧操作した場合に第2弾性アーム13および作用部14が、押圧操作により直接押圧されない位置にあるため、実施例1通り作用部14がスイッチ11に対して鉛直方向に駆動し、これにより操作感も増化し確実に操作ができる。 【0021】さらに、第1弾性アーム12と第2弾性アーム13の操作基板からの高さは同一平面上にあることが望ましい。 【0022】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例における操作部を上方より見た詳細を示すものであり、第1弾性アーム12と操作部20が接合している第1支持部12aの中央と作用部14を結ぶ第1基準線12bと第2弾性アーム13と操作部20が接合している第2支持部13aと作用部14を結ぶ第2基準線13bが30°以下にしたものである。 【0023】以上のように構成された電気湯沸かし器において、以下その動作、作用を説明する。 【0024】操作部20の端面などを押圧し第1弾性アーム12が長手方向にねじれた場合に、30°以下の関係であれば、第2弾性アーム13はねじれず、作用部14が確実にスイッチ11を駆動させることができる。 【0025】(実施例4)図4は本発明の第4の実施例における操作部の詳細断面を示すものであり、スイッチ14を実装した操作基板10と、操作部20内に前記スイッチ11に対向する作用部14と、前記第2アーム部13には操作基板10に向かって伸設するストッパー15を設け、操作部20の押圧操作においてストッパー15が先に操作基板10に当接し、その当接した位置を支点とし作用部14がスイッチ11を駆動させる構造となっている。 【0026】以上のように構成された電気湯沸かし器において、以下その動作、作用を説明する。 【0027】操作部20を押圧操作することでストッパー15が先に操作基板10に当接し、その当接した位置が実質的な支点となり、さらに操作部20を押圧操作すると第1弾性アーム12・第2弾性アーム13の撓み、作用部14が押圧操作方向であるスイッチ11の鉛直方向に駆動でき、これにより操作感も増化し確実に操作ができ、また小型に構成することができる。 【0028】(実施例5)図5〜6は本発明の第5の実施例における操作部の詳細図を示すものであり、外側部を構成する器体1と、前記器体の上部に装置した上枠2と、前記器体1内の内部には液体を収容する容器3と、前記容器内の液体を加熱する発熱体4と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体5と、液体を器体外へ導出するポンプ6と、前記発熱体4およびポンプ6等の操作を行う操作パネル7と、前記操作パネル近傍にはスイッチ11と、前記操作パネル7には上下動が可能な弾性アーム62により支持された操作部20と、操作部中心および操作部中心より弾性アーム20方向に前記スイッチ11と対向する作用部14と、操作部中心に対して弾性アーム62と対称の位置に操作基板10に向かって伸設するストッパー15を設け、操作部20の押圧操作においてストッパー15が先に操作基板10に当接し、その当接した位置を支点とし作用部14がスイッチ11を駆動させる。 【0029】以上のように構成された電気湯沸かし器において、以下その動作、作用を説明する。 【0030】操作部20の押圧操作においてストッパー15が先に操作基板10に当接することで、その当接した位置の支点が実質上の支点となる。さらに作用部14がスイッチ11に当接し駆動するまで、作用部14も一時的に支点となり、さらにスイッチ駆動前の作用部も一時的な支点となり、これら2ヶ所の支点により作用部14がスイッチ11に対して鉛直方向に駆動でき、これにより操作感も増化し確実に操作ができ、これにより操作感を向上させることができ、操作部20及びスイッチ11の位置に自由度が確保できる。 【0031】さらに、ストッパー15は操作部中心に対して弾性アーム62と対称方向であれば、操作部20の外部でも良い。 【0032】(実施例6)図6は本発明の第6の実施例における操作部の詳細図を示すものであり、弾性アーム62と操作部20が接合している第1支持部12aと作用部14を結ぶ第1基準線12bと操作部中心から作用部14を結ぶ第3基準線20bが30°以下のものである。 【0033】以上のように構成された電気湯沸かし器において、以下その動作、作用を説明する。 【0034】操作部20の端面などを押圧操作し操作部がアンバランスな状態のときに、弾性アーム62が長手方向にねじれるが、この関係が30°以下の関係であれば、経験的に操作部20はねじれず、作用部14が確実にスイッチ11を駆動させることができる。 【0035】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、操作部全体が小型となり、操作部を押圧操作した場合にも操作部の内側に設けた第2弾性アームが撓み、作用部がスイッチに対して鉛直方向に駆動でき、これにより操作感も増化し確実な操作が可能になる。しかも操作部及びスイッチ位置の自由度が確保できる。 【0036】また、操作部の押圧操作においてストッパーが先に操作基板に当接することで、その当接した位置の支点が実質上の支点となる。さらに作用部も一時的に支点となり、これら2ヶ所の支点により作用部がスイッチに対して鉛直方向に駆動し、これにより操作感も増化し確実に操作ができ、これにより操作感を向上させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年1月24日(2001.1.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−209744(P2002−209744A) |
| 【公開日】 |
平成14年7月30日(2002.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2001−15394(P2001−15394) |
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