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【発明の名称】 女性用下穿き
【発明者】 【氏名】服部 吉野

【要約】 【課題】体形にフィットするように作られている下穿きを着用した際局部に布地がくい込こんだり、通気性が悪いために雑菌が繁殖したりするのを防止する女性用下穿きを提供する。

【解決手段】パンティストッキング状の女性用下穿きAの股間部1に二重構造の収納部2を設け、この収納部2の中に、一面に複数個の小突起3を設けた柔軟性に富んだ合成樹脂材からなる薄板状で、複数個の通気孔3aを設けた当て板3を設けたことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パンティーストッキング状の女性用下穿きの股間部に二重構造の収納部を設け、この収納部の中に、一面に複数個の小突起を設けた柔軟性に富んだ合成樹脂材からなる薄板状で、複数個の小さな通気孔を設けた当て板を挿着したことを特微とする女性用下穿き。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は体形にフイットするように作られているパンティストッキング、タイツ、パンティ、水着等の女性用下穿きを着用した際、特に男性用仕立てと同じズボンを密着させて穿いた場合、局部に布地がくいこんだり、通気が悪く又女性用特有の下りものを含め雑菌が繁殖したりするのを防止するための女性用下穿きに関するものである。
【0002】
【従来の技術】古来、日本の女性は和服を着用していたのでパンティ等の女性用下穿きを着用することはなかったが、近年(1930年頃から)洋服が普及し始め、この頃からブルマーと称するゆったりとした余裕のある下穿きが一般的に着用されるようになってきた。近年、体に密着するパンティに次いでストッキングが提供されたが,近時、パンティとストッキングを一体にしたパンティストッキングが提供され,体形をより美しく見せるため,直パンティストッキングを着用するようになり,彩色、模様等が工夫され、意匠的に優れたものが各種提供されるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パンティストッキングに限らず、タイツ、パンティ、水着形様の肌着等は着用した際、体に密着しすぎるために股間を圧迫して不快を感じるばかりでなく、クロッチ部が局部に食い込んで炎症を起こしたり,通気性が悪いため臭気がこもってたり雑菌の発生を招いていた。そこで、おりものがあったり、急に生理になった場合パッドをあてるのであるが,その際パッドの両面接着テープがクロッチ挿着の網の固定部分に密着するので歩いたり運動したりした場合に静電気が発生した場合でも、パッドが移動しないという特点と安心感が得られる。本発明は下穿きの股間部に二重構造の収納部を設け、この収納部の中に,一面に複数個の小突起を設けた柔軟性に富んだ合成樹脂材からなる薄板状で,複数個の小さな通気孔を設けた当て板を挿入縫着することによって布地のくい込みや雑菌の繁殖を防止する女性用下穿きを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため本発明はパンティストッキング状の女性用下穿きAの股間部部1に二重構造の収納部2を設け、この収納部2の中に、一面に複数個の小突起3bを設けた柔軟性に富んだ合成樹脂材からなる薄板状で,複数個の小さな通気孔3aを設けた当て板3を挿着したものであり、クロッチ部分についてはパンティ、タイツ、水着、水着状の肌着も同様である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0006】図1は本発明の正面図で、図2は図1におけるII−II断面図、図3は本発明の当て板の斜視図、図4は図3におけるIV−IV断面図で図中の符号Aは女性用下穿きを示す。
【0007】1は女性用下穿股間部(クロッチ部分)で、着用した際、性器が当接する部分にあたり、この股間部1の仕組みが穿いた人に様々影響を与えている。
【0008】2は股間部1に設けられた収納部で、ナイロン製細網状の布材からなる女性用下穿きの場合は布材に適応した伸縮性柔軟性に優れた布材を二重にして袋状に形成したもので、性器全体を掌で支えるように形成され、この袋状の内部に当て板が挿着されるようになっている。
【0009】当て板3は体温より温度が高くならない柔軟性豊かな合成樹脂製、ポリプロピレン性で、人体に無害の薄板からなり、図4の断面図に示したように、複数個(多数)の通気孔3aが設けられ、一面(図面では下面)に複数個の小突起3bが設けられている。通気孔3aは股間部1の通気性を良くすると共に局部に布地がくいこむのを防止するようになっている。小突起3bは肌と女性用下穿きとの間に隙間を作って通気性を良くし、通気性を良くすることによって布地が肌にべとつかず、雑菌の繁殖を防ぐようになっている。又、小突起3bは袋状の収納部2に収納されている時、二重になっている部分はパンティストッキングの場合、肌に直接当たる部分は伸縮自在の当面に適した素材で構成されているので、激しい運動をしても当て板3はずれないようになっているばかりでなく、違和感がなく快適である。
【0010】尚、当て板3を収納部2に挿着する場合は図2に示したように収納部2は縫製時点で挿入し縫着形成するので、形も整い仕上がりも美しい。
【0011】
【発明の効果】上記のように構成した本発明は次のような効果がある。
a.収納部は女性用下穿きに適応した柔らかい伸縮性に富んだ布地で構成されているので、違和感が全くない。
b.収納部に当て板を挿着した場合、収納部が性器全体を掌で包むように支えるので、圧迫感が全くなく、精神的にも安定する。
c.強い運動や歩行中に陰唇部が開いても布地がくい込むことはない。
d.小孔、小突起が設けられている当て板は通気性に優れているので、蒸れや性器疾患を防止できる。
e.少々の下りもの、軽度の生理や失禁の場合は、適当な吸収パットを利用して応急処置をすることが可能である。又、パッドのテープ部分が網状の固定部分に密着するので歩行運動にもパッドは移動しない。
f.構造が簡単であり、材料も安いので安価に大量に提供できる。
【出願人】 【識別番号】591036815
【氏名又は名称】服部 吉野
【出願日】 平成13年2月2日(2001.2.2)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−235205(P2002−235205A)
【公開日】 平成14年8月23日(2002.8.23)
【出願番号】 特願2001−65728(P2001−65728)