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【発明の名称】 祈願用衣服
【発明者】 【氏名】東谷 藤太郎

【要約】 【課題】肌着やシャツ等の衣服にこれを着用する各個人の護り主を密接に結び付け、着用する者の心理的な安心感を得ることを可能とした祈願用衣服の提供。

【解決手段】前面の中央部に十二支の生まれ年の干支の護り本尊の本尊像の1つをプリントした本尊像部1と、本尊像部1を観て右隣部分に本尊像部1にプリントしたものと同じ護り本尊の真言文をプリントした真言文部2と、本尊像部1を観て左隣部分に祈願文をプリントした祈願文部3とを形成し、背面の中央部にシャツ前面の本尊像部1にプリントしたものと同じ本尊像を神社・寺院等の造景とともにプリントした本尊像部4と、本尊像部4を観て右隣部分にシャツ前面の真言文部2にプリントしたものと同じ真言文をプリントした真言文部5と、本尊像部4を観て左隣部分にシャツ前面の祈願文部3にプリントしたものと同じ祈願文をプリントした祈願文部6をそれぞれ形成した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 十二支の生まれ年の干支の護り本尊の1つの本尊像と、前記護り本尊の真言文と、祈願文とをそれぞれプリントした祈願用衣服。
【請求項2】 前記プリントに使用するインクは、磁気を帯びた金属粉末を混合したものである請求項1記載の祈願用衣服。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肌着やシャツ等の衣服に係り、特に厄除け、健康、開運、身守りや交通安全等の祈願のために用いられる祈願用衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】寺院や神社等にて厄除け、健康、開運、身守りや交通安全等の祈願のために購入したお札やお守りは、家の神棚に祀って朝夕に拝礼したり、上着のポケットに入れて身に付けたり、車のウィンドウやバックミラー等に下げて一日の安全等を祈願するようにして用いるのが一般的である。このように、お守り等は日常生活において常に身の回りに置き、祈願等を行うことで心理的な安心感を得るものである。
【0003】ところが、家の神棚にお札を祀った場合、一旦家の外に出ればお札が身の回りにないため、神仏の加護がないのではないかという不安が生じる。また、車にお守り等を下げた場合も同様に、車から離れたときにはお守り等が身の回りにないことの不安が生じる。一方、上着のポケットに入れて身に付けたお守り等は紛失してしまうのではないかという不安もある。
【0004】そこで、本発明者は、特開2000−139677号公報において、神社、寺院の祈願文・身守り文・ご神体・ご本尊と神社・寺院等の造景をシャツの前後にプリントした祈願・身守りシャツを提案している。この祈願・身守りシャツによれば、人は常時肌身離さず、着衣・着用することができるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この祈願・身守りシャツにプリントされているものは、神社、寺院の祈願文・身守り文・ご神体・ご本尊と神社・寺院等の造景のみであるため、この祈願・身守りシャツを購入する各個人と直接関連付ける要因がなく、祈願・身守りシャツによる加護に不満を持つ者もいる。
【0006】そこで、本発明においては、肌着やシャツ等の衣服にこれを着用する各個人の護り主を密接に結び付け、着用する者の心理的な安心感を得ることを可能とした祈願用衣服を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の祈願用衣服は、十二支の生まれ年の干支の護り本尊の1つの本尊像と、前記護り本尊の真言文と、祈願文とをそれぞれプリントしたものである。本発明の祈願用衣服を着用する者は、各個人の十二支の生まれ年の干支の護り本尊に合わせたものを購入して着用することで、各個人と密接に結び付けられた護り主である護り本尊の本尊像および真言文によって祈願文の内容の加護が得られるという安心感が得られる。
【0008】ここで、プリントに使用するインクとして、磁気を帯びた金属粉末を混合したものを用いることが望ましい。インクに磁気を帯びたチタン合金、鉄や他の金属等の粉末を混合して本発明の祈願用衣服に使用することで、この祈願用衣服を着用する者に対して磁力が働き、血行を良くし、また新陳代謝を活発にし、着用者の健康の維持および改善が可能となる。また、祈願用衣服の着用時、着用者の体の動きに合わせてプリント位置が移動することによって、磁力の位置が移動して磁力により皮膚に刺激を与える部分が変動するため、この磁力の効果はさらに高められる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態における祈願用衣服としての祈願用シャツの前面図、図2は背面図である。なお、図に示す祈願用シャツは長袖型のものであり、破線Aで切断したものについては半袖型、破線Bで切断したものについてはランニング型をそれぞれ表している。
【0010】本実施形態における祈願用シャツは、図1に示すように、その前面の中央部に十二支の生まれ年の干支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)の護り本尊の本尊像の1つをプリントした本尊像部1と、この本尊像部1を観て右隣部分に本尊像部1にプリントしたものと同じ護り本尊の真言文をプリントした真言文部2と、本尊像部1を観て左隣部分に祈願文をプリントした祈願文部3とを形成したものである。
【0011】また、図2に示すように、この祈願用シャツの背面の中央部には、シャツ前面の本尊像部1にプリントしたものと同じ本尊像を神社・寺院等の造景とともにプリントした本尊像部4を形成している。さらに、この本尊像部4を観て右隣部分にはシャツ前面の真言文部2にプリントしたものと同じ真言文をプリントした真言文部5を、本尊像部4を観て左隣部分にはシャツ前面の祈願文部3にプリントしたものと同じ祈願文をプリントした祈願文部6をそれぞれ形成している。
【0012】本尊像部1,4および真言文部2,5にそれぞれプリントする本尊像および真言文は、十二支の生まれ年の干支の子年生まれの人に対してはその護り本尊として千手観音菩薩の仏像およびその真言文「おんばざらたらまきりく」である。同様に、丑年と寅年生まれの人に対してはその護り本尊として虚空蔵菩薩の仏像およびその真言文「のうぼうあきゃしゃきゃらばやおんありきやまりぼりそわか」を、卯年生まれの人に対してはその護り本尊として文珠菩薩の仏像およびその真言文「おんあらはしゃのう」を、辰年と巳年生まれの人に対してはその護り本尊として普賢菩薩の仏像およびその真言文「おんさんまやさとばん」を、午年生まれの人に対してはその護り本尊として勢至菩薩の仏像およびその真言文「おんさんざんさくそわか」を、未年と申年生まれの人に対してはその護り本尊として大日如来の仏像およびその真言文「おんあびらうんけんばざらだとばん」を、酉年生まれの人に対してはその護り本尊として不動明王の仏像およびその真言文「のうまくさんまんだばざらだんせんだ、まかろしゃだそわたやうんたらたかんまん」を、戌年と亥年生まれの人の護り本尊として八幡大菩薩の仏像およびその真言文としての読経文「南無八幡大菩薩」をそれぞれプリントする。
【0013】祈願文部3,6にプリントする祈願文は、例えば、健康増進、開運、強運上昇、学力向上、入試合格、商売繁盛、豊作、大漁、成功、厄除け、災難除け、交通安全、延命長寿、家内安全、夫婦円満、子授け、安産、育児守護、縁結び、縁切り、身守り等の祈願文、各寺院・神社等により幸福を招き願い事がかなう祈願文、また、各寺院・神社等により得られるご利益の特徴などの祈願文である。
【0014】このように十二支の生まれ年の干支の護り本尊の1つの本尊像と、護り本尊の真言文と、祈願文とをそれぞれプリントした祈願用シャツは、寺院・神社等にてお祓い・お清め・ご祈祷等を行ったのち、信者や参拝に来られた人等に販売する。購入者は、各個人の十二支の生まれ年の干支の護り本尊に合わせたものを購入して着用することで、各個人と密接に結び付けられた護り主である護り本尊の本尊像および真言文によって祈願文の内容の加護が得られるという安心感が得られる。また、購入者は、日常肌身離さず着衣・着用することで、従来のお守り等のように身に付けることを忘れることがなく、祈願・身守りを常時念ずることが可能である。
【0015】特に、日本人は、十二支の生まれ年の干支に自分の運命的なものを感じることが多く、運勢・性格等さえも定めがあるように感じることが多い。このように自分の生まれ年の干支の護り本尊に対しての親しみは、着用者に大きい願望、守護および利益を与える。したがって、着用者は、自分の生まれ年の干支の護り本尊を常時身に付けることによって、各個人と密接に結び付けられた護り本尊の加護が感じられ、安心かつ安全に行動することができ、祈願等の目標達成および大願成就の心理的な達成感を作り出して安心した生活をすることができる。
【0016】なお、本実施形態における祈願用シャツの素材として、健康に良いとされている科学的処理および加工を行った生地、例えば、マイナスイオンを発生する生地等を用いれば、これを着用することで健康増進および保持に大いに役立ち、科学的および心理的な両面からの効果があり、祈願・守護の目的達成が力強くなされる。
【0017】また、本実施形態における祈願用シャツの本尊像部1,4、真言文部2,5および祈願文部3,6へそれぞれの内容をプリントする際、磁気を帯びて永久磁石化したチタン合金の粉末を混合したインクを用いることが可能である。このようにインクに磁気を帯びたチタン合金粉末を混合してプリントした祈願用シャツを着用することで、着用者に対して磁力が働き、血行を良くし、また新陳代謝を活発にし、着用者の健康の維持および改善が行える。また、この祈願用シャツの着用時、着用者の体の動きに合わせてプリント位置が移動することで、磁力の位置が移動して磁力により皮膚に刺激を与える部分が変動するため、この磁力の効果はさらに高め、健康の維持および改善に役立てられる。
【0018】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0019】(1)十二支の生まれ年の干支の護り本尊の1つの本尊像と、前記護り本尊の真言文と、祈願文とをそれぞれプリントした祈願用衣服によって、着用者は各個人の十二支の生まれ年の干支の護り本尊に合わせたものを購入して着用することで、各個人と密接に結び付けられた護り主である護り本尊の本尊像および真言文によって祈願文の内容の加護が得られるという安心感が得られるため、祈願等の目標達成および大願成就の心理的な達成感を作り出して安心した生活をすることが可能となる。
【0020】(2)磁気を帯びたチタン合金や他の金属の粉末を混合したインクを用いて本尊像、真言文および祈願文等をプリントすることによって、この祈願用衣服を着用する者に対して磁力が働き、血行を良くし、また新陳代謝を活発にし、着用者の健康の維持および改善が可能となる。また、着用者の体の動きに合わせてプリント位置が移動することため、磁力の位置が移動して磁力により皮膚に刺激を与える部分が変動し、磁力の効果をさらに高め、健康の維持および改善に役立てられる。
【出願人】 【識別番号】598071194
【氏名又は名称】東谷 藤太郎
【出願日】 平成13年2月6日(2001.2.6)
【代理人】 【識別番号】100099508
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
【公開番号】 特開2002−4121(P2002−4121A)
【公開日】 平成14年1月9日(2002.1.9)
【出願番号】 特願2001−30160(P2001−30160)