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【発明の名称】 ひざ掛け
【発明者】 【氏名】原 守男

【要約】 【課題】席を外すときに、取外して畳んだりする手間のないひざ掛けを提供する。

【解決手段】ひざ掛け本体2が、上壁面部2aと垂下壁面部2bとから成る側面視倒立L字型である。この倒立L字型の角部近傍に、補助片3を逢着する。補助片3に付着具1を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 椅子に座った人のひざが出入り可能な前方開口状空間部Sの天井面Rに付着させる付着具1を、ひざ掛け本体2に設けたことを特徴とするひざ掛け。
【請求項2】 ひざ掛け本体2が、上壁面部2aと垂下壁面部2bとから成る側面視倒立L字型であって、この倒立L字型の角部近傍に、補助片3を逢着すると共に、該補助片3に付着具1を設けた請求項1記載のひざ掛け。
【請求項3】 付着具1が、マグネット4を有し、磁性体から成る天井面Rに、着脱可能に吸着するように構成されている請求項1又は2記載のひざ掛け。
【請求項4】 付着具1が、粘着層8を有し、天井面Rに着脱可能に粘着するように構成されている請求項1又は2記載のひざ掛け。
【請求項5】 補助片3に直線状切り目5を形成し、かつ、付着具1が一対の膨出部6,6と中間連結首部7とから成り、該一対の膨出部6,6の一方がマグネット4及び/又は粘着層8を有し、上記切り目5に上記首部7が掛止状となるようにして付着具1を着脱可能に取付けた請求項2記載のひざ掛け。
【請求項6】 相互に平行に複数本の切り目5…を配設した請求項5記載のひざ掛け。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ひざ掛けに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ひざ掛けは、1枚の長方形の布体から成るものがあった。しかし、席を外すときに、わざわざひざ掛けを折畳み、席に戻って再度使用するときには、また折畳んだものを広げなければならず、手間がかかった。また、ひざに掛けているときに、だんだんずれてくる虞れがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明に係るひざ掛けは、席を外すときに、取外して折畳んだりする手間のかからないひざ掛けを提供することを目的とする。また、使用中にずれる虞れのないひざ掛けを提供することを他の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、本発明に係るひざ掛けは、椅子に座った人のひざが出入り可能な前方開口状空間部の天井面に付着させる付着具を、ひざ掛け本体に設けたものである。
【0005】また、ひざ掛け本体が、上壁面部と垂下壁面部とから成る側面視倒立L字型であって、この倒立L字型の角部近傍に、補助片を逢着すると共に、該補助片に付着具を設けたものである。
【0006】また、付着具が、マグネットを有し、磁性体から成る天井面に、着脱可能に吸着するように構成されているものである。また、付着具が、粘着層を有し、天井面に着脱可能に粘着するように構成されているものである。
【0007】また、補助片に直線状切り目を形成し、かつ、付着具が一対の膨出部と中間連結首部とから成り、該一対の膨出部の一方がマグネット及び/又は粘着層を有し、上記切り目に上記首部が掛止状となるようにして付着具を着脱可能に取付けたものである。また、相互に平行に複数本の切り目を配設したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0009】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す。事務机、家庭の机、食卓等の椅子に座った人のひざが出入り可能な前方開口状空間部Sの天井面Rに付着させる付着具1が、ひざ掛け本体2に設けられる。図2に示すように、椅子に座った人が立って席を外しても、付着具1が天井面Rに付着しているので、ひざ掛けを折畳む必要がない。また、再び席に戻ってきたときに、あらためてひざ掛けを広げたりする必要もないので、至便である。
【0010】図3に示すように、ひざ掛け本体2は、上壁面部2aと垂下壁面部2bとから成る側面視倒立L字型である。この倒立L字型の角部近傍に、図4に示すようなフエルトから成る補助片3が逢着される。そして、この補助片3に付着具1,1(図3参照)が設けられる。
【0011】そして、図2のように、垂下壁面部2bの下端部が床面近くまで垂れ下がって、かつ、床面に接触しない上下寸法に設定するのが望ましい。その理由は、垂下壁面部2bの下単部が床に接触して汚れることを防止でき、かつ、使用開始のときに、ひざを侵入させ易いためである。
【0012】図5に示すように、付着具1は、マグネット4を有し、磁性体から成る天井面Rに、着脱可能に吸着するように構成されている。具体的には、図4に示すように、補助片3には左右各々相互に平行な2本ずつの直線状切り目5…が形成される。
【0013】図5に戻って、付着具1は一対の膨出部6,6と中間連結首部7とから成る。一対の膨出部6,6の一方───天井面R側───がマグネット4を有し、切り目5に首部7が掛止状となるようにして、付着具1がひざ掛け本体2(図3参照)に、補助片3を介して着脱可能に取付けられる。
【0014】すなわち、ひざ掛けを洗濯するときには付着具1をひざ掛け本体2から離脱させれば、付着具1の付着力を損なう虞れがない。また、付着具1,1をどの切り目5,5に掛止させるかにより、マグネット4の位置調整を行って、ひざと天井面Rとの間隙に適切に合わせることができ、至便である。
【0015】図6は、本発明の第2の実施の形態を示し、一対の膨出部6,6の一方がマグネット4及び粘着層8を有する。すなわち、膨出部6が、天井面R側から順次、粘着層8、被磁性体から成る補助板9、マグネット4を有する。付着具1の天井面Rとの吸着は、粘着層8をまず天井面Rに粘着させた後、補助板9とマグネット4との間の磁力によって行われる。
【0016】図7は、本発明の第3の実施の形態を示し、一対の膨出部6,6の一方が粘着層8を有する。そして、粘着層8の粘着力によって、付着具1を天井面Rに着脱可能に粘着させる。
【0017】図8は、本発明の第4の実施の形態を示し、左右各々相互に平行に複数の切り目5…が配設される。具体的には、左右に各3本ずつの切り目5…が配設されている。ひざと天井面Rとの間の間隙距離によって、付着具1を掛止させる切り目5の位置を変更して、位置調整を行うことができる。
【0018】図9は、本発明の第5の実施の形態を示し、左右方向中心位置に、相互に平行に3本の切り目5…が配設される。ひざと天井面R(図1参照)との間の間隙距離によって、付着具1を掛止させる切り目5の位置を変更して、位置調整を行うことができる。
【0019】なお、本発明は設計変更可能であって、例えば、付着具1をひざ掛け本体2に直接設けても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されるので、以下に記載する効果を奏する。
【0021】(請求項1によれば)席を外すときにひざ掛けを折畳んだり、席に戻るときに再度折畳んだひざ掛けを広げてひざに掛け直したりする必要がない。すなわち、ひざ掛けを机に取付けたまま椅子の出入れができ、席を離れるときも、ひざ掛けを取る必要がなく、そのまま机の下に収納でき、特に、頻繁に席を離れる仕事では、至便である。また、使用状態で時間が経っても、ずれる虞れがない。
(請求項2によれば)ひざと天井面Rとの間の間隙に補助片3が介在するので、ひざ掛け本体2が(ひざの部分で浮上がることなく)足にうまくフィットする。
【0022】(請求項3によれば)簡単な構造で、容易に付着具1と天井面Rとの着脱を行うことができる。
(請求項4によれば)非磁性体から成る天井面Rにも付着具1を簡単に天井面Rに着脱することができる。
【0023】(請求項5によれば)簡単な構造で、容易に付着具1と天井面Rとの着脱を行うことができる。そして、ひざ掛け本体2(及び補助片3)のみを、洗濯できる。
(請求項6によれば)ひざと天井面Rとの間の間隙距離、又は、身体の大小や椅子の高さ等に対応して、位置調整を行うことができ、至便である。
【出願人】 【識別番号】594111203
【氏名又は名称】旭電機化成株式会社
【出願日】 平成12年8月9日(2000.8.9)
【代理人】 【識別番号】100080746
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 武嗣
【公開番号】 特開2002−61010(P2002−61010A)
【公開日】 平成14年2月28日(2002.2.28)
【出願番号】 特願2000−240783(P2000−240783)