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【発明の名称】 顎覆掛け
【発明者】 【氏名】瀬川 仁美

【要約】 【課題】口元より胸元までぬらしていたよだれを、顎覆掛けに吸い取り紙を合設し、顎を覆うことによって、口元でよだれを吸い取り、一々ふき取る手間を省き、なおかつ衛生的な顎覆掛けを提供する。

【解決手段】全面に複数の気孔(6)を有する略方形状のあご帯(1)と顎(4)の定位置に密着させるあご帯(1)の両側に設けた掛け紐(2)とにより顎覆掛け(5)を構成し、該顎覆掛け(5)と顎(4)との間に吸い取り紙(3)を合設することを特徴とした顎覆掛け。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 全面に複数の気孔を有する略方形状のあご帯と、該あご帯の両側に設けた掛け紐とにより顎覆掛け形状を構成し、該顎覆掛けと顎の間に吸い取り紙を合設する顎覆掛け。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、障害者あるいは幼児の口から無意識のうちに流れ出る唾液又は飲食物を与える際の、口からこぼれ出る水分を、一々ふき取る必要のない顎覆掛けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、胸元に掛ける、よだれ掛けは有った。又タオルや布を首元に掛けたり巻いたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次ぎのような問題があった。
(イ)よだれ掛けは胸元に掛けるので、口から出る唾液、あるいは飲食物を与える際の口から漏れ出る水分が、口元より胸元までぬらして気持ち悪かった。
(ロ)口から出る唾液、あるいは飲食物を与える際の口から漏れ出る水分を、タオルや布などで一々ふいていたので手間がかかっていた。
(ハ)口から出る唾液、又は飲食物を与える際の口から漏れ出る水分が、顎より滴り落ち、あるいは胸元に流れ出た雫液などにより着物などをぬらし、そして汚し不衛生であった。
この発明は、これらの問題を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】全面に複数の気孔を有する略方形状のあご帯と、該あご帯の両側に設けた掛け紐とにより顎覆掛けを構成し、該顎覆掛けと顎の間に吸い取り紙を合設する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、(1)は略方形状のあご帯で、顎(4)を覆うように、帯に複数の気孔(6)を設けた覆いに形成されている。気孔(6)形状に変えて、網形状に形成してもよい。この気孔(6)は吸い取り紙(3)に吸い取られる唾液水分の蒸発を助け、吸い取り紙(3)の吸い取り能力を持続させるために設けたものである。(2)は掛け紐で、耳や頭や首に掛けて使用するようにあご帯(1)の両側に設けて、顎覆掛け(5)を構成している。掛け紐(2)は、布紐、ゴム紐、他材質で、何れも柔らかな肌触りの良い材料で形成してもよい。図3に示すように、(3)は吸い取り紙で、従来市販の紙おむつ等に使用されている材質で、前記あご帯より縦横少し広く形成し、あご帯(1)と顎(4)との間に合設し、交換自由に形成されている。本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、あご帯(1)の顎(4)に当てる側に吸い取り紙(3)を添え、該吸い取り紙(3)と一緒にあご帯(1)を、下唇より顎(4)に当てる。そして掛け紐(2)を耳に掛け、耳に掛けられない場合は頭あるいは首に回して掛け、又は図1に示すように頭にネット(7)を被せ、該ネット(7)に掛け紐(2)を接続して、顎覆掛け(5)を顎(4)に密着する。また吸い取り紙(3)はぬれ具合、汚れ具合によって適当に取り替える。障害者の中には、身体を横たえたまま、あるいは首を横たえたままで動けない障害者もいる、その場合は、顎覆掛け(5)を横たえた側のほほ寄りに当てて、掛け紐(2)により調整する。また両側に寝返りする障害者には、図1の点線で示すように、あご帯(1)と吸い取り紙(3)を、両側ほほに当たるよう少し横に長く形成し、両側ほほに密着させて使用する。この顎覆掛け(5)は、鼻水対策として鼻水マスクに転用可能である。コスト、デザインを考慮の上、掛け紐(2)は吸い取り紙の両側に直接設けて使用してもよい。
【0006】
【発明の効果】口元で唾液などが吸い取られるので、顎から胸元までがぬれることもなく、気持ち悪くなるのを防ぎ、着物などがぬれたり汚れることもなくなる。ぬれた部分を一々ふき取ることもなく、手間も省け、なおかつ衛生的になる。鼻水対策として、鼻水マスクに転用できる。
【出願人】 【識別番号】599015940
【氏名又は名称】瀬川 仁美
【出願日】 平成12年12月12日(2000.12.12)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−180304(P2002−180304A)
【公開日】 平成14年6月26日(2002.6.26)
【出願番号】 特願2000−404128(P2000−404128)