| 【発明の名称】 |
芝生管理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小倉 喜光
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| 【要約】 |
【課題】公園等芝生育成管理に於いて、芝を刈るだけせは解決しない除草剤否定の雑草除去と踏み固め風雨影響等で凹凸が出来た部分を、芝を一定の高さで刈りながら芝生地面の平坦化と除草を行う省力化。
【解決手段】装置移動で作業完了時の芝生の地際を車輪で倣い、車輪の接地面を基準面として複数の櫛形状刃物付き二組の回転ドラム軸を進行方向に対して45度から60度位の範囲で傾けて夫々駆動走行、一方の先行する回転ドラムで基準面より一定高さに芝、雑草を複数条波線で斜め縞模様状にカット、他方の回転ドラムで基準面より一定の深さに芝生地面下を複数条波線で斜め縞模様状に鋤き、芝、雑草カットと芝は暖簾に腕押しで残して芝生地面凸部の平坦化と合わせ雑草を除去する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】作業台車移動で地際倣い車輪の接地面、芝生の地際を基準面として、二組の刃物付き回転ドラムを夫々駆動、一方の回転ドラムで基準面より一定高さに芝、雑草を複数条波線で斜め縞模様状にカット、他方の回転ドラムで基準面より一定の深さに芝生地面下を複数条波線で斜め縞模様状に鋤き、芝、雑草のカットと芝生地面凸部の平坦化と合わせ芝は残して雑草を除去する芝生管理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】公園等で芝育成管理はされているが、育成環境と立ち入り踏み固め等で芝生面に凹凸ができる。又、季節毎に生える変わる雑草は、芝を枯らさない除草剤、発芽抑制剤否定の人手に頼る除去は容易ではない。芝、雑草が育ち芝、雑草刈込後に次いで芝生地面の平坦化と芝は残して雑草除去を行う作業に関するものである。 【0002】 【従来の技術】広範囲な芝生管理を必要とする競技場、ゴルフ場等では芝生地面の下を耕運機類似の装置、複数の櫛歯状刃を7ないし10ミリ間隔で装着したドラムを回転軸と直角方向に回転移動、鋤く作業を行って、概ね芝生地面を均一化、その後芝刈り機で芝を一定の高さに刈って平坦化させている。ドラムに鋤く刃の取りつけで部分的に雑草が飛ばされ事が知られていたが、小さい雑草は刃の間からすり抜け有効性は認められなかった。芝を枯らさない除草剤、発芽抑制剤使用否定の芝生管理で永遠のテーマである芝生の中に生えた雑草除去の省力化、至上要求はあるが答える事が出来なかった。小規模面積の芝生管理は芝刈りが精いっぱいで、芝生地面の均一化は凹部に目土をいれ嵩上、凸部は嵩下げの張り替え、雑草除去は人手頼り、予算の無い所では芝刈りだけから芝生の不均一化と雑草化が顕著である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】多目的芝生広場等で芝生の育成状態、踏み固め、雑草、風雨等の影響で芝生地面の凹凸化は避けられない。芝を枯らさない除草剤、発芽抑制剤等農薬否定下で一般的に使用されている芝刈り機で芝を一定の高さで刈っても、部分的な凸部の地面はそのまま、凹凸が出来きた凸部分の芝生を部分的に切り取り裏返しで地面の土を除き元に戻し嵩下げで平坦化、凹部は目土入れ等で平坦化又は部分的に芝の張り替えの労力削減、簡易な装置による平坦化至上要求。 【0004】又、雑草は根の部分と成長点は芝刈り取り面より下であり、生命力の有る雑草は芝より早く繁茂、生え方千差万別季節が限定される人手頼りの除草には限界があるから雑草除去の省力化。芝生の平坦化が求められる球技のゲートボール、パターゴルフ、グランドゴルフ場等ではボールの転がりが芝生凹凸部分、芝生面に生えた雑草に阻止される事が有るから芝生の良好な状態に、管理専用機を使用しなくても安易に使用出来る汎用管理機器の提供が好ましい。 【0005】本発明は芝生のほふく茎と直立茎で縦横無尽、凹凸のある雑草が生えた芝生面において、二組の刃物付き回転ドラム回転軸を装置の進行方向斜めにして、一方で芝、雑草を一定の幅、高さで斜めに刈る。他方で芝の性質を見極め地面下を一定の幅、髪を梳かす要領で斜めに鋤く。芝生刈り面を概略平坦化させ、次いで鋤く事で一部芝を切断して芝生の活性化を図りながら凸部分の嵩下げで、芝生地面の平坦化を可能にする。芝生地面下一定の幅をミリ単位で順次隈なく、複数列波線に斜めに鋤く事で芝は暖簾に腕押し状態なり雑草だけが除去出来る。芝を刈りながら地面の平坦化と芝生の中に生える雑草除去装置の提供を目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】芝生地面で縦横無尽に伸びるほふく茎の節々で根を張り直立茎が育つ。茎は針金状で比較的固く芝生地面下を脱穀機の回転ドラム状レーキで髪の毛を梳かす要領で斜めに鋤きながら移動。ほふく茎がレーキと直交する場所では切断されるが他では、ほふく茎、直立茎は暖簾に腕押しで残り比較的柔らかい雑草はレーキにしがらみの様に引っ掛かり小さい雑草は根の部分まで、又、株の大きい雑草は根の張り方がしっかりしているから成長点部分が削りとられ脱離飛散する。芝の成長点は直立茎の立ち上がり部分にあるためダメージを受けにくい。 【0007】一方の回転ドラムのレーキ、突起部分は髪を梳かす櫛歯形状突起として、一個又は複数個の刃を付けた円盤状保持具をドラム軸方向に一定間隔複数個、回転ドラム上に突起をスパイラル、又は多重スパイラル状に取り付け、回転ドラムの回転軸を装置の進行方向に対して45度から60度位の範囲に傾ける。装置運転走行で複数条波線の斜め縞模様に芝生地面下を鋤く事と除草が可能になる。回転ドラムの回転数と刃数、装置の移動の速度の組み合わせで鋤く間隔が決まり又、突起の刃を一定間隔に取り付けられる数を増せば作業幅は多くなる。芝生を鋤く場合、刃は鋭利さは必要が無く耐久性が要求されるだけである。 【0008】又、他方の回転ドラムを、前記同様にして装置に取り付け突起の刃を、すでに公知の草払い機の草刈り刃の部分と同じ形式とし、一定間隔複数個、回転ドラム上にスパイラル、又は多重スパイラル状に取り付ける。汎用の木工用の溝切り丸鋸刃を用いた回転ドラム構成でも差し支えない。芝生面で一定幅、高さで芝、雑草の頭刈りが複数条波線の斜め縞模様で可能となる。この事から、2組の回転ドラムを同時に回転させ、先行させる一方を芝、雑草の頭刈り専用に、他方を芝生地面下をミリ単位で順次隈なく鋤く事で地面の平坦化と除草に使用が可能になる。 【0009】 【発明の実施の形態】実施例に基ずき、図に従い説明する。図1は平面図、図2は側面図、図3は刃装着回転ドラムの説明図。図3に示す刃装着回転ドラムYZは芝、雑草カット用回転ドラムY、地面鋤き除草用回転ドラムZと構造は同じ。使用目的が異なるため名称をY、Zに区別する。2本のネジで止め着脱可能な櫛歯形状刃Xを、円盤状ホルダーWに装着して、回転ドラム軸Vの軸線方向にスペーサUを介在させ一定間隔複数個、軸両端部をナットで締め刃装着回転ドラムYZを構成。円盤状ホルダーWの外周部分に複数個の櫛歯形状刃Xを取り付け可能にしたネジ穴Tを設け作業環境の対応に備え、センター部分に六角形の穴孔をして取り付け軸と嵌合させ回転時の回り止め防止。通常円盤状ホルダーWに櫛歯形状刃Xは一個で事足り作業時の負荷均等から回転ドラム上に刃を図示、スパイラル状に取り付ける。又は円盤状ホルダーWの外周部分に櫛歯形状刃Xを追加して回転ドラム装着刃を二重スパイラル状にすることが可能。円盤状ホルダーWは外径は櫛歯形状刃Xを2個程装着出来る寸法が望ましく取り付け間隔は、斜め進行で刃先が芝生地面下を鋤く半円形の波線が、隣の刃先の半円形の波線と一部重なる様に決める。 【0010】刃装着回転ドラムYZをフレームFで保持、フレーム上下左右揺動支持部Lを介して台車Bに55度程、進行方向に対して回転軸を傾けて装着した実施例、図1、2で説明する。移動車輪付き装置、四隅に車輪Aを回転自在に支持する台車Bを具え、芝、雑草カット用回転ドラムY、地面鋤き除草用回転ドラムZ、地面倣い車輪G、鋤き深さ調整ネジH、刈り高さ調整ネジE、アイドラーI、動力伝達軸J、エンジンKをフレームFで、一括保持する。フレームFと台車Bの中間に、フレーム上下左右揺動支持部Lを介在させフレーム左右揺動軸と支点N、上下揺動部支点Mで、台車B上のフレームFを上下揺動部支点Mにして上下、フレーム左右揺動軸と支点Nで、上下と左右揺動自在に支持。台車Bが凹凸面移動時に作業地面と乖離した時、二組の地面倣い車輪Gで地面を倣わせフレームFを揺動自在、地面鋤き除草用回転ドラムZと芝、雑草カット用回転ドラムYを概ね目的の作業環境に保たせる。非作業時には台車B移動に刃装着回転ドラムYZが障害となるため移動待避フックCを設けフレーム上下左右揺動支持部Lの端部のセットリセットレバーS操作で待機位置にセット、移動障害を回避する。 【0011】エンジンKの出力は遠心クラッチ付きプーリーからVベルトで動力伝達軸Jに伝えられ、更に芝、雑草カット用回転ドラムY、地面鋤き除草用回転ドラムZの回転軸にVベルトで伝えられる。地面鋤き除草用回転ドラムZの回転数は走行と鋤く間隔と関係するが、芝、雑草カット用回転ドラムYの回転数は刃先の周速度は早い方が刈り効果が出せるので増速をする。操作に必要な操作ハンドル、刃装着回転ドラムの駆動系の安全保護カバー等は図示はされていないが、装着は言うまでもない。又自走装置は装置が大型にならない限り作業時、人力で押し又は引いても負荷が軽く、人が歩く速さの半分位で対応可能から図示省略。 【0012】以上の構成により実際の使用は、本装置を雑草が生えた芝生までにフレーム上下左右揺動支持部L端部を移動待避フックS待機位置にセットした状態で移動。移動待避フックSをリセット、芝生の状態を考慮して地面鋤き除草用回転ドラムZの回転時の刃先を地面倣い車輪Gの芝生接地面より0から7ミリ程度下に鋤き深さ調整ネジHで調整、鋤き深さPを確保する。次いで刈り高さ調整支点Dのロックネジを緩め刈り高さ調整ネジE調整で芝、雑草カット用回転ドラムYの回転時の刈り高さQを10から20ミリ程度に決める。概ね設定でエンジンK始動、回転数を上げると遠心クラッチが入り動力が伝達される。芝、雑草カット用回転ドラムY、地面鋤き除草用回転ドラムZは回転されるが同じ場所で刃先が芝生面上と下を横切るが垂直方向に半円径の波線、円盤状ホルダーWの数の斜めに刈る、鋤くの線が出来るだけである。矢印方向に台車Bを移動させる事で順次複数条波線で斜め縞模様状に広い幅で芝、雑草を刈り、地面を鋤く事ができる。 【0013】地面を鋤く作業が進行すると概略平坦化された芝生地際を地面倣い車輪Gが鋤く、刈るの基準に成るので凹部に倣い車輪が落ち込まない限り概略安定した作業が可能です。地面鋤き除草用回転ドラムZで円盤状ホルダーWに上に櫛歯形状刃Xが一個の時、鋤く間隔を一回転数当たり刃厚の二倍位取り、櫛歯形状刃Xが二個の時、移動速度可能速度は倍になる。回転数にあった移動速度が望ましい。芝、雑草カット用回転ドラムYは増速と円盤状ホルダーWに櫛歯形状刃Xの数を増せばカットの間隔は無くなり重なり合う。作業時に芝生、雑草を刈る刃先の周速、高さ、地面を鋤く刃先の周速、深さは作業環境により変える事は言う迄までもない。 【0014】 【発明の効果】芝生除草で芝用除草剤、発芽抑制剤に頼ると環境破壊、人体に悪影響を及ぼす事に加担、社会的に認められる除草方法は人手頼りでは費用が農薬使用時の20倍くらい掛ると言われている。面積がある多目的芝生広場等では芝刈りだけで除草は予算の関係で出来ない所が多く芝生の雑草化が顕著である救済が可能となる。装置を複数千鳥配置で従来の牽引装置での移動で大面積でも対応可能となる。又、車輪接地面を基準面とする移動台車の前方に地面鋤き除草用回転ドラムと芝、雑草カット用回転ドラムを装着すれば、刈り、鋤き高さ調整だけ必要で、ブルドーザーで地面を平坦化する作業類似となり乗用作業型が可能になる。 【0015】芝を刈るだけでは解決が出来ないグランドの平坦化が求められる球技のゲートボール、パターゴルフ、グランドゴルフ場等ではボールの転がりが芝生凹凸部分、芝生面に生えた雑草に阻止される事が有る。凹部は目土入れで部分的な嵩上が可能だが凸部解消は、地面下の土を除き嵩下か芝生の部分入れ替え、芝凸部を部分的に削っても地肌が現れ平坦化の嵩下にはならない。至上要求だった地面の実利的な凸部解消と除草が櫛歯形状構造単純刃付き二組の回転ドラムを装置の進行方向45から60度程傾けて進行させ、芝刈り面と芝生地面下でそれぞれの刃先を複数条波線の斜め縞模様状に芝、雑草の刈り取りと芝生地面を鋤き、平坦化が従来の芝刈り機類似の構造単純な低廉供給可能な装置で行える。農薬回避の環境保全、平坦化作業の効率化と人手頼りの除草費用の軽減が顕著である。 【0016】装置は従来の芝刈り機製造技術の延長で制作供給が可能である。消耗品的に扱われる櫛歯形状刃は鋭利さを必要としない磨耗、破損重視で障害時は部分交換容易。鋤く櫛歯形状の刃は平板状から制作容易で低廉供給可能。芝、雑草刈り櫛歯形状の刃は鋤く刃と共用可能。又、芝、雑草刈り用刃には汎用品の小径で木工用の溝切り丸鋸刃、保持部一部仕様を変えて代用させる事が可能。公園等は人の出入りが多く芝生面に何が存在、放置されているか知れない、障害物をはじいても損傷しない、損傷しても作業に支障を来さない刃幅の広い刃数の多い汎用品が選択使用が可能である。芝、雑草を刈る従来のロータリー、リール方式では地面一定の高さに刈るのみで地面を平坦化させる効果はなく、又芝の蜜生間引きは出来ない。芝の蜜生間引きと枯れ葉サッチのかき出し、芝の根元の風通を良くし病虫害防止効果等が副次的にあり生え方均一な多目的芝生広場の芝育成に有効に使用できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500177972 【氏名又は名称】有限会社七八企画
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| 【出願日】 |
平成13年6月1日(2001.6.1) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−354978(P2002−354978A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月10日(2002.12.10) |
| 【出願番号】 |
特願2001−205415(P2001−205415) |
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