| 【発明の名称】 |
子供用安全保護服 |
| 【発明者】 |
【氏名】増田 光則
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| 【要約】 |
【課題】シートベルトに簡単に着脱することができ、そのまま子守帯としても使用することができる子供用安全保護服を提供する。
【解決手段】子供用安全保護服1は、服本体2と第1の掛止帯70とからなる。服本体2は、後身ごろ3にシートベルトA,Bを挿通する切れ目11,12が形成され、サイズを調節する調節ベルト16と股ベルト41が設けられている。調節ベルト16には、第1の留め具20が設けられている。股ベルト41には、第3の留め具50が設けられている。第1の掛止帯70は、調節ベルト16の第1の留め具20に留められる第5の留め具71と、股ベルト41の第3の留め具50に留められる第6の留め具72が両側に設けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする子供用安全保護服。 (イ)服本体と第1の掛止帯とからなること。 (ロ)服本体は、後身ごろの両側にシートベルトを挿通する切れ目が形成されていること。 (ハ)服本体は、両側上部に服本体のサイズを調節する調節ベルトが設けられ、さらに後身ごろに、子どもの股に通す股ベルトが設けられていること。 (ニ)調節ベルトは、一端側が服本体に取り付けられ、他端側に長さの調節ができる第1の留め具が設けられており、この第1の留め具が服本体に取り付けられた第2の留め具に留められるようになっていること。 (ホ)股ベルトは、一端側が後身ごろの下部に取り付けられ、他端側に長さの調節ができる第3の留め具が設けられており、この第3の留め具が前身ごろ側に設けられた第4の留め具に留められるようになっていること。 (へ)第1の掛止帯は、前記調節ベルトの第1の留め具に留められる第5の留め具と、股ベルトの第3の留め具に留められる第6の留め具が両側に設けられていること。 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請求項1記載の子供用安全保護服。 (イ)第2の掛止帯を有すること。 (ロ)股ベルトは、二つ設けられ、二つの内の少なくとも一方の他端に雌連結具又は雄連結具が設けられていること(ハ)第2の掛止帯は、前記調節ベルトの第1の留め具に留められる第5の留め具と、股ベルトの雌連結具又は雄連結具に差し込んで留められる雄連結具又は雌連結具が両側に設けられていること。 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の子供用安全保護服。 (イ)頭保護部材を有すること。 (ロ)頭保護部材は、下部両側に形成された折曲片が、服本体の後身ごろの両側に形成されたシートベルトを挿通する切れ目に差し込まれて固定され、子どもの頭を保護するようなっていること。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の衝突事故の時に子どもの身の安全を守るため、子どもに装着する子供用安全保護服に関し、さらにおぶったり、抱っこしたりするのにも使用することができる子供用安全保護服に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、自動車の助手席等に子どもを乗せる時に使用するものとして、チャイルドシートが存在した。この種のチャイルドシートは、自動車に取り付けられているシートベルトでは子どもの体にフイットせず子どもを衝突事故から完全に守ることができないために、座席に取り付けて使用するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のチャイルドシートは、子どもの体を衝突事故から保護するために必要不可欠なものではあるが、子どもの体を包み込むように保護するため、どうしても窮屈感があり、動き難くなるので、子どもが嫌がるという問題点があった。また、チャイルドシートに座らせている幼児を車の外に出すときには、チャイルドシートに取り付けられている安全ベルトを外し、幼児を子守帯に載せなければならない。幼児を子守帯に載せる場合は、脚を脚通し穴に通して子守帯に幼児の臀部を載せ、子守帯の紐を母親の体に巻き付けなければならず、極めて面倒であった。その面倒さにより、幼児を車の中に残して保護者が車から離れる場合があり、そのため事故につながることがあった。 【0004】本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、シートベルトに簡単に着脱することができ、そのまま子守帯としても使用することができる子供用安全保護服を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係る子供用安全保護服は、上記目的を達成するため、下記の手段を有する。 (イ)服本体と第1の掛止帯とからなること。 (ロ)服本体は、後身ごろの両側にシートベルトを挿通する切れ目が形成されていること。 (ハ)服本体は、両側上部に服本体のサイズを調節する調節ベルトが設けられ、さらに後身ごろに、子どもの股に通す股ベルトが設けられていること。 (ニ)調節ベルトは、一端側が服本体に取り付けられ、他端側に長さの調節ができる第1の留め具が設けられており、この第1の留め具が服本体に取り付けられた第2の留め具に留められるようになっていること。 (ホ)股ベルトは、一端側が後身ごろの下部に取り付けられ、他端側に長さの調節ができる第3の留め具が設けられており、この第3の留め具が前身ごろ側に設けられた第4の留め具に留められるようになっていること。 (へ)第1の掛止帯は、前記調節ベルトの第1の留め具に留められる第5の留め具と、股ベルトの第3の留め具に留められる第6の留め具が両側に設けられていること。 【0006】請求項2記載の発明に係る子供用安全保護服は、上記目的を達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。 (イ)第2の掛止帯を有すること。 (ロ)股ベルトは、二つ設けられ、二つの内の少なくとも一方の他端に雌連結具又は雄連結具が設けられていること(ハ)第2の掛止帯は、前記調節ベルトの第1の留め具に留められる第5の留め具と、股ベルトの雌連結具又は雄連結具に差し込んで留められる雄連結具又は雌連結具が両側に設けられていること。 【0007】請求項3記載の発明に係る子供用安全保護服は、上記目的を達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。 (イ)頭保護部材を有すること。 (ロ)頭保護部材は、下部両側に形成された折曲片が、服本体の後身ごろの両側に形成されたシートベルトを挿通する切れ目に差し込まれて固定され、子どもの頭を保護するようなっていること。 【0008】 【発明の実施の形態】本願発明に係る子供用安全保護服の実施の形態を図1乃至図17に基づいて説明する。図1は、本願発明に係る子供用安全保護服の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。図2は、本願発明に係る子供用安全保護服の他の実施の形態を示す全体斜視図である。図3は、安全保護服本体の全体正面図である。図4は、図3の背面図である。図5は、頭保護部材の正面図である。図6は、頭保護部材の装着状態を示す子供用安全保護服の背面図である。 【0009】図7は、子供用安全保護服の使用状態を示す全体斜視図である。図8は、子供用安全保護服の使用状態を示す正面図である。図9は、子供用安全保護服の使用状態を示す背面図である。図10は、第1の掛止帯の正面図である。図11は、第2の掛止帯の正面図である。図12は、留め具の説明図である。図13は、留め具の補助部材の説明図である。図14,15は、子供用安全保護服の使用形態を示す説明図である。図16は、掛止帯の留め具の使用形態を示す要部斜視図である。図17は、子供用安全保護服の使用形態を示す説明図である。 【0010】子供用安全保護服1は、図1に示すように、服本体2と第1の掛止帯70とからなる。服本体2は、後身ごろ3の両側にシートベルトA,Bを挿通する切れ目11,12が形成されている。服本体2は、両側上部に服本体2のサイズを調節する調節ベルト15,16が設けられ、さらに後身ごろ3に、子どもの股に通す股ベルト41,42が設けられている。調節ベルト15,16は、一端15a,16a側が服本体2に取り付けられ、他端15b、16b側に長さの調節ができる第1の留め具20,20が設けられており、この第1の留め具20,20が服本体2に取り付けられた第2の留め具25,25に留められるようになっている。 【0011】股ベルト41,42は、一端41a,42a側が後身ごろ3の下部に取り付けられ、他端41b、42b側に長さの調節ができる第3の留め具50,50が設けられており、この第3の留め具50,50が前身ごろ5側に設けられた第4の留め具55,55に留められるようになっている。第1の掛止帯70は、前記調節ベルト15,16の第1の留め具20,20に留められる第5の留め具71と、股ベルト41,42の第3の留め具50,50に留められる第6の留め具72が両側に設けられている。 【0012】また、股ベルト41,42は、二つ設けられ、二つの内の少なくとも一方の他端42bに雄連結具45(又は雌連結具)が設けられている。第2の掛止帯80は、前記調節ベルト15の第1の留め具20に留められる第5の留め具71と、股ベルト42の雄連結具45(又は雌連結具)に差し込んで留められる雌連結具82(又は雄連結具)が両側に設けられている。 【0013】頭保護部材90は、下部両側に形成された折曲片92,92が、服本体2の後身ごろ3の両側に形成されたシートベルトを挿通する切れ目11,12に差し込まれて固定され、子どもの頭を保護するようなっている。 【0014】さらに子供用安全保護服1について詳細に説明する。安全保護服本体2は、図1,7に示すように、ベスト状に形成され、後身ごろ3と前身ごろ5とが両端で縫製されて形成されている。安全保護服本体2の材質は、ジーンズ等の生地、風通しの良いメッシュ構造の生地等、特に限定されるものではない。前身ごろ5は、ファスナー6によって連結された左前部8と右前部9とからなっている。 【0015】安全保護服本体2の裏面には、強化アクリル合成繊維糸で形成された補強ベルト10,10が縫製されている。即ち、補強ベルト10,10は、左前部8の略中央から左肩部を通って後身ごろ3の左側までと右前部9の略中央から右肩部を通って後身ごろ3の右側までに、略U字状に縫製されている。なお、この補強ベルトは、安全保護服本体2のサイズ、形状等により縫製位置及び本数が異なってくる。 【0016】後身ごろ3の両側には、縦長の切れ目11,12が形成されている。安全保護服本体2は、両側上部に安全保護服本体2のサイズを調節する調節ベルト15,16が設けられ、さらに後身ごろ3に、子どもの股に通す股ベルト41,42が設けられている。調節ベルト15,16は、一端15a、16aが安全保護服本体2に縫製されて取り付けられ、他端15b、16b側に長さの調節ができる第1の留め具20,20が設けられており、この第1の留め具20,20が安全保護服本体2に取り付けられた第2の留め具25に留められるようになっている。 【0017】第1の留め具20は、図12に示すように、略台形状に形成され、略中心に引掛軸21が形成され、引掛軸21を挟んで前部に挿入孔22が形成され、後部に折返孔23が形成されている。第1の留め具20は、調節ベルト15,16の他端15b、16bが挿入孔22に挿入され、引掛軸21に引っ掛けられるようにして折返孔23に挿入され、さらに調節ベルト15,16の他端15b、16bが調節ベルト15,16に設けられたストップリング24に差し込まれるようにして、調節ベルト15,16に設けられている。 【0018】なお、調節ベルト15,16の他端15b、16bは、折り返され縫製されて突起部15c、16cが形成され、ストップリング24から容易に抜けでないようになっている。調節ベルト15,16の他端15b、16bを引っ張ったり、押し込んだりすることにより、第1の留め具20の位置が変わり、調節ベルト15,16の長さが変わるようになっている。 【0019】第2の留め具25は、矩形状に形成され、前部に第1の留め具20を係止する係止孔26が形成され、後部に挿入孔27が形成されている。第2の留め具25は、安全保護服本体2に一端31a,32aが縫製されて取り付けられた固定ベルト31,32の他端31b、32bが挿入孔27に挿入され、後部縁29に引っ掛けられるようにして折り返され、固定ベルト31,32の中央部に他端31b、32bが縫製されて取り付けられている。 【0020】安全保護服本体2の後身ごろ3の下端には、腰ベルト35が設けられている。腰ベルト35は、両端に前記第1の留め具20と前記第2の留め具25が取り付けられ、長さが調節できるようになっており、前身ごろ5側に回されて、第1の留め具20が第2の留め具25に留められるようになっている。なお、腰ベルト35の第1の留め具と第2の留め具の方が、上部両側に設けられた第1の留め具と第2の留め具より大きくなっている。 【0021】安全保護服本体2の後身ごろ3の下端には、股ベルト41,42が設けられている。股ベルト41,42は、一端41a、42aが後身ごろ3の下端に縫製されて取り付けられ、他端41b、42b側に長さの調節ができる第3の留め具50,50が設けられており、この第3の留め具50,50が腰ベルト35に取り付けられた第4の留め具55,55に留められるようになっている。 【0022】第3の留め具50は、図12に示すように、略台形状に形成され、略中心に引掛軸51が形成され、引掛軸51を挟んで前部に挿入孔52が形成され、後部に折返孔53が形成されている。第3の留め具50は、股ベルト41,42の他端41b、42bが挿入孔52に挿入され、引掛軸51に引っ掛けられるようにして折返孔53に挿入され、さらに股ベルト41,42の他端41b,42bが股ベルト41,42に設けられたストップリング44に差し込まれるようにして、股ベルト41,42に設けられている。 【0023】なお、股ベルト41,42には、保護パット48が取り付けられている。また、股ベルト41の他端41bは、折り返され縫製されて突起部41cが形成され、ストップリング44から容易に抜けでないようになっている。股ベルト42の他端42bには、公知の雄連結部45が取り付けられている。股ベルト41,42の他端41b、42bを引っ張ったり、押し込んだりすることにより、第3の留め具50の位置が変わり、股ベルト41,42の長さが変わるようになっている。 【0024】第4の留め具55は、矩形状に形成され、前部に第3の留め具50を係止する係止孔56が形成され、後部に挿入孔57が形成されている。第4の留め具55は、腰ベルト35に一端51a,52aが縫製されて取り付けられた固定ベルト61,62の他端61b、62bが挿入孔57に挿入され、後部縁59に引っ掛けられるようにして折り返され、固定ベルト61,62の中央部に他端61b、62bが縫製されて取り付けられている。なお、固定ベルト61,62、即ち第4の留め具55は、腰ベルト35ではなく、前身ごろ5に直接取り付けられても構わない。 【0025】第1の掛止帯70は、前記調節ベルト15,16の第1の留め具20に留められる第5の留め具71と、股ベルト41,42の第3の留め具50に留められる第6の留め具72が両側に設けられている。第5の留め具71は、矩形状に形成され、前部に第1の留め具20を係止する係止孔73が形成され、後部に挿入孔74が形成されている。第6の留め具72は、矩形状に形成され、前部に第3の留め具50を係止する係止孔75が形成され、後部に挿入孔76が形成されている。第5、6の留め具71,72は、第1の掛止帯70の両端70a、70bが挿入孔74,76に挿入され、後部縁77,78に引っ掛けられるようにして折り返され、第1の掛止帯70の中央部に縫製されて取り付けられている。 【0026】第2の掛止帯80は、前記調節ベルト15の第1の留め具20に留められる第5の留め具71と、股ベルト42の公知の雄連結具45に連結される公知の雌連結具82が両側に設けられている。第5の留め具71は、矩形状に形成され、前部に第1の留め具20を係止する係止孔73が形成され、後部に挿入孔74が形成されている。第5の留め具71は、第2の掛止帯80の端部80aが挿入孔74に挿入され、後部縁77に引っ掛けられるようにして折り返され、第2の掛止帯80の中央部に縫製されて取り付けられている。 【0027】前記雄連結具45は、第2の掛止帯80の雌連結具82に差し込むと、係止爪46が雌連結具82に係止されて連結され、係止爪46の係止を解除すると、雌連結具82から外すことができる。なお、第1の掛止帯70と第2の掛止帯80に長さを調節する公知の調節具を設けても構わないのは勿論である。 【0028】頭保護部材90は、図5,6に示すように、内部に心材として設けられた補強板93と、補強板93を包み込むようにして形成された布製の被覆部材91とからなり、下部両側に折曲片92,92が形成されている。この頭保護部材90は、折曲片92,92を折曲して、安全保護服本体2の後身ごろ3の両側に形成されたシートベルトを挿通する切れ目11,12に差し込むことによって、安全保護服本体2に固定され、子どもの頭を保護するようなっている。なお、補強板の材質は、特に限定されるものではないが、軽くて丈夫であることが好ましく、例えばポリカネート樹脂、強化ナイロン樹脂等の硬質合成樹脂、アルミ合金、金属板等がある。 【0029】子供用安全保護服1は、上記構成を有し、ファスナー6を開けて子どもに着せ、ファスナー6を締め、腰ベルト35の第1の留め具20を第2の留め具25の係止孔26に係止させて留め、子どもに安全保護服本体2を装着することができる。 【0030】子どもは、安全保護服本体2を装着しても、自由に動くことができ、一人で自動車に乗り込むことができる。自動車が右ハンドルの場合は、左側の助手席に子どもが乗り、図8,9に示すように、右側にあるシートベルトA,Bの連結金具Dを安全保護服本体2の後身ごろ3の右側の切れ目12に差し込み、左側の切れ目11を介して安全保護服本体2から引き出し、助手席の左側にある図示しないバックルに差し込んで連結する。このようにして、安全保護服本体2はシートベルトA,Bに固定される。 【0031】自動車が衝突すると、子どもに強烈な衝撃が加わり、前方に弾き飛ばされそうになる。子供にかかる衝撃力は、ファスナー6、補強ベルト10、股ベルト41,42によって安全保護服本体2全体に伝わるが、安全保護服本体2はシートベルトA,Bに直接的に固定されているので、子どもが安全に保護される。 【0032】また幼児が安全保護服本体2を着ている場合は、調節ベルト15,16の第1の留め具20,20が固定ベルト31,32の第2の留め具25,25の係止孔26,26に挿通して係止され留められている。また、股ベルト41,42の第3の留め具50,50が固定ベルト61,62の第4の留め具55,55の係止孔56,56に挿通して係止され留められている。 【0033】第1の掛止帯70は、第5の留め具71の係止孔73に、図16に示すように、前記調節ベルト16の第1の留め具20を係止させて留め、第6の留め具72の係止孔75に、股ベルト41の第3の留め具50を係止させて留めることによって、安全保護服本体2に取り付けられ、図14の(b)に示すように、斜めに幼児を抱くことができる。同様に、第1の掛止帯70の第5の留め具71の係止孔73に、前記調節ベルト15の第1の留め具20を係止させて留め、第6の留め具72の係止孔75に、股ベルト42の第3の留め具50を係止させて留めることによって、第1の掛止帯70が斜めに交差するようにして安全保護服本体2に取り付けられ、図14の(a)に示すように、幼児をおんぶすることができる。 【0034】さらにまた、第2の掛止帯80は、第5の留め具71の係止孔73に、前記調節ベルト15の第1の留め具20を係止させて留め、雌連結具82に、股ベルト42の雄連結具45を連結させて留めることによって、安全保護服本体2に取り付けられ、図14の(b)に示すように、斜めに幼児を抱くことができる。なお、図13に示すように、留め具同士が外れないように留め具の補助部材として、留め具を包み込むカバー部材95を別途用意しても構わない。このカバー部材95は、面ファスナー96,97によって閉じられる。 【0035】なお、図15,17に示すように、第1の掛止帯70と第2の掛止帯80を一体化した形の子守帯85を形成しても良い。この子守帯85は、3個の留め具71,71,72と一つの連結具82を有し、この一つの連結具82の着脱が容易であるから、母親が子供用安全保護服1を簡単に装着することができる。なお、留め具は、上記した互いに係止させて留める係止具の他、雄部材を雌部材に差し込んで留める公知の連結具であってもよく、特に限定されるものではない。 【0036】 【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1乃至3の子供用安全保護服は、子どもに着せるだけで装着でき、普通の洋服と同感覚なので、チャイルドシートのような窮屈感がなく、動きやすいという効果がある。また、子どもが動き回っても脱げてしまうことがないという効果がある。また、衝突時にその衝撃力が服全体に分散されるので、子どもの体を痛めることが少ないという効果がある。さらにまた、シートベルトを切れ目に通すだけで着脱できるので、シートベルトに着脱することが簡単であるという効果がある。また、子どもが直接自動車の座席に座るので、従来のチャイルドシートと異なり、どの自動車にも対応でき、座席を傷つけないという効果もある。また、軽量で、折り畳みが可能なので、携帯に便利であり、従来のチャイルドシートのような複雑な調節機構等が不要なので、安価に製造することができるという効果がある。 【0037】また、請求項1乃至3の子供用安全保護服は、服本体に最初から設けられている留め具を利用して、母親の体に巻き付ける掛止帯を簡単に装着することができるので、子守帯として使用することができるという効果がある。そのため、従来のチャイルドシートのように、チャイルドシートに座らせている幼児を車の外に出すときに、チャイルドシートに取り付けられている安全ベルトを外し、幼児をあらためて子守帯に載せるという面倒さが解消され、幼児を車の中に残して保護者が車から離れることが少なくなるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】399014864 【氏名又は名称】全国防災事業協業組合 【識別番号】500175381 【氏名又は名称】エムズジンティック株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年6月1日(2001.6.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081363 【弁理士】 【氏名又は名称】高田 修治
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| 【公開番号】 |
特開2002−363807(P2002−363807A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月18日(2002.12.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−167342(P2001−167342) |
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