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【発明の名称】 婦人用下着
【発明者】 【氏名】原 雄子

【要約】 【課題】腹部の冷えを解消することができる婦人用下着を提供する。

【解決手段】胸部を覆うブラジャー部の下部に腹部を覆う腹部用布部を設けたことにより、腹部の冷えを効果的に解消することができる。また、該腹部用布部は背中を覆わない構成とすることにより、腹部の冷えを解消し、かつ背中の蒸れを解消することもできる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 胸部を覆うブラジャー部と、該ブラジャー部の下部に設けられかつ腹部を覆う腹部用布部と、を備えたことを特徴とする婦人用下着。
【請求項2】 前記腹部用布部は、体の背面を覆わないことを特徴とする請求項1記載の婦人用下着。
【請求項3】 前記腹部用布部に該腹部用布部の固定部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の婦人用下着。
【請求項4】 前記ブラジャー部と前記腹部用布部とは一体形成されていることを特徴とする請求項1乃至3記載の婦人用下着。
【請求項5】 前記ブラジャー部と前記腹部用布部とは取り付け及び取り外しが可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3記載の婦人用下着。
【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】本発明は上半身に着用する婦人用下着に関する。
【従来の技術】上半身に着用する婦人用下着としては、従来から胸部に着用するブラジャーや、ブラジャーとショーツとを一体化したボディースーツなどが有った。
【発明が解決しようとする課題】ところで、下着としてブラジャーを着用した場合、腹部が冷えてしまうという問題点があった。また、腹部の冷えを解消するためにブラジャーに替えてボディースーツを着用した場合、腹部の冷えは解消できても背中が蒸れてしまうという問題点があった。このような問題が生ずる場合として、例えば夏場にエアコンの効いた建物に入った場合などが分かりやすい。すなわち、ブラジャーを着用していれば、戸外においてブラジャーの着用により体(特に背中)が蒸れることは無いが、エアコンの効いた建物に入った場合には腹部が冷えてしまう。また、ボディースーツを着用していれば、エアコンの効いた建物に入っても腹部が冷えることは無いが、戸外に出た場合に背中が蒸れてしまう。本発明は上記問題点を解消するためになされたものであり、下着の着用による腹部の冷えと背中の蒸れとを共に防止することができる婦人用下着を提供するものである。
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の婦人用下着は、胸部を覆うブラジャー部と、該ブラジャー部の下部に設けられかつ腹部を覆う腹部用布部と、を備えたことを特徴としている。これにより、腹部の冷えを、効果的に解消することができる。本発明の請求項2記載の婦人用下着は、請求項1記載の婦人用下着において、前記腹部用布部が体の背面を覆わないことを特徴としている。これにより、腹部の冷えを解消すると共に背中の蒸れも解消することができる。本発明の請求項3記載の婦人用下着は、請求項1又は2記載の婦人用下着において、前記腹部用布部に該腹部用布部の固定部材が設けられていることを特徴としている。これにより、着用中に該腹部用布部がよじれることがなく、効果的に腹部の冷えを防止することができる。前記ブラジャー部と前記腹部用布部とは一体形成されていても良く、取り付け及び取り外しが可能に形成されていても良い。取り付け及び取り外しが可能に形成されていれば、腹部用布部が不要のときにはこれを取り外して通常のブラジャーとして使用することができる。
【実施の形態】図1は本発明の婦人用下着の一実施例を示す図であり、1がブラジャー部、2が前記ブラジャー部の下部に設けられた腹部用布部である。ブラジャー部1は従来から使用されているブラジャーと同一の構成のものを用いることが可能であり、ホックなどからなる胸元固定部10を有している。また、腹部用布部2は略四角形状の布である。本実施例においては、ブラジャー部1と腹部用布部2とを縫合して一体形成した場合を示しており、該腹部用布部2は、着用時に少なくとも腹部を覆う程度の大きさに形成されている。また、該腹部用布部2の素材は綿、シルク、ポリエステル、麻、またはこれらの複合物等、通常の下着として使用されるものを用いることができる。 なお、前記腹部用布部2は、その下端部がショーツ或いはパンツ、スカート等で押さえつけることができるように、縦方向に長く形成しても良い。なお、腹部用布部2の縦方向の長さは特に限定されるものではないが、10cmから30cm程度が好ましい。図2は本発明の婦人用下着の別の実施例を示す図であり、図1に示した婦人用下着において、腹部用布部2に固定部材3を設けている。図2に示す固定部材3は紐であり、これらを背中にまわして背面で結ぶことにより、腹部用布部2を固定するものである。この固定部材3を使用することにより、着用中に腹部用布部がよじれることがなくなり、腹部の冷えをより効果的に解消することができる。また、固定部材3として紐を用いた場合、これを結ぶことにより腹部用布部2を固定する他にも、紐の先にホックを形成して該ホックにより固定しても良い。ホックを用いる場合は多段階に調節できるようにしても良い。更には、腹部用布部2に設けられた固定部材3の先端をブラジャー部1における胸元固定部10に縫合する、或いは取り付け可能に形成しておいても構わない。図2においては、この固定部材3を左右1箇所ずつ設けているが、これより多く設けても良い。また、この固定部材3は腹部用布部2の下方に形成したほうが、腹部用布部2をしっかり固定することができる。なお、上記2つの実施例において、ブラジャー部1と腹部用布部2とが一体形成された例を示したが、これらは取り付け及び取り外しが可能に形成されていても構わない。これらを取り付け及び取り外しが可能とするためには、ブラジャー部1と腹部用布部2とにそれぞれホックを取り付けたり、ブラジャー部1と腹部用布部2とそれぞれに、或いは一方にマジックテープ(登録商標)を取り付けることによって達成できる。このように、ブラジャー部1と腹部用布部2とが取り付け及び取り外しが可能に形成されていれば、腹部の冷えおよび背中の蒸れがあまり気にならない場合(例えば冬場など)においては、腹部用布部2を取り外して通常のブラジャーとして使用することができる。また、上記実施例においては、腹部用布部2として略四角形状のものを使用したが、形状はこれに限らず三角形や楕円形など他の形状であっても構わない。更に、腹部用布部2の幅は腹部及び脇腹部を覆うように形成したが、腹部のみを覆うように幅細に形成しても良い。
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の婦人用下着によれば、腹部の冷えを効果的に解消することができるという効果を奏する。また、腹部用布部が背中を覆わない構成とすることにより、腹部の冷えを解消すると共に背中の蒸れを防止することができるという効果を奏する。また、前記腹部用布部に固定部材を設けることにより、着用中に腹部用布部がよじれるのを防止することができるという効果を奏する。また、ブラジャー部と腹部用布部とを取り付け及び取り外しが可能に形成することにより、腹部用布部が必要でない場合にはこれを取り外して通常のブラジャーとして使用することができるという効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】500342282
【氏名又は名称】原 雄子
【出願日】 平成12年6月17日(2000.6.17)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−4109(P2002−4109A)
【公開日】 平成14年1月9日(2002.1.9)
【出願番号】 特願2000−221528(P2000−221528)