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【発明の名称】 突起付き手袋
【発明者】 【氏名】丹羽 隆司

【要約】 【課題】防寒用あるいは作業用の手袋を嵌めたままでボタンパネルの操作を行うことができる突起付き手袋を提供する。

【解決手段】防寒用手袋1の少なくとも一本の指先の先端側外面7に、ボタンパネルの操作を行う合成ゴムからなる突起部4が設けられている。これにより、携帯電話等の機器の密集しているボタンパネルの操作を防寒用手袋1を嵌めたままで容易に行うことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 手袋の少なくとも一本の指先の先端面又は先端側外面に、ボタンパネルの操作を行う耐寒性、耐衝撃性及び柔軟性を有するプラスチックからなる突起部を設けたことを特徴とする突起付き手袋。
【請求項2】 前記突起部の前記プラスチックの材料は、合成ゴム、ウレタン及びシリコンからなり、前記突起部がベースと一体に形成され、前記ベースを前記指先の前記先端面又は前記先端側外面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の突起付き手袋。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スキー、スノーボード、スケート及び冬山登山などに使用する防寒用あるいは作業用の手袋を嵌めた状態でボタンパネルの操作を行うことができる突起付き手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スキー、スノーボード、スケート及び冬山登山などに使用する防寒用手袋は、容易に外れないようにリストベルト及びマジックバンド等で締め付け固定する構造となっており、また作業用のゴム手袋も手に密着した構造となっている。このため、手袋を嵌めた状態のまま携帯電話、無線機、リモコン及びビデオカメラなどの機器のボタンパネル、特に密集しているボタンパネルの操作を行うことが困難である。また、手袋を外すことは容易ではなく、特に防寒用手袋の場合には防寒性を失うことにもなり問題であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、防寒用あるいは作業用の手袋を嵌めたままで機器のボタンパネルの操作を行うことができる突起付き手袋の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の突起付き手袋は、以下の技術的手段を採用した。請求項1に記載の発明は、手袋の少なくとも一本の指先の先端面又は先端側外面に、ボタンパネルの操作を行う耐寒性、耐衝撃性及び柔軟性を有するプラスチックからなる突起部を設けたことを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記突起部の前記プラスチックの材料は、合成ゴム、ウレタン及びシリコンからなり、前記突起部がベースと一体に形成され、前記ベースを前記指先の前記先端面又は前記先端側外面に接着されていることを特徴とする。なお、この発明の突起部は、複数の指又は全部の指に形成することができる。
【0006】
【作用及び効果】この発明の突起付き手袋は、以下の作用及び効果を有する。請求項1においては、手袋の少なくとも一本の指先の先端面又は先端側外面に、ボタンパネルの操作を行う耐寒性、耐衝撃性及び柔軟性を有するプラスチックからなる突起部を設けたことにより、携帯電話などの機器の密集しているボタンパネルの操作を防寒用あるいは作業用の手袋を嵌めたままで容易に行うことが可能となる。特に、防寒用手袋の内側に突起部が形成されていないため、スキーで滑る場合に必要なスティックあるいは登山のピッケルなど確り掴むことができ、さらに転んだ場合にも突起部によってけがをすることがない。
【0007】また、請求項2においては、突起部は、耐寒性、耐衝撃性及び柔軟性を有する合成ゴム、ウレタン及びシリコンから形成され、且つベースと一体に形成されているため、冬場の外気温に耐え破損することがなく、柔軟性を有することからけがを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明に係る突起付き手袋の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】〔第1実施例の構成〕図1及び図2は、この発明の第1実施例の突起付き手袋Aを示したものであり、1はスキー、スノーボード、スケート、冬山登山などに使用されるグローブ型防寒用手袋である。2は手首のところで締め付けるリストバンド、3は手袋の開口を締め付けるマジックベルトである。
【0010】4は携帯電話などのボタンパネルの操作をプッシュして行う耐寒性、耐衝撃性及び柔軟性を有する合成ゴムからなり、先端が先細に形成された突起部である。この突起部4は薄板のベース5と一体に形成され、防寒用手袋1の親指6の先端側外面7にベース5を介して接着されている。
【0011】突起部4の材料としては、上記合成ゴムの他に、ウレタン、シリコンなどのプラスチック材で、冬場の外気温に耐える耐寒性、耐衝撃性及び柔軟性を有する材料が使用できる。
【0012】図3及び図4は、この発明の第2実施例(突起付き手袋B)及び第3実施例(突起付き手袋C)を示したものであり、図3の突起部14は、表面がかまぼこ形で、防寒用手袋1の親指6の指先の先端面8から先端側外面7にベース15を介して接着されたものである。また、図4の突起部24は、円錐形、四角錐形で、防寒用手袋1の親指6の指先の先端面8にベース25を介して設けられている。
【0013】〔突起付き手袋の使用方法〕図5は、例えば防寒用手袋11を嵌めた左手に携帯電話20を持ち、携帯電話20のボタンパネル21を、第1実施例の突起付き手袋Aを右手に嵌めた状態でもって突起部4でボタンパネル21を誤動作することなく簡単に操作することができる。
【0014】図6は、この発明の第4実施例(突起付き手袋D)を示したものであり、ミット型防寒用手袋31の親指36の先端側外面37にベース35を介して突起部34を形成したものである。この突起付き手袋Dにおいても、第1実施例の突起部4と同様に突起部34でもってボタンパネルの操作を行うことができる。
【0015】〔変形例〕
1)上記実施例では、突起付き手袋A、B、Cの親指6の指先に突起部4、14、24を設けたが、親指6以外の指にも適用することができる。また、複数の指あるいは全部の指にも適用することができる。
2)上記実施例では、突起部4、14、24、34は、ベース5、15、25、35と一体に形成されたものを用いたが、これら突起部を手袋に直接接着して形成したものでもよい。また、これら突起部はベースと別体に形成したものであってもよい。さらに、突起部は手袋と一体に形成したものでもよい。
3)上記実施例では、主に防寒用の手袋について説明したが、本発明をゴム製の作業用の手袋にも適用することができる。また、この手袋の場合には、突起部を複数設けることもできる。
【出願人】 【識別番号】301015026
【氏名又は名称】有限会社光信
【出願日】 平成13年3月26日(2001.3.26)
【代理人】 【識別番号】100080045
【弁理士】
【氏名又は名称】石黒 健二
【公開番号】 特開2002−285409(P2002−285409A)
【公開日】 平成14年10月3日(2002.10.3)
【出願番号】 特願2001−87215(P2001−87215)