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【発明の名称】 飛翔害虫防除方法
【発明者】 【氏名】山▲崎▼ 聡

【氏名】坂本 直樹

【要約】 【課題】蒸散性の薬剤を低エネルギーで放出する害虫防除方法の提供。

【解決手段】一般式 化3【化3】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一般式 化1【化1】

〔式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C3アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2〜C3アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C3アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C3アルキルチオ基またはハロゲン原子で置換されていてもよい(C1〜C3アルコキシ)メチル基を表し、nは1〜4の整数を意味し、Xは水素原子またはC1〜C3アルキル基を表す。〕で示されるエステル化合物を有効主成分として空気中に放出することを特徴とする飛翔害虫防除方法。
【請求項2】 空気中への放出は、風力を生成する装置の風力によることを特徴とする請求項1記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項3】 風力を生成する装置は、吸気から排気まで連通した空気流路を有し、該空気流路に送風手段によって気体の流れを生起する装置であり、前記有効成分を保持させた担体の少なくとも一部を該連通空気流路に設置した装置であることを特徴とする請求項2記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項4】 風力を生成する装置は、モーターによって駆動される送風手段によって気体の流れを生起し、該気体流に伴って担体周辺部を引圧することにより前記有効成分を放出する装置であることを特徴とする請求項2記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項5】 風の吸気口側に配した担体の風力抵抗値Rが、担体を設置しない場合のモーター消費電流値E1に対する、担体を設置した場合のモーター消費電流値E2の割合で、5〜25%(R=100−E2/E1×100)となることを特徴とする請求項4記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項6】 モーターが、印加電圧1.5Vでの無負荷時の消費電流を100mA以下とする省電力型であることを特徴とする請求項4記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項7】 担体の形状が、粒状、線状、糸状、より選ばれる一種以上であることを特徴とする請求項4記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項8】 風力を生成する装置は、前記有効成分を保持させた担体自身によって気体の流れを生起する装置であることを特徴とする請求項2記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項9】 空気中への放出は、単位空間あたりの担体面積が15cm/m以上である担体を用いた、自然蒸散によることを特徴とする請求項1記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項10】 空気中への放出は、70℃以下の微加熱を発生させる装置による微加熱によることを特徴とする請求項1記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項11】 微加熱を発生させる装置は、主に酸化発熱の際のエネルギーを利用する装置であることを特徴とする請求項10記載の飛翔害虫防除方法。
【請求項12】 終点表示方法として、アントラキノン系色素を利用する方法、電子供与性呈色性有機化合物および減感剤からなる可変色色素を利用した方法、電子供与性呈色性有機化合物、減感剤および顕色剤からなる可変色色素を利用した方法、または昇華剤の昇華速度と薬剤の蒸散速度を略一致させる方法の一つ以上が付加されていることを特徴とする請求項1〜11記載の飛翔害虫防除方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双翅目の飛翔害虫の防除方法、特には蒸散性製剤を利用した防除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在市販されている害虫防除剤の蒸散システムとしては、代表的なものに液化ガスなどの噴射剤を推進力として薬剤を空気中に放出するエアゾール剤があるが、このシステムは必要な薬剤以外に多量の噴射剤や溶剤を空気中に放出するものであるため、昨今環境への影響が問題視されている。また、エアゾール剤ほど余分な成分を放出することのない製剤として、蚊取り線香やマット式または液体式電気蚊取り剤に代表される加熱蒸散製剤があるが、これらの製剤には火を使うことや、AC電源の存在する場所でしか使えないことなどの問題を有する。したがって今後の害虫防除剤に求められる機能の方向性としては、これら諸問題を解決した製剤すなわち余分なものを空気中に放出せず、使用する場所を限定しないものであることが挙げられる。そのためには、蒸散性の薬剤を低エネルギーで放出するシステムが求められている。薬剤の蒸散量を決定する因子としては、保持体の表面積、風力、熱、気圧などが既に知られている。しかしながら、これらのうち、気圧を変動させることは大掛かりな装置が必要となるため実用的でなく、それに対して保持体表面積、風力、熱を変動させる装置は実用化が可能な範囲であり、検討が為されてきている。具体的な例を挙げるなら、特開平9−289855号公報(出願人:住友化学工業株式会社)には、貫通穴を有し(表面積/体積)が1〜20cm−1の範囲内にある担体に、常温揮散性の防虫性化合物を保持させる防虫剤が記載されている。特開平9−308421号公報(出願人:住友化学工業株式会社)には、折り畳み可能な紙製の穴を多数有する筒状材に、常温揮散性の殺虫性化合物が保持させる防虫剤が記載されている。また実開昭61−182273号公報(出願人:天昇電気工業株式会社)、特開平5−68459号公報(出願人:アース製薬株式会社)、特開平7−111850号公報(出願人:アース製薬株式会社)、WO96/04786公報(出願人:アース製薬株式会社)にはファンによって薬剤を空気中に放出する方式の製剤が記載されている。また特開昭56−75411号公報(出願人:勝田純朗)、特開昭56−97201号公報(出願人:東洋インキ製造株式会社ほか)、特開昭58−21601号公報(出願人:株式会社白元)などには、微加熱によって薬剤を空気中に放出する方式の製剤が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今求められている、どんな場所でも使用できる害虫防除剤を造るためには、前述した公知技術だけでは不十分である。なぜならどんな場所でも使用できるようにするためには、製剤の小型・軽量化が必要であり、それを実現するためにはエネルギーの効率化が不可欠である。しかし前述の公知技術においては、システムの紹介が中心であり、薬剤保持体の表面積を増やすハニカム構造体の提案以外に、製剤の小型化延いてはエネルギーの効率化に繋がる蒸散促進方法という総合的観点での言及はほとんどない。更に、製剤またはそれを使用する装置の小型化・効率化を行うためには、好適な有効主成分の選定が最も重要であるが、ほとんどの先願技術においてそれを特定していない。従って、本発明の目的は、エネルギーの効率化を含めた製剤の小型・軽量化を総合的に考慮した蒸散性の薬剤を低いエネルギーで放出する害虫防除方法の提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)一般式 化2【化2】

〔式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C3アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC2〜C3アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C3アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C3アルキルチオ基またはハロゲン原子で置換されていてもよい(C1〜C3アルコキシ)メチル基を表し、nは1〜4の整数を意味し、Xは水素原子またはC1〜C3アルキル基を表す。〕で示されるエステル化合物を有効主成分として空気中に放出することにより飛翔害虫を防除するようにする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によるところの効率の良い防除方法とは、少ないエネルギーを有効に用いて成分を空気中に放出する方法であり、詳しくは小型モーターに具備したファンを電池などの電力で回転させて風力を得、その風力で有効成分を空気中に放出する風力蒸散方式や、単位空間あたりの担体面積が15cm/mといった小面積から使用可能な自然蒸散方式、70℃以下の微加熱発熱体が利用可能な微加熱蒸散方式を利用する防除方法のことである。これらの製剤に搭載可能な有効成分の条件としては、まず蒸気圧が高いことである。これは、高エネルギー手段である加熱蒸散方式を取らず少ないエネルギーで小型製剤の完成を目指す上で蒸気圧の高さすなわち蒸散しやすさは必須条件であるからである。さらに重要な性能としては活性の高さがある。これは、いくら蒸散しやすい蒸気圧を有していても、活性が低い場合は大量に空気中に放出しなければならないため、それだけエネルギーを費やす必要があるからである。したがって蒸気圧の高さと活性の高さ双方の性能を有することが本発明の目的を達成するために必要不可欠である。このような認識のもとに本発明者らはスクリーニングテストを鋭意行ってきたが、一般式 化2(段落0004参照)で示されるエステル化合物は、前記必要な性能を全て満足する非常に優れた化合物であることが確認された。一般式 化2で示される化合物の例を化合物番号とともに表1に示すが、化2で示される化合物はこれらの例に限定されないことはいうまでもない。
【表1】

本発明による飛翔害虫防除方法の好ましい実施形態としてはその蒸散方法の観点から、ファン式拡散装置を用いる例、自然蒸散による例、加熱蒸散装置を用いる例、が考えられ、以下これらについて詳細に説明する。
【0006】1.ファン式拡散装置を用いる例1−1.ファン式拡散装置ファン式拡散装置としては、吸気口、通風部、排気口の順に空気が流れる空気流路および送風手段を有し、該空気流路に薬剤を担時しうる担体を備え、送風手段の作動に伴い空気流路に発生する空気流によって担体に担時される薬剤を空気中に拡散させる装置を挙げることができる。さらに詳しくは、該装置内に外部から空気に吸入する送風手段あるいは該装置内から外部へ空気を排出する送風手段を有するもので、送風手段を作動させることにより外部より空気が装置内部に吸気口より吸引され、送風部を経て排気口より排出される。そしてこれらによって生じる空気流が担体と接触した際に、担時されている薬剤が空気流とともに排気口を経て外部に排出されるものである。また該装置によって生起された空気流にともなって、担体周辺部を引圧状態にすることにより、薬剤の蒸散を促すという方法も好ましい。また、担体自身によって気体の流れを生起する装置も、本発明を実施する上で有用である。そして駆動する担体の形状としては例えばファンなどが好ましい。
【0007】揮散性薬剤をファンに保持させる手段としては、種々の手段があり、大別して(1)ファンに直接保持させる方式、(2)ファンに間接的に保持させる方式がある。(1)の方式では、(a)ファン自体を揮散性薬剤を混和した吸油性材料(例えば樹脂)によって構成する、(b)ファン全体又はその表面に近い内部層を多孔性の吸油性材料で構成し、その多孔性吸油性材料部分に揮散性薬剤を含浸させたものとするなどの、ファン内部に保持させる手段などを取ることができ、また(c)ファン表面に揮散性薬剤を含有する液体を塗布する、などのファン表面に保持させる手段を取ることができる。(2)の方式では、(a)ファン自体に揮散性薬剤を封入したものを挟持させたり、収納させる、(b)ファンの表面に揮散性薬剤を含有する、又は含浸させた吸油性材料片を支持させる、(c)ファンの表面に揮散性薬剤を封入したものを固定するなどの手段を取ることができる。上記のようにしてファンに保持させた揮散性薬剤が消費し終ったならば、継続的に使用するためには揮散性薬剤を補給する必要があるが、(1)の方式のうち、(a)ではファンそのものを交換し、(b)及び(c)の含浸型では揮散性薬剤を溶液による含浸によって補給してやればよい。(2)の方式では、(a),(c)とも揮散性薬剤を封入したものを取換えればよく、(b)では前記吸油性材料片を取り換えればよい。
【0008】1−2.ファンの駆動手段ファンの駆動手段としては、電動モーター等が好ましく、通常の室内等での使用を考えると、乾電池、太陽電池等の蓄電池やコードにより電流プラグなどから電源を得ることで駆動可能なものが適している。さらに、ゼンマイ等の駆動手段によるものでも何ら問題はない。ファンの形状としては、遠心式ファンが一般的であり、例えばスクリュー型あるいはプロペラ型、さらに水車型、ロータリーファン型なとが挙げられる。そして空気中への薬剤の揮散量を調整する1つの手段として、これらファンの形状を送風作用の強いものとすることで可能となり、スクリュー型やプロペラ型のものが挙げられる。この他にも、ファンを形成する各ブレードに開口部を設けるなどすることで送風作用をより強いものとすることができる。これらファンの形状としてはシロッコファンが好適である。またこの時ファンの回転数としては、例えば500〜1500rpm程度が示される。
【0009】1−3.担体担体は、簡単な構造で通気性が大きいという点で、ハニカム状、すのこ状、格子状、網状、粒状等の構造のものが好ましい。この担体は、その通気性が、通気量で通常0.1リットル/sec以上のものであればよい。材質としては無機質および有機質の成型材料が挙げられ、それらから成型されたものとしては、例えば紙類(濾紙、パルプ、厚紙など)、樹脂類(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、高吸油性ポリマーなど)、セラミック、ガラス繊維、炭素繊維、化学繊維(ポリエステル、ナイロン、アクリル、ビニロン、ポリエチレン製、ポリプロピレン製など)、天然繊維(木綿、絹、羊毛、麻など)、ガラス繊維、炭素繊維、化学繊維、天然繊維などからの不織布、多孔性ガラス材料、金網などが挙げられる。これら担体に本発明の害虫防除成分を含む薬剤を保持し、これらの一種又は二種以上を組み合わせて任意の形状にして使用できる。さらに吸着用担体(薬剤を担体に保持させるための補助材)を使用する場合、吸着用担体としては、ゲル化物質(寒天、カラギーナン、澱粉、ゼラチン、アルギン酸など)や可塑化高分子物質などが挙げられる。高分子物質を可塑化する場合には、例えばジオクチルフタレートなどが使用される。さらに担体を入れる容器としては、生産性が良くコストメリットも有する熱可塑性樹脂、いわゆるプラスチックが適している。そして熱可塑性樹脂の中でも、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン、AS樹脂、メタクリル樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネートが好ましい。
【0010】1−4.蒸散補助剤等蒸散促進用助剤としてアダマンタン、シクロドデカン、シクロデカン、ノルボルナン、トリメチルノルボンナン、ナフタリン、樟脳などの昇華性物質を添加することにより、さらに蒸散効果を高めることもできる。また、α−〔2−(2−ブトキシエトキシ)エトキシ〕−4,5メチレンジオキシ−2−プロピルトルエン(ピペロニルブトキシド)、N−(2−エチルヘキシル)ビシクロ〔2,2,1〕ヘプタ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK−264)、オクタクロロジイソプロピルエーテル(S−421)、サイネピリン500などその他のピレスロイド系化合物に対して有効成分の既知の共力剤と混合して使用することができる。なお、光、熱、酸化などに対する安定性を高めるために酸化防止剤や紫外線吸収剤を添加して使用することにより、効力を安定させることができる。酸化防止剤としては、例えば2′−メチレンビス(6−tert−ブチル−4−エチルフェノール)、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(BHT)、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール 2,2′−メチレンビス(6−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、4,4′−メチレンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデンビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノール)、4,4′−チオビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノール)、ジブチルヒドロキシノン(DBH)が挙げられ、紫外線吸収剤としては、例えばBHTのようなフェノール誘導体、ビスフェノール誘導体またはフェノール−α−ナフチルアミン、フェネチジンとアセトンとの縮合物などのアリールアミン類、ベンゾフェノン系化合物が挙げられる。薬剤を前記保持材に吸収・保持させ、空気等の気体を送って揮散させる場合には、薬剤保持材に残存する薬剤を知るためインジケーターを直接若しくは間接的に用いることができる。インジケーター機能を持たせるため、例えば、担体の色を変化させるにはアリルアミノアントラキノン、1,4−ジイソプロピルアミノアントラキノン、1,4−ジアミノアントラキノン、1,4−ジブチルアミノアントラキノン、1−アミノ−4−アニリノアントラキノンなどの色素を使用することができる。
【0011】電子供与性呈色化合物を利用した終点の判別方法を使用することもできる。これは、電子供与性呈色化合物、顕色剤および減感剤からなるもので、これらの化学反応により、処理した担体の色が経時的に変わるために上記の薬剤との組合せを調製することにより、使用時における終点の判別に有効なものとなるものである。これら可変色色素を構成する各化合物は既に公知である化合物を適宜用いることができる。例えば、電子供与性呈色化合物としてはトリフェニルメタン−フタリド類、フルオラン類、フェノチアゾン類、インドリルフタリド類、スピロピラン類、ローダミンラクタム類等の感熱感圧染料が挙げられる。顕色剤としては、サリチル酸フェニル、p−クレゾール、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸メチル、2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)プロパン等が挙げられる。そして減感剤としては、ケトン類、エーテル類、エステル類、アルコール類、アミン類、炭化水素類等が挙げられる。
【0012】またさらに蒸散組成物用の香料などを添加したり混合してもよい。また、薬剤を液体として液体用ボトルに収納し、保持材に吸収させつつボトル外に供給し、ボトル外の保持材部分に送気して揮散させるような態様の場合には、ボトル内の液量の変化が確認できるようにすればよく、インジケーターを使用する必要はない。担体に本発明の薬剤(害虫防除成分など)を保持させる方法としては、該担体に薬剤を滴下塗布、含浸塗布、スプレー塗布などの液状塗布方法、液状印刷、はけ塗り等の方法、あるいは担体へ貼り付けする方法等の方法が利用でき、さらに使用する組成物が液状のものでない場合、あるいは溶剤を使用しない場合などでは、混練込み、塗布、印刷などにより適用することができる。また、薬剤を担体に上記のように適用する場合、担体の全面に適用する場合の他、点状、片面あるいは模様状等部分的に適用することができる。また、薬剤を液体用ボトルに収納し、多孔性の薬剤保持材を経て揮散部に供給するような態様の場合もある。担体に本発明の薬剤を適用する際に、担体に薬剤の含浸を容易にするためなどの理由で液状薬剤を低粘度化する添加剤として、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリル酸ヘキシルなどの脂肪酸エステルやイソプロピルアルコール、ポリエチレングリコール、脱臭ケロシンなどの有機溶剤を必要により使用することができる。担体に上記の害虫防除成分及び/又は各種薬剤を保持させる量は特に制限を受けないが、例えば前記薬剤(害虫防除成分など)を吸油性材料(例えば紙)に含有させる場合には吸油性材料中に薬剤を50mg/gから1000mg/gの範囲、好ましくは100mg/gから700mg/gの範囲である。この量は、少なくとも0.1mg/hrの揮散量となるのを目安に飽和含浸量まで保持させることができる。
【0013】2.自然蒸散による方法自然蒸散方式は、本発明の薬剤を使う方式の中でもメリットの大きい方式のひとつである。従来の技術として実用化されているものでは、エンペンスリンを用いた衣類用防虫剤や浄化槽用駆除剤があるが、該薬剤は活性面で本発明の薬剤に劣り、いずれも小空間においてのみ有効な製剤である。本実施例に用いることができる薬剤担体は、必要な薬剤量を含浸させる能力が要求されるため、不織布等に加工してなる形状が好ましい。さらに材質としては、使用される薬剤に応じ、耐薬剤性を有することが望まれる。例えば天然繊維としてパルプ、綿、羊毛、麻、絹、合成繊維としてポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリサルフォン、レーヨン、メタアクリル酸樹脂、ガラス繊維等が挙げられる。これらの薬剤担体は薬剤の保持力を確保するためには厚さ10μm以上、好ましくは30μm以上、密度が0.05g/cm以上、好ましくは0.1g/cm以上であることが望ましく、薬剤を常温において蒸散させやすくするためには厚さが1000μm以下、好ましくは800μm以下、密度が1.0g/cm以下、好ましくは0.8g/cm以下であることが望ましい。これらの薬剤担体に薬剤を含浸させたものを製剤化して、例えば蚊成虫の駆除に用いる場合、製剤としての薬剤蒸散量は効力面からは0.001mg/hr/m以上、好ましくは0.003mg/hr/m以上であることが望ましく、安全性および経済性の面からは、薬剤蒸散量の上限は0.5mg/hr/m以下が望ましい。これらの薬剤担体の処理面積は、自然蒸散式の場合、効力面からは50cm/m以上であることが望ましく、扱いやすさ、安全性、経済性の面からは1000cm/m以下であることが望ましい。また、送風式の場合は効力面からは10cm/m以上であることが望ましく、扱いやすさ、安全性、経済性の面からは200cm/m以下であることが望ましい。本剤型に用いる終点表示方法も、前記剤型の方法を使用することが可能である。また本製剤に添加する共力剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、担体への本薬剤の添加の際の低粘度化剤としては、前述の公知化合物を使用することが可能である。
【0014】3.加熱蒸散装置を用いる例次に、本発明に使用する薬剤を70℃以下の微加熱によって空気中に放出する剤型について述べる。70℃以下の微加熱をエネルギー源として選択した理由としては、AC電源を使うことなく得ることができる範囲であり、それにより使用場所を限定しないフリーな製剤にすることが可能となる点が挙げられる。その際本発明の薬剤の高蒸気圧、高活性の特性がエネルギーの効率利用を可能とする点で有利である。具体的な発熱源としては、使い捨てカイロの熱を利用する方式、PTC素子を電池によって発熱させる方式、石油ベンジン、可燃性ガスを燃焼させる等が考えられる。このうち使い捨てカイロを利用する方式が、公知技術としても古く、手軽に利用可能である。
【0015】使い捨てカイロの発熱方式とは、酸化反応でこれによる酸化熱を熱源とするものである。その組成としては金属鉄が主成分であり、この鉄分の酸化には水分が不可欠であり、この水分を1つ袋の中で、使用する時まで鉄分と分離する方法として種々のものがあり、例えば、■水を袋の中に入れ、封入して使用時に破るもの、■珪酸および/または珪酸ナトリウム含水塩として水分を保持させる方法、■水分を含ませた活性炭や珪藻土を袋に何らかの仕かけを施して金属鉄(鉄粉)と分離する方法があるが、いずれも使用時には鉄分と水分その他食塩、活性炭、珪藻土等の補助剤を含む組成物が酸素(空気)の供給によりカイロとしての適温の50゜〜70℃に発熱するものである。発熱温度は、その組成によっても、又酸化反応に不可欠の酸素(空気)の供給量によってある程度の範囲で調節することが可能である。即ち、空気供給を多くするように、例えば通気孔を大きくすると温度は高くなるが、その温度の持続時間が短かくなる。逆に空気の供給量を少なくすれば、温度は低いが長時間保つことが可能である。
【0016】本剤型の場合も、薬剤とともに添加する終点表示剤、共力剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、低粘度化剤としては前述の公知化合物を使用することが可能である。また本剤型に使用する薬剤担体としては、前述の自然蒸散方式において好適な担体物性を使用するのが好ましい。
【0017】本発明の害虫防除方法において、一般式 化2(段落 0004参照)とともに相加、相乗または付加作用を発揮することが考えられる物質を例示すると以下のとおりである。
アレスリン;3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル dl−シス/トランス−クリサンテマート (ピナミン)
dl・d−T80−アレスリン;3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル d−シス/トランス−クリサンテマート (ピナミンフォルテ)
dl・d−T−アレスリン;3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル d−トランス−クリサンテマート (バイオアレスリン)d・d−T−アレスリン;d−3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル d−トランス−クリサンテマート (エスビオール)
d・d−T80−プラレトリン;d−2−メチル−4−オキソ−3−プロパルギルシクロペント−2−エニル d−シス/トランス−クリサンテマート (エトック)
レスメトリン;5−ベンジル−3−フリルメチル dl−シス/トランス−クリサンテマート (クリスロン)
dl・d−T80−レスメトリン;5−ベンジル−3−フリルメチル d−シス/トランス−クリサンテマート (クリスロンフォルテ)
エンペントリン;1−エチニル−2−メチルペント−2−エニル d−シス/トランス−クリサンテマート (ベーパースリン)
テラレスリン;2−アリル−3−メチル−2−シクロペンテン−1−オン−4−イル−2,2,3,3,テトラメチル−シクロプロパンカルボキシラート (ノックスリン)
トランスフルトリン;2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシラート上記化合物および/またはこれらの異性体および/または類縁体から選ばれた少なくとも1種以上を用いることが好ましいが、必要に応じて以下の害虫防除成分を単独または組み合わせて用いることになんら制限はされない。
【0018】ピレスロイド系殺虫剤フタルスリン;N−(3,4,5,6−テトラヒドロフタリミド)−メチルdl−シス/トランス−クリサンテマート (ネオピナミン)
dl・d−T80−フタルスリン;N−(3,4,5,6−テトラヒドロフタリミド)−メチル d−シス/トランス−クリサンテマート (ネオピナミンフォルテ)
フラメトリン;5−(2−プロパギル)−3−フリルメチル クリサンテマート(ピナミンD)
ペルメトリン;3−フェノキシベンジル dl−シス/トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシラート (エクスミン)
フェノトリン;3−フェノキシベンジル d−シス/トランス−クリサンテマート (スミスリン)
イミプロスリン;2,4−ジオキソ−1−(プロプ−2−イニル)−イミダゾリジン−3−イルメチル(1R)−シス/トランス−クリサンテマート (プラール)
フェンバレレート;α−シアノ−3−フェノキシベンジル−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート (スミサイジン)
シペルメトリン;α−シアノ−3−フェノキシベンジル dl−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート (アグロスリン)
シフェノトリン;α−シアノ−3−フェノキシベンジル d−シス/トランス−クリサンテマート (ゴキラート)
エトフェンプロックス;2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエーテル (トレボン)
テフルスリン;2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラートフェンプロパトリン;α−シアノ−3−フェノキシベンジル シス/トランス−2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシラートフェンフルスリン;2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル−dl−シス/トランス 3−(2,2−ジクロロビニル)2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート【0019】有機リン系殺虫剤ダイアジノン;(2−イソプロピル−4−メチルピリミジル−6)−ジエチルチオホスフェート (ダイアジノン)
フェニトロチオン、MEP;0,0−ジメチル−0−(3−メチル−4−ニトロフェニル)チオホスフェート (スミチオン)
ピリダフェンチオン;0,0−ジメチル−0−(3−オキソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホスホロチオエート (オフナック)
マラチオン;ジメチルジカルベトキシエチルジチオホスフェート (マラソン)
ディプテレックス;0,0−ジメチル−2,2,2−トリクロロ−1−ハイドロオキシエチル ホスホネイトクロルピリホス;0,0−ジエチル−0−(3,5,6−トリクロル−2−ピリジル)−ホスホロチオエートフェンチオン;0,0−ジエチル−0−(3−メチル−4−メチルチオフェニル)−ホスホロチオエート (バイテックス)
ジクロルボス;0,0−ジメチル−2,2−ジクロロビニルホスフェート (DDVP)
プロペタンホス;0−〔(E)−2−イソプロポキシカルボニル−1−メチルビニル〕0−メチルエチルホスホラミドチオエート (サフロチン)
アベイト;0,0,0’,0’−テトラメチル 0,0’−チオジ−P−フェニレン ホスホロチオエートプロチオホス;ジチオリン酸 0−2,4−ジクロロフェニル 0−エチルS−プロピルエステル (トヨチオン)
ホキシム;0,0−ジエチル−0−(α−シアノベンジリデンアミノ)チオホスフェート【0020】昆虫成長阻害剤ピリプロキシフェン;2−〔1−メチル−2−(4−フェノキシフェノキシ)エトキシ〕ピリジン (スミラブ)
メトプレン:11−メトキシ−3,7,11−トリメチル−2,4−ドデカジエノイックアシド−1−メチルエチルエステルフェノキシカルブ:エチル〔2−(4−フェノキシフェノキシ)エチル〕カーバーメートジフルベンズロン:N−〔〔(4−クロロフェニル)アミノ〕カルボニル〕−2,6−ジフロロベンズアミドシロマジン:N−シクロプロピル−1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリアミンテフルベンズロン:N−〔〔(3,5−ジクロロ−2,4−ジクロロフェニル)アミノ〕カルボニル〕−2,6−ジフロロベンズアミド【0021】オキサジアゾール系殺虫剤メトキサジアゾン;5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニル0−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H))−オン (エレミック)
【0022】クロロニコチン系殺虫剤イミダクロプリド;1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン (ハチクサン)
アセタミプロリド;N’−〔(6−クロロ−3−ピリジイル)メチル〕−N’−シアノ−N’メチルアセトンアミジイン (モスピラン)
【0023】殺菌剤トリフルミゾール;(E)−4−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−N−(1−イミダゾール−1−イル−2−プロポキシエチリデン)−0−トルイジンヘキサコナゾール;(R,S)−2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ヘキサン−2−オール (アンピル)
硫黄(S)
TPN;テトラクロロイソフタロニトリル (ダコニール)
カルベンダゾール;2−(メトキシカルボニルアミノ)ベンゾイミダゾール(MBC)
チオファメートメチル;1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン (トップジンM)
プロシミドン;N−(3,5−ジクロロフェニル)−12−ジメチルシクロプロパン−1,2−ジカルボキシミド (スミレックス)
ミクロブタニル;2−P−クロロフェニル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)ヘキサンニトリル (ラリー)
イソプロチオラン;ジイソプロピル−1,3−ジチオラン−2−イソデン−マロネート (フジワン)
【0024】殺菌・防カビ剤o−フェニルフェノールイソプロピルメチルフェノール2−クロロ−4−フェニルフェノールチモール【0025】殺ダニ剤ケルセン;1,1−ビス(クロロフェニル)−2,2,2−トリクロロエタノールキノメチオネート;6−メチルキノキサリン−2,3−ジチオカーボネートヘキサチアゾクス;トランス−5−(4−クロロフェニル)−N−シクロヘキシル−4−メチル−2−オキソチアゾリジン−3−カルボキサミド【0026】香料動物性、植物性の天然香料炭化水素、アルコール、フェノール、アルデヒド、ケトン、ラクトン、オキシド、エステル類等の人工香料【0027】忌避剤N,N−ジエチル−m−トルアミドジメチルフタレートジブチルフタレート2−エチル−1,3−ヘキサンジオール1,4,4a,5a,6,9,9a,9b−octahydrodibenzofuran−4a−carbaldehydeジ−n−プロピル イソシンコメロネートp−ジクロロベンゼンジ−n−ブチルサクシネートカプリン酸ジエチルアミドN−プロピルアセトアニリドβ−ナフトールカンファー【0028】天然精油および/またはその成分シトラール、シトロネラール、シトロネロール、オイゲノール、メチルオイゲノール、ゲラニオール、シンナミックアルデヒド、リナロール、ペリラアルデヒド、ネペタリック酸、メチルヘプテノン、デシルアルデヒド、ミルセン、酢酸ゲラニオール、チモール、リモネン、シオネール、ピネン、シメン、テルピネン、サビネン、エレメン、セドレン、エレモール、ビドロール、セドロール、ヒノキチオール、ツヤプリシン、トロポロイド、ヒノキチン、ツヨプセン、ボルネオール、カンフェン、テルピネオール、テルピニルエステル、ジペンテン、ファランドレン、シネオール、カリオレフィン、バニリン、フルフラール、フルフリルアルコール、ピノカルベオール、ピノカルボン、ミルテノール、ベルベノン、カルボン、オイデスモール、ピペリトン、ツエン、ファンキルアルコール、メチルアンスラニレート、ビサボレン、ベルガプトール、ノニルアルデヒド、ノニルアルコール、ヌートカトン、オクチルアルデヒド、酢酸リナリル、酢酸ゲラニル、ネロリドール、オシメン、アンスラニル酸メチル、インドール、ジャスモン、ベンツアルデヒド、プレゴン上記の異性体および/または誘導体上記から選ばれる少なくとも1つ以上を含有する精油【0029】共力剤ブチルカービトル 6−プロピル−ピペロニル エーテル(商品名 ピペロニルブトキサイド)
オクタクロロジプロピルエーテル(商品名 S−421)
イソボルニルチオシアナアセテート(商品名 IBTA)
N−オクチルビシクロヘプテンカルボキシイミド(商品名 サイネピリン222)
N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ(2,2,2)オクト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(商品名 サイネピリン500)
【0030】
【実施例1】直径4mmのセルロース製粒状含浸体(レンゴー(株)製 商品名:ビスコパール)を用い、アカイエカに対するノックダウン効力を調査した。効力試験は、8畳居室に供試虫を約100個体放飼し、薬剤処理からの経時的なノックダウン虫数をカウントする方法で行い、結果はBlissのプロビット法により算出したKT50値で表記した。有効成分には何種類かの本発明化合物を用い、配合量は1献体当り300mgとした。試験においてファンはシロッコファンとし、該ファンは印加電圧1.5Vでの無負荷時の消費電流が4mAであるモーター(マブチモーター(株)製 RF−330TK−07800)に直結し、ファンを取り巻くようファンケースを設けた。含浸体を入れるカートリッジは、ファンの吸気口側に設置した。電池は、アルカリ単3電池2本を直列で用いた。結果を表2に示す。
【表2】

〔判定〕
◎:KT50=5分以内○:KT50=5〜10分△:KT50=10〜20分×:KT50=20分以上【0031】
【実施例2】JIS−P−8117に則って行った試験において、透気度を1.0×10秒/100ccに調製した不織布と、クレープ紙とPETフィルムをポリエチレンによって貼り合わせたシートを用いて10×13cmの袋を作製し、その中に使い捨てカイロ原粉として還元鉄粉、活性炭、塩水などを封入した。この発熱材の平均表面温度は約65℃である。該材に、本発明化合物を20mgヘキサンに溶解させて塗布し、ヘキサンを風乾させた後に得たサンプルの屋外における蚊の吸血被害状況を観察した。結果を表3に示す。
【表3】

〔吸血被害状況〕
++:重度の被害(吸血数5ヶ所以上)
+−:軽度の被害(吸血数1〜4ヶ所)
−−:被害なし【0032】
【実施例3】目付100g/cmのPP不織布(RW2100)を500cmに切断し、本発明化合物を500mg塗布し試験サンプルを得た。該サンプルを8畳居室(32.4m)に吊るし、3時間後にヒトスジシマカ雌成虫を投入した際の該供試虫の経時ノックダウン数をカウントし、結果をBlissのプロビット法により算出したKT50値で表記した。また、居室の中心部にマウスを設置したときの吸血阻止効果についても同時に測定した。結果を表4に示す。
【表4】

【出願人】 【識別番号】000112853
【氏名又は名称】フマキラー株式会社
【出願日】 平成12年6月21日(2000.6.21)
【代理人】 【識別番号】100073818
【弁理士】
【氏名又は名称】浜本 忠 (外2名)
【公開番号】 特開2002−3313(P2002−3313A)
【公開日】 平成14年1月9日(2002.1.9)
【出願番号】 特願2000−186221(P2000−186221)