| 【発明の名称】 |
ズボンまたはスカート |
| 【発明者】 |
【氏名】森田 壽郎
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ズボンまたはスカートにおいて、前側の部分の内、足の付け根ラインより上の部分(以下「前腹部」と称す)の範囲内に横長のポケットを設け、ズボンまたはスカートの外側から出し入れできるポケットの入口を設けたことを特徴とするズボンまたはスカート。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ズボン、スカート、キュロットスカート等(以下総称して「ズボン」と称す)に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の「ズボン」の例を、図3に示す。図3(a)はズボンを前から見た模式図であり、図3(b)はズボンをはいて、椅子等に座った状態を示す模式図である。図3中21はズボンであり、2は足の付け根ラインであり、「前腹部」3はズボンの前側の足の付け根ライン2よりも上の部分である。 【0003】従来のズボンではポケット22は、「前腹部」3からはみ出して、足の付け根ライン2よりも下まで伸びた袋状の構成となっており、例えば携帯電話等の内容物24をポケットの入口23から入れると、足の付け根ライン2を通り越して一番底まで行って、その状態で椅子などに座ると図3(b)に示すように、内容物24が太ももの上に来てしまう。そうすると以下のような問題がある。 【0004】(1)太ももの部分に膨らみができて、見栄えが悪いだけでなく、膨らみがあるということ自体と、膨らみの形状から、ポケットの中に財布があるとか、携帯電話が入っているとかが推測できるので、防犯上好ましくない。 【0005】(2)ひざの上に子供や荷物をのせると、内容物24の部分が押さえつけられて、太ももが痛いということに加え、携帯電話などを入れていると、携帯電話などが壊れるとか、携帯電話などのプッシュボタンが押されて誤動作するということも起こる。 【0006】(3)ぴっちりと身体にフィットするようなきつめの「ズボン」の場合、ポケットの内容物24が、図3(b)のように、太ももの上にきていると、座ったままでは、ポケットの奥まで手が入らない(足の付け根ライン2までしか手が入らない)ために、一旦立たないとポケットの内容物を取り出せないという問題もある。とくに、自動車の運転席に座って、シートベルトも締めているような場合には、ポケットの内容物24を取り出すのは極めて困難であり、走行中であれば危険も伴う。 【0007】(4)また、図3(a)のように、前のポケットが二つしかないところに、財布と鍵と携帯電話というように3つ以上の物を入れたいというような場合に、ひとつのポケットに、鍵などの固いものと携帯電話を一緒に入れることになってしまい、鍵とこすれて携帯電話が傷ついたり壊れたりするとか、上記(2)のようなひざの上に子供や荷物を乗せたときの問題点が助長されたりする。特に、携帯電話の普及により、「肌身に着けて」持ち歩くものとして、携帯電話が加わったことにより、上着無しで行動する場合に、携帯電話を「ズボン」の後ろのポケットに入れると座ったときに体重がかかって壊す可能性があるし、シャツの胸ポケットでも、うつむいた時に携帯電話を落として壊してしまう惧れがあるので、入れる場所に困ることが多くなっている。 【0008】(5)さらに最近、携帯電話や、デジタル式の録音・再生装置、一部のデジタルカメラなどの細長い形状の携帯用電子機器などをポケットに入れることが増えてきているが、「前腹部」に縦長のポケットを設けても、「ズボン」のベルトと足の付け根部2の間にはせいぜい10cm程度しか深さが取れないのに対して、例えば、携帯電話ならば全長が14〜15cm程度あり、はみ出してしまうため、縦長のポケットは実質的に使えない。 【0009】(6)また、縦長のポケットを設けた場合、先のとがった筆記用具などを当該ポケットに縦長に入れると、太ももを筆記用具の先で傷つける惧れもある。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、座ったときにポケットの内容物が、太ももの上に来るのではなく、「前腹部」の部分に来るようにし、また細長いものを横長に収容出来るようにし上記(1)〜(6)のような問題点を解消しようとするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】ズボンまたはスカートにおいて、前側の部分の内、足の付け根ラインより上の部分(「前腹部」)の範囲内に横長のポケットを設け、ズボンまたはスカートの外側から出し入れできるポケットの入口を設けたたことを特徴とするものである。 【0012】 【作用】(1)座ったときに、ポケットの内容物が太ももの部分ではなく、「前腹部」の前に来るようになる。また、細長いものを、横長に収容することが出来る。(2)図3に示すような従来のポケットと、本発明にかかるポケットの両方を備えれば、ポケットの数と種類が増える。 【0013】 【実施例】本発明の第一実施例を図1に示す。図1は本発明の基本的な構成の一例を示す模式図である。図1において、1はズボンであり、3は足の付け根ライン2よりも上の「前腹部」である。図1(a)においては、従来例と同様のポケット22ならびにポケットの入口23とは別に、「前腹部」3に横長のポケット4と、横側から出し入れ可能なポケットの入口5が設けられており、図1(b)においては、「前腹部」3に横長のポケット6と、上側から出し入れ可能なポケットの入口7が設けられている。 【0014】図1(c)は、図1(a)の例のズボンをはいて、ポケット4に内容物14(例えば携帯電話)を入れ、ポケット22に内容物34(例えば財布)を入れて、座った状態を示す。本図の示すように、本発明の「ズボン」では従来例と同様のポケット22に入った内容物34は太ももの上に来ている一方で、本発明にかかるポケット4の場合は、細長い内容物14が、太ももの上ではなく、お腹の前に横長に収容できる。このため、下記【発明の効果】に述べる種々の効果が得られる。 【0015】図2は第二実施例であり、スカートにおける実施例である。図2(a)においては、従来例と同様のポケット32ならびにポケットの入口33とは別に、スカートの「前腹部」3に横長のポケット10と、横側から出し入れ可能なポケットの入口11が設けられている。また、図2(b)においては、従来例と同様のポケット32ならびにポケットの入口33とは別に、「前腹部」3に横長のポケット12と、上側から出し入れ可能なポケットの入口13が設けられている。この例においても上記第一実施例と同様、下記【発明の効果】に述べる種々の効果が得られる。 【0016】以上、本発明の実施例について縷々説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、(1)図3のポケット22のような従来のポケットと、本発明にかかるポケットの両方を設ける。 (2)図3のポケット22のような従来のポケットの内部に、本発明にかかるポケットの入口を設ける。 (3)本発明にかかるポケットを、左右両方に設ける。 (4)本発明にかかるポケットを、片側でひとつということではなく、片側に複数設ける。(あるいは両側に複数ずつ設ける。) (5)本発明にかかるポケットを傾斜させて設ける。(6)ポケットの入口にファスナーやボタンを設けて、入口を閉じられるようにする。 等々、本発明の技術思想の範囲内において種々変更しうるものであり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に属するものである。 【0017】 【発明の効果】(1)座ったときに、ポケットの内容物が「前腹部」の前に来るので、座ったときに、太ももの上に膨らみが出来ず、見栄えが良いということだけでなく、腰まわりにゆとりのある「ズボン」においては、座ると「前腹部」にゆったりとした空間が出来る為、ポケットに物が入っていること自体が外からみて分かりづらくなるので防犯上の効果が期待できる。 【0018】(2)膝の上に子供や物を乗せるときも、ポケットの内容物が下敷きにならないので、内容物が太ももを圧迫して痛いとか、内容物を損傷するといった心配がない。 【0019】(3)ぴっちりと身体にフィットするようなきつめの「ズボン」の場合でも内容物が取り出しやすい。 【0020】(4)図3に示すような従来のポケットと、本発明にかかるポケットの両方を備えれば、ポケットの数が増えるため、例えば上着無しのシャツと「ズボン」という軽装で鞄を持たずに手ぶらで外出するについて、■財布■鍵■携帯電話■定期入れというように複数の物を持ち歩くのに、それぞれを別個のポケットに収容するだけの容量が確保できるというのみならず、鍵は図3のような従来のポケットに入れ、携帯電話は本発明にかかるポケットに入れるというようにすれば、鍵は太ももの位置、携帯電話は「前腹部」というように収納位置がずれるため、従来のように、固い鍵で、携帯電話を傷つけたりすることがない。 【0021】(5)横長のポケットとすることで、ポケットの横幅を15〜20cm程度とることが出来るようになり、例えば全長14〜15cm程度の携帯電話などの携帯用電子機器も、すっぽりと収容することができる。 【0022】(6)また、先のとがった筆記用具なども安全な横長方向に入れることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391014125 【氏名又は名称】森田 壽郎
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| 【出願日】 |
平成13年5月14日(2001.5.14) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−339115(P2002−339115A) |
| 【公開日】 |
平成14年11月27日(2002.11.27) |
| 【出願番号】 |
特願2001−184120(P2001−184120) |
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