| 【発明の名称】 |
手 袋 |
| 【発明者】 |
【氏名】栗岡 久暢
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| 【要約】 |
【課題】理,美容院,老人施設或は在宅介護等で施術者が被施術者の洗髪,洗顔等を行う場合に施術者の手を保護し、被施術者に対しては洗髪,洗顔の効果を高める簡単な方法を提供する。
【解決手段】不透水性の手袋の指の先端腹側に突起を形成したものを着用して洗髪等を行うようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 手袋の指の手指の先端部の使用時に腹側になる部分に夫々突起を形成したことを特徴とする手袋。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は洗髪とか洗顔時に用いる手袋に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、家庭の炊事,洗濯用のゴム手袋とか、医療における手術用の手袋等はあったが、理容,美容或は介護における洗髪,洗顔用の手袋は無く、施術者は素手で洗髪,洗顔等を行っていた。 【0003】このように洗髪,洗顔等で施術者が素手で洗髪等を行うときは次のような問題がある。第一に施術者は大勢の被施術者を対象にするので、手の荒れを来たし易く、殊に衛生上の観点から、被施術者毎に手の消毒を励行するようにすると、一層手の荒れが助長されることになる。第2に洗髪等ではかなりの力で被施術者の皮膚を摩擦するが、手指の先は平らで相手の頭の形に馴染むので、相手の皮膚との接触面積が大きく、摩擦時の圧力が集中せず、被施術者からは強い力で頭を振り回される割りに皮膚への刺激が不十分と感じられるのであって、これは吾人も日常経験する所である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は施術者が素手で洗髪,洗顔を施すときの上述したような問題を解消しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】不透水性の材料よりなる手袋の各指の先端で使用時に腹側になる部分に突起を形成した。このようにすると、施術者は洗剤による手荒れを心配する必要がなくなり、同じ理由で充分な消毒が出来るから衛生的である.また突起が形成してあるので、被施術者の皮膚への摩擦力が小面積に集中されるから皮膚への刺激が増し、被施術者は大変快いのである。これは単に感覚的な効果だけではなく、皮膚の血行を良くし、毛根部の皮脂腺からの皮脂の絞り出し効果も高まり、毛髪の保全にも効果があるのである。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の一つを示すもので、第1図のAは手袋本体1の各指a〜eの先端節の腹側に突起2を形成した例である。図1Bは手袋の両面で各指に突起2を形成した例である。図1Bのように両面に突起を形成しておくと、手袋を使うとき左右を気にする必要がなく、片方の手袋を失くしても、他の手袋を流用することが出来る利点がある。本願の特許請求の範囲で、「使用時に腹側になる部分に」と云う記述は、このように両面に突起を形成する場合も含めるものである。 【0007】図2Aは指毎に突起2を2個ずつ形成した例である。各指の突起を複数にすると、各1個の場合より効果的である。指毎の突起の数は2個とは限られない。図2Bは指毎の突起2の数を多数にした例である。図2Cは突起2を更に細かく多数にした例で、毛の短いブラシに似ている。洗髪,洗顔の効果もブラシを使うのに近い。こゝに述べた各例は各指全部同じにしなくても良いのである。例えば、拇指の腹は上記図2Cのようにして、他の指は図1の例或は図2A或はBのようにしても良いのである。また手袋の片面は図2B、反対向は図1或は図2Aの型としても良く、場合によりどちらかの面を腹側にして用いれば良いのである。なお上述各例は何れか一つの型だけを用意しておくと云うことではなく、色々の型を予め用意しておいて、場合に応じ、被施術者の好みとか希望によって何れかの型を用いるようにしておくとより一層サービスの向上が計れる。また突起の平面形は円に限られず、長円形或は突条のような形状でも良いのである。長円形或は突条の場合は、突起の長手方向が指の方向であるのが望ましい。 【0008】上述した手袋の製造方法について述べる。手袋の本体の材質は不透水性で、適当に伸縮性があれば、何でも良いが、ゴムを用いるのが一般的である。ゴム手袋は手の形をした金型を加硫剤を加えたゴムラテックス溜りに浸漬して金型表面にラテックスの膜を形成し、これを乾燥させた後、加熱して加硫を行うのであるが、この金型の指先の部分に突起を形成しておくことによって、指先に突起を形成した手袋が得られる。このようにして作られる手袋では突起は中空になり、皮膚への当たりが柔らかであるが、稍腰が弱く、皮膚への刺激に不足を感じる人も多い。 【0009】そのため次のような図3に示す製造方法を用いると良い。手袋の本体1は上述した普通のゴム手袋の製法により製造し、各指先に別途必要な形の突起2を形成したシート3を用意しておき、手袋本体の加熱加硫前にこのシート3にゴムラテックスを塗って金型表面のラテッックス膜に接着した上で加熱加硫を行うのである。この製造法によるときは、突起2を形成したシート3は手袋本体1と同じ材質であっても、異なる材質であっても良い。ゴムは滑りが悪いので、ポリエチレン,塩化ビニール,ポリプロピレン,ナイロン等のプラスチックを用いると、使い易い手袋が得られる。この製造法によるときは、金型は一種類で前述した色々の突起を有する型の手袋を作ることが可能である。 【0010】本発明の手袋の製造方法は上例だけに限られない。例えばブロー成形法で扁平で口の所が稍狭い袋を成形し、指の有る金型で挟んで、指同士が癒着した手袋とし、これを指の間を切り離すと云う方法でもよい。 【0011】 【発明の効果】本発明の手袋は上述したような形状のものであるから、施術者に対しては手の保護となって手の荒れが防がれ、感染症が防がれて衛生的である。また被施術者に対しては、素手で洗って貰うよりも、指の突起がある分、摩擦力が集中して皮膚への刺激が増し快適であり、血行促進の効果も増し、皮脂とか汚れを掻き落とす作用も高まって毛髪の保全効果も向上するもので、理容院,美容院,老人施設等での使用に最適である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500512025 【氏名又は名称】阪奈産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年3月9日(2001.3.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070459 【弁理士】 【氏名又は名称】縣 浩介
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| 【公開番号】 |
特開2002−266128(P2002−266128A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月18日(2002.9.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−66439(P2001−66439) |
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