| 【発明の名称】 |
魚のうろこ落し具 |
| 【発明者】 |
【氏名】近藤 金修
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| 【要約】 |
【課題】この発明は、手動の魚のうろこ落しにおいて、うろこを飛散させることなく収容するとともに、握力による押しつけによりうろこ落しができるようにしたものである。
【解決手段】この発明は、手で握る握り台を設けた容器の底面に所要幅の間隙を欠設し、同間隙の一側縁をうろこ起しの刃部に形成し、同刃部に続いて容器内にうろこ溜りを形成させて成る。上記容器は、握り台を設けた上容器と、底面にうろこ起しの刃口とうろこ溜りを設けた下容器とを嵌脱自在とすることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上部には手指で握る握り台を備え、底面には進行させる方向に交叉する間隙を欠設してその一側縁に刃部を形成させ、刃部の上部に刃部に連通してうろこ溜りを内部に設けて成る魚のうろこ落し具。 【請求項2】 上下嵌合する上容器と下容器とから成り、上容器は前後の壁間において、手指で握る握り台を設け、一側壁の下端に嵌合用の突起を突設し、上記一側壁に続く底盤部は前部を折り上げ形成した仕切板の前端に嵌合用凹部を垂設して成り、下容器は前後の壁間において、同じく一側壁を傾斜した傾斜壁として上下容器嵌合時に上容器の一側壁との間に親指挿入部を形成し、傾斜壁下端に続いて底盤部の一部を形成する底板上に上容器の突起を緩嵌する受座を設け、上記底板前端と間隙をとって刃物板を上記底板より下段に設け、刃物板は底板に面した縁を刃部とし、前端上には上容器の嵌合凹部の嵌合する嵌合突起を設けて成る魚のうろこ落し具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は魚のうろこ落しの分野に属し、手動のうろこ落し具にかかわる。 【0002】 【従来の技術】一般に魚のうろこ落しはほうちょうや熊手ようのもので行っているが、その際にうろこが飛散しその片づけに手数がかかっている。また、ほうちょう等では柄を持ち刃先でうろこ落しをするため、うろこ落しが細かくなり手数をかけていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この発明は手動のうろこ落しにおいて、うろこを飛散させることなく収容するとともに、握力による押しつけによってうろこ落しができるようにしようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の課題に対しこの発明は、手指と掌の握りで把持する容器の底面に所要幅の刃口を設け、同刃口の一側縁をうろこ落しの刃部に形成し、同刃部に続いて容器内にうろこ溜りを形成させることによりその目的を達成しようとする。上記容器はまた、製作や清掃を容易にするため、握り部を設けた上容器と、うろこ落しの刃口と刃部とうろこ溜りを設けた下容器とを嵌脱自在とする。 【0005】 【実施例】この発明の実施例を図によって説明すると、概要は図1に示す上容器a部と図3に示す下容器b部とから成り、図5に上容器aと下容器bを嵌合した状態を断面にして示している。 【0006】上容器aは図1において、上部に掌を置ける奥行きと左右幅の握り台1を前後の側壁2間に設け、左側壁3を垂直状とし、左側壁3下端に突起4を奥行き方向の前後に突設している。底盤部5は左側壁3に続く底板6とそれより折り上げて握り台1よりも右方へ伸びた仕切板7とから成り、仕切板7の前端に半球状の嵌合凹部8を垂設している。嵌合凹部8は奥行き方向の前後に設けられる。図2において側壁2が鎖線により右側部が切除された場合を示しているが、この場合には底盤部5は底板6を支点として仕切板7が上下遊動可能となり、下容器bとの嵌合時に後記のように使用される。 【0007】上容器aは上記の構成であるから、握り台1に掌を置き、側壁3に親指を当接し、握り台1と側壁2、3と底盤部5に囲まれた空間9に指を入れて握ると確実に把持される。上容器aは合成樹脂製で、握り台1内は空洞である。 【0008】下容器bは図3において、奥行き方向の前後の側壁10間に上容器aが嵌入し外形上一体化する形状をとっている。したがって、上部は握り台1に当接し、下部は上容器の底盤部5に当接するが、下容器bの図において左の外方への傾斜壁11により上容器の左側壁3との間に親指挿入部12が形成され側壁10がその前後を塞ぐ形状となっている。底盤部13は傾斜壁11に続く底板14と刃物板15とから成り、底板14上には上容器の突起4が緩く嵌入できる受座16が奥行き方向の前後に設けられ、刃物板15は底板14と所要の間隙をとり、かつ、底板14よりも下段の位置で側壁10間に設けられる。上記所要の間隙は図5に示すように、握り台1の中央からの垂線下に刃物板15左端の刃部18が位置するようにとることが望ましい。刃部18と底板14間には斜め下向きの刃口17が形成される。刃物板15の右端に上容器の嵌合凹部8に嵌合する突起19を奥行き方向の前後に突設している。 【0009】上記突起19は図4に示すように傾斜することが望ましい。それは、上容器の突起4を下容器の受座16に緩挿し、次いで上容器の嵌合凹部8を下容器の突起19に押しかぶせたときに、嵌合凹部8の半球状内の内広がりによって突起19を保持し、反対に離脱しようとする動きには凹部の開口周縁により係止しようとするためである。また、(0006)に記した仕切板7が上下遊動可能であると、嵌合凹部8と突起19との嵌合時に仕切板7を揚げて嵌合の見当がつけられるので、嵌合を行いやすくなる。下容器bは上容器aと同様の合成樹脂で作られる。 【0010】上容器aを下容器bに入れ、突起4を受座16に緩挿し嵌合凹部8を突起19に押しかぶせると上下容器a、bは一体となり、親指挿入部12と握り台1の下方の空間9とは上容器の底盤部5によって底面が仕切られる。さらに、下容器の底盤部13には傾め下方へ開口した刃口17と刃部18とが位置し、刃口17に続く上方に底盤部5、13に囲まれたうろこ溜り20が形成される。 【0011】上記嵌合したこの発明のうろこ落し具を使用するには、親指を同挿入部12に入れ空間9に他の手指を入れて握り台1を握り、図6に示すように下容器の底盤部13を魚の腹に当て刃物板15を押し動かすと、うろこは刃部18に剥がれてうろこ溜り20に溜まる。 【0012】 【効果】この発明によれば、うろこは剥がれるつど飛散しないで収容され、握力によるうろこ落しであるから効率がよく、その際に指を汚さず、解体し清掃し易い効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598162816 【氏名又は名称】秋田冷暖機器株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年4月27日(2001.4.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100110537 【弁理士】 【氏名又は名称】熊谷 繁 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−320441(P2002−320441A) |
| 【公開日】 |
平成14年11月5日(2002.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2001−131040(P2001−131040) |
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