トップ :: A 生活必需品 :: A41 衣類




【発明の名称】 紙及び切断もしくは折り曲げが容易な素材に、採寸値を印刷し、ミシン目加工を施した衣類採寸用メジャー。
【発明者】 【氏名】鐘ヶ江 卓也

【要約】 【課題】各部位を専門に採寸するために必要な数値を印刷したメジャーを考案し、さらに、それぞれの部位を採寸するたびに、その数値を転記する必要のないように、すべての採寸値にミシン目加工を施し、切断もしくは折り曲げを容易にした衣類採寸用メジャーの提供。

【解決手段】素材は紙もしくは切断及び折り曲げが容易にできるものを使用する。使用する際に使いやすいという点と、加工が容易であるという点を配慮した。形状はテープ状で、部位を採寸するために必要な複数の数値3を印刷し、複数のミシン目加工が施している。左端の三角のマーク2はメジャー本体の起点「0」を示し、このマークを、採寸に必要な部位のはしに当て、必要な方向にまっすぐメジャーを伸ばし、採寸した後、適正な採寸値3の箇所をミシン目4に沿って切断もしくは折り曲げ、採寸値を記録する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】予め身長やウエストなどの、洋服をつくるために必要な最小限の部位の寸法を調査し、各々の上限と下限の数値を割り出し、一端に起点を設定し、他端に調査によって割り出した上限から下限までの複数の数値を、紙または切断及び折り曲げが容易な素材に、印刷し、採寸した数値を記録するために、それぞれの数値にミシン目加工もしくは切り取り線を施した衣類採寸用メジャー。
【請求項2】長方形の紙及び切断が容易な素材の長手方向に、複数のミシン目もしくは切り取り線を施し(17)、切り離すとそれぞれが衣類の採寸に必要な数値が印刷され、採寸した数値を記録するためにミシン目加工を施した、独立したメジャーとして使用できる、請求項1記載の衣類専用メジャー。
【請求項3】着丈(6、ロ)、肩幅(7)、袖丈(8)、半寸(9)、パンツ丈(10)、股下(11)、渡り巾(12)、裾巾(13)、ウエスト(14)など、スーツを採寸するために必要最小限のそれぞれの部位の数値が印刷され、採寸値を記録するために、数値の箇所にミシン目加工を施した、請求項1及び請求項2記載のそれぜれの部位のスーツ専用メジャー。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙もしくは切断及び折り曲げが容易な素材に、洋服を採寸する上で必要なすべての数値を印刷し、採寸値を記録するために数値の箇所にミシン目加工を施した衣類専用メジャーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の採寸メジャーは、複数の数値を採寸する場合、メジャーそれ自体が採寸した数値を記録することが不可能であり、その都度数値をメモなどに転記して使用した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インターネット、通信販売等、実物を見ないで洋服を注文する場合、利用者が生地、形を選び、身体の各部所の寸法の数値を入力し、販売者に通知する必要がある。ほとんどの利用者が自分の身体の各部所の詳しい数値を把握していないため、採寸する必要がある。採寸方法には大きく二種類に分けることができる。ひとつは現在の身体の寸法に合致している洋服を洋服の販売者に送り、販売者が採寸する場合と、メジャーで利用者が利用者の身体もしくは現在の身体の寸法に合致している洋服を採寸する場合である。
【0004】インターネットという特性、すなわち従来は特定の場所に足を運ばなければならならなかったことを、オンラインでつながったパソコンの画面上で解決するという簡便性を考慮に入れると、利用者が採寸した数値を入力し、販売者にオンラインで通知する方法が、インターネットの特性にふさわしく簡便で、さらに利用者、販売者双方の経済的負担が少ないことから、多くのインターネットで洋服を販売する者がこの方法を採用している。
【0005】但し、従来のメジャーで採寸する場合、メジャーそれ自体が採寸した数値を記録することが不可能であり、その都度数値をメモなどに転記しなければならないため、採寸と記録と入力をそれぞれ行う必要があり、その過程において転記ミスにより誤った数値を入力する危険性があるという問題点があった。
【0006】また従来のメジャーは、すべての部位を採寸することを目的につくられており、単位に関しても、メートル、センチメートル、ミリメートルが併記されている上に、夥しい数値が印字されており、そのことが著しい誤採寸を誘発する危険性があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決するために、本発明は、各部位を専門に採寸するために必要な数値を印刷したメジャーを考案し、さらに、それぞれの部位を採寸するたびに、その数値を転記する必要のないように、すべての採寸値にミシン目加工を施し、切断もしくは折り曲げを容易にした。
【0008】
【発明の実施の形態】一枚の紙もしくは切断が容易な素材に、洋服を採寸する上で必要なすべての部位名と、部位によって異なる複数の数値が印刷されたメジャーである。
【0009】それぞれの部位を採寸するために、ひとつひとつ切断するためのミシン目加工が施してある。
【0010】着丈、肩幅、袖丈、半寸、パンツ丈、股下、渡り巾、裾巾、ウエストのそれぞれを採寸するためにそれぞれに必要な数値が印刷され、ミシン目加工を施した専用メジャーである。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明する。図1はメジャーの基本形を示している。素材は紙もしくは切断及び折り曲げが容易にできるものを使用している。これは使用する際に使いやすいという点と、加工が容易であるという点を配慮したものである。形状はテープ状で、部位を採寸するために必要な複数の数値(3)を印刷し、複数のミシン目加工が施されている。左端の三角のマーク(2)はメジャー本体の起点「0」を示し、このマークを、採寸に必要な部位のはしに当て、必要な方向にまっすぐメジャーを伸ばし、採寸した後、適正な採寸値(3)の箇所をミシン目(4)に沿って切断もしくは折り曲げ、採寸値を記録する。
【0012】図2は、並列した複数のメジャーを示したもので、部位をひとつひとつ採寸するために、長が手方向に施された切り取り線もしくはミシン目(17)をすべて切り離し、ひとつひとつを独立したメジャーとして使用する。
【0013】図3以下で、各部位の採寸法を具体的に説明する。
【0014】既存のスーツの上着の着丈(図3イ・18)を着丈専用メジャー(6,15)で採寸し、採寸値の部分を切断もしくは折り曲げる。
【0015】既存のスーツの上着の肩幅(図3イ・19)を肩幅専用メジャー(7)で採寸し、採寸値の部分を切断もしくは折り曲げる。
【0016】既存のスーツの上着の袖丈(図3イ・20)を袖丈専用メジャー(8)で採寸し、採寸値の部分を切断もしくは折り曲げる。
【0017】既存のスーツの上着の半寸(図3ロ・21)を半寸専用メジャー(9)で採寸し、採寸値の部分を切断もしくは折り曲げる。
【0018】既存のスーツのパンツのパンツ丈(図4イ・22)をパンツ丈専用メジャー(10)で採寸し、採寸値の部分を切断もしくは折り曲げる。
【0019】既存のスーツのパンツの股下(図4ロ・23)を股下専用メジャー(11)で採寸し、採寸値の部分を切断もしくは折り曲げる。
【0020】既存のスーツのパンツの渡り巾(図4ロ・24)を渡り巾専用メジャー(12)で採寸し、採寸値の部分を切断もしくは折り曲げる。
【0021】既存のスーツのパンツの裾巾(図4ロ・25)をパンツの裾巾専用メジャー(13)で採寸し、採寸値の部分を切断もしくは折り曲げる。
【0022】既存のスーツのパンツのウエスト(図4ハ・26)をウエスト専用メジャー(14)で採寸し、採寸値の部分を切断もしくは折り曲げる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような方法で実施され、以下のような効果を発揮する。
【0024】採寸した数値が印刷された箇所を切断もしくは折り曲げることによって、採寸値を転記する必要がなくなる。
【0025】あらかじめ各部位にふさわしい数値を印刷してあるため、測り間違いを事前に防ぐことができる。
【出願人】 【識別番号】501209483
【氏名又は名称】鐘ヶ江 卓也
【出願日】 平成13年4月19日(2001.4.19)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−317322(P2002−317322A)
【公開日】 平成14年10月31日(2002.10.31)
【出願番号】 特願2001−157884(P2001−157884)