| 【発明の名称】 |
拡張型ポケット |
| 【発明者】 |
【氏名】尾崎 眞一郎
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| 【要約】 |
【課題】物を入れたときにその物の大きさや量に応じて拡張し、ゆとりをもって物を収納することができる拡張型ポケットを提供する。
【解決手段】互いに重なる布地3,4で袋状に形成された衣類のポケット2であって、その互いに重なる一方の布地4の布をつまんで折り返してなるひだ7aを有するタック7を形成し、このタック7のひだ7aの開きによりポケット2内の容積の拡張を可能にする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】互いに重なる布地により袋状に形成された衣類のポケットであって、その互いに重なる少なくとも一方の布地に、その布地をつまんで折り返してなるひだを形成し、このひだの開きによりポケット内の容積の拡張を可能にしてなることを特徴とする拡張型ポケット。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ズボンや上着等の衣類に設けられる拡張型ポケットに関する。 【0002】 【従来の技術】中学生や高校生が着用する学生服のズボンや上着は、学生生活を送る上で一般の衣類よりも着やすく、かつ利便性や機能性に優れていることが望まれ、そのなかでも特にポケットについての利便性や機能性が望まれる。 【0003】従来、一般にポケットは単に平面的な布地を袋状に縫い合わせた形態となっている。形状は様々であるが、2枚の布地を縫い合わせて平面的な袋状とした構造に過ぎない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のこの種のポケットにおいては、物を入れたときの容積がそれほど拡張せず、その収納効率が低い。 【0005】学生が着用するズボンや上着にあっては、ポケットに多種多様の物を入れることが多いが、従来の構造のポケットにおいては、その収納効率が悪いため、ポケット内がすぐに詰まり、また異形状に膨らんでしまい、利便性、機能性の点で不十分となっている。 【0006】この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、物を入れたときにその物の大きさや量に応じて拡張し、ゆとりをもってその物を収納することができる拡張型ポケットを提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明はこのような目的を達成するために、互いに重なる布地により袋状に形成された衣類のポケットであって、その互いに重なる少なくとも一方の布地に、その布地をつまんで折り返してなるひだを形成し、このひだの開きによりポケット内の容積を拡張することができるようにしたものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1および図2には、この発明の第1の実施形態を示してあり、この実施形態はズボン1の右脇のポケット2にこの発明を適用した例である。 【0009】ポケット2は互いに重なり合う布地3,4により袋状に形成されている。そしてこのポケット2の上端部がズボン1の身頃5のウエスト部内側に縫着され、身頃5の脇にそのポケット2に対する差込口6が形成されている。 【0010】ポケット2の一方の布地4には上下方向に沿ってタック7が施されている。このタック7は、図2に示すように、布地4をつまんでZ状に折り込んでひだ7aを形成してなる。そしてこのタック7のひだ7aは、ポケット2内に手を差し込んだときに、その指先が引っ掛かることがないように、ポケット2の外側に向って突出するように形成されている。 【0011】このような仕立てのポケット2においては、通常時には互いに重なる布地3,4が平面的に接し、特にかさばることなくフラットな状態に保たれる。そしてこのポケット2内に物を入れると、その大きさや量に応じてタック7のひだ7aが開いてポケット2内の実質的な容積が拡張し、このためポケット2内に物が詰まるようなことがなく、またさらに物を入れることができ、したがって収納効率が向上し、利便性、機能性が高まる。 【0012】図3には第2の実施形態を示してあり、この実施形態においては、ポケット2の一方の布地4にひだ7aを有するタック7が形成されているとともに、さらにその一方の布地4に重なる他方の布地3においても同様にひだ8aを有するタック8が形成されている。 【0013】このポケット2においては、ポケット2内に物を入れたときに、その物の大きさや量に応じて一方の布地4のタック7のひだ7aが開くとともに、さらに他方の布地3のタック8のひだ8aも開き、このためポケット2内の実質的な容積がより一層大きく拡張してゆとりが生じ、このためポケット2内に物が詰まらず、余裕をもって物を収納でき、より一層利便性、機能性が向上する。 【0014】図4には第3の実施形態を示してあり、この実施形態においては、ポケット2の例えば布地3にプリーツ9が形成されている。このプリーツ9は、布地3をつまんでほぼΩ状に折り込み、上下方向に並行して延びる一対のひだ9a,9bを形成してなる。 【0015】このようなポケット2においても、ポケット2内に物を入れたときに、その物の大きさや量に応じてプリーツ9のひだ9a,9bが開き、このためポケット2内の実質的な容積が拡張してゆとりが生じ、このためポケット2内に物が詰まらず、余裕をもって物を収納することができる。 【0016】なお、このようなプリーツ9をポケット2の布地4に形成するような場合であってもよく、また互いに重なる双方の布地3,4にそれぞれ形成するような場合であってもよい。 【0017】以上の説明では、ズボンのポケットを対象としたが、ズボンのポケットに限らず、例えば詰衿服やブレザー等の上着のポケットにおいても同様にこの発明を適用することが可能である。 【0018】図5にはこの発明の第4の実施形態として、上着のポケット2の布地4にひだ10aを有するタック10を形成した例を示してあり、このような上着のポケット2においても、ポケット2内に物を入れたときに、その物の大きさや量に応じてタック10のひだ10aが開き、このためポケット2内の実質的な容積が拡張してゆとりが生じ、このためポケット2内に物が詰まらず、余裕をもって物を収納することができる。 【0019】 【発明の効果】以上説明したようにこの発明のポケットによれば、互いに重なる布地で構成されるポケットにおける少なくともその一方の布地に、その布地をつまんで折り返してなるひだを形成するようにしたから、ポケット内に物を入れたときに、その物の大きさや量に応じてひだが開き、ポケット内の実質的な容積が拡張し、このためポケット内に物が詰まることがなく、収納効率が向上し、利便性、機能性を高めることができ、ポケット内に多種多様の物を入れる機会の多い中学生や高校生用の衣類のポケットにおいて特に有効となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】595003381 【氏名又は名称】尾崎商事株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年2月28日(2001.2.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−266137(P2002−266137A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月18日(2002.9.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−55395(P2001−55395) |
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