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【発明の名称】 使い捨てガーメントの製造方法
【発明者】 【氏名】桑城 健夫

【要約】 【課題】使い捨てガーメントを機械的に連続して廉価量産する製造方法の提供。

【解決手段】互いに重なる第1及び第2ウェブに前後に離間して位置する境界分断線109c1,109c2で画成される仮想の加工域Sに一対の第1及び第2直状横接合線109a,109bと、一対の第1及び第2略L字形接合線A1,A2と、略Z字形裁断線Bとを施して、袖3付き半身頃2A,2Bを形成したのち、該袖付き半身頃を両袖3とは反対側のそれらの内側縁を接合して使い捨てガーメントを完成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 互いに離間する平行な第1及び第2側縁を有し互いに重なり合ってガーメントの製造ライン上をその縦方向へ連続して移動する第1及び第2ウェブに、前記製造ラインの前方から後方へ順次同間隔で横方向へ延びる仮想の第1及び第2境界分断線を介して前記縦方向へ連続する第1加工域において、前記第1側縁から前記第1加工域の前端に位置する前記第1境界分断線に近接して沿いながら前記第2側縁へ延びる第1直状横接合線と、前記第2側縁から前記第1加工域の後端に位置する前記第2境界分断線に近接して沿いながら前記第1側縁へ延びる第2直状横接合線と、前記第1及び第2直状横接合線から前記第1加工域の横中心線側へ離間して前記第1加工域の縦中心線の近傍で前記縦方向へ延びる第1縦線と、前記第1縦線の、前記第1直状横接合線側における一端に接続して該一端から前記第1側縁まで延びる第1横線とからなる第1略L字形接合線と、前記第1及び第2直状横接合線から前記第1加工域の横中心線側へ離間しかつ前記加工域の縦中心線の近傍で前記第1縦線に対して前記横方向に離間して前記縦方向へ延びる第2縦線と、前記第2縦線の、前記第2直状横接合線側における一端に接続して該一端から前記第2側縁まで延びる第2横線とからなる第2略L字形接合線とを施すことにより、前記第1及び第2ウェブを互いに接合すること;前記第1及び第2略L字形接合線の前記第1及び第2縦線の間に介在する第3縦線と、前記第3縦線の、前記第1略L字形接合線の前記第1横線側における一端に接続して該一端から該第1横線に沿って前記第1側縁まで延びる第3横線と、前記第3縦線の、前記第2略L字形接合線の前記第2横線側における他端に接続して該他端から該第2横線に沿って前記第2側縁まで延びる第4横線とからなる略Z字形裁断線を施すことにより、前記第1及び第2ウェブを裁断して、第1及び第2袖付き半身頃を形成すること;前記第1加工域に隣接する第2加工域において、前記第1加工域との前記第2境界分断線に関して対称になるように、前記各接合線と、前記裁断線とを施し第3及び第4袖付き半身頃を形成すること;及び前記第1及び第2加工域の少なくとも一方から得られた前記第1,2,3,4袖付き半身頃のうちの二つずつを各一対として整列させるとともに、前記袖付き半身頃の袖側とは反対側の各一対の袖付き半身頃の内側縁をそれぞれ接合すること;を含む使い捨てガーメントの製造方法。
【請求項2】 前記各袖付き半身頃の袖に隣接する上端部を切除して襟刳りを形成する請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】 前記第1直状横接合線と前記第1略L字形接合線の前記第1横線との間隔を、前記縦中心線の近傍から前記第1側縁へ向って次第に小さく形成し、かつ、前記第2直状横接合線と前記第2略L字形接合線の前記第2横線との間隔を、前記縦中心線の近傍から前記第2側縁へ向って次第に小さく形成する請求項1に記載の製造方法。
【請求項4】 前記各一対の袖付き半身頃の前記内側縁の接合は、前記第1ウェブの各部分どうし、前記第2ウェブの各部分どうし及び前記第1及び第2ウェブの部分どうしのいずれかをなす請求項1に記載の製造方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、病院における医師、看護婦、その他の作業者、受診者、その他の施設における健康診断試料の検査者、各種の実験者などが着用するのに簡便な使い捨てガーメントの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭46−5123号公報は、製造ライン上において、上衣を幅方向に二等分する一方の前後半身頃部材を形成する二枚の一定幅のウェブと他方の前後半身頃部材を形成する二枚の一定幅のウェブと前記幅方向に並列対向させてそれらの長さ方向へ連続的に移動させながら、前記一方と他方の後半身頃部材を互いに対向するそれらの内側縁をヒートシールラインで接合して身頃部材を形成するとともに、予め形成した一対の袖部材を、前記製造ライン上において、前記身頃部材に取付けることで、使い捨て上衣を機械で連続的に生産する技術を開示する。
【0003】特開昭47−9270号は、製造ラインにおいて、二枚の同幅のウェブを互いに重ね合わせてその長さ方向へ連続的に移動させながら、前記二枚のウェブに順次、身頃と袖とが継ぎ目を介することなく連続する上衣の外輪郭縁に対応する接合線を施して接合するとともに、前記接合線の外側縁に沿って前記二枚のウェブを裁断することにより、使い捨て上衣を機械で連続的に生産する技術を開示している。
【0004】特開昭51−34337号公報は、製造ライン上において、広幅の身頃部材用ウェブと、その上面に幅広の袖部材用ウェブを重ね合せてその長さ方向へ連続的に移動させながら、前記袖部材用ウェブにより一対の袖部材を形成するとともに、前記身頃部材用ウェブにより身頃部材を形成して、前記袖部材と前記身頃部材とを接合することにより、使い捨て上衣を機械で連続的に生産する技術を開示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭46−5123号公報に開示の技術においては、身頃部材を形成するのに、それぞれ二枚の一方と他方の前後半身頃部材を形成するため合計四枚の連続ウェブを必要とし、しかも一対の袖部材を身頃部材とは別に予め形成しておく必要がある。
【0006】前記特開昭47−9270号公報に開示の技術においては、一対の袖が身頃の両肩部から外方斜めに延出する上衣を形成するところ、前記上衣を形成するための二枚の連続ウェブとしては、上記一対の袖の先端間の寸法に相当する広幅のウェブを必要とするとともに、上衣の外輪郭縁の外側域の前記二枚のウェブは切除され、経済的に無駄になる。
【0007】前記特開昭51−34337号公報に開示の技術においては、身頃部材とは別に予め一対の袖部材を形成しておいて身頃部材に取付ける必要がある。
【0008】したがって、前記各公知技術は、上衣を機械的に廉価量産するのに好適な方法であるとはいえない。
【0009】この発明は、一対の袖が身頃に継ぎ目を介することなく連続し、着用者の身体に対するフィット性やデザイン性を向上させることが可能なシールや裁断パターンを比較的任意に採択することが可能な使い捨てガーメントを製造ライン上において連続的に廉価量産するのに好適な方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る使い捨てガーメントは、互いに離間する平行な第1及び第2側縁を有し互いに重なり合ってガーメントの製造ライン上をその縦方向へ連続して移動する第1及び第2ウェブに、前記製造ラインの前方から後方へ順次同間隔で横方向へ延びる仮想の第1及び第2境界分断線を介して前記縦方向へ連続する第1加工域において、前記第1側縁から前記第1加工域の前端に位置する前記第1境界分断線に近接して沿いながら前記第2側縁へ延びる第1直状横接合線と、前記第2側縁から前記第1加工域の後端に位置する前記第2境界分断線に近接して沿いながら前記第1側縁へ延びる第2直状横接合線と、前記第1及び第2直状横接合線から前記第1加工域の横中心線側へ離間して前記第1加工域の縦中心線の近傍で前記縦方向へ延びる第1縦線と、前記第1縦線の、前記第1直状横接合線側における一端に接続して該一端から前記第1側縁まで延びる第1横線とからなる第1略L字形接合線と、前記第1及び第2直状横接合線から前記第1加工域の横中心線側へ離間しかつ前記加工域の縦中心線の近傍で前記第1縦線に対して前記横方向に離間して前記縦方向へ延びる第2縦線と、前記第2縦線の、前記第2直状横接合線側における一端に接続して該一端から前記第2側縁まで延びる第2横線とからなる第2略L字形接合線とを施すことにより、前記第1及び第2ウェブを互いに接合することを含む。
【0011】さらに、この発明は、前記第1及び第2略L字形接合線の前記第1及び第2縦線の間に介在する第3縦線と、前記第3縦線の、前記第1略L字形接合線の前記第1横線側における一端に接続して該一端から該第1横線に沿って前記第1側縁まで延びる第3横線と、前記第3縦線の、前記第2略L字形接合線の前記第2横線側における他端に接続して該他端から該第2横線に沿って前記第2側縁まで延びる第4横線とからなる略Z字形裁断線を施すことにより、前記第1及び第2ウェブを裁断して、第1及び第2袖付き半身頃を形成することを含む。
【0012】さらに、この発明は、前記第1加工域に隣接する第2加工域において、前記第1加工域との前記第2境界分断線に関して対称になるように、前記各接合線と、前記裁断線とを施し第3及び第4袖付き半身頃を形成することを含む。
【0013】さらに、この発明は、前記第1及び第2加工域の少なくとも一方から得られた前記第1,2,3,4袖付き半身頃のうちの二つずつを各一対として整列させるとともに、前記袖付き半身頃の袖側とは反対側の各一対の袖付き半身頃の内側縁をそれぞれ接合することを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照しながら、この発明に係る使い捨てガーメントの製造方法に関する実施の形態を説明すると、以下のとおりである。
【0015】図1〜図4において、この発明に係る使い捨てガーメントの一例としての上衣が示されている。上衣1は、可撓性シートを素材としており、背面がその縦方向中央部において開放する、いわゆる背閉じ合せ型の身頃2と、その両肩部から外側方へ延出する両袖3とから構成されている。具体的には、身頃2は左右半身頃2A,2Bとから構成され、左右半身頃2A,2Bはそれぞれ前側部3a,4aと、背側部3b,4bとから構成され、両袖3は、左右半身頃2A,2Bの肩部から外側方へ延出する前側部5a,6aと背側部5b,6bとから構成されている。左右半身頃2A,2Bは、両前側部3a,4aの内側縁7と、前背側部3a,3b,4a,4bの各外側縁(脇縁)8において接合され、両袖3は、前背側部5a,5b,6a,6bの上下側縁9,10において接合されている。身頃2の上端中央部には襟刳り11が形成されている。こうした構成を有する上衣1においては、着用状態では、背側部3b,4bがこれらの内側縁12の近傍に連結された帯片(図示せず)で互いに結合される。ただし、内側縁12を互いに接合して上衣1をその裾部から身体を通して着用するようにしてあってもよい。
【0016】上衣1の形成のための接合線及び裁断線のパターンの記載から容易に理解されるように、上衣1は、着用者の身体や好みのデザインに適応できるように、例えば、袖3の上下縁9,10間の寸法、それらの角度、身頃2の脇縁8,8間の寸法、それらの角度、身頃2の裾縁13の角度、身頃2の丈などを比較的任意に採択することができる。
【0017】図5〜図8において、前記上衣1の製造過程の概要が示してある。
【0018】可撓性シートからなる同幅で連続する第1及び第2連続ウェブ1A,1Bが各供給ロール15,16に巻取られており、供給ロール15から第1ウェブ1Aが送りロール17群を含む移送手段L1上へ供給されてY方向へ移送されるとともに、供給ロール16から第2ウェブ1Bが第1ウェブ1A上に重ね合わされるように供給されて第1ウェブ1Aとともに移送される。移送手段L1は、後記移送手段L2,L3,L4との速度同期の関係で間欠的に作動され、移送手段L1の下流には、送りロール17と同速回動する第1及び第2ウェブ1A,1Bの引張りロールを備えるが、図示では省略されている。
【0019】第1及び第2ウェブ1A,1Bには、前記上衣1の丈よりも若干大きい縦寸法の第1及び第2加工域S1,S2において、以下に述べる第1及び第2直状横接合線109a,109bと、第1及び第2略L字形接合線A1,A2と、略Z字形裁断線Bとが施されることにより、前記袖3付き左右半身頃2A,2Bが形成される。
【0020】第1直状横接合線109aは、第1加工域S1において、第1及び第2ウェブ1A,1Bの第1側縁107aから縦中心線C1を第2側縁107b側へ若干超えるまで延び、かつ、第2直状横接合線109bは、第1直状横接合線109aと移送ラインL1の縦方向又は第1及び第2ウェブ1A,1Bの移送方向へ所定間隔をおいて、第1及び第2ウェブ1A,1Bの第2側縁107bから縦中心線C1を第1側縁107a側へ若干超えるまで延びる。
【0021】第1及び第2略L字形接合線A1,A2は、第1加工域S1において、第1及び第2直状横接合線109a,109b間で縦中心線C1の両側に近接対向する第1及び第2縦線108a,108bと、第1横線109a側における第1縦線108aの一端に接続して該一端から第1直状横接合線109aとの間隔が第1側縁107aへ向って次第に小さくなるように延びる第1横線110a、第2直状横接合線109b側における第2縦線108bの一端に接続して該一端から第2直状横接合線109bとの間隔が第2側縁107bへ向って次第に小さくなるように延びる第2横線110bとからなる。
【0022】略Z字形裁断線Bは、第1加工域S1において、前記接合線を施すのと同時又はその後、第1及び第2略L字形接合線A1,A2の第1及び第2縦線108a,108bの間を縦方向へ延びる第3縦線108cと、その一端に接続して第1略L字形接合線A1の第1横線110aに近接して沿いながら第1側縁107aまで延びる第3横線110c、該第3縦線108cの他端に接続して該他端から第2略L字形接合線A2の第2横線110bに近接して沿いながら第2側縁107bまで延びる第4横線110dとからなる。
【0023】また、第1加工域S1の前端に位置する第1境界分断線109c1と対向するその後端に位置する第2境界分断線109c2を介して対向隣接する第1及び第2直状横接合線109b,109bが位置する第1及び第2加工域S1,S2においては、完成した前記袖付き半身頃2A,2Bにおける前記袖3とは反対側の上端部に相当する位置に切除線111aが施される。図5中符号130は、切除線111aによる第1及び第2ウェブ1A,1Bの切除片を示す第1及び第2略L字形接合線A1,A2は、第1及び第2直状横接合線109a,109bの施しと同時か又はその施しの後に、略Z字形裁断線B及び切除線111aは、第1及び第2略L字形接合線A1,A2の施し後又はその施しと同時になされることが好ましい。
【0024】第2加工域S2においては、第1加工域S1における前記各接合線及び裁断線のパターンとは、第1及び第2加工域S1,S2の境界線又は第1及び第2ウェブ1A,1Bの第2境界分断線109c2に関して対称になるように、各接合線及び裁断線が施される。こうした第1及び第2加工域S1及びS2におけるパターンは第1及び第2ウェブ1A,1Bの下流側から上流側へ順次施される。
【0025】なお、第1及び第2直状横接合線109a,109bと第1及び第2略L字形接合線A1,A2の第1及び第2横線110a,110bとのそれぞれの間との寸法、それらの角度、第1及び第2側縁107a,107bと第1及び第2略L字形接合線A1,A2の第1及び第2縦線108a,108bとのそれぞれの間の寸法、それらの角度、第1及び第2直状横接合線109a,109b間の寸法は、得ようとする前記上衣1の着用者の身体や好みのデザインに適応できるよう適宜選定することができる。
【0026】前記上衣1の製造工程は第1及び第2加工域S1,S2におけるウェブ1A,1Bの第1及び第2境界分断線109c1,109c2による第1及び第2ウェブ1A,1Bの裁断工程に引き続いて、前記袖付き左右半身頃2A,2Bを互いに接合して前記身頃2を形成するための工程に移行される。この工程を示す図5及び図7においては、便宜上、前記袖付き各半身頃2A,2BをA,B,C,Dで示す。
【0027】先ず、袖付き半身頃Aが移送ラインL1を直進して移送手段L1の下流に位置する移送手段L2に移動した後、さらに移送手段L2と直交する移送手段L3に移動してここで袖付き半身頃Dの到来まで待機し、次いで、袖付き半身頃Bが移送手段L1を直進して移送手段L2に移動した後、さらに移送手段L2と直交する移送手段L4に移動してここで袖付き半身頃Cの到来まで待機する。次いで、袖付き半身頃Dが移送手段L1を直進しL2を経て移送手段L3に移動して袖付き半身頃Aとこれらの内側縁が近接対向するように整列し、次いで、袖付き半身頃Cが移送手段L1を直進しL2を経て移送手段L4に移動して袖付き半身頃Bとこれらの内側縁が近接対向するように整列する。整列した一対の袖付き半身頃A,Dが移送手段L3を経て移送手段L5へ移動する。一方、整列した一対の袖付き半身頃B,Cが移送手段L4を経て移送手段L6へ移動する。移送手段L5,6へ移動した各一対の袖付き半身頃A,D;B,Cは、接合手段18a,18bによって吸着されながら互いに上方へ持ち上げられるとともに内方へ引き寄せられて内側縁107a,107bが互いに合掌状に重ね合された状態で接合されるとともに内側縁112が互いに重ね合わせられる(図8参照)。ただし、内側縁107a,107bは、図示とは異なり、互いに上下に重なり合って接合されてもよい。
【0028】移送手段L1と移送手段L2とは、また移送手段L2と移送手段L3,L4とは、整列した各一対の袖付き半身頃A,D;B,Cがそれぞれ互いにずれないように走行速度が同期するように調整される。また、各一対の袖付き半身頃A,D;B,Cの移送手段L2から移送手段L3,L4へのそれぞれの移動、一対の袖付き半身頃A,Dの移動手段L3から移動手段L5への移動、及び一対の袖付き半身頃B,Cの移動手段L4から移動手段L6への移動は、図示されていないが、それら袖付き半身頃を吸着保持して移動するサクション手段によってなされる。
【0029】袖付き半身頃A,B,C,Dの前記移動及び整列によれば、それら袖付き半身頃を整列させるのに、それら袖付き半身頃のいずれも反転させる必要がなく、好ましい実施の形態であるといえる。しかしながら、その実施の形態は、この発明において単に一例を示すにすぎない。この発明においては、袖付き半身頃A,B;C,Dのいずれかを前記整列のため反転させて実施することも可能であり、そうした実施の形態を排除するものではないことが理解されるべきである。
【0030】第1及び第2ウェブ1A,1Bの材料としては、例えば、スパンレース、サーマルボンド、メルトブローン、ケミカルボンド、エアースルーなど公知の不織布製造方法で得られる不織布が使用されることができる。また、不織布の材料としては、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系など公知の各種の繊維が使用されることができる。得ようとする上衣1の用途に応じて、不織布には公知の所要の性能、例えば、耐水圧、透湿性、引裂強度、嵩高性、柔軟性、伸縮性などを付与する処理が施されることもできる。
【0031】
【発明の効果】この発明に係る使い捨てガーメントの製造方法によれば、互いに重ね合せた第1及び第2ウェブの加工域に一対の直状横接合線と、一対の略L字形接合線と、一つの略Z字形裁断線を単に施すだけで、袖付き身頃としてのガーメントを簡易に製造することができる。また、身頃と袖とが継ぎ目なく連続するガーメントを比較的小幅のウェブから製造することができる。さらに、袖の身頃に対する角度や身頃の側縁の形状などを任意に形成し、着用者の身体に対するフィット性やデザインを向上させることや、ガーメント材料を無駄なく使用するガーメントを高速で廉価量産することができる。
【出願人】 【識別番号】000115108
【氏名又は名称】ユニ・チャーム株式会社
【出願日】 平成13年2月1日(2001.2.1)
【代理人】 【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治 (外1名)
【公開番号】 特開2002−227013(P2002−227013A)
【公開日】 平成14年8月14日(2002.8.14)
【出願番号】 特願2001−25965(P2001−25965)