| 【発明の名称】 |
カーテンレールのエンドレール機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】伊東 栄治
【氏名】太田 博
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| 【要約】 |
【課題】横断面同形の本レールとエンドレールからなるカーテンレールにおいて、エンドレールを寄せ入れたカーテンと共に容易に本レールに脱着することができるエンドレール機構を提供する。
【解決手段】建物の一部に取り付けられた本レール(1)に長手方向脱着自在に接続するジョイント(12)と、エンドレール(2)の他方の端部を長手方向移動可能に、かつ部分回動可能に掛け止めするサポータ(11)と、エンドレール(2)を本レール(1)に弾性的に固定するスプリング(18)とからなるエンドレール機構を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上下にスリット(4、8)を備えた横断面同形の本レール(1)とエンドレール(2)からなるカーテンレールにおいて、建物の一部に取り付けられた前記本レールに前記エンドレールを長手方向脱着自在に接続するために、前記エンドレールの本レール側端部に固定されたジョイント(12)と、前記エンドレールの自由端部を長手方向移動可能に、かつ部分回動可能に掛け止めするために、建物の一部に固定されたサポータ(11)と、前記エンドレールを前記本レールに弾性的に押圧するために、前記エンドレールと前記サポータの間に介在させたスプリング(18)とからなるカーテンレールのエンドレール機構。 【請求項2】 本レール(1)とエンドレール(2)は、上のスリット(4)で前後に二分された上板部(3)と、前記上板部の前後から下降して下のスリット(8)を形成する前板部(5)及び後板部(6)と、前記前板部及び前記後板部を接続する連結部(7)とを備え、ジョイント(12)は前記エンドレールの前記連結部に固定されて前記本レールの前記上板部と前記連結部の間の空隙に突入可能であり、サポータ(11)は前記エンドレールの上の前記スリットに遊嵌可能なガイド部(13)と、前記エンドレールの前記上板部を下から支える受け部(14)とを有し、スプリング(18)は、一端が前記エンドレールの前記連結部の上に長手方向移動可能にかつ前記サポータの前記受け部(14)に当接可能に配置されたスライダ(15)に、他端が前記エンドレールに設けられたばね受け(17)にそれぞれ当接することを特徴とする請求項1記載のカーテンレールのエンドレール機構。 【請求項3】 サポータ(11)の受け部(14)は、スライダ(15)と当接する先端部が下方に反ることを特徴とする請求項2記載のカーテンレールのエンドレール機構。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、上下にスリットを備えたカーテンレールの脱着容易なエンドレール機構に関する。 【0002】 【従来の技術】上下にスリットを備えたカーテンレールは、カーブのある間仕切りカーテンに適しているため、病院等で使用されることが多い。 【0003】病院のカーテンは定期的にクリーニングされるが、従来はカーテンのフックを一つづつカーテンランナに脱着してカーテンをカーテンレールから取り外したり、又はカーテンレールに取り付けていたため、カーテンの脱着作業は多くの時間を要する作業であった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】病院内のカーテン脱着は、患者の中で実施するため、作業時間の長いことは問題であった。 【0005】本発明はこの問題を解決するためになされたものであり、その課題は、カーテンをエンドレールに寄せ入れ、カーテンをエンドレールと共に本レールから脱着することができるエンドレール機構を提供して、病院内におけるカーテン脱着時間を大幅に短縮することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため、本発明が採用する手段は、上下にスリットを備えた同形の横断面を有する本レールとエンドレールとからなるカーテンレールにおいて、エンドレールを建物の一部に取り付けられた本レールに長手方向に脱着自在に接続するために、エンドレールの本レール側端部に設けられたジョイントと、エンドレールの自由端部を長手方向移動可能にかつ部分回動可能に掛け止めするために、建物の一部に取り付けられたサポータと、エンドレールを本レールに弾圧するために、サポータとエンドレールの間に設けられたスプリングとからなるエンドレール機構を設けたことにある。 【0007】本レールとエンドレールは、上のスリットで前後に二分された上板部と、その上板部の前後から下降して下のスリットを形成する前後板部と、その前後板部を上下の中間において接続する連結部(7)とを備えた形状であることが好ましい。 【0008】ジョイントは、エンドレールの連結部に固定されて本レールの連結部と上板部の間に挿入され、サポータは、エンドレールの上のスリットに遊嵌可能なガイド部と、エンドレールの上板部を下から支える受け部とを有することが好ましい。 【0009】スプリングは、一端がエンドレールの連結部上において長手方向スライド自在にかつサポータに当接可能に配置されたスライダに、他端がエンドレールと一体に設けられたばね受けにそれぞれ当接させることが好ましい。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明エンドレール装置を図面に示す実施例に基づいて説明する。 【0011】図1は、本発明実施例のエンドレール機構を備えたカーテン装置の要部縦断面図であり、図2、図3、図4はそれぞれ図1のII線、IIIーIII線、IV−IV線の矢視図である。 【0012】カーテンレールは、横断面が同形な本レール1と、エンドレール2とからなる。本レール1とエンドレール2の上板部3は上のスリット4により前後に2分され、上板部3の前後から下降する前後板部5、6は下端がの中央において下のスリット8を形成する。図示した前後板部5、6はアングル状であるが、曲面状にしてもよい。前後板部5、6は上下の中間において連結部7を介して一体に連結する。本レール1は、直接又は図外の吊棒を介して天井面に固定されたブラケット10に固定支持される。エンドレール2は、自由端側が天井面に直接又は図外の吊棒を介して固定されたサポータ11に掛け止めされ、本レール側はジョイント12を介して本レール1に連結される。 【0013】サポータ11は、図1及び図2に示すように、エンドレール2の上スリット4を遊嵌するためのガイド部13と、エンドレール2の前後上板部3を下支えするための受け部14とを有する。受け部14の本レール側は下方に反らせてエンドレール2の上板部3をのせやすくする。 【0014】ジョイント12は、図1及び図4に示すように、エンドレール2の連結部7に固定されて本レール側端面から突出し、本レール1の上板部3と連結部7の間の空隙に嵌合する。 【0015】図1及び図3に示すように、エンドレール2の自由端側の上板部3と連結部7の間の空隙にスライダ15を挿入し、そのスライダ15の下面中央又は前後両側に空所16を形成する。その空所16の下のエンドレール2の連結部7を切り起こして一体のばね受け17を形成するか、又は図示していないが、連結部7に別体のばね受けを取り付ける。空所16内にスプリング18を入れてその一端をスライダ15に、他端をばね受けl7にそれぞれ当接させる。スプリング18はスライダ15をサポータ11の受け部14に、エンドレール2を本レール1に押圧する。エンドレール2の自由端には、キャップストップ9を取り付ける。 【0016】次に、カーテンのカーテンレールからの取り外しについて説明する。図1に示すように、始めにカーテン20をカーテンランナー21と共に本レール1からエンドレール2へ寄せ入れ、後付けストップ19をエンドレール2の本レール側端部に取り付け、カーテン20が本レール1へ戻らないようにする。 【0017】次に、図5に示すように、スプリング18に抗してエンドレール2を矢印A方向に押し、ジョイント12を本レール1から抜く。このとき、スライダ15は受け部14に当り、本レール側へ移動するから、スプリング18は圧縮する。 【0018】ついで、図6に示すように、エンドレール2を矢印B方向に回してエンドレール2の本レール側端部を本レール1よりも下げ、それから、図7に示すように、エンドレール2を矢印C方向に引いて自由端部をサポータ11から抜くと、エンドレール2と共にカーテン20をカーテンレールの本レール1から取り外すことができる。 【0019】このように、病院内においてカーテン20をカーテンレールから取り外す作業は、カーテン20をエンドレール2へ寄せ、ついでエンドレール2を自由端側へ押し、それから本レール側端部を下へ回して自由端部をサポータ11から引き抜くだけのことであるから、従来のカーテンのフックを一つづつカーテンランナから外していた作業に比べると、病院内の作業時間は大幅に短縮する。 【0020】エンドレールと共にカーテンは、病院からクリーニング施設に運ばれ、そこで、カーテンのフックをエンドレール内のカーテンランナから外してカーテンをクリーニングし、クリーニングしたカーテンは再びエンドレール内のカーテンランナにフックを掛けてエンドレールと一体にして病院へ運び込まれる。 【0021】クリーニングしたカーテンのカーテンレールへの取り付けは、取り外し作業の逆であり、先ず、エンドレールを少し斜めにして自由端側をサポータに掛け、ついでスプリングに抗してエンドレールをサポータに少し押し込む。ついで、エンドレールをサポータ側に押したまま本レールと高さを合わせてエンドレールを放すと、スプリングの反力で、エンドレールが本レール側へ移動し、ジョイントが本レールにはまり込む。ここで、エンドレールから後付けストップを外し、カーテンを本レールへ寄せる。このように、病院内において、カーテンをカーテンレールに取り付ける作業は、エンドレールの自由端をサポータに掛けて本レール側端部を本レールに合わせるだけのことであるから、従来のカーテンのフックを一つづつカーテンランナに掛ける作業に比べると、病院内の作業時間は大幅に短縮する。 【0022】 【発明の効果】上記のとおり、本発明のエンドレール機構は、建物の一部に取り付けたカーテンレールの本レールに、エンドレールの本レール側端部を長手方向に脱着自在に接続するジョイントと、建物の一部に取り付けられて、エンドレールの自由端部を長手方向に移動可能にかつ部分回動可能に掛け止めするサポータと、エンドレールを本レールとサポータに弾圧するスプリングとからなり、エンドレールを本レールに接続固定することも、本レールから分離して外すことも容易であるから、エンドレールにカーテンを寄せ入れて、カーテンをエンドレールと共に本レールに脱着することにより、カーテンのカーテンレールへの脱着に要する時間を大幅に短縮することができるという優れた効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000109923 【氏名又は名称】トーソー株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月27日(2000.9.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073988 【弁理士】 【氏名又は名称】川上 肇
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| 【公開番号】 |
特開2002−95575(P2002−95575A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月2日(2002.4.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−293224(P2000−293224) |
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