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【発明の名称】 折畳式カバン
【発明者】 【氏名】若松 種夫

【要約】 【課題】不使用時は扁平に折り畳むことができるも、使用時の変形は制約され、自己保型性を有した折畳式カバンを提供する。

【解決手段】可曲性生地で収納本体部と、蓋体と構成する。そして、収納本体部内には、硬質内底板を底面に固定して収納する。また、硬質内側面板を、側面の上面側と開口部面側との角と、底面側と後面側との角とを結ぶ直線より後面側に寄った部位で側面に夫々連結固定し、直線より開口部面側に寄った部位では面状ファスナーで着脱可能に連結して収納する。さらに、硬質内上面板を、上面の後面側の両角と、開口部面側の中央部位とを結ぶ直線の内側で開口部面側に寄った部位を鋲で上面に連結固定し、上記直線の外側部位では面状ファスナーで該上面に夫々着脱可能に連結して収納してなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 可曲性生地で、底面(11)と、両側面(12a,12b)と、上面(13)と、後面(14)とからなり、一面側に方形又は長方形の開口部(15)を有した、直方体状又は立方体状の収納本体部(10)を構成し、該開口部(15)の一辺には、同じく可曲性生地からなる蓋体(20)を連設し、この蓋体(20)の他の三辺は、スライドファスナー(30)で上記開口部(15)の三辺部位に開閉可能に連結し、上記収納本体部(10)内には、底面(11)に接して硬質内底板(41)を、両側面(12a,12b)に接して硬質内側面板(42,42)を、上面(13)に接して硬質内上面板(43)を収納し、上記硬質内底板(41)は、底面(11)に連結固定し、上記硬質内側面板(42,42)は、側面(12a,12b)の上面(13)側と開口部(15)面側との角と、底面(11)側と後面(14)側との角とを結ぶ直線(Lla,L1b)より略後面(14)側に寄った部位で、該側面(12a,12b)に夫々連結固定し、上記直線(Lla,L1b)より開口部(15)面側に寄った部位では面状ファスナー(31a,31b)で該側面(12a,12b)に夫々着脱可能に連結し、上記硬質内上面板(43)は、上面(13)の後面(14)側の両角と、開口部(15)面側の中央部位とを結ぶ直線(L2a,L2b)の内側で開口部(15)面側に寄った部位を鋲(60d,60d)で上面(13)に連結固定し、上記直線(L2a,L2b)の外側部位では面状ファスナー(32a,32b)で該上面(13)に夫々着脱可能に連結してなる折畳式カバン。
【請求項2】 可曲性生地で、底面(11)と、両側面(12a,12b)と、上面(13)と、後面(14)とからなり、一面側に方形又は長方形の開口部(15)を有した、直方体状又は立方体状の収納本体部(10)を構成し、該開口部(15)の一辺には、同じく可曲性生地からなる蓋体(20)を連設し、この蓋体(20)の他の三辺は、スライドファスナー(30)で上記開口部(15)の三辺部位に開閉可能に連結し、上記収納本体部(10)内には、底面(11)に接して硬質内底板(41)を、両側面(12a,12b)に接して硬質内側面板(42,42)を、上面(13)に接して硬質内上面板(43)を収納し、上記硬質内底板(41)は、底面(11)に連結固定し、上記硬質内側面板(42,42)は、側面(12a,12b)の上面(13)側と開口部(15)面側との角と、底面(11)側と後面(14)側との角とを結ぶ直線(Lla,L1b)より略後面(14)側に寄った部位で、該側面(12a,12b)に夫々連結固定し、上記直線(Lla,L1b)より開口部(15)面側に寄った部位では面状ファスナー(31a,31b)で該側面(12a,12b)に夫々着脱可能に連結し、上記硬質内上面板(43)は、上面(13)の後面(14)側の両角と、開口部(15)面側の中央部位とを結ぶ直線(L2a,L2b)の内側で開口部(15)面側に寄った部位を鋲(60d,60d)で上面(13)に連結固定し、上記直線(L2a,L2b)の外側部位では面状ファスナー(32a,32b)で該上面(13)に夫々着脱可能に連結し、蓋体(20)と後面(14)との外面側には可曲性帯で構成した一対の提手(51,51)を、側面(12a,12b)の外面にはショルダー帯連結環(52,52)を取り付けてなる折畳式カバン。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折畳式カバンに関するもので、特に、比較的大型のカバンに適した折畳式カバンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カバンはその中に収納物を収納して携行する目的で使用されるため、全体的な構成は、大きな中空状の収納本体部を有した容器状に構成されている。したがって、カバンは嵩張って不使用時に保存する際、そのままでは占有空間を大きくとるので、不使用時は扁平に折り畳むことのできる折畳式カバンが強く要望されている。
【0003】そこで、可曲性生地のみでカバンを構成すれば、上記要望は解決できるもので、従来ほとんどの折り畳み可能なカバンは全体を可曲性生地のみで構成している。しかし、可曲性生地のみでカバンを縫製すると、不使用時にはコンパクトに自由に折り畳むことができるが、使用時は、カバンの形状が収納物の形状に応じて大きく変形し、比較的大型のカバンであると収納物の重みで垂れ下がった部位が地面や床面等に接して、大変持ちづらいカバンとなってしまうという問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上記の問題点、又は要望に鑑みなされたもので、不使用時は扁平に折り畳むことができるも、使用時の変形は制約され、適宜な自己保型性を有した折畳式カバンを提供することを課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達成するため、可曲性生地で、底面11と、両側面12a,12bと、上面13と、後面14とからなり、一面側に方形又は長方形の開口部15を有した、直方体状又は立方体状の収納本体部10を構成し、該開口部15の一辺には、同じく可曲性生地からなる蓋体20を連設し、この蓋体20の他の三辺は、スライドファスナー30で上記開口部15の三辺部位に開閉可能に連結し、上記収納本体部10内には、底面11に接して硬質内底板41を、両側面12a,12bに接して硬質内側面板42,42を、上面13に接して硬質内上面板43を収納し、上記硬質内底板41は、底面11に連結固定し、上記硬質内側面板42,42は、側面12a,12bの上面13側と開口部15面側との角と、底面11側と後面14側との角とを結ぶ直線Lla,L1bより略後面14側に寄った部位で、該側面12a,12bに夫々連結固定し、上記直線Lla,L1bより開口部15面側に寄った部位では面状ファスナー31a,31bで該側面12a,12bに夫々着脱可能に連結し、上記硬質内上面板43は、上面13の後面14側の両角と、開口部15面側の中央部位とを結ぶ直線L2a,L2bの内側で開口部15面側に寄った部位を鋲60d,60dで上面13に連結固定し、上記直線L2a,L2bの外側部位では面状ファスナー32a,32bで該上面13に夫々着脱可能に連結してなる技術的手段を講じたものである。
【0006】それ故、本発明折畳式カバンは、使用時は、図1に示すように、硬質内底板41と硬質内側面板42,42と硬質内上面板43とを、同図において直立させ、硬質内底板41は底面11の内面に、硬質内側面板42,42は各側面12a,12bの内面に、硬質内上面板43は上面13の内面に、夫々当接・連結させることで、略直方体の容器状の収納本体部10が構成されるので、この収納本体部10に適宜収納物が収納可能となる。そして、蓋体20をスライドファスナー40で閉じれば収納物を密閉・収納できる作用を呈するものである。
【0007】また、底面11、両側面12a,12b、上面13は夫々硬質内底板41と硬質内側面板42,42と硬質内上面板43とで補強され、収納物の荷重で、カバンが大きく変形することが防止される、常に直方体又は立方体形状となる自己形状保持作用を呈する。
【0008】そして、この折畳式カバンを不使用時に保存のため折り畳む際は、先ず、後面14を下にして置き、蓋20を開く(図1図示状態)。そして、面状ファスナー31a,31b,32a,32b(図2参照)を外し、硬質内側面板42,42と硬質内上面板43とを、図1の矢印A1,A2,A3方向に倒す。すると、該硬質内上面板43を内側に倒すと、この硬質内上面板43の開口部15面側部(図1の上部)中央は鋲60d,60dで上面13に連結固定されているので、この上面13は開口端側の中央部位が窪むように折れ曲がり、図2の状態となる。
【0009】そして、上記図2の状態から、さらに、硬質内側面板42,42と硬質内上面板43とを内側に倒すと、上面13の開口部15面側はその両側が三角形状に折り返される状態となり、略図3の状態となる。ただし、この際、図3とは実際には多少異なり、硬質内底板41乃至底面11も内側に倒れ込む。そこで、図2の状態から硬質内底板41乃至底面11を内側に倒すと、直方体の収納本体部10は扁平に折り畳める作用を呈するものである。なお、この折り畳んだ状態で蓋体20の自由端側は扁平にした収納本体部10より大きく突出するので、この突出した部位は折り返す等することでコンパクト化できる作用を呈するものである。
【0010】次に、請求項2の発明は、可曲性生地で、底面11と、両側面12a,12bと、上面13と、後面14とからなり、一面側に方形又は長方形の開口部15を有した、直方体状又は立方体状の収納本体部10を構成し、該開口部15の一辺には、同じく可曲性生地からなる蓋体20を連設し、この蓋体20の他の三辺は、スライドファスナー30で上記開口部15の三辺部位に開閉可能に連結し、上記収納本体部10内には、底面11に接して硬質内底板41を、両側面12a,12bに接して硬質内側面板42,42を、上面13に接して硬質内上面板43を収納し、上記硬質内底板41は、底面11に連結固定し、上記硬質内側面板42,42は、側面12a,12bの上面13側と開口部15面側との角と、底面11側と後面14側との角とを結ぶ直線Lla,L1bより略後面14側に寄った部位で、該側面12a,12bに夫々連結固定し、上記直線Lla,L1bより開口部15面側に寄った部位では面状ファスナー31a,31bで該側面12a,12bに夫々着脱可能に連結し、上記硬質内上面板43は、上面13の後面14側の両角と、開口部15面側の中央部位とを結ぶ直線L2a,L2bの内側で開口部15面側に寄った部位を鋲60d,60dで上面13に連結固定し、上記直線L2a,L2bの外側部位では面状ファスナー32a,32bで該上面13に夫々着脱可能に連結し、蓋体20と後面14との外面側には可曲性帯で構成した一対の提手51,51を、側面12a,12bの外面にはショルダー帯連結環52,52を取り付けてなる技術的手段を講じたものである。
【0011】それ故、本発明折畳式カバンは、上記請求項1の作用に加え、手提げカバンとして、さらには、ショルダーカバンとして使用可能となる作用を呈するものである。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図中、10が本発明の主要部を構成する収納本体部である。この収納大部10は、可曲性生地で構成し、底面11と、両側面12a,12bと、上面13と、後面14とからなり、一面側に方形又は長方形の開口部15を有した、直方体状又は立方体状の収納本体部10となしてなる。なお、可曲性生地としては布地、樹脂シート等、従来カバン用に使用されている各種生地材の内、適宜な強度を有して折曲自在なものを選定すればよい。
【0013】なお、上記底面11と、両側面12a,12bと、上面13と、後面14とは、図では明示していないが、夫々を別個に用意して縫合すればよいが、該底面11と、両側面12a,12bと、上面13と、後面14との適宜なものは連設した可曲性生地を使用しても無論差し支えないものである。
【0014】そして、上記開口部15の一辺には、同じく可曲性生地からなる蓋体20を連設し、この蓋体20の他の三辺は、スライドファスナー30で、上記開口部15の三辺部位に開閉可能に連結してなるのは、従来の可曲性生地材よりなるカバンと同じである。なお、該スライドファスナー30は、互いに開閉可能な一対のファスナー条30a,30bで構成されるのも従来と同じである。
【0015】そして、本発明では、上記収納本体部10内には、底面11に接して硬質内底板41を、両側面12a,12bに接して硬質内側面板42,42を、上面13に接して硬質内上面板43を収納してある。これら、硬質内底板41と、硬質内側面板42,42と、硬質内上面板43とは、適宜な堅さと強度を有した樹脂板等(厚紙、ベニヤ板、金属板等も使用可能である。)を使用すればよいが、体裁を考慮して、樹脂板等を布地等で覆って、その周辺に縁取り生地を縫着したもの等が使用できる。
【0016】そして、上記硬質内底板41は、底面11に連結固定してある。すなわち、この硬質内底板41は、鋲60a、60a,60a・・・等で、底面11に連結固定して、硬質内底板41と底面11とが一体的に取り扱われるようになしてある。なお、図示はしていないが、該底面11の外面には、ゴム板等からなる足片を複数個設けてあり、この足片は上記鋲60a、60a,60a・・・で共に一体的に固定するとよい。
【0017】また、上記硬質内側面板42,42は、側面12a,12bの上面13側と開口部15面側との角と、底面11側と後面14側との角とを結ぶ直線Lla,L1bより略後面14側に寄った部位で、該側面12a,12bに夫々連結固定し、上記直線Lla,L1bより開口部15面側に寄った部位では面状ファスナー31a,31bで該側面12a,12bに夫々着脱可能に連結してある。すなわち、この硬質内側面板42,42は、側面12a,12bに連結されるが、折り畳み時に上記直線Lla,L1bより開口部15面側(図1の上方側)が側面12a,12bより剥がせることができるように連結・固定している。
【0018】具体的には、図示例では、該側面12a,12bの、底面11側と後面14側との角部位で鋲60bで、また、後記するショルダー帯連結環52,52の取り付け用鋲60cとで、該硬質内側面板42,42を側面12a,12bに鋲着固定してなり、該硬質内側面板42,42の開口部15面側と、側面12a,12bの開口部15面側とは相互に着脱可能な面状ファスナー61a,61bで着脱可能に連結するようになしてある。なお、この例とは異なり、該硬質内側面板42,42の後面14側辺部を、側面12a,12bと、後面14との縫合部位に共に縫合して連結してもよく、この縫合連結と共に上記鋲60b,60cによる連結とを併用しても無論差し支えないものである。
【0019】また、上記に置いて、直線Lla,L1bより開口部15面側に寄った部位と限定したが、この位置の限定はさほど厳格にしなくても差し支えなく、多少その固定部位が、該直線Lla,L1bを越えても、実用上は差し支えないものであった。
【0020】上記において、面状ファスナー61a,61bを使用したのは、硬質内側面板42,42が図1の矢印A1,A2方向に意に反して倒れないようにするもので、また、硬質内側面板42,42の後面14側辺部を、側面12a,12bと、後面14との縫合部位に共に縫合するのは、該硬質内側面板42,42が図1の矢印A1,A2方向とは逆の方向に意に反して倒れる(該質内側面板42,42の後面14側が収納本体部10の内側に向かって倒れる)のを防止するもので、図示例では、この目的は鋲60bで達成できるので、該縫合は行わなくても差し支えはない。
【0021】また、上記硬質内上面板43は、上面13の後面14側の両角と、開口部15面側の中央部位とを結ぶ直線L2a,L2bの内側で開口部15面側に寄った部位を鋲60d,60dで上面13に連結固定し、上記直線L2a,L2bの外側部位では面状ファスナー32a,32bで該上面13に夫々着脱可能に連結してなる。すなわち、この内上面板43は、上面13に連結されるが、折り畳み時に上記直線L2a,L2bより外側(図1の左右方向部位)が上面13より剥がせることができるように連結・固定している。
【0022】具体的には、図示例では、該硬質内正面板43と上面13との連結は、鋲60d,60d(鋲60dは一対を左右に並べて配しているが一つでもよい。)と、面状ファスナー32a,32bとによるもので、面状ファスナー32a,32bを一対設けることで略三点支承となり、該硬質内正面板43を上面13に充分支承できるが、該硬質内正面板43の後面14側が収納部10の内側に倒れ込むことも想定されるので、該硬質内正面板43の後面14側辺は、上面13と後面14との縫合部に共に縫合・連結しておくとよい。
【0023】次に、請求項2の発明は、可曲性生地で、底面11と、両側面12a,12bと、上面13と、後面14とからなり、一面側に方形又は長方形の開口部15を有した、直方体状又は立方体状の収納本体部10を構成し、該開口部15の一辺には、同じく可曲性生地からなる蓋体20を連設し、この蓋体20の他の三辺は、スライドファスナー30で上記開口部15の三辺部位に開閉可能に連結し、上記収納本体部10内には、底面11に接して硬質内底板41を、両側面12a,12bに接して硬質内側面板42,42を、上面13に接して硬質内上面板43を収納し、上記硬質内底板41は、底面11に連結固定し、上記硬質内側面板42,42は、側面12a,12bの上面13側と開口部15面側との角と、底面11側と後面14側との角とを結ぶ直線Lla,L1bより略後面14側に寄った部位で、該側面12a,12bに夫々連結固定し、上記直線Lla,L1bより開口部15面側に寄った部位では面状ファスナー31a,31bで該側面12a,12bに夫々着脱可能に連結し、上記硬質内上面板43は、上面13の後面14側の両角と、開口部15面側の中央部位とを結ぶ直線L2a,L2bの内側で開口部15面側に寄った部位を鋲60d,60dで上面13に連結固定し、上記直線L2a,L2bの外側部位では面状ファスナー32a,32bで該上面13に夫々着脱可能に連結してなるのは請求項1の構成と同じである。
【0024】そして本発明は、蓋体20と後面14との外面側には可曲性帯で構成した一対の提手51,51を、側面12a,12bの外面にはショルダー帯連結環52,52を取り付けてなる。
【0025】上記ショルダー帯連結環52,52はD字状の環が利用でき、直線状の一辺を二つ折りした可曲性帯で包み込み、この可曲性帯を側面12a,12bに鋲着等で固定してなる。なお、図示しないショルダー帯はその両端に、該ショルダー帯連結環52,52に着脱可能に係止できる茄子環を設けてなるのは従来の背負帯と同じである。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記のように折り畳み可能であるので、不使用時は扁平に畳んで収納でき、使用時に広げて使用できる折畳式カバンを提供できるものである。そして使用時は、広げると底面側には、硬質内底板41が収納されてなるので、収納物の重さでカバンが局所的に垂れ下がることがなく、持ちやすい折畳式カバンを提供できるものである。
【0027】また、本発明は、上記硬質内底板41に加えて、硬質内側面板42,42と、硬質内上面板43とを収納し、しかも面状ファスナー31a,31b,32a,32bを設けたので、使用時は硬質内側面板42,42と、硬質内上面板43とが収納部本体10の内面に確実に連結して、常に直方体又は立方体形状を保持し、体裁がよいばかりか、持ちやすい折畳式カバンを提供できるものである。
【0028】また、本発明は鋲60d、60dを、上面13の後面14側の両角と、開口部15面側の中央部位とを結ぶ直線L2a,L2bの内側で開口部15面側に寄った部位に設けたので、面状ファスナー32a,32bを外して、硬質内上面板43を矢印A3方向に倒すと、図2に示すように、該上面13は開口部15側の中央が自然と窪むようになり、折り畳み部位が自然と決定できる折畳式カバンを提供できるものである。
【0029】また、請求項2の本発明は、上記効果に加え、提手51,51と、ショルダー帯連結環52,52を取り付けてなるので、手提げカバンとして、さらには、ショルダーカバンとして使用可能な折畳式カバンを提供できるものである。
【出願人】 【識別番号】000142159
【氏名又は名称】株式会社協和
【出願日】 平成13年5月31日(2001.5.31)
【代理人】 【識別番号】100067703
【弁理士】
【氏名又は名称】平井 信
【公開番号】 特開2002−355111(P2002−355111A)
【公開日】 平成14年12月10日(2002.12.10)
【出願番号】 特願2001−164624(P2001−164624)