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【発明の名称】 ソックス用重ね履き
【発明者】 【氏名】三原 清里

【要約】 【課題】ルーズソックス又は、スーパールーズソックスの着用時と同様の外観を得られ、弛み部を所望の位置及び形状に安定保持でき、さらに着脱を容易にできるソックス用重ね履きを提供する。 【解決手段】 ソックス用重ね履き1は、全体の長さが60cm〜120cmになるよう木綿糸または合成繊維の織糸によって身幅を広く編成された両端開口筒状態編物であって、上部21の長さ4cm〜5cm及び下部41の長さ2cm〜3cmは、中央レッグ部3よりも度目を細かくして編まれており、上端部22には周方向に細紐状ゴムが混編され、一方下部は、中央レッグ部との連接線を折り目として内部に折り込みかがり縫いを施した43ことを課題解決の手段としている。

【解決手段】ソックス用重ね履き1は、全体の長さが60cm〜120cmになるよう木綿糸または合成繊維の織糸によって身幅を広く編成された両端開口筒状態編物であって、上部21の長さ4cm〜5cm及び下部41の長さ2cm〜3cmは、中央レッグ部3よりも度目を細かくして編まれており、上端部22には周方向に細紐状ゴムが混編され、一方下部は、中央レッグ部との連接線を折り目として内部に折り込みかがり縫いを施した43ことを課題解決の手段としている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】着用時に、すね及び脹脛に密着しない形状に、木綿糸または合成繊維の織糸で身幅を広く編成された長さ60cm〜80cmの両端開口筒状態編物であって、上部4cm〜5cm及び下部2cm〜3cmは、中央レッグ部よりも度目を細かくして編まれており、上端部には周方向に細紐状ゴムが混編され、一方下部は、中央レッグ部との連接線を折り目として内部に折り込み、かがり縫いを施したことを特長とするソックス用重ね履き。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソックスに重ねばきするための、レッグ部のみに着用する筒状編物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のルーズソックスはレッグ部及びフット部を連設した構成で、該レッグ部が、その上端の口ゴム部を除き着用時にすね及び脹脛に密着しない形状に身幅を広く編成された構成をとられており、踝上方隣接域にレッグ部を弛ませてずり下げた形態にして着用されている。
【0003】一方レッグウォーマーと呼ばれるものは、レッグ部とフット部を連設しない構成で、両端開口の形状をとるが、着用目的が保温性にあるため、必然的に素材は、毛糸又は、アクリルなどの混毛で編成されており、両端開口部は密着性を得るために、弾性的に拡径可能である。
【0004】ルーズソックスの着用者が年々、レッグ部弛み部分のボリューム感を追求する傾向にあり、全体の長さが長くなる一方であるため学生が購入する商品としては、価格が高くなりすぎ、又、洗濯時の乾燥に長時間を要する。
【0005】又、着用時においては、ボリューム感が得られる反面、その重量により、所望の位置で弛み部を安定させることが困難となり外観を損なうことになる。
【0006】ルーズソックス及び、弛み部をさらに誇張したスーパールーズソックスの着用は、時と場所によっては適切でない場合があるため、即座の着脱が可能であり、着用時には外観的に全く違和感のない仕様のものへの要望が増えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、時と場所に応じて即座に着脱でき、弛み部を所望の位置および形状に安定保持させることができるソックス用重ね履きを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のソックス用重ね履きは、着用時に、すね及び脹脛に密着しない形状に木綿糸または合成繊維の織糸で身幅を広く編成された、長さ60cm〜80cmの両端開口筒状態編物であって、上部4cm〜5cm及び下部2cm〜3cmは、中央レッグ部よりも度目を細かくして編まれており、上端部には周方向に細紐状ゴムが混編され、一方下部は、中央レッグ部との連接線を折り目として内部に折り込み、かがり縫いを施したことを特長とする。
【0009】長さが60cm未満であると、内履きソックスを覆いきれない場合が生じ、80cmを超えると、ルーズソックスを内履きとした場合に弛みの形成が困難になるため60cm〜80cmが適当である。また、上部は4cm未満であると、全体の形状を保持しにくくなり、5cmを超えると、美的外観を損なうという点から4cm〜5cmが適当である。一方下部は、2cm未満であると、内部への折り込み部を形成しにくく、3cmを超えると、ごろつき感が生じるため2cm〜3cmが適当である。
【0010】上端部に細紐状ゴムを混編することにより、上部にある程度のフィット性を生じさせるが、下端部には、弛み感を形成させるために、細紐状ゴムを混編する必要はない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の図面を参照し説明する。
【0012】図1及び図2は本発明の実施の形態の一例を示す説明図である。本発明のソックス用重ね履き1は、全体の長さが70cmになるよう、シリンダー直径が5インチの靴下丸編み機により、4番単糸の木綿糸で、中央レッグ部3よりも、上部21の長さ4cm、下部41の長さ2cmは度目を細かくして編んだ。上端部22には、細紐状ゴムを周方向に混編させ、下部41は中央レッグ部との連接線44を折り目として内部に折り込み、下端部42を中央レッグ部内壁面に周方向にかがり縫い43を施した。
【0013】図2は、本発明のソックス用重ね履き1の下部に折り込みかがり縫いを施す前の状態を示す説明図である。
【0014】図3は、内履きソックス5を着用している外側へ、本発明のソックス用重ね履き1を着用した形態を示す説明図であり、図4は、着用後下方へ弛ませて、ルーズソックス状に形成した状態を示す説明図である。
【0015】本発明のソックス用重ね履きを着用の際、内履きソックスにフィット性のある一般的なものを着用することによりルーズソックス仕様に、また、内履きソックスにルーズソックスを着用することにより、弛み部のボリュームを誇張する形態のスーパールーズソックス仕様の外観を得ることができた。
【0016】下部折り込み処理部にフィット性を持たせないことにより、くるぶしの下で自然な弛みを生じ、従来のルーズソックス着用時と全く同じ外観が得られ、着用時の違和感も全くなかった。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記の構成であるので、以下のような効果を発生する。
【0018】フット部を連設しないことにより、製造コストの削減ができる。
【0019】両端開口型であるので、運動時や着用が不適切な場合においての着脱を容易に行うことができる。
【0020】両端開口型であるので通風性に優れ、洗濯時において乾燥時間が短縮される。
【0021】重ね履きすることにより、内履きソックスとのあいだに摩擦を生じ、弛み部を所望の位置及び形状に安定保持できる。
【0022】下部折込部のかがり縫い処理により足首からフット部にかけてフィット性を持たず自然な弛みを生じ、従来の一体型ルーズソックス着用時の外観と全く同じであり着用時の違和感も全くない。
【0023】フット部を連設しないことにより、従来の靴下特有のつま先部及びかかと部の汚れ、傷みが全くなく耐久性に優れている。
【0024】内履きソックスに色物や柄物を着用した場合も、またフィット性のソックスやルーズソックスを着用した場合においても、それぞれに対応でき活用範囲を広げることが可能である。
【出願人】 【識別番号】501074489
【氏名又は名称】三原 めぐみ
【出願日】 平成13年1月18日(2001.1.18)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−220711(P2002−220711A)
【公開日】 平成14年8月9日(2002.8.9)
【出願番号】 特願2001−47405(P2001−47405)