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【発明の名称】 安全チョッキ
【発明者】 【氏名】黒松 克郎

【要約】 【課題】装着者がどちらを向いているかを遠方からでも一目で確認することができる安全チョッキを提供する。

【解決手段】反射光および/または発光により装着者の存在を認識させることができる安全チョッキ1Aにおいて、前身頃側と後身頃側とで前記反射光および/または発光の色を異ならせる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】反射光および/または発光により装着者の存在を認識させることができる安全チョッキにおいて、前身頃側と後身頃側とで前記反射光および/または発光の色を異ならせたことを特徴とする安全チョッキ。
【請求項2】肩部に垂下片状の肩甲片を設けるとともに、この肩甲片に前記前身頃側および後身頃側の反射光色および発光色と異なる色の蛍光体および/または発光体を設けた請求項1記載の安全チョッキ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射光および/または発光により装着者の存在を認識させることができる安全チョッキに関する。
【0002】
【従来の技術】大型車両が行き交う建設現場等においては、車と作業員との接触事故が数多く発生している。
【0003】これを防止することを目的として、反射光や発光により作業員の存在を大型重機等の運転者に知らせることができる反射式または発光式安全チョッキが従来より着用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来より着用されている安全チョッキは、単一色の光しか発しないものであったため、トンネル内作業および夜間作業において遠方から近づいてくる運転者からは、作業員の存在は確認できたとしてもどちらを向いているかが判別できず、例えば作業員が後方を向いていて、車両の接近に気づいていないにも拘わらず、運転者は作業員が気づいているものとの勝手な思い込みから不慮の事故が発生することがあった。そこで、本発明の主たる課題は、装着者がどちらを向いているかを遠方からでも一目で確認することができるようにした安全チョッキを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するための本発明は、反射光および/または発光により装着者の存在を認識させることができる安全チョッキにおいて、前身頃側と後身頃側とで前記反射光および/または発光の色を異ならせたことを特徴とするものである。
【0006】この場合、肩部に垂下片状の肩甲片を設けるとともに、この肩甲片に前記前身頃側および後身頃側の反射光色および発光色と異なる色の蛍光体および/または発光体を設けることもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔第1形態例〕図1は本発明に係る安全チョッキ1Aの正面図、図2はその背面図である。
【0008】図1に示すように安全チョッキ1Aの前身頃側においては、赤色蛍光反射テープ2a、2bがV字状に取り付けられており、一方側の赤色蛍光反射テープ2bには赤色発光ダイオード3,3…が長手方向に一定間隔で設けられている。また、腰部には左右方向に沿って赤色蛍光反射テープ2c、2cが取り付けられている。
【0009】一方、前記安全チョッキ1Aの後身頃側においては、図2に示すように、黄色蛍光反射テープ4a、4bがX字状に取り付けられており、一方側の黄色蛍光反射テープ4bに黄色発光ダイオード5,5…が長手方向に一定間隔で設けられている。また、腰部には左右方向に黄色蛍光反射テープ4cが取り付けられている。
【0010】以上のように、前身頃に取り付けられた蛍光反射テープ2a、2b、2cおよび発光ダイオード3、3…は赤色で統一され、後身頃に取り付けられた蛍光反射テープ4a、4b、4cおよび発光ダイオード5、5…が黄色で統一されているため、装着者がどちらを向いているかを遠方からでも一目で確認することができるようになる。なお、前記蛍光反射テープおよび発光ダイオードは、どちらか一方であってもよい。
【0011】〔第2形態例〕ところで、トンネル壁面工事などの場合には、作業員がトンネル壁面を向いて作業を行っている場合があり、遠方からは作業員の側面が見えるため、作業員の存在を確認できないことがあった。
【0012】そこで、図3および図4に示されるように、肩部に垂下片状の肩甲片6、6を設けるとともに、この肩甲片6、6に前記前身頃側および後身頃側の反射光色および発光色と異なる色の蛍光体および/または発光体、例えば青色蛍光反射テープ6a、6bを取り付けるようにする。この場合、前記肩甲片6、6に青色発光ダイオード(図示せず)を設けるようにしてもよい。なお、その他の構造については前記安全チョッキ1Aと同じであるため、説明は省略する。
【0013】本安全チョッキ1Bにおいては、側面側も、前記前身頃および後身頃とは異なる色の反射光および/または発光を行うので、装着者が作業等のため車両等の走行方向に対して垂直方向を向いている場合であっても、前記車両等の運転者は、装着者の存在および向きを一目で認識することができる。
【0014】なお、本形態例においては、安全チョッキの前身頃に赤色蛍光反射テープおよび赤色発光ダイオードを、後身頃には黄色蛍光反射テープおよび黄色発光ダイオードを、側面には青色蛍光反射テープおよび青色発光ダイオードを用いるようにしたが、前記3色の組合せは任意である。要は、各々の面を異なる色とすればどのような色の組合せとしても良い。また、緑色蛍光テープや緑色発光ダイオードを用いてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、安全チョッキの前後で発する光の色が異なるため、装着者がどちらを向いているかを遠方からでも一目で確認することができるようになる。
【出願人】 【識別番号】000172813
【氏名又は名称】佐藤工業株式会社
【出願日】 平成13年1月12日(2001.1.12)
【代理人】 【識別番号】100104927
【弁理士】
【氏名又は名称】和泉 久志
【公開番号】 特開2002−212815(P2002−212815A)
【公開日】 平成14年7月31日(2002.7.31)
【出願番号】 特願2001−4606(P2001−4606)