| 【発明の名称】 |
液体式電気蚊取器 |
| 【発明者】 |
【氏名】長谷川 隆啓
【氏名】野村 美治
【氏名】渡辺 敏雄
【氏名】原田 俊彦
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| 【要約】 |
【課題】液体式電気蚊取器の点灯当初には蚊が侵入している可能性が大きいことから、蒸散用薬剤の蒸散量を増加させたいことがあり、又、長時間使用する場合は、蒸散用薬剤の蒸散量を減少させたいことがあるが、蒸散量の調整はできないものであった。
【解決手段】本発明は、蒸散用薬剤を充填したボトルと、ボトルの頂部より突出させた吸液芯と、蚊取器基台と、蚊取器基台に立設したボトル収納部と、ボトル収納部の上方の開口に液芯の先端辺を内包するように固定すると共に電源とスイッチを介して接続された発熱体と、上方に薬剤蒸散用貫通孔を貫設し蚊取器基台と合着させたカバーとを備えた液体式電気蚊取器において、スイッチSWの入力時には一定時間の導電状態を維持し、一定時間の導通状態を維持させた後には短時間で非導通状態と導通状態とを繰返す制御部5を介装させた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】液体の蒸散用薬剤を充填したボトルと、該ボトルの頂部より突出させた蒸散用薬剤を吸い上げる吸液芯と、蚊取器基台と、該蚊取器基台に立設した上方と下方とを開口させた前記ボトルを収納するボトル収納部と、該ボトル収納部の上方の開口に前記吸液芯の先端辺を内包するように固定すると共に電源とスイッチを介して電気的に接続されたリング状の発熱体と、該発熱体の上方に薬剤蒸散用貫通孔を貫設し前記蚊取器基台の縁部と下辺縁部を合着させたドーム状のカバーとを備えた液体式電気蚊取器において、前記スイッチの入力時には一定時間の導電状態を維持し、前記一定時間の導通状態を維持させた後には短時間で非導通状態と導通状態とを繰返す制御部を介装させたことを特徴とする液体式電気蚊取器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ボトルに充填した液体の蒸散用薬剤を吸液芯で吸い上げて、該吸液芯の先端辺を加熱することによって蒸散用薬剤を蒸散させる液体式電気蚊取器に関するものであり、更に詳細には、液体の蒸散用薬剤を吸い上げて蒸散させる吸液芯を加熱する発熱体の導電時間を制御することによって温度を変化させ蒸散用薬剤の蒸散量を可変させることを可能とした液体式電気蚊取器に関するものである。 【0002】 【従来技術】従来、この種の液体式電気蚊取器はボトルから蒸散用薬剤を吸い上げて蒸散させる吸液芯を加熱するリング状の発熱体はスイッチを入れて一定時間を経過すると所定の一定温度と成り、その後は温度が一定のため蒸散用薬剤の蒸散量も一定のものであった。 【0003】 【解決しようとする課題】然し乍ら、例えば、大きい部屋や、経時無人にした部屋や、液体式電気蚊取器の点灯当初には蚊が侵入している可能性が大きいことから、蒸散用薬剤の蒸散量を増加させたいことが屡々あり、又、締め切った部屋や小さい部屋で長時間使用する場合は、蒸散用薬剤の蒸散量を減少させたいことがあるが、蒸散量の調整はできないものであった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題に鑑み、研鑽の結果、蒸散用薬剤を充填したボトルと、ボトルの頂部より突出させた吸液芯と、蚊取器基台と、蚊取器基台に立設した上方と下方とを開口させたボトル収納部と、ボトル収納部の上方の開口に液芯の先端辺を内包するように固定すると共に電源とスイッチを介して電気的に接続された発熱体と、発熱体の上方に薬剤蒸散用貫通孔を貫設し蚊取器基台と合着させたカバーとを備えた液体式電気蚊取器において、スイッチの入力時には一定時間の導電状態を維持し、一定時間の導通状態を維持させた後には短時間で非導通状態と導通状態とを繰返す制御部を介装させたものである。 【0005】 【発明の作用】本発明の液体式電気蚊取器は、スイッチの入力時に一定時間の導電状態を維持させ、その後、短時間で非導電状態と導電状態とを繰返す制御部を介装させたことにより、導電状態により発熱体の温度は高温と成り、非導電状態により発熱体の温度は低温と成り、結果的に吸液芯を加熱する発熱体の平均温度を下げることを可能としたもので、必要に応じて蒸散用薬剤の蒸散量を可変させることを可能としたものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の液体式電気蚊取器を実施の形態の図面を使って具体的に説明する。 【0007】図1は本発明の液体式電気蚊取器の実施の形態の断面とした説明図であり、図2は本発明の液体式電気蚊取器の実施の形態の配線図である。 【0008】本発明は、ボトルBに充填した液体の蒸散用薬剤を吸液芯Sで吸い上げて、該吸液芯Sの先端辺を加熱することによって蒸散用薬剤を蒸散させる液体式電気蚊取器に関するものであり、更に詳細には、液体の蒸散用薬剤を吸い上げて蒸散させる吸液芯Sを加熱する発熱体の導電時間を制御することによって温度を変化させ蒸散用薬剤の蒸散量を可変させることを可能とした液体式電気蚊取器に関するものであり、液体の蒸散用薬剤を充填したボトルBと、該ボトルBの頂部より突出させた蒸散用薬剤を吸い上げる吸液芯Sと、蚊取器基台1と、該蚊取器基台1に立設した上方と下方とを開口させた前記ボトルBを収納するボトル収納部2と、該ボトル収納部2の上方の開口に前記吸液芯Sの先端辺を内包するように固定すると共に電源とスイッチSWを介して電気的に接続されたリング状の発熱体3と、該発熱体3の上方に薬剤蒸散用貫通孔4aを貫設し前記蚊取器基台1の縁部と下辺縁部を合着させたドーム状のカバー4とを備えた液体式電気蚊取器において、前記スイッチSWの入力時には一定時間の導電状態を維持し、前記一定時間の導通状態を維持させた後には短時間で非導通状態と導通状態とを繰返す制御部5を介装させたものである。 【0009】即ち、本発明の液体式電気蚊取器に用いるボトルBは、液体の蒸散用薬剤を充填した壜状のもので、ボトルBの頂部の壜口に液体の蒸散用薬剤を毛細管現象により吸い上げる棒状の吸液芯Sを突出させている周知のものである。 【0010】そして、液体式電気蚊取器は図1に図示する如く、蚊取器基台1と、該蚊取器基台1の縁部と下辺縁部を合着させたドーム状のカバー4と、商業電源と電気的に接続するコードを蚊取器基台1又はカバー4に貫設させているものである。 【0011】次いで、蚊取器基台1には上方と下方とを夫々開口させると共に、ボトルBの外形状に相似させたボトル収納部2を立設しているもので、下方の開口からボトルBを挿入して収納するものである。 【0012】次に、発熱体3はPTCサーミスタ等を用いた若干巾のリング状のもので、前記吸液芯Sの先端辺を内包するように、吸液芯Sとの間に若干の間隙部を有して設けるものであり、前記コードとはスイッチSWを介して電気的に接続しているものである。 【0013】更に、前記発熱体3の上方には蒸散用薬剤を蒸散させる薬剤蒸散用貫通孔4aをカバー4に貫設しているもので、該薬剤蒸散用貫通孔4aには幼児等が指を挿通させないように安全のための桟体を設けているものである。 【0014】次に、制御部5はマイクロコンピュータを取着したプリント基板から成るものであり、図2に図示する配線図の如く、商業電源からのコードの片側をヒューズ又はヒューズ抵抗R1と接続し、更に、ヒューズ又はヒューズ抵抗R1とスイッチSWとを直列に接続して制御部5に電気的に接続させているものである。 【0015】更には、コードの他側は制御部5と接続すると共に、並列に発熱体3を接続し、更に、発熱体3と並列に導電状態を表示するネオン球Nを抵抗R2と接続させて制御部5と接続させているものである。 【0016】つまり、本発明の液体式電気蚊取器はスイッチSWを投入することで導電状態と成り、ネオン球Nを点灯させると共に、発熱体3が発熱するものである。 【0017】そして、制御部5はスイッチSWの投入後、一定時間の導電時間を維持させるもので、その後は、一定間隔で非導電状態と導電状態を繰返すものである。 【0018】例えば、スイッチSWの投入後の一定時間をA分間に設定すると、発熱体3の温度は暫くすると約摂氏X度程度に安定するもので、その後、非導電状態と導電状態をB分間隔に設定すると、発熱体3の平均温度は約摂氏Z度程度と摂氏X度より低温に成るものであり、実際に数分間隔の設定で摂氏X度の温度より20〜30度程度、平均温度を低下させることが可能となるものであり、この温度差によって吸液芯Sから蒸散される蒸散用薬液の蒸散量を制御するものである。 【0019】そして、制御部5にマイクロコンピュータを用いているため、負荷機能として経時によって自動的に電源をOFF状態にさせることも可能なものである【0020】 【発明の効果】本発明の液体式電気蚊取器は、前述の構成により、スイッチを投入後に一定時間の導電時間を維持させ、その後、非導電状態と導電状態を繰返すことによって、発熱体の加熱温度を制御するもので、従って、加熱状態が可変して蒸散用薬液の蒸散量の制御ができるものであり、画期的で実用性の高い発明である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000208477 【氏名又は名称】大和電器株式会社 【識別番号】000100539 【氏名又は名称】アース製薬株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年5月23日(2001.5.23) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−345386(P2002−345386A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月3日(2002.12.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−191981(P2001−191981) |
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