| 【発明の名称】 |
農薬粒剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】井上 雅夫
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| 【要約】 |
【課題】固結性が改良された被覆農薬粒剤を提供する。
【解決手段】(a)農薬活性成分を含有してなる内核、(b)該内核を被覆してなる被覆層および(c)該被覆層の表面に保持されてなる平均粒子径が30μm以下の炭酸カルシウムからなる農薬粒剤。被覆層は、熱硬化性樹脂が好ましい。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】(a)農薬活性成分を含有してなる内核、(b)該内核を被覆してなる被覆層および(c)該被覆層の表面に保持されてなる平均粒子径が30μm以下の炭酸カルシウムからなる農薬粒剤。 【請求項2】(b)被覆層が熱硬化性樹脂である請求項1に記載の農薬粒剤。 【請求項3】(c)炭酸カルシウムの平均粒子径が5μm以下である請求項1または2に記載の農薬粒剤。 【請求項4】農薬活性成分を含有してなる内核に被膜形成材料またはその原料を添加して被覆粒状物を形成せしめ、次いで該被覆粒状物と平均粒子径が30μm以下の炭酸カルシウムとを混合することを特徴とする(a)農薬活性成分を含有してなる内核、(b)該内核を被覆してなる被覆層および(c)該被覆層の表面に保持されてなる平均粒子径が30μm以下の炭酸カルシウムからなる農薬粒剤の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、被覆農薬粒剤に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、農薬含有粒子を樹脂材料等によって被覆することにより農薬の溶出を制御し、効力の持続性を向上させた被覆農薬粒剤は知られている(特公昭60−44967号公報、特公昭64−4484号公報等)。しかしながら、例えば使用する被覆材料の種類や、温度、荷重等の保存条件などによっては保存中に該農薬粒剤が固結し、これにより該粒剤の散布等の実使用場面において支障が生じる場合があり、より固結性の低い被覆農薬粒剤の開発が望まれていた。 【0003】 【課題を解決するための手段】かかる状況下、本発明者らは被覆農薬粒剤について検討を重ねた結果、被覆層の表面に特定粒子径以下の微粉状炭酸カルシウムを保持させた被覆農薬粒剤が、極めて固結しにくい特性を有することを見出し、本発明に至った。すなわち本発明は、(a)農薬活性成分を含有してなる内核、(b)該内核を被覆してなる被覆層および(c)該被覆層の表面に保持されてなる平均粒子径が30μm以下の炭酸カルシウムからなる農薬粒剤(以下、本発明粒剤と記す)及びその製造方法に関するものである。 【0004】 【発明の実施の形態】本発明粒剤は、内核が被覆層で被覆され、また、該被覆層の表面には平均粒子径が30μm以下の炭酸カルシウムが保持されてなる粒子からなる。本発明粒剤において内核は、農薬活性成分を含有する粒状の構造物であり、被覆層は、内核を3次元的に包囲する被膜状構造物である。また、該被覆層の表面には平均粒子径が30μm以下の炭酸カルシウム微粒子各々が被覆層と接着し、通常は分散され、大部分の該被覆層表面を覆った状態で、保持されている。なお、炭酸カルシウム微粒子は、通常、本発明粒剤の表面の5%以上、好ましくは20%以上、更に好ましくは40%以上を覆っており、被覆層の表面と接着作用により保持されて存在している。 【0005】本発明粒剤における内核の含有量は、通常50〜99.89重量%、好ましくは85〜99.8重量%である。本発明において用いられる農薬活性成分としては、殺虫剤、殺菌剤、除草剤、昆虫成長制御剤、植物成長制御剤等を挙げることができ、例えば次に示す化合物を具体的に挙げることができる。 【0006】フェニトロチオン[O,O−ジメチルO−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエート]、フェンチオン[O,O−ジメチルO−(3−メチル−4−(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエート]、ダイアジノン[O,O−ジエチル−O−2−イソプロピル−6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチオエート]、クロルピリホス[O,O−ジエチル−O−3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエート]、アセフェート[O,S−ジメチルアセチルホスホラミドチオエート]、メチダチオン[S−2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4−チアジアゾール−3−イルメチルO,O−ジメチルホスホロジチオエート]、ジスルホトン[O,O−ジエチルS−2−エチルチオエチルホスホロジチオエート]、DDVP[2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェート]、スルプロホス[O−エチルO−4−(メチルチオ)フェニルS−プロピルホスホロジチオエート]、シアノホス[O−4−シアノフェニルO,O−ジメチルホスホロチオエート]、ジオキサベンゾホス[2−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホスホリン−2−スルフィド]、ジメトエート[O,O−ジメチル−S−(N−メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフェート]、フェントエート[エチル2−ジメトキシホスフィノチオイルチオ(フェニル)アセテート]、マラチオン[ジエチル(ジメトキシホスフィノチオイルチオ)サクシネート]、トリクロルホン[ジメチル2,2,2−トリクロロ−1−ヒドロキシエチルホスホネート]、アジンホスメチル[S−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イルメチルO,O−ジメチルホスホロジチオエート]、モノクロトホス[ジメチル−{(E)−1−メチル−2−(メチルカルバモイル)ビニル)ホスフェート]、エチオン[O,O,O′,O′−テトラエチル−S,S′−メチレンビス(ホスホロジチオエート)]等の有機リン系化合物、【0007】BPMC[2−sec−ブチルフェニルメチルカーバメート]、ベンフラカルブ[エチル N−{2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカルボニル(メチル)アミノチオ}−N−イソプロピル−β−アラニネート]、プロポキスル[2−イソプロポキシフェニル−N−メチルカーバメート]、カルボスルファン[2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾ[b]フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−メチルカーバメート]、カルバリル[1−ナフチル−N−メチルカーバメート]、メソミル[S−メチル−N−(メチルカルバモイルオキシ)チオアセトイミデート]、エチオフェンカルブ[2−(エチルチオメチル)フェニルメチルカーバメート]、アルジカルブ[2−メチル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒド O−メチルカルバモイルオキシム]、オキサミル[N,N−ジメチル−2−メチルカルバモイルオキシイミノ−2−(メチルチオ)アセトアミド]、フェノチオカルブ[S−4−フェノキシブチル−N,N−ジメチルチオカーバメート]等のカーバメート系化合物、【0008】エトフェンプロックス[2−(4−エトキシフェニル)−2−メチル−1−(3−フェノキシベンジル)オキシプロパン]、フェンバレレート[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート]、エスフェンバレレート[(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート]、フェンプロパトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート]、シペルメトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1RS)−シス,トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、ペルメトリン[3−フェノキシベンジル (1RS)−シス,トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、シハロトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1RS,3Z)−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、デルタメトリン[(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、シクロプロトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2,2−ジクロロ−1−(4−エトキシフェニル)シクロプロパンカルボキシレート]、フルバリネート[α−シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−D−バリネート]、ビフェンスリン[2−メチル−3−フェニルベンジル (1RS,3Z)−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、ハルフェンプロックス[2−(4−ブロモジフルオロメトキシフェニル)−2−メチル−1−(3−フェノキシベンジル)メチルプロパン]、トラロメトリン[(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−シス−3−(1,2,2,2−テトラブロモエチル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、シラフルオフェン[(4−エトキシフェニル)−{3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロピル}ジメチルシラン]、d−フェノトリン[3−フェノキシベンジル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、シフェノトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、d−レスメトリン[5−ベンジル−3−フリルメチル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、アクリナスリン[(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R,3Z)−シス−(2,2−ジメチル−3−{3−オキソ−3−(1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルオキシ)プロペニル}シクロプロパンカルボキシレート]、シフルトリン[(RS)−α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、テフルトリン[2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル (1RS,3Z)−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、トランスフルスリン[2,3,5,6−テトラフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、テトラメトリン[3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミドメチル (1RS)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロぺニル)シクロプロパンカルボキシレート]、アレトリン[(RS)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロペニル)−2−シクロペンテン−1−イル (1RS)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロぺニル)シクロプロパンカルボキシレート]、プラレトリン[(S)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピニル)−2−シクロペンテン−1−イル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロぺニル)シクロプロパンカルボキシレート]、エンペントリン[(RS)−1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル(1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロぺニル)シクロプロパンカルボキシレート]、イミプロスリン[2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジン−1−イルメチル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロぺニル)シクロプロパンカルボキシレート]、d−フラメトリン[5−(2−プロピニル)フルフリル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロぺニル)シクロプロパンカルボキシレート]、5−(2−プロピニル)フルフリル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート等のピレスロイド系化合物、【0009】ブプロフェジン[2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−チアジアジン−4−オン]等のチアジアジン誘導体、ニトロイミダゾリジン誘導体、カルタップ[S,S′−(2−ジメチルアミノトリメチレン)ビス(チオカーバメート)]、チオシクラム[N,N−ジメチル−1,2,3−トリチアン−5−イルアミン]、ベンスルタップ[S,S′−2−ジメチルアミノトリメチレンジ(ベンゼンチオスルフォネート)]等のネライストキシン誘導体、N−シアノ−N′−メチル−N′−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シアノアミジン誘導体、エンドスルファン[6,7,8,9,10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,9,9a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベンゾジオキサチエピンオキサイド]、γ−BHC[1,2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン]、ジコホル[1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2,2,2−トリクロロエタノ−ル]等の塩素化炭化水素化合物、クロルフルアズロン[1−{3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル}−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア]、テフルベンズロン[1−(3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア]、フルフェノクスロン[1−{4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキシ)−2−フルオロフェニル}−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア]等のベンゾイルフェニルウレア系化合物、アミトラズ[N,N′−{(メチルイミノ)ジメチリジン}−ジ−2,4−キシリジン]、クロルジメホルム[N′−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−N,N−ジメチルメチニミダミド]等のホルムアミジン誘導体、ジアフェンチウロン[N−(2,6−ジイソプロピル−4−フェノキシフェニル)−N′−t−ブチルカルボジイミド]等のチオ尿素誘導体、N−フェニルピラゾール系化合物、【0010】メトキサジアゾン[5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−(3H)−オン]、ブロモプロピレート[イソプロピル4,4′−ジブロモベンジレート]、テトラジホン[4−クロロフェニル 2,4,5−トリクロロフェニルスルホン]、キノメチオネート[S,S−6−メチルキノキサリン−2,3−ジイルジチオカルボネート]、プロパルギット[2−(4−tert−ブチルフェノキシ)シクロヘキシルプロピ−2−イルスルファイト]、フェンブタティンオキシド[ビス{トリス(2−メチル−2−フェニルプロピル)ティン}オキシド]、ヘキシチアゾクス[(4RS,5RS)−5−(4−クロロフェニル)−N−クロロヘキシル−4−メチル−2−オキソ−1,3−チアゾリジン−3−カルボキサミド]、クロフェンテジン[3,6−ビス(2−クロロフェニル)−1,2,4,5−テトラジン]、ピリダベン[2−tert−ブチル−5−(4−tert−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダジン−3(2H)−オン]、フェンピロキシメート[tert−ブチル (E)−4−[(1,3−ジメチル−5−フェノキシピラゾール−4−イル)メチレンアミノオキシメチル]ベンゾエート]、デブフェンピラド[N−4−tert−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチル−5−ピラゾールカルボキサミド]、ポリナクチンコンプレックス[テトラナクチン、ジナクチン、トリナクチン]、ピリミジフェン[5−クロロ−N−[2−{4−(2−エトキシエチル)−2,3−ジメチルフェノキシ}エチル]−6−エチルピリミジン−4−アミン]、ミルベメクチン、アバメクチン、イバーメクチン、アザジラクチン[AZAD]、5−メチル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−b]ベンゾチアゾール、メチル 1−(ブチルカルバモイル)ベンズイミダゾール−2−カーバメート、6−(3,5−ジクロロ−4−メチルフェニル)−3(2H)−ピリダジノン、1−(4−クロロフェノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタノン、(E)−4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)−N−〔1−(イミダゾール−1−イル)−2−プロポキシエチリデン〕アニリン、1−〔N−プロピル−N−〔2−(2,4,6−トリクロロフェノキシ)エチル〕カルバモイル〕イミダゾール、(E)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オール、1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン−3−オール、(E)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オール、1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン−3−オール、4−〔3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロピル〕−2,6−ジメチルモルホリン、2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ヘキサン−2−オール、O,O−ジエチル O−2−キノキサリニルホスホロチオエート、O−(6−エトキシ−2−エチル−4−ピリミジニル)O,O−ジメチル ホスホロチオエート、2−ジエチルアミノ−5,6−ジメチルピリミジン−4−イル ジメチルカーバメート、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル p−トルエンスルホナート、4−アミノ−6−(1,1−ジメチルエチル)−3−メチルチオ−1,2,4−トリアジン−5(4H)−オン、2−クロロ−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−エトキシカルボニル−N−〔(4−クロロ−6−メトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−(2−クロロエトキシ)−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕フェニルメタンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕チオフェン−3−スルホンアミド、4−エトキシカルボニル−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−1−メチルピラゾール−5−スルホンアミド、2−〔4,5−ジヒドロ−4−メチル−4−(1−メチルエチル)−5−オキソ−1H−イミダゾール−2−イル〕−3−キノリンカルボン酸、2−〔4,5−ジヒドロ−4−メチル−4−(1−メチルエチル)−5−オキソ−1H−イミダゾール−2−イル〕−5−エチル−3−ピリジンカルボン酸、メチル 6−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソイミダゾリン−2−イル)−m−トルエート、メチル 2−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソイミダゾリン−2−イル)−p−トルエート、2−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソイミダゾリン−2−イル)ニコチン酸、N−(4−クロロフェニル)メチル−N−シクロペンチル−N’−フェニルウレア、(RS)−2−シアノ−N−[(R)−1(2,4−ジクロロフェニル)エチル]−3,3−ジメチルブチルアミド、N−(1,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチルイソベンゾフラン−4−イル)−5−クロロ−1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボキシアミド、N−[2,6−ジブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−5−チアゾ−ルカルボキシアミド、2,2−ジクロロ−N−[1−(4−クロロフェニル)エチル]−3−メチルシクロプロパンカルボキシアミド、メチル(E)−2−2−6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ−フェニル−3−メトキシアクリレイト、5−メチル−1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]ベンゾチアゾール、3−アリルオキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド、ジイソプロピル=1,3−ジチオラン−2−イリデン−マロネート、O,O−ジプロピル−O−4−メチルチオプェニルホスフェート等。 【0011】農薬活性成分として1種が含有されていてもよいし、2種以上が含有されていてもよい。農薬活性成分の含有量は本発明粒剤中、通常0.1〜90重量%、好ましくは0.2〜70重量%である。農薬活性成分は、内核全体に分散されていてもよく、内核内部または内核表面に局在していてもよい。 【0012】本発明における内核は農薬活性成分を含有してなるが、必要に応じて、固体担体、粘結剤、溶剤、界面活性剤、安定化剤、着色剤等を含有していてもよい。 【0013】固体担体としては、鉱物質担体、植物質担体、合成担体等を挙げることができる。鉱物質担体としては、例えば、カオリナイト、ディッカナイト、ナクライト、ハロサイト等のカオリン鉱物、クリソタイル、リザータイト、アンチコライト、アメサイト等の蛇紋石、ナトリウムモンモリロナイト、カルシウムモンモリロナイト、マグネシウムモンモリロナイト等のモンモリロナイト鉱物、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、ハイデライト等のスメクタイト、パイロフィライト、タルク、蝋石、白雲母、フェンジャイト、セリサイト、イライト等の雲母、クリストバライト、クォーツ等のシリカ、アタパルジャイト、セピオライト等の含水珪酸マグネシウム、ドロマイト、炭酸カルシウム微粉末等の炭酸カルシウム、ギプサム、石膏等の硫酸塩鉱物、ゼオライト、沸石、凝灰石、バーミキュライト、ラポナイト、軽石、珪藻土、酸性白土、活性白土などが挙げられる。植物質担体としては、例えば、セルロース、籾殻、小麦粉、木粉、澱粉、糠、ふすま、大豆粉等が挙げられる。合成担体としては、例えば、湿式法シリカ、乾式法シリカ、湿式法シリカの焼成品、表面改質シリカ、加工澱粉(松谷化学製パインフロー等)などが挙げられる。固体担体の含有量は内核中、通常0.5〜99.9重量%、好ましくは25〜99.5重量%である。 【0014】粘結剤としては、例えば、アクリル系高分子、ビニル系高分子、ポリオキシアルキレンなどの合成高分子、セルロース誘導体、加工澱粉、リグニン誘導体などの半合成高分子、天然高分子等が挙げられる。アクリル系高分子としては、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリメタクリル酸ナトリウム等が挙げられ、ビニル系高分子としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。ポリオキシアルキレンとしてはポリオキシエチレンやポリオキシプロピレン等が挙げられる。セルロース誘導体としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、デキストリン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、メチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられ、加工澱粉としては、変性澱粉、カルボキシメチルデンプン、可溶性澱粉等が挙げられる。リグニン誘導体としては、リグニンスルホン酸ナトリウム等が挙げられる。天然高分子としては、アラビアガム、ザンサンガム、トラガントガム、グアーガム、カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸ナトリウムなどの多糖類や、カゼイン、カゼイン石灰、ゼラチン、コラーゲンなどの蛋白質類等が挙げられる。粘結剤の含有量は内核中、通常0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%である。 【0015】界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンアルキルフェノールホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリルモノ脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、高級脂肪酸グリセリンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、アルキロールアミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン等のノニオン界面活性剤;ドデシルアミン塩酸塩などのアルキルアミン塩酸塩、ドデシルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモルホリニウム塩などのアルキル四級アンモニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ポリアルキルビニルピリジニウム塩等のカチオン性界面活性剤;パルミチン酸ナトリウムなどの脂肪酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸ナトリウムなどのエーテルカルボン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウムなどの高級脂肪酸のアミノ酸縮合物、高級アルキルスルホン酸塩、ラウリン酸エステルスルホン酸塩などの高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、ジオクチルスルホサクシネートのどのジアルキルスルホコハク酸塩、オレイン酸アミドスルホン酸などの高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸塩などのアルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、ペンタデカンー2―サルフェートなどの高級アルコール硫酸エステル塩、ジポリオキシエチレンドデシルエーテルリン酸エステル等のポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、スチレンーマレイン酸共重合体等のアニオン性界面活性剤;N−ラウリルアラニン、N,N,N−トリメチルアミノプロピオン酸、N,N,N−トリヒドロキシエチルアミノプロピオン酸、N−ヘキシル−N,N−ジメチルアミノ酢酸、1−(2−カルボキシエチル)ピリミジニウムベタイン、レシチン等の両性界面活性剤などが挙げられる。界面活性剤の含有量は内核中、通常0.1〜40重量%、好ましくは0.1〜10重量%である。 【0016】溶剤としては、例えば、水、ヘキサン、デカン、トリデカン、ヘキサデカン、オクタデカンなどの飽和脂肪族炭化水素、1―ウンデセン、1―ヘンエイコセンなどの不飽和炭化水素、セレクロールS45(ICI製溶剤)などのハロゲン化炭化水素類、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、エタノール、ブタノール、オクタノールなどのアルコール類、酢酸エチル、フタル酸ジメチル、ラウリル酸メチル、パルミチン酸エチル、酢酸オクチル、コハク酸ジオクチル、アジピン酸ジデシルなどのエステル類、キシレン、エチルベンゼン、オクタデシルベンゼン、ソルベッソ100(エクソン化学製溶剤)、ドデシルナフタレン、トリデシルナフタレン、ソルベッソ200(エクソン化学製溶剤)などのアルキルナフタレン類、エチレングリコール、ジエチレングリコールなどのグリコール類、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルなどのグリコールエーテル類、オレイン酸、カプリン酸、エナント酸などの脂肪酸類、N,N―ジメチルホルムアミド、N,N―ジエチルホルムアミドなどの酸アミド類、オリーブ油、大豆油、菜種油、ヒマシ油、アマニ油、綿実油、パーム油、アボガド油、サメ肝油などの動植物油、マシン油などの鉱物油、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステルなどのグリセリン誘導体等が挙げられる。溶剤の含有量は内核中、通常30重量%以下、好ましくは0.1〜20重量%である。 【0017】安定化剤としては、例えば、フェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤、紫外線吸収剤、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化菜種油等のエポキシ化植物油、イソプロピルアシッドホスフェート、流動パラフィン、エチレングリコールなどが挙げられる。安定化剤の含有量は内核中、通常0.01〜10重量%、好ましくは0.01〜5重量%である。 【0018】着色剤としては、例えば、ローダミンB,ソーラーローダミンなどのローダミン類、黄色4号、青色1号、赤色2号などの色素等が挙げられ、香料としては、例えば、アセト酢酸エチル、エナント酸エチル、桂皮酸エチル、酢酸イソアミル等のエステル系香料、カプロン酸、桂皮酸等の有機酸系香料、桂皮アルコール、ゲラニオール、シトラール、デシルアルコール等のアルコール系香料、バニリン、ピペロナール、ペリルアルデヒド等のアルデヒド類、マルトール、メチルβ―ナフチルケトン等のケトン系香料、メントールなどが挙げられる。着色剤及び香料の含有量は内核中、通常それぞれ0.01〜5重量%である。 【0019】本発明粒剤における内核は、例えば、農薬の製剤化において通常用いられる造粒法によって造粒することによって得られる。該造粒法としては例えば、押出し造粒法、含浸造粒法、圧縮造粒法、攪拌造粒法、流動層造粒法、流動床造粒法、転動造粒法、被覆造粒法等を挙げることができる。押出し造粒法によって内核を製造する一例を以下に示す。 【0020】農薬活性成分、必要に応じて、固体担体、粘結剤、溶剤、界面活性剤、安定化剤、着色剤、香料等を混合して、混合物を調製する。この際に用いられる混合機としては、例えばリボンミキサー、ナウターミキサー、シュギミキサー、ヘンシェルミキサー、レディゲーミキサー等が挙げられる。次に、該混合物に水を滴下、噴射、あるいは噴霧し、混練して混練物を調製する。この際に用いられる混練機としては、例えばナウターミキサー、リボンミキサー、ヘンシェルミキサー、ニーダー等を挙げることができる。混練の際に用いられる水の量は該混合物に対し、通常5〜35重量%、好ましくは、10〜25重量%である。次に、該混練物を造粒機を用いて造粒物を調製する。この際に用いられる造粒機としては、例えばバスケット式造粒機、スクリュー式造粒機、ペレタイザーなどの押出し造粒機、ローラーコンパクターなどの圧縮造機、ヘンシェルミキサー、ナウターミキサーなどの攪拌造粒機、パングラニュレーターなどの転動造粒機、流動層造粒機等を挙げることができる。得られた造粒物に、通常の乾燥、整粒、篩別処理を付すことにより、内核が得られる。この際に用いられる乾燥機としては、例えば流動層乾燥機やベッド式乾燥機を挙げることができる。整粒機としては、例えばマルメライザーやピンミル、解砕機等を挙げることができ、篩別機としては、例えばジャイロシフターや電磁振動式篩別機等を挙げることができる。こうして製造された内核の平均粒子径は、一般に0.1〜10mm程度、好ましくは0.3〜5mm程度である。なお、本発明における平均粒子径とは、粒子群を構成している個々の粒子における粒子径を統計的処理して得られる体積中位径を表すものであり、一方、個々の粒子における粒子径とは、該粒子の最大径を意味するものである。 【0021】本発明粒剤における被覆層の含有量は、通常0.1〜50重量%、好ましくは、0.2〜15重量%である。該被覆層は、主に被膜形成材料からなり、必要に応じて、固体担体、界面活性剤、溶剤、安定化剤、着色剤、香料等が含有される。 【0022】該被膜形成材料としては、例えばワックス、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、硫黄等が挙げられる。ワックスとしては、例えば、カーボワックス、ヘキストロウ、蔗糖エステル、脂肪酸エステルなどの合成ワックス、カルナウバワックス、ミツロウ、木ロウなどの天然ワックス、パラフィンワックス、ペトロラクタムなどの石油ワックス等が挙げられる。 【0023】熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリスチレンなどのポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステルなどのビニル重合物、ブタジエン重合物、イソプレン重合物、クロロプレン重合物、ブタジエン−スチレン共重合物、エチレン−プロピレン−ジエン共重合物、スチレン−イソプレン共重合物などのジエン系重合物、エチレン−プロピレン共重合物、ブテン−エチレン共重合物、ブテン−プロピレン共重合物、エチレン−酢酸ビニル共重合物、エチレン−アクリル酸共重合物、エチレン−メタアクリル酸共重合物、エチレン−メタアクリル酸エステル共重合物、エチレン−一酸化炭素共重合物、エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素共重合物などのポリオレフィン共重合物、塩化ビニル−ビニルアセテート共重合物、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合物などの塩化ビニル共重合物等が挙げられる。 【0024】熱硬化性樹脂としては、例えば、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ウレア・メラミン樹脂、尿素樹脂、シリコン樹脂等が挙げられる。ウレタン樹脂は、ポリイソシアナートとポリオールとを、例えば有機金属やアミン等の硬化剤の存在下に反応させることによって生成する。該硬化剤としては、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジクロライド、ジブチル錫ジラウレート、ジブチルチオ錫酸、オクチル酸第一錫、ジ−n−オクチル錫ジラウレートなどの有機金属、トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリン、N,N−ジメチルジドデシルアミン、N−ドデシルモルホリン、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N−エチルモルホリン、ジメチルエタノールアミン、N,N−ジメチルベンジルアミン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン、イソプロピルチタネート、テトラブチルチタネート、オキシイソプロピルバナデート、n−プロピルジルコネート、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン等が挙げられる。ウレタン樹脂のモノマーであるポリイソシアネート及びポリオールは、モノマー単独、溶剤に溶解させた溶液、水系エマルジョン、または、有機溶剤系エマルジョン等の形態で使用される。該ポリイソシアネートとしては、例えばトルエンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ナフタレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、4,4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,3−(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)チオフォスフェイト等を挙げることができ、該ポリイソシアネートは2種以上の混合物であってもよい。また、該ポリイソシアネートに代えて、該ポリイソシアネートの変性体や該ポリイソシアネートのオリゴマーを用いることもできる。変性体としては、例えばアダクト変性体、ビウレット変性体、イソシアヌレート変性体、ブロック変性体、プレポリマー変性体、2量化変性体等が挙げられる。該ポリオールとしては、縮合系ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリアクリル酸ポリオール、ラクトン系ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、天然ポリオール等、あるいは該ポリオールの変性物等が用いられる。 【0025】縮合系ポリエステルポリオールは、通常、ポリオールと二塩基酸との縮合反応によって、ポリエーテルポリオールは、通常、環状オキシドの重合反応によって得られる。ポリ(メタ)アクリル酸ポリオールは、通常、ポリ(メタ)アクリル酸とポリオールとの縮合反応、(メタ)アクリル酸とポリオールとの縮合反応または、(メタ)アクリル酸エステルモノマーの重合反応によって得られる。ラクトン系ポリエステルポリオールは通常、多価アルコールを開始剤とするε−カプロラクタムの開環重合によって得られる。ポリカーボネートポリオールはポリオールとジフェニルカーボネート等のカーボネートとの反応によって得られ、この際に用いられるポリオールとしては、通常、メチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレンジオール、トリメチロールプロパン、ポリテトラメチレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ショ糖等、あるいはこれらのオリゴマー等が挙げられる。二塩基酸としては、通常、アジピン酸、フタル酸等を挙げることができる。かかるポリオールは市販されており、例えば、スミフェン3086、スミフェン3900、スミフェン5200、スミフェンTS、スミフェンTM、スミフェンVN、 SBUポリオール0248、 SBUポリオール0363、SBUポリオール0474、SBUポリオール480J、 SBUポリオール0480、 SBUポリオール0485、 SBUポリオール0487、 SBUポリオール0248、 SBUポリオール0363、 SBUポリオール0262、デスモフェン550U、デスモフェン900U、デスモフェン1600U、デスモフェン1900U(いずれも住友バイエルウレタン株式会社の商品名)等が挙げられる。エポキシ樹脂は、例えば、硬化剤の存在下でのフェノール類又はアルコール類とエピクロルヒドリンとの反応、カルボン酸類とエピクロルヒドリンとの硬化剤の存在下での反応、アミン類、シアヌル酸またはヒダントインとエピクロルヒドリンとの硬化剤の存在下での反応等によって生成する。 【0026】該硬化剤としては、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、メタキシリレンジアミン、イソホロンジアミン、1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、ジアミノジフェニルメタン、1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、ジアミノジフェニルメタン、m−フェニレンジアミン、ジアミノジフェニルスルホン、ジシサンジアミド、有機酸ジヒドラジド、ポリアミド変性ポリアミン、ケトン変性ポリアミン、エポキシ変性ポリアミン、チオ尿素変性ポリアミン、マンニッヒ変性ポリアミン、マイケル付加変性ポリアミン、ドデセニル無水コハク酸、ポリアゼライン酸無水物、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、無水トリメット酸、無水ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、テトラブロモ無水フタル酸、無水ヘット酸、ノボラック型ポリフェノール、ポリメルカプタン、ポリイソシアネート、カルボン酸含有ポリエステル樹脂、ベンジルジメチルアニリン、2,4,6−トリスジメチルアミノメチルフェノール、2ーメチルイミダゾール、2ーエチル、4ーメチルーイミダゾール、2ーヘプタデシルイミダゾール、芳香族スルホニウム塩、芳香族ジアゾニウム塩、レゾール型フェノール樹脂、メチロール基含有尿素樹脂、メチロール基含有メラミン樹脂などが挙げられる。 【0027】生成するエポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、臭素化ビスフェノールA型、水添ビスフェノールA型、ビスフェノールS型、ビスフェノールAF型、ビフェニル型、ナフタレン型、フルオレイン型、フェノールノボラック型、オルソクレゾールノボラック型、DPPノボラック型、トリスヒドロキシフェニルメタン型、テトラフェニロールエタン型などのグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン型、トリグリシジルイソシアヌレート型、ヒダントイン型、アミノフェノール型、アニリン型、トルイジン型などのグリシジルアミン型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂等が挙げられる。 【0028】アルキド樹脂は、必要に応じて、天然植物油または動物脂等の変成剤、金属石鹸、皮張防止剤の存在下で、多塩基酸と多価アルコールとの反応によって生成する。多塩基酸としては、無水フタル酸、無水マレイン酸等が挙げられ、該多価アルコールとしては、ペンタエリストール、グリセリン等が挙げられる。変成剤としては、例えば、大豆油、アマニ油、桐油、サフラワー油、ヤシ油、パーム油、脱水ヒマシ油等が挙げられ、金属石鹸としては、通常、マンガン、コバルト、ジルコニウム、ニッケル、鉄、鉛等のナフテン類またはオクチル酸類、例えば、オクチル酸ジルコニウム、ナフテン酸マンガン、オクチル酸コバルト等、あるいはそれらの混合物等が挙げられる。皮張防止剤としては、通常、ジペンテン、メトキシフェノール、シクロヘキサノンオキシム、メチルエチルケトンオキシム等、あるいはそれらの混合物が挙げられる。 【0029】本発明において被覆層として用いられる被膜形成材料としては、モノマーの取扱い易さや硬化反応の条件等から、ポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が好ましく、操作性の点でウレタン樹脂は更に好ましい。また、例えば低分子量のポリエチレンワックス、長鎖ポリエーテルポリオールを原料として用いたウレタン樹脂、軟質エポキシ樹脂等の軟化点が40℃以下の被膜形成材料が使用される場合には、本発明粒剤の固結防止効果が優れ、このような被膜形成材料が特に好ましい。さらに、軟化点が40℃以下のポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂等を被膜形成材料として用いる場合には、本発明粒剤の構成を採らない場合に顕著となる固結の問題が本発明粒剤により効率的に低減化されるのでとりわけ好適である。 【0030】被覆層に添加し得る固体担体、界面活性剤、溶剤、安定化剤、着色剤、香料としては、前記した内核の項において挙げたものを同様に挙げることができる。 【0031】本発明粒剤は、内核を被覆層で被覆し、次いで該被覆粒状物と炭酸カルシウム微粉末を混合し、該炭酸カルシウム微粉末を被覆層表面に保持せしめることにより得ることができる。被覆層による内核の被覆方法としては、例えば、被膜形成材料を溶剤に溶解又は分散し、該溶液を回転パン、回転ドラム、流動層、流動床等で運動している内核に添加しつつ、熱風で同時に乾燥せしめて被覆層を形成・生長させて所定の被覆率にまで被覆する方法(被膜乾燥法)や、被膜形成材料の原料(該材料のモノマー、プレポリマー等)を、回転パン、回転ドラム、攪拌ミキサー等で運動している内核に添加しつつ、必要に応じて、加熱あるいは冷却しながら、必要に応じて、触媒を加え、被膜形成材料の原料を硬化せしめて被覆層を形成・生長させて、所定の被覆率にまで被覆する方法(被膜硬化法)等が挙げられる。これらの被覆方法のうち、一般的に、被膜乾燥法は熱可塑性樹脂を被覆する際に用いられることが多く、被膜硬化法は熱硬化性樹脂を被覆する際に用いられることが多い。ワックスや硫黄による被覆においては、被膜乾燥法及び被膜硬化法のいずれも適用され得る。また、内核を被覆するに際して、運動状態にある内核に、一度に多量の被膜形成材料を添加すると、被覆層の形成過程で被膜形成材料が曳糸性を帯びて内核が凝集した塊状となり易いことから、被膜形成材料は少量単位で間欠的に添加するのがよい。 【0032】被覆層により内核が被覆された粒状物の被覆層表面へ炭酸カルシウム微粉末を保持させる方法としては、例えば、回転パン、回転ドラム、流動層、流動床等で運動している被覆された内核に、炭酸カルシウム微粉末を添加して被覆層の表面に炭酸カルシウム微粉末を保持せしめる方法を挙げることができる。 【0033】炭酸カルシウム微粉末としては、その平均粒子径が30μm以下、好ましくは5μm以下、さらに好ましくは2μm以下のものが用いられる。炭酸カルシウム微粉末は本発明粒剤中に、通常0.01〜3重量%、好ましくは0.05〜1.5重量%含有される。本発明粒剤の平均粒子径は、体積中位径として、通常0.2〜20mm程度、好ましくは0.3〜10mm程度である。また、本発明粒剤の形状は通常、立方体状、直方体状、三角錐状、円錐状、円柱状、球状、ダンベル状、楕球状、卵状、凸レンズ状、凹レンズ状、板状等であり、中でも円柱状、球状及び楕球状が好ましい。また、本発明粒剤の1gあたりの粒子数は通常、50〜5000粒、好ましくは200〜3000粒であり、見掛比重は通常、0.3〜1.5g/cc、好ましくは0.7〜1.2g/ccである。なお、粒剤の見掛比重は全農法により測定することができる。 【0034】本発明粒剤は、含有する農薬活性成分種や使用目的に応じて、例えば、水田、乾田、育苗箱、畑地、果樹園、桑畑、温室、露地などの農耕地、森林、芝生、ゴルフ場、街路樹、道路、路肩、湿地などの非農耕地、池、貯水池、川、水路、下水道などの水系等で使用することができる。本発明粒剤の使用に当たっては、本発明粒剤を単独で施用することもできるし、適宜その用途により他の剤、例えば他の農薬粒剤、粒状肥料、粒状培土、粒状植物栄養剤、粒状植物調整制御剤、粒状ホルモン剤、種子等の粒状農業資材等と混合して用いることもできる。 【0035】本発明粒剤は、農薬が一般的に施用される方法によって施用することができ、例えば、手で直接散布する方法や、背負い式散粒機、パイプ散粒機、空中散粒機、動力散粒機、育苗箱用散粒機、トラクター搭載型散粒機、多口ホース散粒機、散粒機を搭載した田植機等による方法を挙げることができる。本発明粒剤の施用に際しては、本発明粒剤の徐放化性能を活用できる場面での使用が好適である。例えば水稲栽培において、育苗箱施用、田植時施用、育苗期施用、培土混和施用、播種期施用、緑化期施用、発芽時施用等、通常農薬が施用される時期よりも早期の施用などは、本発明粒剤の特性の面から好適である。本発明粒剤が育苗箱において使用される場合には、その施用量は育苗箱(通常、面積0.16m2程度)1枚あたり、通常10〜200g、好ましくは25〜100gであり、その際の施用方法としては、手で直接施用する方法、あるいは育苗箱用散粒機を用いて施用する方法が挙げられる。本発明粒剤が水田や畑地において使用される場合には、その施用量は10アールあたり、通常0.1〜10kg、好ましくは0.25〜5kgであり、その際の施用方法としては、手で直接散布する方法や、背負い式散粒機、パイプ散粒機、空中散粒機、多口ホース散粒機、散粒機を搭載した田植機、散粒機を搭載した耕うん機等を用いる方法等を挙げることができる。 【0036】 【実施例】次に、実施例及び試験例をあげて本発明を具体的に説明する。 実施例1(1) N−(1,1,3−トリメチル−2−オキサ−4−インダニル)−5−クロロ−1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボキサミド 4重量部と含水二酸化珪素0.8重量部とをジュースミキサーでよく混合した後、ピンミルで粉砕した。得られた粉砕物の平均粒子径は6.4μmであった(コールターカウンターTA−IIによる測定値)。上記で得た粉砕物4.8重量部、ポリビニルアルコール3重量部、ベントナイト富士(豊順洋行製)20重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2重量部及び炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)65.2重量部をジュースミキサーでよく混合し、粉末混合物を得た。粉末混合物に、尿素7.5重量部及びグラニュー糖7.5重量部を溶解した水15重量部を添加してよく練合した。得られた練合物を0.9mmφのスクリーン付き小型押し出し造粒機で造粒し、整粒した後に、60℃で15分間乾燥して粒径が1400〜850μmの内核を得た。 【0037】(2)得られた内核1000重量部を、熱風発生機を付設した温度制御可能な傾斜パン型転動造粒機中で回転させ、80℃に保持しながら、ポリメリックMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート) 37.6重量%、分岐型ポリエーテルポリオール33.2重量%、直鎖ポリエーテルポリオール28.2重量%及び2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール1.0重量%からなる混合物(以下、混合物Aと記す。)5重量部を添加し、5分間80℃に保った。混合物A 5gの添加と80℃に5分間保つ操作とを12回繰り返し行い、80℃で10分間保持して被覆粒状物を得た。 【0038】(3)次いで、80℃の該被覆粒状物を混合しながら、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部を添加し、さらに5分間混合して農薬粒剤(1)を得た。 【0039】実施例2実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.3重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(2)を得た。 【0040】実施例3実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.5重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(3)を得た。 【0041】実施例4実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)1重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(4)を得た。 【0042】実施例5実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)3重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(5)を得た。 【0043】実施例6実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)0.1重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(6)を得る。 【0044】実施例7実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)0.5重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(7)を得る。 【0045】実施例8実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)1.5重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(8)を得る。 【0046】実施例9実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)3重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(9)を得る。 【0047】実施例10実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)5重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(10)を得る。 【0048】実施例11実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.05重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(11)を得た。 【0049】実施例12実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.1重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(12)を得た。 【0050】実施例13実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.3重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(13)を得た。 【0051】実施例14実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)1重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(14)を得た。 【0052】実施例15実施例1(3)において炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)3重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(15)を得た。 【0053】実施例16実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.01重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(16)を得る。 【0054】実施例17実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.05重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(17)を得る。 【0055】実施例18実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.1重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(18)を得る。 【0056】実施例19実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.3重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(19)を得る。 【0057】実施例20実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)1重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(20)を得る。 【0058】実施例21実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)2重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(21)を得る。 【0059】実施例22実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.2重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.2重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(22)を得る。 【0060】実施例23実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.2重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)0.2重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(23)を得る。 【0061】実施例24実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.2重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.2重量部を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(24)を得る。 【0062】実施例25実施例1(2)において、ポリメリックMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート) 37.6重量%、分岐型ポリエーテルポリオール33.2重量%、直鎖ポリエーテルポリオール28.2重量%及び2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール1.0重量%からなる混合物に代えて、ポリメリックMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)30.9重量%、分岐型ポリエーテルポリオール20.9重量%、直鎖ポリエーテルポリオール47.2重量%及び2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール1.0重量%からなる混合物を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、農薬粒剤(25)を得る。 【0063】実施例26実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.5重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(26)を得る。 【0064】実施例27実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)1重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(27)を得る。 【0065】実施例28実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)3重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(28)を得る。 【0066】実施例29実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)0.1重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(29)を得る。 【0067】実施例30実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)0.5重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(30)を得る。 【0068】実施例31実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)1.5重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(31)を得る。 【0069】実施例32実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.1重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(32)を得る。 【0070】実施例33実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.5重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(33)を得る。 【0071】実施例34実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)1重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(34)を得る。 【0072】実施例35実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.1重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(35)を得る【0073】実施例36実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.5重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(36)を得る。 【0074】実施例37実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)1重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(37)を得る。 【0075】実施例38実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)2重量部を使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(38)を得る。 【0076】実施例39実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.1重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(39)を得る。 【0077】実施例40実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.2重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.2重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(40)を得る。 【0078】実施例41実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.5重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.5重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(41)を得る。 【0079】実施例42実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.3重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(42)を得る。 【0080】実施例43実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径0.5μm)0.1重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.3重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(43)を得る。 【0081】実施例44実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.1重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(44)を得る。 【0082】実施例45実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.3重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(39)を得る。 【0083】実施例46実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.1重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.3重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(46)を得る。 【0084】実施例47実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径2μm)0.3重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.3重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(47)を得る。 【0085】実施例48実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)0.1重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(48)を得る。 【0086】実施例49実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)0.25重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.25重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(49)を得る。 【0087】実施例50実施例25(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.1重量部に代えて、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径5μm)0.5重量部と炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)0.5重量部とを使用した以外は実施例25と同様の実験を行い、農薬粒剤(50)を得る。 【0088】比較例1実施例1(3)の操作を省略した(炭酸カルシウム微粉末添加を行わなかった)以外は実施例1と同様の実験を行い、比較農薬粒剤(1)を得た。 【0089】比較例2実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)に代えて炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径35μm)を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、比較農薬粒剤(2)を得た。 【0090】比較例3実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)に代えて炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径48μm)を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、比較農薬粒剤(3)を得た。 【0091】比較例4実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)に代えて炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径70μm)を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、比較農薬粒剤(4)を得た。 【0092】比較例5実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)に代えて炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径98μm)を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、比較農薬粒剤(5)を得た。 【0093】比較例6実施例1(3)において、炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径14.8μm)に代えて炭酸カルシウム微粉末(平均粒子径126μm)を使用した以外は実施例1と同様の実験を行い、比較農薬粒剤(6)を得た。 【0094】試験例1固結性試験試料(農薬粒剤(2)、農薬粒剤(13)、比較農薬粒剤(1)または比較農薬粒剤(3))100gを内径が50mmの金属製円筒容器内に入れ、2kgのおもりを乗せた。この試料を40℃の恒温器内で1ヶ月間保持した後に取り出し、室温で1日間放置した。おもりを外した後に内容物の固結の状態を観察した。 【0095】 【表1】
固結の程度 : +(固結が認められる)、±(軽度の固結が認められる)−(固結が認められない) 高温での荷重条件下の固結試験において、比較農薬粒剤では固結が認められたのに対して、本発明粒剤では固結は認められなかった。 【発明の効果】本発明によれば、従来品に比べ、固結性が改良された被覆農薬粒剤を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002093 【氏名又は名称】住友化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年2月22日(2001.2.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093285 【弁理士】 【氏名又は名称】久保山 隆 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−249402(P2002−249402A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月6日(2002.9.6) |
| 【出願番号】 |
特願2001−46388(P2001−46388) |
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