| 【発明の名称】 |
農薬の施用方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】岡本 恵勝
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| 【要約】 |
【課題】新規な農薬の施用方法を提供する。
【解決手段】以下の1)または2)の方法により農薬製剤を多孔質粒状物に担持させ、該農薬製剤を担持させた多孔質粒状物を散粒することを特徴とする農薬の施用方法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 以下の1)または2)の方法により農薬製剤を多孔質粒状物に担持させ、該農薬製剤を担持させた多孔質粒状物を散粒することを特徴とする農薬の施用方法。 1)農薬活性成分を有効成分として含有する液体状または水に分散溶解可能な固体状農薬製剤を、水で希釈して希釈液を調製し、次いで該希釈液と多孔質粒状物を混合する、2)農薬活性成分を有効成分として含有する液体状農薬製剤と、多孔質粒状物を混合する。 【請求項2】 液体状農薬製剤が液剤、懸濁剤、乳剤またはマイクロエマルジョン剤であり、水に分散溶解可能な固体状農薬製剤が水和剤または水溶剤である請求項1記載の農薬の施用方法。 【請求項3】 農薬製剤を担持させた多孔質粒状物を非農耕地に散粒することを特徴とする請求項1または2記載の農薬の施用方法。 【請求項4】 多孔質粒状物の吸水可能量が、該多孔質粒状物100重量部に対して0.5〜50重量部である請求項1ないし3記載の農薬の施用方法。 【請求項5】 多孔質粒状物が、多孔質鉱物質粒状物である請求項1ないし4記載の農薬の施用方法。 【請求項6】 多孔質鉱物質粒状物が、珪藻土の造粒品である請求項5記載の農薬の施用方法。 【請求項7】 多孔質鉱物質粒状物が、焼成したものである請求項5または6記載の農薬の施用方法。 【請求項8】 多孔質鉱物質粒状物の焼成温度が、1000℃以上である請求項7記載の農薬の施用方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、農薬の施用方法に関する。さらに詳しくは、本発明は農薬活性成分を有効成分として含有する水和剤、液剤および乳剤等の農薬製剤を、多量の水を使わずに簡便かつ安全に施用でき、高い防除効果を発揮させることができる施用方法に関する。 【0002】 【従来の技術及び課題】農薬製剤の形態の例としては、水和剤、水溶剤、液剤、懸濁剤、乳剤、マイクロエマルジョン剤および粒剤等があげられが、これらのうち粒剤を除いては、多量の水に希釈して散布器等を用いて散布するのが一般的である。しかし、水の利用が不便な場合は散布場所まで多量の水を運ばなければならず、また農薬製剤を多量の水に希釈して散布するのに多大の労力を必要とし、省力化の点で改善の余地を残している。また、樹木、植栽および地被植物等の有用植物の近傍でこれら農薬製剤、特に除草剤を散布すると、飛散等により薬害が発生する場合があり、散布にあたっては制約を受ける。また、複数の粒剤を用いて、農薬活性成分を任意の組み合わせ、任意の薬量で散布しようとする場合、単に混合してもそれぞれ粒剤のもつ比重や粒の大きさの違いから偏析を起こし、均一に散布できないことが多い。これらの課題を解決する農薬の施用方法が求められている。 【0003】また、公知技術として、特開2000-136103には、除草活性成分を含有する水和剤を、鉱物質粒の粒核に水を用いて、担持被覆せしめて成る粒状組成物とし、該粒状組成物を湛水下水田に散布することを特徴とする農薬の施用方法が記載されているが、具体的に用いている鉱物質粒の粒核は非吸水性の砂であり、非吸水性の砂に水和剤を水を用いて担持被覆した場合には、砂の表面に水分が保持されているため、粒状組成物の流動性が悪化する場合があり、改善の余地を残している。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課題を解決すべく、研究を重ねた結果、多量の水に希釈して使用する水和剤、液剤および乳剤等の農薬製剤を少量の水で希釈して、あるいは水で希釈せずに農薬製剤のまま多孔質粒状物に担持させて散粒することにより、簡便かつ安全に散布でき、また均一に散布できることにより高い防除効果を得られることを見出した。 【0005】即ち本発明は、下記〔1〕ないし〔9〕の農薬の施用方法に関するものである。 〔1〕 以下の1)または2)の方法により農薬製剤を多孔質粒状物に担持させ、該農薬製剤を担持させた多孔質粒状物を散粒することを特徴とする農薬の施用方法。 1)農薬活性成分を有効成分として含有する液体状または水に分散溶解可能な固体状農薬製剤を、水で希釈して希釈液を調製し、次いで該希釈液と多孔質粒状物を混合する、2)農薬活性成分を有効成分として含有する液体状農薬製剤と、多孔質粒状物を混合する。 〔2〕 以下の1)または2)の方法により農薬製剤を多孔質粒状物に担持させ、該農薬製剤を担持させた多孔質粒状物を散粒することを特徴とする農薬の施用方法。 1)農薬活性成分を有効成分として含有する液体状または水に分散溶解可能な固体状農薬製剤と、該農薬活性成分とは異なる農薬活性成分を有効成分として含有する液体状または水に分散溶解可能な固体状農薬製剤を、水で希釈して希釈液を調製し、次いで該希釈液と多孔質粒状物を混合する、2)農薬活性成分を有効成分として含有する液体状農薬製剤と、該農薬活性成分とは異なる農薬活性成分を有効成分として含有する液体状農薬製剤と、多孔質粒状物を混合する。 〔3〕 液体状農薬製剤が液剤、懸濁剤、乳剤またはマイクロエマルジョン剤であり、水に分散溶解可能な固体状農薬製剤が水和剤または水溶剤である上記〔1〕または〔2〕記載の農薬の施用方法。 〔4〕 農薬製剤を担持させた多孔質粒状物を非農耕地に散粒することを特徴とする上記〔1〕ないし〔3〕記載の農薬の施用方法。 〔5〕 多孔質粒状物の吸水可能量が、該多孔質粒状物100重量部に対して0.5〜50重量部である上記〔1〕ないし〔4〕記載の農薬の施用方法。 〔6〕 多孔質粒状物が、多孔質鉱物質粒状物である上記〔1〕ないし〔5〕記載の農薬の施用方法。 〔7〕 多孔質鉱物質粒状物が、珪藻土の造粒品である上記〔6〕記載の農薬の施用方法。 〔8〕 多孔質鉱物質粒状物が、焼成したものである上記〔6〕または〔7〕記載の農薬の施用方法。 〔9〕 多孔質鉱物質粒状物の焼成温度が、1000℃以上である上記〔8〕記載の農薬の施用方法。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の施用方法で用いる農薬製剤の形態としては、固体状製剤では水和剤および水溶剤等の水に分散溶解可能な製剤が挙げられ、液体状製剤では液剤、懸濁剤、乳剤およびマイクロエマルジョン剤等が挙げられる。水和剤は、粉末状の水和剤だけでなく、顆粒水和剤も意味する。水溶剤は、粉末状の水溶剤だけでなく、顆粒水溶剤も意味する。懸濁剤は、固体状農薬活性成分が分散媒中に分散したフロアブル剤だけでなく、固体状農薬活性成分の有機溶剤溶液または液体状農薬活性成分が分散媒中に分散したエマルジョン剤や、フロアブル剤とエマルジョン剤が混合されたサスポエマルジョン剤も意味する。各製剤形態の組成および製造法は周知であり、例えば「農薬製剤ガイド」(日本農薬学会 農薬製剤・施用法研究会編、日本植物防疫協会発行、1997)に記載されている。 【0007】本発明の施用方法では、市販の農薬製剤を用いることができ、簡便に施用することができる。本発明の施用方法で用いる農薬製剤に含有される農薬活性成分としては、各種除草剤、殺菌剤、殺バクテリア剤、殺線虫剤および殺虫剤等が挙げられ、具体的には以下のものを例示することができる。 【0008】除草剤:トリアレート(triallate)、クロルトルロン(chlortoluron)、ビフェノックス(bifenox)、イソキサベン(isoxaben)、トリフルラリン(trifluraline)、リニュロン(linuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、トリアスルフロン(triasulfuron)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ペンディメタリン(pendimethaline)、ネビュロン(neburon)、フルロクロリドン(flurochloridone)、イマザメタベンズ−メチル(imazamethabenz-methyl)、メコプロップ(mecoprop)、メコプロップ−P(mecoprop-p)、アイオキシニル(ioxynil)、イソプロチュウロン(isoproturon)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、プロスルフォカーブ(prosulfocarbe)、ダイカンバ(dicamba)、メトスルフロン−メチル(metsulfuron-methyl)、フルロキシピル(fluroxypyr)、メトシュラム(metosulam)、ブロモキシニル(bromoxynil)、クロピラリド(clopyralid)、2,4-D、MCPA、MCPB、ジクロルプロップ−P(dichlorprop-P)、トリベニュロン−メチル(tribenuron-methyl)、DNOC、シアナジン(cyanazine)、チフェンスルフロン−メチル(thifensulfuron-methyl)、ピクロラム(piclorame)、プロスルフロン(prosulfuron)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、イマザモックス(imazamox)、フロラシュラム(florasulam)、アクロニフェン(aclonifen)、ラクトフェン(lactofen)、オルベンカーブ(orbencarb)、フルポキサム(flupoxam)、メトクスロン(metoxuron)、ターブチリン(terbutryn)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、イオドスルフロン(iodosulfuron)、フルカルバゾン(flucarbazone)、フラータモン(flurtamone)、フルチアミド(fluthiamide)ジチオピル(dithiopyr)、カーブチレート(carbuthylate)、テトラピオン(tetrapion)、トリクロピル(triclopyr)、IPC(chlorpropham)、DBN(dichlobenil)、CAT(simazine)、レナシル(lenacil)、メトラクロール(metolachlor)、ベスロジン(benfluralin)、プロピザミド(propyzamide)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron-ethyl)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron-methyl)、シクロスルファムロン(cyclosurufamuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、ニトラリン(nitralin)、シデュロン(siduron)、ベンチオカーブ(thiobencarb)、イマズスルフロン(imazosulfuron)、イマザキン(imazaquin)、イソウロン(isouron)、アトラジン(atrazine)、ナプロパミド(napropamid)、ブタミホス(butamifos)およびSAP(bensulide)等。 【0009】殺菌剤:アシベンゾラール(acibenzolar)、アムプロピルホス(ampropyfos)、アニラジン(anilazine)、アザコナゾール(azaconazole)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、ベナラキシル(benalaxyl)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomyl)、ベンザマクリル(benzamacril)、ビナパクリル(binapacryl)、ビフェニル(biphenyl)、ビテルタノール(bitertanol)、ベトキサジン(bethoxazine)、ボルドー液(bordeaux mixture)、ブラストサイジン−S(blasticidin-S)、ブロモコナゾール(bromoconazole)、ブピリメート(bupirimate)、ブチオベート(buthiobate)、カルシウムポリスルフィド(calcium polysulfide)、キャプタフォール(captafol)、キャプタン(captan)、カッパーオキシクロリド(copper oxychloride)、カルプロパミド(carpropamid)、カルベンダジン(carbendazim)、カルボキシン(carboxin)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロベンチアゾン(chlobenthiazone)、クロルフェナゾール(chlorfenazol)、クロロネブ(chloroneb)、クロロタロニル(chlorothalonil)、クロゾリネート(chlozolinate)、クフラネブ(cufraneb)、シモキサニル(cymoxanil)、シプロコナゾール(cyproconazol)、シプロジニル(cyprodinil)、シプロフラム(cyprofuram)、デバカルブ(debacarb)、ジクロロフェン(dichlorophen)、ジクロブトラゾール(diclobutrazol)、ジクロフラニド(diclhlofluanid)、ジクロメジン(diclomedine)、ジクロラン(dicloran)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ジクロシメット(diclocymet)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、ジフルメトリン(diflumetorim)、ジメチリモール(dimethirimol)、ジメトモルフ(dimethomorph)、ジニコナゾール(diniconazole)、ジニコナゾール−M(diniconazole-M)、ジノカップ(dinocap)、ジフェニルアミン(diphenylamine)、ジピリチオン(dipyrithione)、ジタリムホス(ditalimfos)、ジチアノン(dithianon)、ドデモルフ(dodemorph)、ドジン(dodine)、ドラゾクソロン(drazoxolon)、エデフェノホス(edifenphos)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、エタコナゾール(etaconazole)、エチリモル(ethirimol)、エトリジアノール(etridiazole)、ファモキサゾン(famoxadone)、フェナリモル(fenarimol)、フェブコナゾール(febuconazole)、フェンフラム(fenfuram)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン(fenpropidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フェンチン(fentin)、フェルバン(ferbam)、フェリムゾン(ferimzone)、フルアジナム(fluazinam)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フルオロイミド(fluoroimide)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(flusulfamide)、フルトラニル(flutolanil)、フルトリアフォール(flutriafol)、フォルペット(folpet)、フォセチル−アルミニウム(fosetyl-aluminium)、フベリダゾール(fuberidazole)、フララキシル(furalaxyl)、フェナミドン(fenamidone)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、グアザチン(guazatine)、ヘキサクロロベンゼン(hexachlorobenzene)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ヒメキサゾール(hymexazol)、イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾール(imibenconazole)、イミノクタジン(iminoctadine)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロベンホス(iprobenfos)、イプロジオン(iprodione)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、カスガマイシン(kasugamycin)、クレソキシム−メチル(kresoxim-methyl)、マンカッパー(mancopper)、マンコゼブ(mancozeb)、マンネブ(maneb)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、メタラキシル(metalaxyl)、メトコナゾール(metconazole)、メチラム(metiram)、メトミノストロビン(metominostrobin)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ナバム(nabam)、ニッケルビス(ジメチルジチオカーバメート)(nickel bis(dimethyldithiocarbamate))、ニトロタール−イソプロピル(nitrothal-isopropyl)、ヌアリモル(nuarimol)、オクチリノン(octhilinone)、オフレース(ofurace)、オキサジキシル(oxadixyl)、オキシカルボキシン(oxycarboxin)、オキポコナゾールフマール酸塩(oxpoconazole fumarate)、ペフラゾエート(pefurzoate)、ペンコナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、フタライド(phthalide)、ピペラリン(piperalin)、ポリオキシン(polyoxins)、プロベナゾール(probenazole)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン(procymidone)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconazole)、プロピネブ(propineb)、ピラゾホス(pyrazophos)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキュロン(pyroquilon)、キノキシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(quintozene)、硫黄(sulfur)、スピロキサミン(spiroxamine)、テブコナゾール(tebuconazole)、テクナゼン(tecnazene)、テトラコナゾール(tetraconazole)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チフルザミド(thifluzamide)、チオファネート−メチル(thiophanate-methyl)、チラム(thiram)、トルクロホス−メチル(tolclofos-methyl)、トリルフラニド(tolylfluanid)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアジメノール(toriadimenol)、トリアゾキシド(triazoxide)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリデモルフ(tridemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリホリン(triforine)、トリチコナゾール(triticonazole)、バリダマイシン(validamycin)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ジネブ(zineb)およびジラム(ziram)等。 【0010】殺バクテリア剤:ストレプトマイシン(streptomycin)、オキシテトラサイクリン(oxyterracycline)およびオキソリニックアシド(oxolinic acid)等。 殺線虫剤:アルドキシカルブ(aldoxycarb)、フォスチアゼート(fosthiazate)、フォスチエタン(fosthietan)、オキサミル(oxamyl)及びフェナミホス(fenamiphos)およびカズサホス(cadusaphos)等。 【0011】殺虫剤:アセフェート(acephate)、アセタミピリド(acetamipirid)、アジンホス−メチル(azinphos-methyl)、ベンジオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、ベンスルタップ(bensultap)、ビフェントリン(bifenthrin)、ブプロフェジン(buprofezin)、ブトカルボキシン(butocarboxim)、カルバリル(carbaryl)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、カルタップ(cartap)、クロルフェナピル(chlorfenapyr)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、クロチアニジン(clothianidin)、クロマフェノジド(chromafenozide)、クロピリホス−メチル(chlorpyrifos-methyl)、シフルトリン(cyfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta-cyfluthrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、シロマジン(cyromazine)、シハロトリン(cyhalothrin)、ラムダ−シハロトリン(lambda-cyhalothrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ダイアジノン(diazinon)、ジアクロデン(diacloden)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジオフェノラン(diofenolan)、ジスルフォトン(disulfoton)、ジメトエート(dimethoate)、EPN、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、エチプロール(ethiprole)、エトフェンプロックス(etofenprox)、エトリムホス(etrimfos)、フェニトロチオン(fenitrothion)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノキシカーブ(fenoxycarb)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フィプロニル(fipronil)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェノクスウロン(flufenoxuron)、フルフェンプロックス(flufenprox)、タウ−フルバリネート(tau-fluvalinate)、ホノホス(fonophos)、フォルメタネート(formetanate)、フォルモチオン(formothion)、フラチオカルブ(furathiocarb)、ハロフェノジド(halofenozide)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ヒドラメチルノン(hydramethylnon)、イミダクロプリド(imidacloprid)、イソフェンホス(isofenphos)、インドキサカルブ(indoxacarb)、イソプロカルブ(isoprocarb)、イソキサチオン(isoxathion)、ルフェヌウロン(lufenuron)、マラチオン(malathion)、メタルデヒド(metaldehyde)、メタミドホス(methamidophos)、メチダチオン(methidathion)、メタクリホス(methacrifos)、メタルカルブ(metalcarb)、メソミル(methomyl)、メソプレン(methoprene)、メトキシクロール(methoxychlor)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、モノクロトホス(monocrotophos)、ムスカルーレ(muscalure)、ニテンピラム(nitenpyram)、オメトエート(omethoate)、オキシデメトン−メチル(oxydemeton-methyl)、オキサミル(oxamyl)、パラチオン(parathion)、パラチオン−メチル(parathion-methyl)、ペルメトリン(permethrin)、フェントエート(phenthoate)、フォキシム(phoxim)、ホレート(phorate)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet)、ホスファミドン(phosphamidon)、ピリミカルブ(pirimicarb)、ピリミホス−メチル(pirimiphos-methyl)、プロフェノホス(profenofos)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピラクロホス(pyraclofos)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、ロテノン(rotenone)、スルプロホス(sulprofos)、シラフルオフェン(silafluofen)、スピノサド(spinosad)、スルホテップ(sulfotep)、テブフェノジド(tebfenozide)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、テフルトリン(tefluthorin)、テルブホス(terbufos)、テトラクロロビンホス(tetrachlorvinphos)、チオジカルブ(thiodicarb)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チオファノックス(thiofanox)、チオメトン(thiometon)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トラロメスリン(tralomethrin)、トリクロルホン(trichlorfon)、トリアズロン(triazuron)、トリフルムロン(triflumuron)およびバミドチオン(vamidothion)等。 【0012】上記農薬活性成分の中では、土壌処理型のものが望ましい。また、上記の農薬活性成分は、単独または2種以上を組合せて使用することができる。農薬活性成分の2種以上を組合せて使用する場合には、2種以上の農薬活性成分を含有する単一の農薬製剤を用いてもよいし、異なる農薬活性成分を含有する複数の農薬製剤を用いてもよい。複数の農薬製剤を用いる場合、従来のように複数の粒剤を混合して散布すると、それぞれ粒剤のもつ比重や粒の大きさの違いから偏析を起こし、均一に散布できないことが多い。一方、本発明の施用方法では、複数の農薬製剤を単一の多孔質粒状物に担持させるために編析が起こらず、均一に散布することができる。 【0013】本発明の施用方法で用いる多孔質粒状物は、農薬活性成分を担持できるものであれば特に制限されるものではないが、多孔質鉱物質粒状物が好ましく、例えば珪砂、軽石、炭酸カルシウム、ベントナイト、クレー、タルク、ゼオライト、珪藻土、パーライト、バーミキュライトおよび酸性白土等の鉱物質粉末を、押出造粒や混合造粒等によって造粒したものが挙げられる。多孔質鉱物質粒状物は、焼成することによって、水分や低沸分が揮発することにより、より多孔質な構造が形成され、高い吸水能(吸水可能量)が付与される。多孔質粒状物の吸水能が高い程、農薬製剤を担持させた多孔質粒状物の流動性が良くなるため、多孔質鉱物質粒状物は、焼成したものが好ましく、1000℃以上の温度で焼成したものがより好ましい。具体的な例として、珪藻土の造粒品を1000℃以上の温度で焼成した多孔質セラミックス土壌改良資材であるイソライトCG(商品名、イソライト工業(株)製)が挙げられる。 【0014】多孔質粒状物の粒径は、通常0.1〜5mm、好ましくは0.3〜3mmである。多孔質粒状物の吸水可能量とは、多孔質粒状物の流動性を実質的に悪化させずに吸収させることができる最大水量を意味する。農薬製剤を担持させた多孔質粒状物の流動性を良くするためには、多孔質粒状物の吸水可能量は大きい程好ましい。また、多孔質粒状物に農薬製剤をより均一に担持させたるためには、農薬製剤を担持させた多孔質粒状物の流動性が良好である限りにおいて、多孔質粒状物の吸水可能量は小さい程好ましい。多孔質粒状物の吸水可能量が大き過ぎると局所的に吸収担持されてしまうためである。従って、多孔質粒状物の吸水可能量は、多孔質粒状物100重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、好ましくは0.5〜50重量部であり、より好ましくは10〜50重量部であり、更に好ましくは15〜50重量部であり、最も好ましくは20〜50重量部である。 【0015】農薬製剤を多孔質粒状物に担持させるには、1)農薬活性成分を有効成分として含有する液体状または水に分散溶解可能な固体状農薬製剤を、水で希釈して希釈液を調製し、次いで該希釈液と多孔質粒状物を混合する方法、又は2)農薬活性成分を有効成分として含有する液体状農薬製剤と、多孔質粒状物を混合する方法、の2通りの方法がある。農薬製剤を担持させた多孔質粒状物の流動性を確保するために、1)の方法においては、農薬製剤を希釈する際に使用する水の重量と担持させる農薬製剤の重量の和が、多孔質粒状物の吸水可能量(重量)以下になるようにする必要がある。2)の方法においては、担持させる農薬製剤の重量が、多孔質粒状物の吸水可能量(重量)以下になるようにする必要がある。 【0016】農薬製剤を多孔質粒状物に担持させる方法の具体例としては、例えば、コンクリートミキサー等の攪拌容器に多孔質粒状物を投入し、該多孔質粒状物を攪拌しながら、農薬製剤の水希釈液または液体状農薬製剤を滴下または噴霧し、均一に担持させる方法が挙げられる。農薬製剤を担持させた多孔質粒状物の配合割合は、通常、多孔質粒状物100重量部に対して、農薬製剤0.1〜50重量部、水0〜50重量部である。本発明の施用方法で用いる農薬製剤を担持させた多孔質粒状物は、緑地、庭園、駐車場、墓地、タンクヤードおよび工場周辺等の非農耕地に散粒するのに適しており、各種一年生雑草、多年生雑草、各種害虫および各種病害等を有効に防除することができる。本発明の施用方法において、農薬製剤を担持させた多孔質粒状物は、通常10アール当り500g〜100kg、望ましくは1kg〜50kg施用される。 【0017】以下に、本発明の施用方法の具体的例を示す。なお、「部」は全て重量部を意味する。 〔施用例1〕イソライトCG(商品名、イソライト工業(株)製、珪藻土を造粒した多孔質粒状物の焼成品)50部をコンクリートミキサーに入れ、攪拌しながら、アセフェート水和剤(アセフェート50%含有)5部を水15部で希釈した希釈液を滴下あるいは噴霧する事により、アセフェート含有粒状物を得る。これを、手動式散粒器を用いて、10アールあたり3〜6kg、植裁のなかに散布し、害虫防除を行う。 〔施用例2〕イソライトCG50部をコンクリートミキサーに入れ、攪拌しながら、ベスロジン顆粒水和剤(ベスロジン58%含有)0.4部を水15部で希釈した希釈液を加圧型のスプレーを用いて噴霧する事により、ベスロジン含有粒状物を得る。これを10アールあたり50〜65kgの割合で散布を行い、駐車場の雑草の防除を行う。 〔施用例3〕イソライトCG50部をコンクリートミキサーに入れ、攪拌しながら、ベスロジン顆粒水和剤(ベスロジン58%含有)0.4部およびアセフェート水和剤(アセフェート50%含有)0.5部を水15部溶かした希釈液を加圧型のスプレーを用いて噴霧する事により、ベスロジンおよびアセフェート含有粒状物を得る。これを、電動散粒器を用いて10アールあたり50〜65kgの割合で散布を行い、芝生の雑草防除と害虫防除を行う。 【0018】 【実施例】本発明の施用方法を、従来の散布方法と比較するため、各施用法における効力薬害試験結果を以下に示す。 〔試験例1〕アセフェート含有イソライトの殺虫効果試験4寸鉢(12cm)の6葉期キャベツにアセフェート粒剤(アセフェート5%含有)、アセフェート水和剤を担持したイソライトCG(アセフェート5%含有)を1鉢に0.5g、1g、2gそれぞれ処理した。処理4日後、7日後に各処理区のキャベツの葉を2枚ずつ切り取りシャーレに入れ、2齢のハスモンヨトウを5匹/シャーレ放した。放虫後、24時間の死虫数を調べた。試験結果を第1表に示す。 【表1】
【0019】〔試験例2〕ヒドロキシイソキサゾール・メタラキシル含有イソライトの殺菌効果試験ヒドロキシイソキサゾール・メタラキシル液剤(ヒドロキシイソキサゾール15%含有、メタラキシル3%含有)2ml、0.5mlを水50mlで希釈し、それぞれイソライトCG50gに担持させ、ヒドロキシイソキサゾール・メタラキシル含有イソライト(25倍希釈,100倍希釈)を作った。ヒドロキシイソキサゾール・メタラキシル液剤を500倍、2000倍に希釈し、各1L/m2の処理量でベントグラスのソッドに散布し、一方上記ヒドロキシイソキサゾール・メタラキシル含有イソライトCG(25倍希釈、100倍希釈)を各100g/m2の処理量でベントグラスのソッドに散布し、処理1日後にPDA培地に20℃、3日間培養したピシウム菌ディスクを接種した。接種20日後の発病面積を測定し防除価で評価した。試験結果を第2表に示す。 【表2】
【0020】〔試験例3〕ベスロジン含有イソライトの効果試験バット(30×30×8.5cm)に、肥料入殺菌洪積土を充填し、メヒシバ、ブタクサ、ノハラガラシ、エノコログサ、オナモミ、ハコベ、スズメノカタビラ、イヌタデ、オオイヌノフグリ、セイヨウタンポポ、アオビユ、ヒメオドリコソウの種子を播種した。播種覆土後、ベスロジン顆粒水和剤を0.4g/m2(散布水量200ml/m2)で土壌表面に処理し、一方ベスロジン顆粒水和剤0.4gを担持させたイソライトCG50gを50g/m2で土壌表面に処理し、処理60日後に除草効果を下記の基準で評価した。試験結果を第3表に示す。 評価基準 0:影響なし〜10:完全枯死【表3】
【0021】〔試験例4〕ベスロジン含有イソライトの薬害試験バット(30×30×8.5cm)に、肥料入殺菌洪積土を充填し、ハルシャギク、ヒナゲシ、ハナビシソウ、ヤグルマソウ、カスミソウ、リナリア、ネモフィラ、フランスギク、ルドベキア、オオキンケイギク、カワラナデシコ、ノコギリソウの種子を播種した。播種後、3週間後にベスロジン顆粒水和剤を0.4g/m2(散布水量 200ml/m2)で土壌表面に処理し、一方ベスロジン顆粒水和剤0.4gを担持させたイソライトCG50gを50g/m2で土壌表面に処理し、処理18日後に薬害結果を下記の基準で評価した。試験結果を第4表に示す。 評価基準 0:影響なし〜10:完全枯死【表4】
【0022】〔試験例5〕ベスロジン含有イソライトの薬害試験圃場の試験区(1×1m)に、ジニア、ケイトウ、コスモス、ペチュニア、フレンチマリーゴールドの混合種子を播種した。播種後20日後にベスロジン顆粒水和剤を0.6g/m2(散布水量 200ml/m2)で土壌表面に処理し、一方、ベスロジン顆粒水和剤0.6gを担持させたイソライトCG50gを50g/m2で土壌表面に処理し、処理24日後に薬害結果を下記の基準で評価した。試験結果を第5表に示す。 評価基準 0:影響なし〜10:完全枯死【表5】
【0023】〔試験例6〕ハロスルフロンメチル含有イソライトの薬害試験3〜5年生の地植の松、ツバキ、サカキ、モミジにハロスルフロンメチル顆粒水和剤(ハロスルフロンメチル75%含有)を0.3g/m2(散布水量 200ml/m2)で茎葉散布し、ハロスルフロンメチル顆粒水和剤0.3gを担持させたイソライトCG50gを50g/m2でトップドレッシングし、処理21日後に薬害結果を下記の基準で評価した。試験結果を第6表に示す。 評価基準 0:影響なし〜10:完全枯死【表6】
【0024】 【発明の効果】本発明の施用方法によれば、従来の農薬製剤を多量の水に希釈して散布する方法に比べて、より簡便かつ安全に散布でき、また従来の複数の粒剤を混合して散布する方法に比べて、より均一に散布できることにより高い防除効果を期待できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500004715 【氏名又は名称】日産緑化株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年5月28日(2001.5.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068618 【弁理士】 【氏名又は名称】萼 経夫 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−348201(P2002−348201A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月4日(2002.12.4) |
| 【出願番号】 |
特願2001−158680(P2001−158680) |
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