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【発明の名称】 室内エアーウエア
【発明者】 【氏名】有富 良二

【要約】 【課題】本発明は、主に椅子に長時間座っていても頚椎や腰等にかかる負担を軽減できる室内エアーウエアを提供するものである。

【解決手段】室内エアーウエア10は上着12とズボン14とから構成され、上着12の襟部16にはカラーエアーバッグ18が内蔵されている。前記上着12の肘部26から袖部28にかけてはリストクッション30が内蔵され、上着12の左右両側部にはサイドクッション32,32が内蔵されている。また、上着12を形成する後身頃34の下部には略半円形状のバックエアーバッグ36が内蔵されている。前記ズボン14の臀部44にはヒップクッション46,46が内蔵され、ズボン14の脚部48,48の内側側部50及び裾部52にかけてはレッグクッション54,54が内蔵されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上着とズボンからなる室内エアーウエアであって、前記上着の襟部に内蔵されて空気が注入されるカラーエアーバッグを有してなることを特徴とする室内エアーウエア。
【請求項2】 上着とズボンからなる室内エアーウエアであって、前記上着の後身頃に内臓されて空気が注入されるバックエアーバッグを有してなることを特徴とする室内エアーウエア。
【請求項3】 上着とズボンからなる室内エアーウエアであって、前記上着の襟部に内蔵されて空気が注入されるカラーエアーバッグと、上着の肘部から袖部にかけて内蔵されたリストクッションと、上着の側部に内蔵されたサイドクッションと、上着の後身頃に内臓されて空気が注入されるバックエアーバッグと、ズボンの臀部に内蔵されたヒップクッションと、ズボンの脚部に内臓されたレッグクッションと、を有してなることを特徴とする室内エアーウエア。
【請求項4】 上着とズボンからなる室内エアーウエアであって、前記上着の襟部に内蔵されて空気が注入されるカラーエアーバッグと、上着の肘部から袖部にかけて内蔵されたリストクッションと、上着の側部に内蔵されたサイドクッションと、上着の後身頃に内臓されて空気が注入されるバックエアーバッグと、ズボンの臀部に内蔵されたヒップクッションと、ズボンの脚部内側側面から裾部にかけて内臓されたレッグクッションと、を有してなることを特徴とする室内エアーウエア。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に室内で長時間椅子に座っている場合に頚椎や腰にかかる負担を軽減することができる室内エアーウエアに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(パソコン)の普及により自宅等で長時間椅子に座ってパソコンのキーボードを同じ姿勢を保ちながら打ち続けて仕事をしたり遊んだりする場合が増えている。ところで、座って長時間パソコンを操作していると頭部を支える頚椎や腰に負担がかかりすぎて首や腰が疲れるという不具合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑みなされたものであり、主に椅子に長時間座っていても頚椎や腰等にかかる負担を軽減できる室内エアーウエアを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上着とズボンからなる室内エアーウエアであって、前記上着の襟部に内蔵されて空気が注入されるカラーエアーバッグを有してなることを特徴としている。請求項2の発明は、上着とズボンからなる室内エアーウエアであって、前記上着の後身頃に内臓されて空気が注入されるバックエアーバッグを有してなることを特徴としている。請求項3の発明は、上着とズボンからなる室内エアーウエアであって、前記上着の襟部に内蔵されて空気が注入されるカラーエアーバッグと、上着の肘部から袖部にかけて内蔵されたリストクッションと、上着の側部に内蔵されたサイドクッションと、上着の後身頃に内臓されて空気が注入されるバックエアーバッグと、ズボンの臀部に内蔵されたヒップクッションと、ズボンの脚部に内臓されたレッグクッションと、を有してなることを特徴としている。請求項4の発明は、上着とズボンからなる室内エアーウエアであって、前記上着の襟部に内蔵されて空気が注入されるカラーエアーバッグと、上着の肘部から袖部にかけて内蔵されたリストクッションと、上着の側部に内蔵されたサイドクッションと、上着の後身頃に内臓されて空気が注入されるバックエアーバッグと、ズボンの臀部に内蔵されたヒップクッションと、ズボンの脚部内側側面から裾部にかけて内臓されたレッグクッションと、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図7には本発明に係る室内エアーウエアの一実施例が示されている。図1及び図2に示されるように、本発明の室内エアーウエア10は上着12とズボン14とから構成されている。前記上着12の襟部16は首周りに沿って立ち上がって形成されている。この襟部16の内部には襟部16に沿って長いカラーエアーバッグ18(図3参照)が内蔵されている。図3に示されるように、前記カラーエアーバッグ18は前記襟部16に対応するように合成樹脂材で円弧状に形成され、一端部には空気注入パイプ20が突設されている。この実施例においては前記カラーエアーバッグ18に空気を注入するとカラーエアーバッグ18の厚み寸法は約3cmになるように設定されている。図2に示されるように、前記襟部16の背面には周方向に沿って開口部22が形成され、開口部22にはファスナー24が設けられている。このため、ファスナー24を開閉することによりカラーエアバッグ18を前記襟部16から取り出したり入れたりできるようになっている。従って、空気を注入したカラーエアーバッグ18を前記襟部16に内蔵すると図4、図5、図6に示されるように襟部16は着用者の首周りを確実に保持するようになり、これにより着用者の頚椎が確実に支持されるようになっている。図1及び図2に示されるように、前記上着12の肘部26から袖部28にかけてはリストクッション30が内蔵されている。このリストクッション30はウレタン等の伸縮性、通気性に優れたメッシュ素材で形成されている。この実施例においては前記リストクッション30の厚み寸法は約1cmに設定されている。また、前記上着12の左右両側部にはサイドクッション32,32が内蔵されている。このサイドクッション32,32もウレタン等の伸縮性、通気性に優れたメッシュ素材で形成されている。この実施例においては前記サイドクッション32,32の厚み寸法は約1cmに設定されている。図2に示されるように、前記上着12を形成する後身頃34の下部には略半円形状のバックエアーバッグ36が内蔵されている。このバックエアーバッグ36は合成樹脂材で形成され、一端部には空気注入パイプ38が突設されている。この実施例においては前記バックエアーバッグ36に空気を注入するとバックエアーバッグ36の厚み寸法は約3cmになるように設定されている。図2に示されるように、前記後身頃34には直線状の開口部40が形成され、開口部40にはファスナー42が設けられている。このため、ファスナー42を開閉することによりバックエアバッグ36を前記後身頃34から取り出したり入れたりできるようになっている。従って、空気を注入したバックエアーバッグ36を前記後身頃34に内蔵すると図6に示されるように少し出っ張るため、椅子に座った場合に椅子の背板部に前記バックエアーバッグ36が対応して背骨が理想的なS字カーブを描くことができるようになる(図4参照)。図2に示されるように、前記ズボン14の臀部44にはヒップクッション46,46が内蔵されている。このヒップクッション46,46もウレタン等の伸縮性、通気性に優れたメッシュ素材で形成されている。この実施例においては前記ピップクッション46,46の厚み寸法は約1cmに設定されている。図1及び図2に示されるように、前記ズボン14の脚部48,48の内側側部50及び裾部52にかけてはレッグクッション54,54が内蔵されている。このレッグクッション54,54もウレタン等の伸縮性、通気性に優れたメッシュ素材で形成されている。この実施例においては前記レッグクッション54,54の厚み寸法は約1cmに設定されている【0006】次に、実施例の室内エアーウエア10の作用について説明する。前記室内エアーウエア10の上着12とズボン14を着用して椅子に長時間座る場合は、図4及び図5に示されるように頭部を支える頚椎は空気が注入された前記カラーエアーバッグ18によって首の周囲が支持されるので頚椎にかかる負担を軽減できる。このため、椅子に長時間座っていても首の疲れを軽減できる。また、前記上着12の肘部26,26から袖部28,28にかけてはリストクッション30,30が内蔵されているので、パソコンのキーボードを打つ場合に指先を上げていてもリストクッション30,30が存在することにより肘部26,26や手首の部分は少し高く保持されるため肘や手首の疲れを軽減することができる。さらに、腕や肩、首の筋肉にかかる負担を軽減することができる。また、前記上着12を形成する後身頃34の下部には空気が注入されたバックエアーバッグ36が内蔵されている。このため、図4に示されるように、椅子に座ると少し出っ張ったバックエアーバッグ36の部分が椅子の背板部に当接して背骨が理想的なS字カーブを描くようになり、腰の負担を著しく軽減することができる。さらに、前記ズボン14の臀部にはヒップクッション46,46が内蔵されている。このため、長時間椅子に座っていても臀部と椅子の腰板部との間にはヒップクッション46,46が介在することになるので、臀部の負担を軽減でき長時間椅子に座ることができる。また、フローリングの床に胡座をかいて座っても臀部が痛くなることを防止できる。図7に示されるように、前記室内エアーウエア10を着用して身体の側部を床に対応するように身体を横にした状態で横寝ても上着12のサイドクッション32が床に当接するので、サイドクッション32により脇腹はソフトな感覚で床に当たり、脇腹の負担を軽減できる。また、前記レッグクッション54,54の存在により脚と脚とが重なり合う状態になっても、脚同士、膝同士、足首同士の干渉を和らげてリラックス状態になることができる。この結果、心地良い眠りを誘うことができる。
【0007】なお、襟部16の背面にカラーエアーバッグ18の空気注入パイプ20が挿入される孔を貫通形成し、後身頃34にバックエアーバッグ36の空気注入パイプ38が挿入される孔を貫通形成すれば、襟部16からカラーエアーバッグ18を後身頃34からバックエアーバッグ36を取り外さなくてもカラーエアーバッグ18及びバックエアーバッグ36に空気を注入したり、空気を排出したりすることができる。
【0008】なお、本発明の室内エアーウエア10は簡単に前記カラーエアーバッグ18及び前記バックエアーバッグ36を取り外すことができるので、頻繁に室内エアーウエア10の洗濯を行うことができ、衛生的である。
【0009】また、実施例では前記カラーエアーバッグ18及びにバックエアーバッグ36は空気を注入すると厚み寸法が約3cmになるように形成し、リストクッション30,サイドクッション32,ヒップクッション46,レッグクッション54の厚み寸法は約1cmに形成したが、この寸法に限定されるものでないことは勿論である。
【0010】
【発明の効果】請求項1の室内エアーウエアは、長時間椅子に座った状態を保っていても頚椎にかかる負担を著しく軽減することができるという優れた効果を有すると共に仕事や勉強の能率を大きく向上させることができるという優れた効果を有する。また、請求項2の室内エアーウエアは、長時間椅子に座った状態を保っていても腰にかかる負担を著しく軽減することができるという優れた効果を有すると共に仕事や勉強の能率を大きく向上させることができるという優れた効果を有する。請求項3及請求項4の室内エアーウエアは、長時間椅子に座った状態を保っていても頚椎や腰にかかる負担を著しく軽減することができると共に横寝しても脇腹の負担や脚と脚の干渉を和らげてリラックスした状態で横寝することができるので身体を休めることができるという優れた効果を有する。また、請求項3及請求項4の室内エアーウエアは、長時間椅子に座った状態を保っていても頚椎や腰等にかかる負担を著しく軽減することができるため長時間椅子に座ることができ、その結果仕事や勉強の能率を大きく向上させることができるという優れた効果を有する。
【出願人】 【識別番号】591027020
【氏名又は名称】ロフテー株式会社
【出願日】 平成13年5月31日(2001.5.31)
【代理人】 【識別番号】100063185
【弁理士】
【氏名又は名称】若林 拡
【公開番号】 特開2002−348709(P2002−348709A)
【公開日】 平成14年12月4日(2002.12.4)
【出願番号】 特願2001−163788(P2001−163788)