| 【発明の名称】 |
ブラジャーのストラップ |
| 【発明者】 |
【氏名】長野 茂
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| 【要約】 |
【課題】ブラジャーの着用時に、肩の動きに対してストラップが身体に違和感を感じることなく追従し、肩からストラップがずり落ちにくくすることのできるブラジャーの提供を提供する。
【解決手段】ブラジャー11のカップ部12の上部から肩に掛かるようにして背中に位置するベルト13に連結させ、ブラジャー11を縦方向から固定させるているストラップ16において、ストラップ16の左右両端18,19の伸縮強度に変化を持たせるとともに、ストラップ16の縦方向の中心線からて腕側にあたる外側のストラップのサイド19から首筋側にあたる内側のストラップ18に向けて徐々に伸縮強度を弱めさせる構造とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 女性のバスト(胸部)を覆い補正するカップ部とベルト及びストラップとストレッチテープ等によって構成された女性用下着であるブラジャーにおいて、左または右のおのおののバスト包む円形の形状とした前記カップ部の上部から肩に掛かるようにして背中に位置する前記ベルトに連結させている前記ストラップの縦方向におけるストラップの中心線からみて左右両端の生地の伸縮強度を異ならせた前記ストラップによって前記ブラジャーをバストに固定させるように構成することを特徴とするブラジャー。 【請求項2】 前記ブラジャーのカップ部の上部から肩に掛かるようにして背中に位置する前記ベルトに連結させている前記ストラップの縦方向におけるストラップの中心線からみて左右両端にかけての生地において、腕側にあたる外側から首筋側にあたる内側に向けて徐々に伸縮強度を弱める構造としていることを特徴とする請求項1に記載のブラジャー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は女性用下着であるブラジャーにおいて、ブラジャーをバストに固定させるストラップの改良に関するものである。 〔考案の詳細な説明〕 【0002】 【従来の技術】 従来の女性用下着であるブラジャーでは、女性のバスト(胸部)を覆い補正するカップ部とベルト及びストラップとストレッチテープ等によって構成されている。ベルトは、左右のバストのカップの両端を背中を一回りさせてから連結しており、ブラジャーを横方向からバストに固定させている。一方ストラップは、左または右のおのおののバスト包む円形の形状としたそれぞれのカップ部の上部から肩に掛かるようにして背中に位置する前記ベルトに連結させており、ブラジャーを縦方向から左右されぞれのバストに固定させている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 ところが、ブラジャーを縦方向から固定させる目的から左右されぞれのバストのカップの上部から肩に掛かるようにして背中に位置するベルトに連結させているが、ブラジャーを身体に付けている女性が、日常の生活における通常の身体の動きに対して、それに伴って肩も連動して多少上下に動こうとすると肩の上下の動きにブラジャーのストラップが追従できずに肩からブラジャーのストラップがずり落ちる現象が生じていた。また肩からストラップがずり落ちる現象をなくすためにストラップの締め付けを強くするとバスト及び肩への負担が大きく、身体への違和感が生じるとともに肩こりの原因にもなっている。またブラジャーのストラップが肩からずり落ちる現象は、外見上良くはなくファッション性に欠けていた。 【0004】 したがって、本発明は、ストラップの縦方向におけるストラップの中心線からみて左右両端にかけての生地において、腕側にあたる外側を最も強い伸縮強度とし、首筋側にあたる内側に向けて徐々に伸縮強度を弱める構造とすることによって、ブラジャーの着用時に肩の動きに対してストラップが身体に違和感を感じることなく追従し、肩からストラップがずり落ちにくくすることのできるブラジャーの提供を課題とするものである。 【0005】 【解決するための手段】 請求項1に記載の第1の発明は、女性のバスト(胸部)を覆い補正するカップ部とベルト及びストラップとストレッチテープ等によって構成された女性用下着であるブラジャーにおいて、左または右のおのおののバスト包む円形の形状とした前記カップ部の上部から肩に掛かるようにして背中に位置する前記ベルトに連結させている前記ストラップの縦方向におけるストラップの中心線からみて左右両端にかけての生地において、伸縮強度を異ならせた前記ストラップによって前記ブラジャーをバストに固定させるように構成することを特徴としている。 【0006】 上記第1の発明によると、女性のバストを補正するためにあるブラジャーは、左または右のおのおののバストに対して、そのバスト包み込むように円形または楕円形の形状としたバストを補正する目的としたカップ部と、そのカップをバストに固定させるためのベルト及びストラップとストレッチテープ等によって構成されている。そのブラジャーを縦方向から固定させる目的から左右されぞれのバストのカップの上部から肩に掛かるようにして背中に位置するベルトに連結させているストラップにおいて、ストラップの縦方向におけるストラップの中心線からみて左右両端にかけての生地に対して伸縮強度を異ならせたストラップによってブラジャーをバストに固定させるようにしている。ストラップの左右の伸縮強度を異ならせることにより、斜めの形状をしている肩に対してストラップ全体に均一に圧が保たれる。ストラップの肩への接地面積の確保とフラットな接地圧の確保によって肩の動きに伴ってストラップが肩からずり落ちる現象は抑制される。 【0007】 請求項2に記載の第2の発明は、前記ブラジャーのカップ部の上部から肩に掛かるようにして背中に位置する前記ベルトに連結させている前記ストラップの縦方向におけるストラップの中心線からみて左右両端にかけての生地において、腕側にあたる外側から首筋側にあたる内側に向けて徐々に伸縮強度を弱める構造としていることを特徴としている。 【0008】 上記第2の発明によると、ブラジャーのカップ部の上部から肩に掛かるようにして背中に位置するベルトに連結させているストラップの縦方向におけるストラップの中心線からみて左右両端にかけての生地において、腕側にあたる外側から首筋側にあたる内側に向けて徐々に伸縮強度を弱める構造としている。人間の肩は首筋から腕にかけて徐々に下がる傾向となっている。この肩に伸縮効果のあるストラップをあてると首筋側のストラップの接地圧が最も高く腕に向かうにつれて接地圧は低下する傾向となっている。この現象を逆手に取り逆に腕側つまり外側のストラップの伸縮強度を上げ、首筋側の内側に向かうにつれて徐々に伸縮強度をやや弱めることにより、肩の傾きにあった均一なストラップの接地圧を確保することができる。即ち、首筋側の接地圧を弱く腕側の接地圧を強くすることにより、肩の形状にあった接地圧を確保できるとともに一般的に伸縮素材は、伸縮圧の高い方から低い方へと伸縮圧が働き傾向があり、つまり常に首筋側の内側に向かって伸縮効果が働くため、肩の動きに伴って肩の傾斜角度が多少変化してもストラップ全面にて肩に均一な接地圧を確保できることからストラップが肩からずり落ちる現象を抑制させている。 【0009】 【考案の実施形態】 以下、第1及至第2の発明を具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。 【0010】 図1に示すブラジャー11は、女性の胸部の左または右のおのおののバストに対して、形を整え補正することを目的としている。また図2及び図3では、身体の背中部分におけるブラジャー11の身体への固定させているベルト部分13とストラップ16を示している。そのブラジャー11の構成は、左右おのおののバストに対して適正なるバストの形成を施すために設けられたそれぞれの独立した2個のカップ部12をバストにしっかりと固定させるために、カップとカップを胸部中央にてベルト13にて結び連結させ、またベルト13は左カップ端から背中を一周させて右のカップ端に連結させて、胸部の横方向からブラジャーのカップ12をバストに固定させるベルト部13が設けられている。このベルト13の一箇所つまり胸部中央または背中中央においてベルト13は、一旦切断されており、この一旦切断されたベルト13の両端には、ホックが設けられ、ブラジャー11の着用時にはベルト13の両端に設けられたホック同士をはめ込んでブラジャー11をバストに固定させている。また一方、ブラジャー11を縦方向からカップ部12をバストにしっかりと固定させるために、カップ部12の上部から背中に位置するベルト13までストラップ16によって結ばれている。このストラップ16にてブラジャー着用時にバストへのカップ12の固定を縦方向から補っている。 【0011】 ブラジャー11は以上の様に、大きく分けてバストを適正の形状に補正するカップ部12とそのカップ部12をバストに固定させるベルト13とストラップ16にて構成されている。そしてベルト13のサイドラインには、ストレッチテープ14の縫いつけが施されている。またこのストレッチテープ14は、ベルト13のサイドラインからストラップ16へ繋がるカップ部12の上部にてもストレッチテープ14がベルト13のサイドラインから延長して縫いつけが施されている。このストレッチテープ14によってブラジャー自体11の各部の補強を行っている。 【0012】 ブラジャー11のカップ部12の上部から肩に掛かるようにして背中に位置するベルト13に連結させ、ブラジャー11を縦方向から固定させるているストラップ16は、左右サイド18,19の伸縮強度に変化を持たせている。つまりストラップ16の縦方向におけるストラップの中心線からみて左右両端にかけての生地において、腕側にあたる外側のストラップのサイド19から首筋側にあたる内側のサイド18に向けて徐々に伸縮強度を弱めさせている。 【0013】 この両サイド18,19の伸縮度の強弱を異ならせるストラップ16の生地は、次の方法が用いられる。 (1)ストラップ16を形成する伸縮素材の縫製密度を伸縮強度を強くする外側19(腕側)を最も増やし、逆に伸縮強度を弱くする内側18(首筋側)に向けて縫製密度を減らしていく。従ってストラップ16を形成する縦方向の伸縮素材1本当たりの圧力負荷を徐々に変化させていく。これに伴って伸縮素材の縦方向の縫製密度が高く一本当たりの圧力負荷の低い外側19(腕側)のストラップ16の生地は、伸縮圧が高くなる。逆に伸縮素材の縦方向の縫製密度が低く一本当たりの圧力負荷の高い内側18(首筋側)のストラップ16の生地は、伸縮圧が低くなる傾向にすることができる。 【0014】 (2)ストラップ16を形成する縦方向の伸縮素材において、外側(腕側)19に対しては伸縮素材に伸縮強度の強い(引っ張り圧力の高い)伸縮素材を用いる逆に伸縮強度を弱くする内側18(首筋側)は、伸縮素材に伸縮強度の弱い(引っ張り圧力の低い)伸縮素材を用いる。例として伸縮強度の変化を3段階に変化させる場合は、3種類の伸縮素材を用いることになる。これに伴って伸縮素材の伸縮強度の強い外側19(腕側)のストラップ16の生地は、伸縮圧が高くなる。逆に伸縮素材の伸縮強度の弱い内側18(首筋側)のストラップ16の生地は、伸縮圧が低くなる傾向にすることができる。また場合によっては2段階もしくは3段階以上の設定にて伸縮素材の伸縮強度を変化させても良い。 【0015】 以下、上記のように構成された本実施形態の作用及び効果について説明する。 女性が身体に着用するブラジャー11のバストへの固定はベルト13による横方向から固定とストラップ16による縦方向からの固定の2つの方法によって成り立っている。ストラップ16による縦方向からの固定に関しては、人間の肩は首筋から腕にかけて徐々に下がる傾向となっていることから、この肩に伸縮効果のあるストラップ16をあてると首筋側のストラップ18の接地圧が最も高く腕に向かうにつれて接地圧は低下する傾向となっている。この現象によって身体の動きに伴ってストラップ16が肩からずり落ち脱却する問題が生じている。また肩からストラップ16がずり落ちる現象をなくすためにストラップ16の締め付けを強くするとバスト及び肩への負担が大きく、身体への違和感が生じるとともに肩こりの原因にもなっている。またブラジャー11のストラップ16が肩からずり落ちる現象は、外見上良くはなくファッション性に欠ける問題も生じさせている。 【0016】 これらのブラジャー11の着用時に肩からストラップ16が、ずり落ち脱却することなく、身体に圧迫感と違和感を感じることなく、自然な締め付けとすべく、本実施形態では、ストラップ16の横断面からみて左右両端にかけての生地18,19において、腕側にあたる外側のストラップのサイド19から首筋側にあたる内側のサイド18に向けて徐々に伸縮強度とサポート力を弱めさせている形態を用いている。これに伴って斜めの形状をしている肩に対して、肩の形状にあった均一な接地圧を確保できるとともに肩の動きに伴って肩の傾斜角度が多少変化してもストラップ全面16にて肩に均一な接地圧を確保することができる。 【0017】 一般的に伸縮素材は、伸縮圧の高い方から低い方へと伸縮圧が働く傾向がある。つまり伸縮素材の伸縮圧が高く、接地圧が強い外側(腕側)に該当するストラップ19は、伸縮素材の伸縮圧が低く、接地圧が弱い内側(首筋側)ストラップ18にあたる身体側にやや向けて伸縮圧が働く傾向が生じる。本実施形態では、この常に内側の身体に向かってストラップ16の伸縮効果が働く効果に着目し利用している。そして肩の形状にあったストラップ16の伸縮圧とすることにより、肩の動きに伴って肩の傾斜角度が多少変化してもストラップ全面16にて肩に均一な接地圧を確保でき、ストラップ16が肩からずり落ちる現象を抑制させている。 【0018】 【発明の効果】 第1の発明によれば、ブラジャーを縦方向から固定させる目的から左右されぞれのバストのカップの上部から肩に掛かるようにして背中に位置するベルトに連結させているストラップにおいて、ストラップの縦方向におけるストラップの中心線からみて左右両端にかけての生地の伸縮強度を異ならせたストラップによってブラジャーをバストに固定させことにより、斜めの形状をしている肩に対してストラップ全体に均一に圧が保つことができる。これによりストラップの肩への接地面積の確保とフラットな接地圧の確保によって肩の動きに伴ってストラップが肩からずり落ちる現象は抑制することができる。 【0019】 第2の発明によれば、第1の発明の効果に加え、身体に固定されているストラップの腕側つまり外側のストラップの伸縮強度を上げ、首筋側の内側に向かうにつれて徐々に伸縮強度をやや弱めることにより、肩の傾きにあった均一なストラップの接地圧を確保することができるとともに、肩の動きに伴って肩の傾斜角度が多少変化してもストラップ全面にて肩に均一な接地圧を確保できることからストラップが肩からずり落ちる現象を抑制させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】396021427 【氏名又は名称】長野 茂
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| 【出願日】 |
平成13年4月12日(2001.4.12) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−309408(P2002−309408A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月23日(2002.10.23) |
| 【出願番号】 |
特願2001−113532(P2001−113532) |
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