| 【発明の名称】 |
スキーパンツ裾口のエッジガード |
| 【発明者】 |
【氏名】板垣 良彦
【氏名】田中 悌二
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 スキーパンツのアウターの内側裾口に位置して、適宜大きさの部材によって半折りに構成したエッジガードを、該エッジガードの内側部材から突出した複数の突起を外側部材の受け孔に嵌合するようにスキーパンツの生地を刺通して取り付け、該突起に構成した戻り止め構造により固定してなることを特徴とするスキーパンツ裾口のエッジガード。 【請求項2】 前記適宜大きさの部材が、半硬質合成樹脂であることを特徴とする請求項1記載のスキーパンツ裾口のエッジガード。 【請求項3】 前記突起が針状を呈し、かつ前記受け孔が該針状突起の受け孔であることを特徴とする請求項1記載のスキーパンツ裾口のエッジガード。 【請求項4】 前記突起に構成した戻り止め構造が、前記突起の先端に構成してあることを特徴とする請求項1又は3記載のスキーパンツ裾口のエッジガード。 【請求項5】 前記適宜大きさの部材が、半硬質合成樹脂であり、前記突起が針状を呈し、前記受け孔が該針突起の受け孔であり、前記針状突起に構成した戻り止め構造が該突起の先端に構成してある、ことを特徴とする請求項1記載のスキーパンツ裾口のエッジガード。 【請求項6】 前記エッジガードの半折りした部分に水抜き孔を穿設したことを特徴とする請求項1または請求項5記載のスキーパンツ裾口のエッジガード。 【請求項7】 前記エッジガードの半折りした何れか一方の部分をスキーパンツに接着または溶着した後、針状突起を針受け孔に嵌合することを特徴とする請求項1または請求項5記載のスキーパンツ裾口のエッジガード。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はスキーのエッジに対するスキーパンツの保護に係るものであり、スキーパンツ裾口のエッジガードに関するものである。 【0002】 【従来の技術】スキーをする場合にスキーパンツの裾がスキーのエッジによって切創されるといった事故が発生するため、従来のスキーパンツには、裾口の内側にスキーパンツと同素材の生地、あるいは天然皮革や人工皮革または合成樹脂のパッチを取り付けたものが使用されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のものでは図5に示すように該パッチ50をパンツ本体51に糸52をミシンで縫っていた、たとえ糸52がパッチ50の表面と同一面上に、乃至はより凹んだ位置に、即ちパッチ50の表面より突出した位置にはないとしても、なおスキーのエッジにしばしば触ってしまうこととなり、結果糸切れを生じ、パッチ50自体がパンツ51の裾から外れてしまうという決定的な欠点を有しており、改善が望まれていた。 【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、スキーパンツの裾をスキーのエッジから保護し、エッジ切れを防止する新規構造のスキーパンツ裾口のエッジガードを提供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のスキーパンツの裾口のエッジガードは、スキーパンツのアウターの内側裾口に位置して、適宜大きさの部材によって半折りに構成したエッジガードを、該エッジガードの内側部材から突出した複数の突起を外側部材の受け孔に嵌合するようにスキーパンツの生地を刺通して取り付け、該突起に構成した戻り止め構造により固定してなることをその要旨とするものである。 【0006】又、より好ましくは、スキーパンツのアウターの内側裾口に位置して、適宜大きさの半硬質合成樹脂によって半折りに構成したエッジガードを該エッジガードの内側部材から突出した多数の針状突起を外側部材の針受け孔に嵌合するように、スキーパンツの生地を刺通して取り付け、針状突起の先端に構成した戻り止め構造により固定してなることを要旨とするものである。 【0007】また上記エッジガードの半折りした部分に水抜き孔を穿設し、更に上記エッジガードの半折りした一方の部分をスキーパンツに接着または溶着した後、針状突起を針受け孔に嵌合することもできる。 【0008】 【実施例】本発明スキーパンツ裾口のエッジガードの一実施例を図1乃至図3に従って説明する。本発明に実施するスキーパンツ1は、前身頃2と後身頃3に分割され、所謂パンツの形態を構成するもので、裾部分4は、内側と外側で該前身頃2と後身頃3を矧ぎ合わせた格好でアウター5と称される外観が形成される。 【0009】該アウター5の中側には、インナー6と称される内布材が脛部位置から筒状に取り付けられ、先端位置はアウター5よりやや長くなるように構成され、該先端位置にゴム紐を挿通した構造になる。アウター5は、該インナー6に相当する部分の外側の前身頃2が後身頃3に若干被るように構成され、ファスナー7により開閉自在になるとともに、先端に設けた面ファスナー8により開閉可能にファスナー7を閉止する構造になる。 【0010】本発明のエッジガード9は、アウター5の内側(内股側)で、前身頃2と後身頃3の矧ぎ目の上に裾口から被せた格好で取り付けられるもので、合成樹脂、好ましくは半硬質合成樹脂の薄ものによって成形される。半硬質の合成樹脂によって成形したエッジガード9は、適宜大きさをもって半分に折曲げられ、折り曲げた内側部材10から突出した多数の針状突起12,12…が外側部材11の針受け孔13,13…に嵌合するように構成され、針状突起12の先端には戻り止め構造14が構成される。 【0011】上記針状突起12,12…は、アウター5の生地本体そのものを刺通して針受け孔13,13…に嵌合される。然る後は、戻り止め構造14によって固定し、エッジガード9は、アウター5の内側(内股側)及び外側(外気側)とにおいて裾口にしっかりと固定される。 【0012】上記構成のスキーパンツ裾口のエッジガードは、スキーパンツ1の内側と外側とにおいて、その裾口に取り付けられ、表面に糸が露出しないため、スキーのエッジによる糸切れ等の不具合が発生しない。即ち、内側部材10の針状突起12,12…が、アウター5の生地を刺通して針受け孔13,13…に嵌合され、戻り止め構造14によって該エッジガード9がしっかりと固定されているため、裾口から外れることがない。 【0013】更に、それのみならず、スキーパンツの裾口下生地(ブーツ甲部接触部)が擦り切れることもなく、又、裾裏(スキーブーツ立ち上がり部接触部)が傷むこともない。 【0014】本発明のスキーパンツ裾口のエッジガードは、好ましくは、半硬質の合成樹脂によって、スキーパンツの生地に対する刺通構造と該刺通構造の受け構造が構成されるため、生地に対する糸での縫合が省略される。従って、たとえば、上記針状突起12の刺通構造と針受け孔13についてみても、その形態は前記実施例に限定されるものではなく、種々に変形変様が可能であることは言うまでもない。 【0015】次に図4は、エッジガード9の半折りした部分に水抜き孔15を穿設した実施例を示すものである。該部に水抜き孔15を穿設することにより雪が融けたときの水を排出することができ、早く乾燥させることができる。 【0016】また本発明のスキーパンツ裾口のエッジガードでは、図示しないが上記エッジガード9の半折りしたどちらか一方の部分をスキーパンツ1の裾口に接着または溶着した後、針状突起12を針受け孔13に嵌合することによって、より一層強固に且つ容易にエッジガード9をスキーパンツ1の裾口に取り付けることができる。 【0017】 【発明の効果】以上述べたように、本発明のスキーパンツ裾口のエッジガードはスキーパンツのアウターの内側及び外側を、好ましくは半硬質の合成樹脂薄板によって挟み、スキーパンツの生地をエッジガードの刺通構造によって固定する構造としたことにより、生地に対する糸での縫合工程が省略され、工数も減じることとなるのみならず、スキーのエッジによる糸切れが生じることがない等諸々の特徴を有するものであり、本発明の実施によって得られる効果は極めて大きい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591038820 【氏名又は名称】株式会社デサント
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| 【出願日】 |
平成12年12月18日(2000.12.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077908 【弁理士】 【氏名又は名称】畠山 隆
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| 【公開番号】 |
特開2002−180306(P2002−180306A) |
| 【公開日】 |
平成14年6月26日(2002.6.26) |
| 【出願番号】 |
特願2000−383080(P2000−383080) |
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