| 【発明の名称】 |
節足動物忌避剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】久保田 俊一
【氏名】庄野 美徳
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| 【要約】 |
【課題】優れた節足動物(例えばハマダラカ、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ、アカイエカ、コガタアカイエカ、ブユ、サシバエ、サンドフライ、イエバエ、チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、コクゾウムシ、アズキゾウムシ、コクヌストモドキ、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、イガ、コイガ、コクガ、ネコノミ、ヒトノミ、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、コナダニ、チリダニ、ツメダニ、イエダニ、ワラジムシ、ダンゴムシ、ムカデ、ヤスデ)に対する忌避剤を提供すること。
【解決手段】式 化1で示される0.01〜95重量%の4−ヒドロキシ−6−メチル−3−(4−メチルペンタノイル)−2−ピロンを有効成分として含有することを特徴とする節足動物忌避剤。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】式 化1【化1】
で示される4−ヒドロキシ−6−メチル−3−(4−メチルペンタノイル)−2−ピロンを有効成分として含有することを特徴とする節足動物忌避剤。 【請求項2】式 化1で示される4−ヒドロキシ−6−メチル−3−(4−メチルペンタノイル)−2−ピロンを0.01〜95重量%含有する請求項1に記載の節足動物忌避剤。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は4−ヒドロキシ−6−メチル−3−(4−メチルペンタノイル)−2ピロンを有効成分とする節足動物忌避剤に関するものである。 【0002】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来、吸血性の蚊、ハエ、ダニ等の吸血からヒト及び動物の身を守ったり、ムカデ、ワラジムシ等の不快節足動物、ゴキブリ等の衛生害虫の家屋内への侵入防止することを目的として、特定の化合物を有効成分とする忌避剤が用いられている。具体的には、蚊に対して忌避活性を有する化合物としては、N,N−ジエチル−3−トルアミド(以下、DEETと記す。)が、ゴキブリに対して忌避活性を有する化合物としては、2−(オクチルチオ)エタノール(MGK−R874:以下、MGK874と記す。)が知られている。しかしながら、これらの忌避活性を有する化合物は、効力またはその持続時間の点において、必ずしも充分な性能を有するものではなかった。 【0003】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、優れた節足動物忌避剤を見出すべく鋭意検討した結果、式 化2【化2】
で示される4−ヒドロキシ−6−メチル−3−(4−メチルペンタノイル)−2−ピロンが、節足動物に対して強い忌避活性有し、節足動物忌避剤の有効成分として優れることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は上記式 化2で示される4−ヒドロキシ−6−メチル−3−(4−メチルペンタノイル)−2−ピロン(以下、化合物[A]と記す)を有効成分とする節足動物忌避剤を提供するものである。 【0004】 【発明の実施の形態】本発明の忌避剤が有効な節足動物としては、例えばハマダラカ類、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等のAedes類、アカイエカ、コガタアカイエカ等のイエカ類、ブユ、サシバエ、サンドフライ、ヌカカ、イエバエ類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類等の双翅目害虫、チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、トビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等の網翅目害虫、コクゾウムシ、アズキゾウムシ、コクヌストモドキ、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、シバンムシ類、ヒラタキクイムシ類、アオバアリガタハネカクシ等の鞘翅目害虫、イガ、コイガ、コクガ、ノシメマダラメイガ等の鱗翅目害虫、アリ類、アリガタバチ類等の膜翅目害虫、ネコノミ、ヒトノミ等の隠翅目害虫、ヒトジラミ、ケジラミ等のシラミ目害虫、ヤマトシロアリ、イエシロアリ等の等翅目害虫、コナダニ類、チリダニ類、ツメダニ類等の室内塵性ダニ類、オウシマダニ、フタトゲチマダニ等のマダニ類、イエダニ、ツツガムシ類等の吸血性ダニ類、さらにはワラジムシ類、ダンゴムシ類、ムカデ類、ヤスデ類、クモ類をあげることができる。 【0005】化合物[A]そのものを、本発明の忌避剤として使用することも可能であるが、通常は、化合物[A]を下記に記載の製剤に加工して使用する。化合物[A]またはその溶液に対して、担体、界面活性剤および/または製剤用補助剤を適宜配合することにより、液剤、クリーム剤等の本発明の忌避剤を調製することができる。これらの本発明の忌避剤には、有効成分として化合物[A]が、通常、重量比で0.01〜95%含有される。 【0006】液剤を調製するために使用される担体としては、例えば水、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ポリエチレングリコール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エ−テル類(ジイソプロピルエ−テル、ジオキサン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルスルホキシド、植物油(大豆油、綿実油等)があげられる。 【0007】乳剤や水和剤に、用いられる界面活性剤としては、例えば石鹸類、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、脂肪酸グリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、高級アルコールの硫酸エステル、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ等のアルキルアリールスルホン酸塩があげられる。また製剤用補助剤として用いられる固着剤や分散剤としては、例えばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類、カルボキシビニルポリマー等)があげられ、展着・湿潤剤としては、例えばグリセリン、ポリエチレングリコールがあげられ、懸濁化剤としては、例えばカゼイン、ゼラチン、アルギン酸、カルボキシメチルセルロース、アラビアガム、ヒドロキシプロピルセルロースがあげられ、安定化剤としては、例えばBHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノ−ル)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノ−ルと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノ−ルとの混合物)等のフェノール系酸化防止剤、ジフェニルアミン等のアミン系酸化防止剤、2−メルカプトベンズイミダゾール等の有機イオウ系酸化防止剤があげられ、保存剤としては、例えばパラオキシ安息香酸メチル、パラチオン安息香酸エチル、パラチオン安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルがあげられる。 【0008】クリーム剤を調製するために使用される担体としては、例えば非揮発性炭化水素類(流動パラフィン、ワセリン、スクワラン、マイクロクリスタルワックス等)、鯨ロウ、蜜ロウ、ラノリン水添加油脂類、高級脂肪酸、脂肪酸エステル、各種動植物油、シリコンオイル、油溶性乳化剤(脂肪酸ソルビタン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸ポリオキシエチレン等)があげられる。またクリーム剤は、必要により水、多価アルコール(グリコール類、グリセリン、ソルビトール類等)、脂肪酸ソルビタンエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸ポリオキシエチレン、ソルビタン、脂肪酸ポリエチレングリコール等を混合して調製することもでき、更に、香料、保湿剤、酸化防止剤、ホウ砂、紫外線吸収剤も適宜添加することができる。 【0009】このようにして得られる乳剤、水和剤は通常、水等で希釈して、化合物[A]の濃度として0.01〜10%に希釈して使用される。クリーム剤は通常、そのまま使用される。 【0010】また、化合物[A]またはその溶液は、マイクロカプセル化した形態に調製して、使用することもできる。 【0011】本発明の忌避剤は、他の忌避活性を有する化合物、顔料等を配合することもできる。配合可能な害虫忌避剤としてはカラン−3,4−ジオール、DEET、p−メンタン−3,8−ジオール−2,3,4,5−ビス(△2−ブチレン)テトラヒドロフルフラール、ジ−n−プロピル イソシンコメロネート、ジ−n−ブチルサクシネート、MGK874、(N−カルボ−sec−ブチロキシ)−2−(2’−ヒドロキシエチル−ピペリジン)(KBR3023)があげられる。 【0012】このようにして調製された本発明の忌避剤は、直接に皮膚に塗布して使用したり、節足動物の侵入の予想される場所に塗布して、使用する。本発明の忌避剤を皮膚に処理する場合には、通常、皮膚の面積1m2あたり化合物[A]を0.1g〜50g、好ましくは1g〜10g含有する量を処理することが望ましい。また節足動物の侵入の予想される場所に処理する場合には、処理場所の面積1m2あたり化合物[A]を10mg〜10g、好ましくは100mg〜1g含有する量を処理することが望ましい。本発明の忌避剤が効果を発揮する好適な処理量は、製剤の種類、対象の害虫種、その密度、使用時刻、気象条件、使用する人の年齢等の条件によって変動する為、上記の処理薬量の範囲内にて増加させたり減少させたりして使用する。 【0013】また本発明の忌避剤は、予めシート状、フィルム状、網目状、帯状等の適当な基材に塗布、含浸、混練、滴下等の処理をしておき、該基材で皮膚の露出部または衣服の上、さらには節足動物の侵入の予想される場所を被覆したり、経路上に敷き詰める等の方法により、使用することもできる。具体的には、人の皮膚を直接被覆して保護するネット、ストッキング、帽子;住宅の網戸用の網;内装のカーテン、すだれ、蚊帳;床面やテーブル上に敷いて使用する忌避シート;粘着面を貼り付けて使用する忌避テープがあげられる。 【0014】化合物[A]を合成樹脂に含有させて節足動物忌避樹脂成形体とする場合において、該基材として使用できる合成樹脂としては、ポリエチレン;ポリプロピレン;エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチル(メタ)アクリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニル−メチル(メタ)アクリレート共重合体等のエチレンと極性基を有する単量体との共重合体およびポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の含塩素合成樹脂等があげられる。なかでも、化合物[A]の吸収性、拡散性、安定性、熱成形性(低温加工性)等の点から、エチレン−酢酸ビニル共重合体およびエチレン−メチルメタクリレート共重合体が好ましい。化合物[A]を合成樹脂に含有させる方法としては、化合物[A]をそのまま、またはアセトン等の適当な溶剤に溶解させたものを基材となる合成樹脂に含浸させてもよいし、あるいは化合物[A]と合成樹脂とを溶融混練して得ることもできる。この場合、あらかじめ高濃度の化合物[A]と合成樹脂とを溶融混練したマスターペレットを作製しておき、該マスターペレットを、直接または基材合成樹脂で希釈して目的の含有量として、通常の熱可塑性樹脂の成形に用いられる射出成形、インフレーション成形、紡糸等の溶融成形法によりフィルム、シート、ネット等、所望の成形品に加工することができる。また、節足動物侵入防止効果の持続時間をコントロールする等、その使用目的に応じて適宜、多層成形、複合紡糸とすることができる。 【0015】 【実施例】以下、本発明忌避剤の製造例および試験例をあげて、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。尚、部は重量部を表わす。 製造例1化合物[A]66.7mgをエタノール2mlに溶解して、エタノール液剤を得た。 製造例2化合物[A]25mgをアセトン5mlに溶解して、アセトン液剤を得た。 【0016】製造例3化合物[A]20部をキシレン65部に溶解し、乳化剤ソルポ−ル3005X(東邦化学登録商標名)15部を加え、よく攪拌混合して、20%乳剤を得る。 【0017】製造例4化合物[A]40部にソルポ−ル5060(東邦化学登録商標名)5部を加え、よく混合し、カ−プレックス#80(塩野義製薬登録商標名、合成含水酸化珪素微粉末)32部および300メッシュ珪藻土23部を加え、ジュースミキサーにて攪拌混合して、40%水和剤を得る。 【0018】製造例5化合物[A]10部、フェニルキシリルエタン10部およびスミジュ−ルL−75(住友バイエルウレタン社製トリレンジイソシアネ−ト)0.5部を混合した後、アラビアガムの10%水溶液20部中に加え、ホモミキサ−で攪拌して、平均粒径20μmのエマルジョンを得る。次に、これにエチレングリコール2部を加え、さらに60℃の温浴中で24時間反応させてマイクロカプセルスラリーを得る。一方、ザンサンガム0.2部、ビ−ガムR(三洋化成製アルミニウムマグネシウムシリケ−ト)1.0部をイオン交換水56.3部に分散させて増粘剤溶液を得る。上記マイクロカプセルスラリー42.5部および増粘剤溶液57.5部を混合して、10%マイクロカプセル剤を得る。 【0019】製造例6化合物[A]0.5部をジクロロメタン10部に溶解し、これをアイソパーM(イソパラフィン・エクソン化学製)89.5部に混合して、0.5%油剤を得る。 【0020】製造例7化合物[A]10部にステアリン酸10部、セチルアルアルコール2部、ラノリン1部、流動パラフィン2部および水62部を加え、加熱して溶融混和し、これに、さらに加熱したグリセリン13部を注入し、よく攪拌してクリーム剤を得る。 【0021】製造例8化合物[A]6部にエタノール20部およびプロピレングリコール15部、Tween60(ICI社製、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート)0.5部、トリエタノールアミン0.5部を攪拌溶解し、水58部を添加して乳剤を得る。 【0022】製剤例9化合物[A]12.5部をアセトン87.5部に溶解し、得られた溶液80mlを1m2の濾紙に含浸させ、アセトンを風乾して忌避シートを得る。 【0023】製剤例10化合物[A]30部とエチレン−メチルメタクリレート共重合体(住友化学工業(株)製アクリフトWH202)70部を密閉式加圧ニーダーで約15分間混練し、これをペレット化したものをマスターペレットとした。このマスターペレット100部にマトリクス樹脂であるエチレン−メチルメタクリレート共重合体200部とを密閉式加圧ニーダーで再び15分間混練し、押出し機に供給し押し出しながらホットカットを行い、化合物[A]含量10重量%のペレットを得る。該ペレットを用いてTダイ押し出し機で厚さ1mmの忌避シートを得る。 【0024】次に、化合物[A]の合成方法を参考合成例として記す。 参考合成例4−ヒドロキシ−6−メチル−2−ピロン10.0g(79.3mmol)を室温にてトルエン100mlに懸濁し、N,N−ジメチルアミノピリジン1.22g(10.0mmol)、イソカプロン酸10.0g(86.1mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド18.5g(89.7mmol)を順次加えた。この混合溶液を室温にて1時間攪拌した後、70℃に昇温し20時間加熱攪拌した。室温に戻した後、生じた不溶のジシクロヘキシル尿素を濾別し、1N塩酸水で1回、10%食塩水で2回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去することにより、粗油状物を得た。 粗油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=6/1)に付し、化合物[A]7.11g(収率40%)を得た。 1H−NMR(CDCl3/TMS):0.94(6H,d),1.54(2H,q),1.63(1H,m),2.27(3H,s),3.08(2H,t),5.93(1H,s)17.88(1H,s) 【0025】試験例1(ネッタイシマカに対する忌避活性評価試験) 羽化後約3週令のネッタイシマカ(Aedes aegypti)成虫50頭(雌雄はぼ同数)をケージ(大きさ22×22×30cm、ステンレス製の枠にナイロン製の薄い網を張ったもの。)内に放飼した。腹部の羽毛をバリカンで除去したヒヨコを、腹部が露出するように、2.5cm×4cmの穴を開けた7cm×15cmの木製の板上に固定した。次に、製造例1に従って調整した化合物[A]のエタノール液剤90μlをヒヨコ腹部の露出部に塗布した。腹部に該液剤を処理したヒヨコ1羽を、液剤塗布直後および液剤塗布3時間後に、露出させた腹部が下になるように上記のケージ上に置いた。置いた直後から1分後、2分後および4分後に露出させたヒヨコの腹部に留まっていたネッタイシマカの個体数を数え、合計した。試験は、2反復にて行なった。また、有効成分を含有しないエタノールを腹部に塗布したヒヨコを用いて、同様に試験を行い、露出させたヒヨコの腹部に留まっていたネッタイシマカの個体数を数えた。これらの結果より、下記の式により忌避率を算出した。 【数1】
また比較として、化合物[A]の代わりにDEETを用いて製剤例1と同様にして調製したエタノール液剤90μlを用いて、同様に試験を行なった。結果を表1に示す。 【表1】
【0026】試験例2(チャバネゴキブリに対する忌避活性評価試験) 濾紙にて、開口部が一辺3cmの正三角形、長さが6cmの三角筒を作成し、製剤例2に従って調製した化合物[A]のアセトン液剤0.9mlを該三角筒に均一に含浸させ、5〜10分間風乾した。容積650ccのプラスチックカップ内に、上記の三角筒を横向きに入れ、チャバネゴキブリ雄雌各5頭を放飼後、ナイロン製の薄い網にてふたをし、24時間後に三角筒内に入っているチャバネゴキブリの個体数を数えた。試験は2反復にて行なった。また、有効成分を含有しないアセトンを含浸させた後に、風乾した濾紙製の三角筒を用いて、同様に試験を行い、24時間後に三角筒内に入っているチャバネゴキブリの個体数を数えた。これらの結果より、下記の式により忌避率を算出した。 【数2】
また比較として、化合物[A]の代わりにDEETおよびMGK874の各々を用いて製剤例2と同様にして調製したアセトン液剤を用いて、同様に試験を行なった。結果を表2に示す。 【表2】
【0027】 【発明の効果】化合物[A]を含有する節足動物忌避剤は、優れた効果を示す。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002093 【氏名又は名称】住友化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年8月30日(2001.8.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093285 【弁理士】 【氏名又は名称】久保山 隆 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−145704(P2002−145704A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月22日(2002.5.22) |
| 【出願番号】 |
特願2001−261130(P2001−261130) |
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