| 【発明の名称】 |
マタニティブラジャー |
| 【発明者】 |
【氏名】石田 真一郎
【氏名】本谷 優子
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| 【要約】 |
【課題】授乳後の肩帯(肩帯部)の位置の偏り、肩からの外れを抑止し、これによって外衣の装着体裁を崩すことがなく、またアンダーバスト部に最適なフィット感を得るベストタイプのマタニティブラジャーの提供を課題とする。
【解決手段】前中心開きであってベストタイプのブラジャー主体(A)の下縁にアンダーバストバンド部(B)を設けた伸縮性生地からなるマタニティブラジャーにおいて、前記ブラジャー主体(A)が、広くても正姿勢における身体の肩甲骨部の一部を覆う間隔幅(W)とした背狭部(11)から後肩帯部(12)を延設形成して上部中央部を略Y形とした後身頃(1)と、前肩帯部(22)を形成した左身頃(2a)及び右身頃(2b)との縫製及び前記後肩帯部(12)と前肩帯部(22)の自由端部相互の縫製によって袖ぐり部(3)を形成した構成。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前中心開きであってベストタイプのブラジャー主体(A)の下縁にアンダーバストバンド部(B)を設けた伸縮性生地からなるマタニティブラジャーにおいて、前記ブラジャー主体(A)が、広くても正姿勢における身体の肩甲骨部の一部を覆う間隔幅(W)とした背狭部(11)から後肩帯部(12)を延設形成して上部中央部を略Y形とした後身頃(1)と、前肩帯部(22)を形成した左身頃(2a)及び右身頃(2b)との縫製及び前記後肩帯部(12)と前肩帯部(22)の自由端部相互の縫製によって袖ぐり部(3)を形成した構成となっていることを特徴とするマタニティブラジャー。 【請求項2】 アンダーバストバンド部(B)は、ブラジャー主体(A)の下縁と両端部相互を縫製して開閉不可の環状とした扁平中空帯(4)と、該扁平中空帯(4)の内部に通して前中央部左右に開口させたベルト出入口(5)からベルト両端部を引出すようにした弾性ベルト(6)と、前記左右のベルト出入口(5)の間であって前記扁平中空帯(4)の表面に前中心開きの縦中心ライン(L)を跨ぐ状態で縫着した環体保持バンド(7)に保持された二個のベルト折返用環体(8)とからなり、前記弾性ベルト(6)の両端部と、前部縦中心ライン(L)を基準として前記ベルト出入口(5)の外側の扁平中空帯(4)の表面のそれぞれに、前記ベルト折返用環体(8)に通しこれを折り返して止めるアンダーバスト調整可能な止着手段を設けた構成である請求項1記載のマタニティブラジャー。 【請求項3】 アンダーバストバンド部(B)は、ブラジャー主体(A)の下縁に左身頃(2a)及び右身頃(2b)と共に開閉可能として縫着した扁平中空帯(4)と、該扁平中空帯(4)の両端部を折返し縫着して保持させたベルト折返用環体(8)と、前記扁平中空帯(4)の内部に通し前中心開きの縦中心ライン(L)を基準とする左右であって前記ベルト折返用環体(8)より外側に開口させたベルト出入口(5)からベルト両端部を引出すようにした弾性ベルト(6)とからなり、前記弾性ベルト(6)の両端部と、前記縦中心ライン(L)を基準として前記ベルト出入口(5)の外側の扁平中空帯(4)の表面のそれぞれに、前記ベルト折返用環体(8)に通しこれを折り返して止めるアンダーバストサイズ調整可能な止着手段を設けた構成である請求項1記載のマタニティブラジャー。 【請求項4】 扁平中空帯(4)の内部に通した弾性ベルト(6)は、扁平中空帯(4)の背部中央部分において止着固定した構成である請求項2又は3記載のマタニティブラジャー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、乳房及びアンダーバストのサイズが著しく変化し、産後には授乳が必要となる妊産婦に有用な、前中心開きであってベストタイプのマタニティブラジャーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より公知に属する、前中心開きであってベストタイプのマタニティブラジャーは、基本的には授乳の利便性を確保するようにした構成であり、これを大前提とした上で、(イ)乳房吊持と圧迫の軽減と乳房の保形性及び乳房の保護・管理を良くするために、母乳パッド装着用ポケットを設け、広幅の肩帯を使用する構成(例えば、実公平3−3525号公報)としたもの(ロ)また、乳房の保護・管理と大きな乳房の十分なるバストアップ、着用感に優れたものとするために、乳房用カップ部の裏打布と、該裏打布と連なって肩部をまたがって伸びている肩帯布、または、前記乳房用カップ部の裏打布と連なって肩部をまたがって伸びている肩帯布と、前記肩帯布あるいは肩帯裏打布、に連なって下方に伸びてバック側下辺に達するバック布の一部を構成する部分バック布、または、肩帯布あるいは肩帯裏打布、に連なって下方に伸びてバック側下辺に達するバック布の一部を構成する部分バック裏打布、が非伸縮性又は伸縮性の小さい布から構成(特許第2533290号)もの(ハ)乳房の保護管理のために、表地が伸縮性生地によって縫製されるベストタイプのマタニティブラジャーの、非伸縮性素材で裏打ちされたカップ部と、肩帯(肩帯部)の内面に縫着した非伸縮性素材の裏ストラップ地との接続部分を調節可能とした構成(特許第3064936号)のもの、など大きくなった乳房のバストアップを効果的に行うようにした構成のもの等がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし上記(イ)(ロ)(ハ)に係るベストタイプのマタニティブラジャーは、特に授乳のための左右身頃を開閉する場合に生ずるブラジャーの装着崩れを抑止する構成について配慮されていないために、授乳後の肩帯(肩帯部)の位置がいずれかに偏り、これが外衣の装着体裁を崩す結果を招くことに課題があり、本発明はこの課題を解決したベストタイプのマタニティブラジャーの提供を目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、前中心開きであってベストタイプのブラジャー主体(A)の下縁にアンダーバストバンド部(B)を設けた伸縮性生地からなるマタニティブラジャーにおいて、前記ブラジャー主体(A)が、広くても正姿勢における身体の肩甲骨部の一部を覆う間隔幅(W)とした背狭部(11)から後肩帯部(12)を延設形成して上部中央部を略Y形とした後身頃(1)と、前肩帯部(22)を形成した左身頃(2a)及び右身頃(2b)との縫製及び前記後肩帯部(12)と前肩帯部(22)の自由端部相互の縫製によって袖ぐり部(3)を形成した構成となっていることを特徴とするものである。 【0005】 【発明の作用及び効果】上記のように構成した本発明に係るマタニティブラジャーを、妊産婦が袖ぐり部(3)に腕を通して装着した場合、後身頃(1)の左右の後肩帯部(12)と背狭部(11)とで形成される首回り側縁部は、引き伸ばされた状態となる一方、肩にかかる幅広の肩帯体(9)の前肩帯部(22)となり且つ袖ぐり部(3)の前部側となる縁部は、従来と同様、肩から腋窩(脇下)に沿って乳房支持力を高める状態となる。 【0006】そして、背狭部(11)から延び前記前肩帯部(22)と縫製することにより幅広の肩帯体(9)を形成する後肩帯部(12)となり且つ袖ぐり部(3)の後部側を形成する縁部は、肩部から肩甲骨部の一部をかすめて腋窩に至る一方、背中部分では肩甲骨部が殆どむき出した装着状態となる。 【0007】このような状態においては、左身頃(2a)、右身頃(2b)とが前中央で閉じているか開いているかに拘らず、アンダーバストバンド部(B)が身体に密着した状態に維持されている限り、引張り力やこれを解除する力が、伸縮性生地からなるブラジャー主体(A)の肩帯体(9)に作用しても、後身頃(1)の背狭部(11)の位置移動が、構成素材の伸縮機能及び背中で稍盛上っている肩甲骨部及び肩甲骨間の凹み部分への馴染みによる拘束作用によって抑止されることと、前記背狭部(11)から延びる後肩帯部(12)と前肩帯部(22)との縫製により形成している幅広の肩帯体(9)の引き伸ばされている首回り側縁部の復元力が作用することとの共同作用によって、前記背狭部(11)から延びる後肩帯部(12)と前肩帯部(22)との縫製により形成している幅広の肩帯体(9)の、肩からの外れ方向への移動が抑止される。 【0008】その結果、特に授乳後の肩帯体(9)の肩かけ位置の偏りを解消することができ、外衣の装着体裁を崩すことのないフィット性に優れたベストタイプのマタニティブラジャーを提供することができる効果がある。 【0009】また請求項2に記載のように、本発明に係るベストタイプのマタニティブラジャーのアンダーバストバンド部(B)を、ブラジャー主体(A)の下縁と両端部相互を縫製して開閉不可の環状とした扁平中空帯(4)の内部へ弾性ベルト(6)を通し、該弾性ベルト(6)の両端部を、前中央部の近接した左右に開口させたベルト出入口(5)から引出し、それぞれを、前記扁平中空帯(4)の表面に前中心開きの縦中心ライン(L)を跨ぐ状態で縫着した環体保持バンド(7)に保持された二個のベルト折返用環体(8)に通し、産前、産後のアンダーバストの変化に対応する最適の締め具合に引き締めて止着する構成として、アンダーバストバンド部(B)の身体への密着を確保したから、前記後身頃(1)の一部である背狭部(11)の位置移動の肩甲骨部による拘束作用による抑止と、首回り側縁部の復元力の作用との共同作用による、幅広の肩帯体(9)の肩からの外れ抑止を、一層効果的なものとする。 【0010】またアンダーバストバンド部(B)を、ブラジャー主体(A)の下縁と両端部相互を縫製して開閉不可の環状としたから、前中心開き部のスナップ等の開閉手段を片手で外しても、ブラジャー主体(A)の下縁が前記環状のアンダーバストバンド部(B)に縫着されているから、はだけることがなく、さらに弾性ベルト(6)の両端部を、前中央部の近接した左右に開口させたベルト出入口(5)から引出して弾性ベルト(6)を前中央部の左右において締め付け止着するため、産前産後のアンダーバストのサイズ変化(約5cm乃至15cm程度)の広い範囲サイズに対して、調節しつつしっかりと締めることができことから、新たなサイズのものを買い足す必要もなく、経済的なものとすることができる。 【0011】さらに請求項3記載のように、本発明に係るベストタイプのマタニティブラジャーのアンダーバストバンド部(B)の両端相互を、ブラジャー主体(A)を構成する左身頃(2a)及び右身頃(2b)との開閉と同様、前中心開き前開き共に開閉可能とした上で、扁平中空帯(4)の内部に弾性ベルト(6)を通してその両端部をベルト出入口(5)から引出し、これを前中心開きの縦中心ライン(L)の左右に設けたベルト折返用環体(8)に通して折り返し、これをアンダーバストサイズ調整可能な止着手段で止めるようにした場合であっても、アンダーバストバンド部(B)の両端相互を、スナップ(10)等の止着手段で連結している限り、前記請求項1又は2について説明した理由から、同様の作用及び効果を達成することができる。 【0012】さらに請求項4に記載したように、アンダーバストバンド部(B)を形成する扁平中空帯(4)の内部に通した弾性ベルト(6)を、前記扁平中空帯(4)の背部中央部分において止着した構成とする場合には、アンダーバストバンド部(B)を締め付ける弾性ベルト(6)は、左右の乳房サイズが略同一の場合には左右に偏ることなく平均的に違和感のない優れたフィット状態に締めることができ、また、個人差によって、左右の乳房サイズが異なる場合であってアンダーバストへのフィットが不十分又は不快な場合でも、バストを含めて左右の乳房のそれぞれについて心地よくフィットする最適状態で装着使用することができるものとなる。 【0013】 【発明の実施の形態及び実施例】図1は本発明の実施例1に係るマタニティブラジャーを示す正面図、図2は同実施例1に係るマタニティブラジャーの背面図、図3は同実施例1に係るマタニティブラジャーの授乳形態正面図、図4は実施例2に係るマタニティブラジャーの正面図、図5は展開状態を示す正面図であって、いずれも表面生地を伸縮性生地としたベストタイプのブラジャー主体(A)を構成する後身頃(1)を、正姿勢における身体の肩甲骨部の一部を覆う間隔幅(W)とした背狭部(11)から後肩帯部(12)を延設形成して上部中央部を略Y形に形成している点において共通し、該構成に特徴があるものであって、以下実施例1及び実施例2に係るマタニティブラジャーについて順次説明する。 【0014】(実施例1)本発明の実施例1に係るマタニティブラジャーは、アンダーバストサイズ75cm、トップバストサイズ90cmとして縫製された、頭からかぶって袖ぐり部(3)へ腕を通すことにより装着するものであって、図1乃至図3に示すように、前中心開きであり且つ表面生地を胸部周囲方向へ伸縮するメリヤス生地で形成したベストタイプのブラジャー主体(A)の下周縁に沿って、環状に形成した伸縮性を具備するアンダーバストバンド部(B)を縫着した構成を基本とするものである。 【0015】さらに詳しく説明すると、前記実施例1に係るマタニティブラジャーのブラジャー主体(A)は、基本的には従来と同様、縫製によって肩帯及び袖ぐり部(3)を形成するように裁断し且つ前開き側となる縁縦方向縁部にスナップ(10)を列設した左身頃(2a)、右身頃(2b)を後身頃(1)に縫製して、肩帯及び袖ぐり部(3)を形成する構成であるが、特に後身頃(1)の構成が従来と異なり、正姿勢における身体の肩甲骨部の一部を覆う間隔幅(W)を12cmとした背狭部(11)と、該背狭部(11)から幅4cmの二本の後肩帯部(12)を左右対称的に延設して略Y形を呈する上部中央部を形成した構成とし、前記二本の後肩帯部(12)のそれぞれの自由端を、前記左身頃(2a)及び右身頃(2b)の前肩帯部(22)の自由端とを縫製することによって、肩帯体(9)及び袖ぐり部(3)を形成した構成である。 【0016】また環状に形成した伸縮性を具備するアンダーバストバンド部(B)は、前記ブラジャー主体(A)の下縁の周長より短い長さの、長手方向に伸縮性を有する生地テープを、長手方向に沿う二つ折り状態でブラジャー主体(A)の下縁に縫着して扁平中空帯(4)に形成するとともに、該扁平中空帯(4)の両端部相互を縫製連結して開閉不可の環状となっている。 【0017】そして前記扁平中空帯(4)は、アンダーバスト調整可能な止着手段を具備しており、その構成は、扁平中空帯(4)の表面の、前記ブラジャー主体(A)の前中心開き位置である縦中心ライン(L)の下方の仮想延長部に、該仮想延長部を水平方向跨ぐ状態でとなるように、二個のベルト折返用環体(8)に通した環体保持バンド(7)が縫着され、また該環体保持バンド(7)の水平方向左右には、ベルト出入口(5)が開設されている。 【0018】さらに前記縦中心ライン(L)の仮想延長部を基準としてベルト出入口(5)よりも外側となる扁平中空帯(4)の表面には、雌面ファスナー(13)が長手方向に沿って縫着されており、扁平中空帯(4)の内部には、両端部をベルト出入口(5)から引出した状態で弾性ベルト(6)が通されている。 【0019】また弾性ベルト(6)はゴム帯からなり、前記ベルト出入口(5)から引出される弾性ベルト(6)の両端部であって、ベルト折返用環体(8)に通してこれを左右に折り返しにより前記雌面ファスナー(13)に重なる面に、雄面ファスナー(14)を設けた構成となっている。 【0020】このように構成したアンダーバストバンド部(B)は、アンダーバストサイズに応じて、ベルト折返用環体(8)に通した弾性ベルト(6)の端部の折り返しを引き締め状態で調整し、最適フィット状態において、その雄面ファスナー(14)を扁平中空帯(4)の表面に設けた雌面ファスナー(13)の長手方向の任意位置に止着(フリー調整止)するのである。 【0021】(実施例2)本発明の実施例2に係るベストタイプのマタニティブラジャーは、先に左右いずれかの腕を袖ぐり部(3)から順次通して装着するものであって、図4のマタニティブラジャーの正面図、図5の展開状態を示す正面図に示すように、前中心開きであり且つ表面生地を伸縮性生地としたベストタイプのブラジャー主体(A)の下周縁に沿って、伸縮性を具備する開閉可能なアンダーバストバンド部(B)を縫着した構成を基本とするものである。 【0022】さらに詳しく説明すると、前記実施例2に係るマタニティブラジャーのベストタイプのブラジャー主体(A)は、実施例1におけるベストタイプのブラジャー主体(A)と同様、後身頃(1)の構成を、正姿勢における身体の肩甲骨部の一部を覆う間隔幅(W)とした背狭部(11)と、該背狭部(11)から二本の後肩帯部(12)を左右対称的に延設して略Y形を呈する上部中央部を形成することを条件とした上で、前記二本の後肩帯部(12)のそれぞれの自由端と、前記左身頃(2a)及び右身頃(2b)の前肩帯部(22)の自由端とを縫製することによって、肩帯体(9)及び袖ぐり部(3)を形成したものであり、他の構成については説明を省略する。 【0023】また伸縮性を具備する開閉可能なアンダーバストバンド部(B)は、前記ブラジャー主体(A)の下縁の周長より短く、長手方向に伸縮性を有する生地テープを、長手方向に沿う二つ折り状態でブラジャー主体(A)の下縁に縫着して、扁平中空帯(4)としている点において実施例1と同様構成であり、異なる構成部分は、前記扁平中空帯(4)の両端部相互を連結するのではなく、両端部のそれぞれを、前開き側となる縦方向縁部にスナップ(10)を列設した左身頃(2a)、右身頃(2b)の縦方向縁部と揃う状態に折り返して、ここにベルト折返用環体(8)を設け、アンダーバストバンド部(B)も左右に開閉される構成となっている部分にある。 【0024】前記扁平中空帯(4)の表面には、ベルト出入口(5)及び雌面ファスナー(13)を、前記実施例1の場合と同様の、ベルト折返用環体(8)に対する位置関係において設けた構成とし、前記扁平中空帯(4)の内部には、両端部をベルト出入口(5)から引出した状態で弾性ベルト(6)が通されている。 【0025】また弾性ベルト(6)はスパンテックス帯からなり、前記実施例1におけるゴム帯からなる弾性ベルト(6)と同様、ベルト出入口(5)から引出される弾性ベルト(6)の両端部に雄面ファスナー(14)を設けた構成であり、ベルト折返用環体(8)に通した後の折り返しにより、前記雌面ファスナー(13)に重ねる構成は実施例1と同じである。 【0026】上記実施例2に係るベストタイプのマタニティブラジャーは、改めて説明するまでもないが、前記のように、アンダーバストバンド部(B)も左右に開閉される構成であることから、開襟シャツを着用するのと同じ要領で、すなわち、後身頃(1)が背中となるように袖ぐり部(3)へ腕を通した後、ブラジャー主体(A)の左身頃(2a)、右身頃(2b)を前中心開き位置である縦中心ライン(L)に沿ってスナップ(10)で止め、さらに弾性ベルト(6)の両端部を、個別に対応するベルト折返用環体(8)に通したて折り返して止着することにより装着するのである。 【0027】なお上記実施例1及び/又は実施例2に記載したアンダーバストバンド部(B)においては、ブラジャー主体(A)の下縁に縫着した扁平中空帯(4)内に弾性ベルト(6)を固定することなく通した構成とした場合について説明したが、図6に示すように、扁平中空帯(4)の背部中央部分に弾性ベルト(6)を止着した固定部分(15)を形成する場合もあり、この固定部分(15)を基点として左右に位置する弾性ベルト(6)が、個別的に伸縮できるようになり、このため体型又は左右の乳房サイズの違いに対応させることができることは既述の通りである。 【0028】また本発明の実施例1に係るマタニティブラジャーの説明においては、ブラジャー主体(A)を構成する左身頃(2a)、右身頃(2b)の裏面に綿生地からなる裏打ち布(21)を略図的に示し、実施例2では省略し、また裏打ち布(21)によって形成されるパッド用のポケット等については説明していないが、この構成については従来と変わらないことから詳細説明を省略する。 【0029】さらに本発明の実施例においては、伸縮性生地の一例としてメリヤス生地を使用したが、ポリウレタン織物やストレッチ織物等の他の伸縮性を有する生地を使用しても、既述した作用効果を達成することができるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000114606 【氏名又は名称】モリト株式会社 【識別番号】593196078 【氏名又は名称】株式会社犬印本舗
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| 【出願日】 |
平成13年6月7日(2001.6.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070507 【弁理士】 【氏名又は名称】石田 俊男
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| 【公開番号】 |
特開2002−371403(P2002−371403A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月26日(2002.12.26) |
| 【出願番号】 |
特願2001−172688(P2001−172688) |
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