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【発明の名称】 全体加熱式の薬剤含有体及び薬剤含有体用容器、薬剤加熱蒸散器具
【発明者】 【氏名】山▲崎▼ 聡

【氏名】山本 和則

【氏名】石塚 朋子

【要約】 【課題】長期間安定して薬剤を蒸散できる薬剤含有体とする。

【解決手段】発熱体15の発熱面15aよりも小さく、厚み3mm以上で、熱損率L(L=(h−t)/h×100)が70%以下である薬剤含有体である。前記(h)は加熱温度、(t)は薬剤含有体最低温度である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 加熱によって長期間薬剤を蒸散させる厚み3mm以上の全体加熱式の薬剤含有体であって、加熱温度[h]と薬剤含有体の最低温度[t]より式(1)によって求まる熱損率[L]が、70%以下であることを特徴とする全体加熱式の薬剤含有体。
式1…L=(h−t)/h×100【請求項2】 前記薬剤含有体の材質は、無機及び/又は有機粉末を主材とする粘着体及び/又は焼結体及び/又は打錠体、パルプを主材とする紙及び/又は不織布、プラスチックを主材とする不織布及び/又は織物、その他動植物由来物質を主材とする不織布及び/又は織物、プラスチックを主材とするフォーム、プラスチック練り込み体、植物乾燥体、ゲル、ジェル、シリカゲルの少なくとも一つから構成されていることを特徴とする請求項1記載の全体加熱式の薬剤含有体。
【請求項3】 一つ以上の通気孔を持つ薬剤含有体用容器に内包させて使用することを特徴とする請求項1記載の全体加熱式の薬剤含有体。
【請求項4】 一つ以上の通気孔を有し、薬剤含有体を内包できる大きさで、その内面と薬剤含有体の表面との距離が、1〜10mmであること特徴とする薬剤含有体用容器。
【請求項5】 請求項4記載の薬剤含有体用容器が載置される発熱体を備え、この発熱体の発熱面の角度が0〜70度であること特徴とする薬剤加熱蒸散器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱により薬剤を蒸散させる全体加熱式の薬剤含有体、及びその薬剤含有体を内包する薬剤含有体用容器、その薬剤含有体用容器を加熱して薬剤を蒸散させる薬剤加熱蒸散器具に関する。
【0002】
【従来の技術】長期間、例えば12時間より長く使用可能な薬剤加熱蒸散装置としては液体式が知られている。この液体式の薬剤加熱蒸散装置は薬剤を溶液に溶かし、被加熱部に吸い上げて部分的に加熱(以下部分加熱式という)することで薬剤を蒸散している。前述の部分加熱式の場合、常に新鮮な薬液が供給され安定して薬効を持続させ易いというメリットがある。しかしながら、薬剤を溶液に溶かした薬液の保持部(液体容器)と被加熱部が別になる点と、吸い上げるために薬液の粘度を低く保つために薬液の薬剤濃度が薄く薬液容量が多くなる点の2点から、概して製剤が大きくなるというデメリットがある。
【0003】薬剤加熱蒸散装置としては、薬剤含有体の全体を発熱体で加熱して薬剤を蒸散する全体加熱式の装置が知られている。この全体加熱式の装置の場合、薬剤保管部と被加熱部が当然一体化されており、製剤がコンパクトに設計可能である。
【0004】また、前述の部分加熱式は、薬剤の濃度を一定に保たなければ安定して薬剤を蒸散させることができない。すなわち、薬以外に溶剤も空気中に放出しなければならなくなる。それに対して全体加熱式では、前述のことが必要がなく、余分な溶剤などを蒸散させないから、環境に対して配慮がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の全体加熱式の薬剤含有体を用いた全体加熱式の薬剤加熱蒸散装置は、長期間安定して薬剤を蒸散させることが非常に困難であった。すなわち、従来の全体加熱式の薬剤加熱蒸散装置に用いる全体加熱式の薬剤含有体は厚みが2mm程度であるから、薬剤含有量に限度があり、長期間薬剤を蒸散できない。
【0006】前述の薬剤含有体の平面形状を大きくすれば薬剤含有量が多くなるが、薬剤加熱蒸散装置は家庭において使用され持ち運びや置き場所のスペースなどの面から平面形状に大きさの制限があるし、発熱体の消費電力の関係から発熱体の平面形状に大きさの制限があるので、前述の薬剤含有体の平面形状の大きさには限度がある。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした全体加熱式の薬剤含有体及び薬剤含有体用容器、薬剤加熱蒸散器具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、発熱体の大きさ、発熱温度、薬剤含有体からの薬剤蒸散具合等に基づき12時間より長く安定して薬剤を蒸散できる全体加熱式の薬剤含有体を鋭意研究、実験によって見出した。
【0009】本発明の全体加熱式の薬剤含有体は、厚み3mm以上で、加熱温度hと薬剤含有体の最低温度tより式1によって求まる熱損率Lが、70%以下であることを特徴とする全体加熱式の薬剤含有体である。
式1…L=(h−t)/h×100【0010】前記薬剤含有体の材質は、無機及び/又は有機粉末を主材とする粘着体及び/又は焼結体及び/又は打錠体、パルプを主材とする紙及び/又は不織布、プラスチックを主材とする不織布及び/又は織物、その他動植物由来物質を主材とする不織布及び/又は織物、プラスチックを主材とするフォーム、プラスチック練り込み体、植物乾燥体、ゲル、ジェル、シリカゲルの少なくとも一つから構成されている。
【0011】前記薬剤含有体は、一つ以上の通気孔を持つ薬剤含有体用容器に内包させて使用することが好ましい。
【0012】本発明の薬剤含有体用容器は、一つ以上の通気孔を有し、薬剤含有体を内包できる大きさで、その内面と薬剤含有体の表面との距離が、1〜10mmであること特徴とする薬剤含有体用容器である。
【0013】本発明の薬剤加熱蒸散器具は、請求項4記載の薬剤含有体用容器が載置される発熱体を備え、この発熱体の発熱面の角度が0〜70度であること特徴とする薬剤加熱蒸散器具である。
【0014】
【作 用】本発明の全体加熱式の薬剤含有体によれば、長期間安定して薬剤を蒸散できる。
【0015】本発明の薬剤含有体用容器によれば、容器の内面と薬剤含有体の表面との間を薬剤蒸気がスムーズに通過し、通気孔から外部に拡散する。
【0016】本発明の薬剤加熱蒸散器具によれば、発熱体によって薬剤含有体の全体を加熱できる。また、発熱体の発熱面を傾斜させることでコンパクトに設計できる。
【0017】
【発明の実施の形態】薬剤加熱蒸散装置を図1に基づいて説明する。薬剤加熱蒸散器具1と、薬剤含有体用容器2と、全体加熱式の薬剤含有体3で薬剤加熱蒸散装置を形成する。前記薬剤加熱蒸散器具1は、下部器具10と上部器具11をビス12で連結した形状である。前記下部器具10は一側面に開口した薬剤含有体挿入部13と、この薬剤含有体挿入部13の下部を下面に開口する空気取入部14を有し、発熱体15が取付けてある。この発熱体15の発熱面15aは水平に対して斜めで、前記薬剤含有体挿入部13に開口している。前記下部器具10にスイッチ部16、押釦17、ランプ18が取付けてある。この押釦17を押すことでスイッチ部16がONして発熱体15に通電されて発熱し、ランプ18が点灯する。
【0018】前記薬剤含有体用容器2は、図2〜図7に示すように、上面板20と下面板21と前面板22と後面板23と両側面板24で略箱形状で、前面板22に出口側の通気孔25が形成され、後面板23に入口側の通気孔26が形成してある。前記下面板21と前面板22との間に隙間27が有り、その下面板21は着脱自在である。前記下面板21の内面には複数の突起21aが前後方向に向けて一体的に設けてある。前記前面板22の内面に複数の前縦片22aが一体的に設けてある。この前面板22の表面にインジケータ28が取付けてある。前記後面板23の内面に複数の後縦片23aが一体的に設けてある。この後縦片23aは前記突片21aの後部寄りに接する。前記上面板20の内面における両側寄りに、丸棒形状の杆体20aが下向に一体的に設けてある。この薬剤含有体用容器2は、薬剤含有体挿入部13内に挿入され、下面板21が発熱体15の発熱面15aに接するとともに、ストッパ19に当たる。この薬剤含有体保持容器2は、薬剤含有体挿入部13内に挿入され、下面板21が発熱体15の発熱面15aに接すると共に、ストッパ19に当たる。
【0019】前記薬剤含有体3は加熱することで蒸散する薬剤が含浸された矩形板状で、前記下面板21を外すことで薬剤含有体用容器2内に設けられる。図8に示すように、薬剤含有体3の表面が前縦片22a、後縦片23a、両側の杆体20aにそれぞれ接し、この薬剤含有体用容器2の内面(内壁)と薬剤含有体3の表面との間に薬剤蒸気が通過するための隙間がある。前記薬剤含有体3の下面が突起21aに接する。この突起21aの突出寸法で発熱体15と薬剤含有体3との間の距離を変えることで薬剤蒸散量を調整する。また、薬剤蒸散量の調整は、図示していないが下面板21の下部に突起などを設けて発熱体15との距離を変化させることでも可能である。
【0020】前記薬剤含有体用容器2を図1に示すように、薬剤加熱蒸散器具1内に設けた状態で発熱体15を発熱することで、空気取入部14から空気が流入し、矢印で示すように入口側の通気孔26から前述の隙間に流入し、出口側の通気孔25から流出して器具の外部に流出する。つまり、発熱体15を発熱することで矢印で示すように空気の上昇気流が発生し、蒸散した薬剤がスムーズに拡散される。
【0021】次に、前記薬剤含有体用容器2について詳細に説明する。形状は、薬剤含有体3を収容できると共に、一つ以上の通気孔を有すれば良い。つまり、薬剤含有体用容器2内に通気孔で空気が流通する形状であれば良い。材質は、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリサルフォンから選ばれる一種以上である。薬剤含有体3の表面と容器の内面との間に隙間の大きさ、つまり距離は1〜10mm、好ましくは1〜5mmである。つまり、前述の隙間がないと薬剤蒸気が通過しなくなり、その隙間が大きすぎると保温性が確保できなくなるので、前述の距離は薬剤蒸気が通過するための最低必要な距離で、保温性を確保するために1〜10mmの範囲で、好ましくは1〜5mmの範囲である。
【0022】次に、薬剤含有体3の表面と容器の内面との距離を変え、下記条件で距離による薬剤蒸散量を測定した試験例を説明する。
(条件)薬剤含有体3は、打錠体に有効成分としてプラレトリンを3000mg配合したものを用いた。薬効成分量は、シリカゲルにトラップした成分をアセトンで留去し、ガスクロで定量した。評価は、薬剤蒸散量の対規定量が90%以上を合格とした。試験結果は下記表1に示すとおりであった。
【0023】
【表1】

【0024】この試験結果から、前述の薬剤含有体3の表面と容器の内面との距離は1〜10mmの範囲であることが判明した。
【0025】前記インジケータ28は加熱により色変化する物質を用いて加熱時間、つまり薬剤残存量を表示するものである。このインジケータは、外部から見え易く、外気温の影響をうけ難く、薬剤蒸散の妨げになり難い位置に取付けられる。
【0026】次に、薬剤加熱蒸散器具1の第2の実施の形態を図9と図10に基づいて説明する。表面に開口した凹陥部30と、この凹陥部30を開閉する蓋31と、電源用差し込みプラグ32を備えている。前記凹陥部30の底面30aは水平に対して斜めで、その底面30aに発熱体15の発熱面15aが突出している。前記凹陥部30は通気部33で下面に開口している。
【0027】図11に示すように薬剤含有体用容器2を蓋31を開けて凹陥部30内に挿入し、その下面板21を発熱体15の発熱面15aに接する。発熱体15を発熱することで矢印で示すように空気の流れが生じ、薬剤蒸散がスムーズに行われる。
【0028】本発明に係る薬剤加熱蒸散器具は、前述のように発熱体15が水平に対して傾斜していることによって、器具をコンパクトに設計できる。その理由は、加熱した際に発生する薬剤を乗せた上昇気流上に障害物があると薬剤のロスや器具の汚れといったデメリットが発生し、水平の発熱体上に置いた場合、気流をスムーズに通すためのアーチが必要になり器具が大きくなるからである。前記発熱体15の最大角度は70度である。また、発熱体15は器具の大きさを考えなければ水平でも良い。したがって、発熱体15の器具への固定角度は、0〜70度の範囲であれば良い。
【0029】前記器具の使用時の外郭温度は60℃以下である。
【0030】次に全体加熱式の薬剤含有体3について説明する。薬剤含有体3は図12に示すように矩形板状で、平面大きさは発熱体15の発熱面15aの平面大きさよりも小さい。このことによって、薬剤含有体3の全体を発熱体によって直接、又は間接に加熱できる。
【0031】前記薬剤含有体3は薬剤を含有できる材質、例えば無機及び/又は有機粉末を主材とする粘結体及び/又は焼結体及び/又は打錠体、パルプを主材とする紙及び/又は不織布、プラスチックを主材とする不織布及び/又は織物、その他動植物由来物質を主材とする不織布及び/又は織物、プラスチックを主材とするフォーム、プラスチック練り込み体、植物乾燥体、ゲル、ジェル、シリカゲルの少なくとも一つから構成されている。
【0032】前記無機及び/又は有機粉末を主材とする粘結体及び/又は打錠体とは、特開平6−192008記載の固形体。主材であるカルシウムのリン酸塩類の他に、粘結時に必要な賦形剤(結晶セルロース)や結合材(CMC)を、焼結時に必要な結合剤(プラスチック粉末、ナイロンパウダー)、打錠時に必要な滑沢剤(ステアリン酸マグネシウム)などを含む。
【0033】前記パルプを主材とする紙及び/又は不織布とは、一般的にいうところの紙であるが、プラスチックと混合したものもある。製造方法は、水ですく他、熱や糊で接着するものがある。
【0034】プラスチックを主材とする不織布及び/又は織物とは、いわゆる不織布と織物である。不織布の製造方法は大きく分けて熱や糊を使う乾式と、水や有機溶剤で繊維を絡める(すく)湿式がある。
【0035】その他、動物由来物質を主材とする不織布及び/又は織物とは、いわゆる不織布と織物の材料として絹や綿、麻、ケナフ、ゼラチンなどを用いたものである。
【0036】プラスチックを主材とするフォームとは、クッション材やスポンジとして主に使用されているポリウレタンフォームやポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォームや発泡スチロールを基本的に示すが、広義にはポーラスなプラスチック全般を意味する。つまり薬剤を含浸可能な孔のあいたプラスチックのことである。
【0037】プラスチック練り込み体とは、薬剤と、蒸散や内部移行のための必要に応じて配合する可塑剤を、プラスチックと混合し成型したものである。
【0038】植物乾燥体とは、いわゆるドライフラワーやドライフルーツを指し、ポプリやへちま、木材などが例示できる。
【0039】ゲルとは、ゼラチンやカラギーナン、ジェランガムといったゲル化剤によって固体化したものはもちろんのこと、高分子吸水剤や高分子吸油剤によって固体化したものも含める。
【0040】ジェルとは、無機及び/又は有機粉末に薬剤と溶剤を混ぜ、増粘しペースト状にしたもの。これは加熱によって薬剤と溶剤が蒸散した後に元の粉末に戻り含有体が崩壊するので、終点(薬効が消滅した時点)が明確である。
【0041】前記薬剤含有体3に含有する薬剤は、蒸気圧が1.0×10−5mmHg以上を目安とした殺虫剤、主としてピレスロイド系殺虫剤、殺菌剤、忌避剤、成長制御剤、芳香剤、消臭剤などである。前記薬剤含有体3に薬剤と共に配合する物質は、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、染料、顔料、芳香・消臭剤、各種効力共力剤などである。
【0042】次に、本発明の主とする目的である、加熱によって長期間(12時間より長く)薬剤を蒸散できるようにした点について説明する。
(1)薬剤含有体3の厚みは3mm以上である。
(2)熱損率L(L=(h−t)/h×100)は70%以下である。
但し、hは加熱温度、tは薬剤含有体3の最低温度である。
【0043】前記加熱して蒸散とは、被発熱体の最高温度が常温より5℃以上となるように加熱して薬剤を空気中に放出することである。前記薬剤含有体3の厚みとは、発熱体に最も近い面(下面)から最も離れている面(天面)までの寸法である。薬剤含有体の最も薄い部分ではない。例えば図12に仮想線で示すように薬剤含有体3の薄い側の面3aを発熱体15に乗せて使う場合は、厚い側の面3bの長さlが厚みとなる。重要なのは、発熱体から離れても熱を損失しない熱効率の良い薬剤含有体の材質、物性である。
【0044】前記熱損率とは、熱伝導性と同義である。使用する発熱体は蒸散させる薬剤に合わせて温度設定すれば良いが、エネルギーを無駄無く効率的に利用するためには熱損率を70%以下とする必要がある。前記熱損率の算出の基準となる加熱温度hとは、発熱体の最高表面温度である。
【0045】次に、薬剤含有体3の厚みと熱損率を変えて下記条件で薬剤蒸散時間を測定した試験例を説明する。
(条件)マットタイプの加熱蒸散器具を用いた。薬剤含有体は、発熱体の上に直に置いた。測定には、熱電対式温度計を用いた。測定は、恒温条件下において行った。評価は、薬剤蒸散量の対規定量が90%以上で、薬剤蒸散時間が12時間より長い場合を○としている。薬剤含有体には、パルプマットに有効成分としてテラレスリンを配合したものを用いた。有効成分量は、シリカゲルにトラップした成分をアセトンで留去し、ガスクロロで定量した。試験結果は下記表2に示すとおりであった。
【0046】
【表2】

【0047】この試験結果から、厚みが3mm未満であれば十分な薬剤蒸散量が得られるが、薬剤蒸散時間が12時間より短く、厚みが13.8mm(3mm以上)であっても熱損失が75.1%(70%以上)であると十分な薬剤蒸散量が得られなかった。このことから、薬剤含有体の厚みは3mm以上で、熱損率が70%以下とすることで、12時間より長い時間安定して薬剤蒸散できることが判明した。
【0048】
【発明の効果】本発明の全体加熱式の薬剤含有体によれば、長期間安定して薬剤を蒸散できる。
【0049】本発明の薬剤含有体用容器によれば、容器の内面と薬剤含有体の表面との間を薬剤蒸気がスムーズに通過し、通気孔から外部に拡散する。
【0050】本発明の薬剤加熱蒸散器具によれば、発熱体によって薬剤含有体の全体を加熱できる。また、発熱体の発熱面を傾斜させることでコンパクトに設計できる。
【出願人】 【識別番号】000112853
【氏名又は名称】フマキラー株式会社
【出願日】 平成13年1月29日(2001.1.29)
【代理人】 【識別番号】100073818
【弁理士】
【氏名又は名称】浜本 忠 (外2名)
【公開番号】 特開2002−220304(P2002−220304A)
【公開日】 平成14年8月9日(2002.8.9)
【出願番号】 特願2001−20460(P2001−20460)