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【発明の名称】 防水腕カバー
【発明者】 【氏名】武田 祐冶

【要約】 【課題】介護や医療などの作業で、衣服の水ぬれ、汚れを防ぐための防水性の腕カバーを簡単な工程で安価につくる。

【解決手段】合成樹脂を軟質の筒状皮膜5に押出成形し、両端に輪ゴム7を入れて熱接着して防水腕カバー8をつくる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 合成樹脂の薄手で軟質の筒状皮膜(5)の両端に輪ゴムを封入した防水腕カバー【請求項2】 請求項1記載の合成樹脂の軟質の筒状皮膜(5)を押出成形してつくる防水腕カバー
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護用や医療用などに使用する防水腕カバーとその製造法に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の腕カバーは事務用のもので、布を裁断しゴム紐を入れて縫合する工程でつくられていた。また、介護や医療などの作業でゴム手袋をつけていても衣服の袖や腕が水でぬれたり汚物で汚れたりするため、防水の腕カバーが必要であった。しかし、従来の腕カバーは布製のために事務用にはよいが、水にぬれたり、汚物に触れたりする介護や医療などの作業には使用できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】このような水でぬれる介護や医療の作業にも衛生的に能率よくできるように、ゴム手袋をつけた上からでも袖や腕を覆う防水の腕カバーを、裁断や縫合をせずに工程を簡単にして安価に提供することが課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するために、本発明ではビニルなどの軟質の合成樹脂を筒状の皮膜に押出成形し、腕カバーとして適当な長さに切断して、両端に輪ゴムを封入する一連の簡単な工程で、水ぬれ、汚れにも対応できる腕カバーをつくることを目的としている。
【0005】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図1のように、押出成形機1内の軟質合成樹脂の溶融原料2を腕カバー8の直径の円筒金型3に押出成形して、引き出しローラ4で引き出し軟質の筒状皮膜5をつくる。筒状皮膜5を腕カバー8に適する長さに回転カッター6で切断する。切断した筒状皮膜5を、図2、図3のような輪ゴム封入機9の溝付き円筒10に入れて、この両端の溝11のところに、筒状皮膜5の上から輪ゴム7を両端にはめる。輪ゴム7を包むように筒状皮膜5の両端をまくり、筒状皮膜5の折り重なった端の部分を、高周波加熱器12で回転させながら接着して輪ゴム7を封入する。この一連の工程によって、図3、4に示す軟質合成樹脂皮膜製の腕カバー8をつくる。図5のように、ゴム手袋13と併用して、ゴム手袋13をつけた上から腕カバー8をかけても使用できる。
【0006】
【考案の効果】従来の布製の腕カバーと違って、布の裁断や縫合の工程がいらず、押出成形と熱接着によって合成樹脂皮膜製の防水腕カバーがつくれるので、工程が簡素化され、安価に提供できる。この合成樹脂皮膜製の防水腕カバーは、介護や医療など作業で衣服の水ぬれ、汚れ防止に効果を発揮する。ゴム手袋と併用して、ゴム手袋をつけた上から腕カバー8をかけるとより効果的である。介護や医療だけでなく、ペンキ塗装や花壇、菜園等の作業にも広く活用できる。汚れた場合には、腕にかけたまま洗剤をつけて水洗いでき、汚れも取れ易い。また、安価なので医療作業での感染性の汚染やペンキ汚れなどでは使い捨てにすることもできる。
【出願人】 【識別番号】300005275
【氏名又は名称】武田 祐治
【出願日】 平成12年6月20日(2000.6.20)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−4116(P2002−4116A)
【公開日】 平成14年1月9日(2002.1.9)
【出願番号】 特願2000−223079(P2000−223079)