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【発明の名称】 人毛等の着衣外部への放出防止装置及び方法
【発明者】 【氏名】石井 滋

【要約】 【課題】人毛或いはフケその他の体外に排出される異物を確実に補足して人毛等の着衣外部への放出を防止する装置及び方法を提供する。

【解決手段】白衣、帽子、マスク、上着1aの襟元2a,袖口、ズボン等の衣類の毛等の出口に接着剤3のある片4aを接着剤3が露出するように取り付けるか、接着剤を塗布する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 白衣、帽子、マスク、上着の襟元,袖口、ズボン等の衣類の毛等の出口に、接着剤のある片を、接着剤が露出するように取り付けてなる人毛等の着衣外部への放出防止装置。
【請求項2】 白衣、帽子、マスク、上着の襟元,袖口、ズボン等の衣類の毛の出口に接着剤を塗布してなる人毛等の着衣外部への放出防止方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品会社、化粧品会社、薬品会社等における製品への頭髪、腋毛、鼻毛、陰毛等の人毛或いはフケその他の体外に排出される異物の着衣外部への放出防止装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる人毛の混入防止のため、上記会社では作業員に白衣、帽子、マスク等の着用を義務付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしかかる着用の義務付けは行えるが、人毛等が人体外部へ放出されることを防止することはできない。また、これでも上記白衣、帽子、マスク、上着の襟元,袖口、ズボン等の出口より上記毛等が落下し、製品に混入するおそれがある。
【0004】本発明はかかる人毛或いはフケその他の体外に排出される異物を確実に補足して人毛等の着衣外部への放出を防止する装置及び方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、白衣、帽子、マスク、上着の襟元,袖口、ズボン等の衣類の毛等の出口に接着剤のある片を接着剤が露出するように取り付けてなる人毛等の着衣外部への放出防止装置である。
【0006】本発明の請求項2は、白衣、帽子、上着の襟元、袖口、ズボン等の衣類の毛等の出口に接着剤を塗布してなる人毛等の着衣外部への放出防止方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面につき本発明の実施の形態を説明する。
【0008】図1は本発明を上着の襟元に適用した実施の形態の説明図で、(イ)示のように上着1aの襟元2aに接着剤3のある片4aを接着剤3が内側に露出するように取り付けたものである。(ロ)示のようにこの片4aは一端が開いた帯状(カラー状)で、(ハ)示のように着用時にはマジックテープ(登録商標)10,10によりループ状に閉じる。この実施の形態では接着剤3が毛髪を補集するので、人毛等の人体外部への放出防止に効果的である。尚、片4aの背中側は帽子のひれ部等に接着するとよい。
【0009】図2は本発明を上着の袖口に適用した実施の形態の説明図である。(イ)示のように上着1aの袖口2bの内側に接着剤3のある片4bを(ロ)示のように接着剤3が内側に露出するように取り付けたものである。この時に上着の袖口にギャザーをつけて手に締めつけるとよい。この実施の形態では接着剤3が腋毛、腕毛を補集するのに効果的である。
【0010】この実施の形態では接着剤3が腋毛、腕毛を補集するのに効果的である。
【0011】図3は本発明を帽子に適用した実施の形態の説明図である。(イ)示のように帽子1bの下縁2cの内側に接着剤3のある片4eを接着剤3が内側に露出するように取り付けたものである。接着剤3のある片4eを取り付ける代わりに両面接着テープの片面を帽子1bの毛等の出口である下縁2cに接着し、その後反対側の接着剤3の保護テープを剥がして露出させるようにしてもよい。この実施の形態では接着剤3が毛髪を補集するのに効果的である。
【0012】通気性のため、帽子1bの頂面、後面或いは全面にエンボスと井桁状の目のある布を設け、その布の目より繊維の隙間より毛髪が突き出て落下する恐れがある。この場合には(ロ)示のように帽子1bの頂面、後面或いは全面の目のある布に片4dを接着剤3が内側に露出するように取り付ける。(ハ)はその平面図である。この実施の形態では接着剤3が毛髪を補集するのに効果的である。
【0013】図4は本発明をヘヤキャップに適用した実施の形態の説明図である。このヘヤキャップ1cは通常は筒状で(ロ)示のように小さく円弧状に折り畳まれ、使用時には(イ)示のように帽子状に広げ、その下縁には弾性ゴム11が頭の周囲に圧接するように内蔵されている。この場合にはそのヘヤキャップ1cの内周面に片4gを接着剤3が内側に露出するように取り付ける。この実施の形態では接着剤3が毛髪を補集するのに効果的である。
【0014】図5は本発明をマスクに適用した実施の形態の説明図である。(イ)示のようにこの場合にはマスク1dのガーゼ13の内面外周に接着剤3が露出するように取り付ける。不使用時にはロ示のようにこの接着剤3に保護シート14を接着しておくとよい。ハ示のようにこのマスクに組み込んだ補強金具15は鼻の形に合うように折り曲げるとよい。
【0015】この実施の形態では接着剤3が鼻毛、髭、唾液等を補集するのに効果的である。
【0016】図6は本発明をズボンに適用した実施の形態の説明図である。ズボンを穿いたままであるとスネ毛、陰毛等がトイレ、食事、靴の脱着時にズボン外部への放出される危険がある。この場合には(イ)示のようにズボン1fの下端内周面に片4fを(ロ)示のように接着剤3が露出するようにマジックテープ12,12により取り付ける。この実施の形態では接着剤3がスネ毛、陰毛を補集し、ズボン外部へ放出され、床に落下するのを防止する。
【0017】上記各実施の形態において、接着剤3のある片を取り付ける代わりに両面接着テープの片面を衣類の毛等の出口に接着し、その後両面接着テープの反対側の保護テープを剥がして接着面を露出させるようにしてもよい。
【0018】また、テープの変わりにソックタッチ(アクリル系接着剤の商品名)のような接着剤5(図示せず)を衣類の毛等の出口に塗布してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明では白衣、帽子、マスク、上着の襟元,袖口、ズボン等の衣類の毛の出口に接着剤のある片を接着剤が露出するように取り付けるか、出口に接着剤を塗布しているので、人より出る頭髪、腋毛、鼻毛、陰毛等の人毛或いはその他の異物の製品への混入防止できるものである。
【出願人】 【識別番号】501038056
【氏名又は名称】石井 宏和
【出願日】 平成13年2月23日(2001.2.23)
【代理人】 【識別番号】100097250
【弁理士】
【氏名又は名称】石戸 久子 (外3名)
【公開番号】 特開2002−249917(P2002−249917A)
【公開日】 平成14年9月6日(2002.9.6)
【出願番号】 特願2001−48955(P2001−48955)